烏は主を選ばないのうつけの若宮の正体は?なぜ姫宮たちお后候補に会わないか解説

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「烏は主を選ばない 」に登場する若宮はといえば、女性顔で見目麗しい「the日本の王子様」なキャラですが、彼は一体どのような人物なのでしょうか?

作中で「うつけの若宮」と呼ばれていますが、本当に「うつけ(アホ)」なのかも気になりますよね。

それに登殿した四人のお后候補たちと一切会いませんが、なぜなのでしょうか?

若宮についてしっかりとネタバレありで解説していきます。未読・未視聴の方はご注意ください。

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烏は主を選ばないのうつけの若宮とは?

『烏は主を選ばない』に登場する若宮はどのようなキャラクターなのでしょうか?

「うつけ」と呼ばれる理由も解説します。

若宮のプロフィール

若宮は八咫烏(やたがらす)一族の帝とその側室の間の息子です。

名前は「奈月彦(なづきひこ)」といい、お忍びの時は「墨丸(すみまる)」と名乗っています。

父親の名前は捺美彦(なつみひこ)で、母親は側室の十六夜(いざよい)です。

腹違いの兄で正室の息子・長束(なつか)と、同腹の妹・藤波の宮がいます。

母親似の若宮は華奢で貴公子然とした顔立ちで、父親とは似ていません。

ここまで美形なら女たらしなのかと思いきや、性格はサバサバしていて女心にはうといようです。

うつけと呼ばれる理由

若宮がうつけと呼ばれる理由は、若宮の性格や振る舞いが山内(八咫烏たちが暮らす世界)では非常識で受け入れがたいと思われているからです。

若宮は幼い頃に、人間界で暮らす天狗のもとで遊学し、成長したのち山内に帰ってきました。

大事な儀式をすっぽかす、宮中の仕事を放置する、花街でへ遊びまわるなどしていることから、朝廷からは、「うつけ」とよばれています。

伝統を重んじる宮廷では特にその行動や考え方が理解されにくく「うつけ=ばかもの」の若宮、と言われることになりました。

さらには日嗣の御子(皇太子)となり四人の后候補を迎え入れたものの、后候補たちの前には一切姿を現さないなど異例の行動を取り批判にさらされます。

しかし性格は実のところ飄々(ひょうひょう)としており、ものの考え方は非常に合理的です。

儀式をすっぽかすのも花街に行くのもお后候補達に会わないこともすべて理由があるのですが、本人がいちいち説明しないためか冷淡でわがままだと受け取られています。

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日嗣の御子(ひつぎのみこ)=帝の後継者

若宮は「日嗣の御子(ひつぎのみこ)」と呼ばれています。

日嗣の御子は、帝の後継者つまり皇太子という意味です。

若宮は側室の息子ですが、兄の長束は正室の息子です。

なので普通であれば長束が日嗣の御子になっていそうですが、どうしてうつけの若宮が皇太子なのでしょうか?

それは若宮が先代の帝と神官に「真の金烏(きんう)」として認められたからです。

正体は真の金烏(きんう)

若宮の正体は真の金烏(きんう)です。

真の金烏とは数十年に一度、八咫烏の帝一族に生まれる存在です。

普通の八咫烏とは全く違う生き物で、山内に伝わる神話では全ての八咫烏の父であり母であるとされています。

動乱の時代になると真の金烏が現れると言われていますが、実際には天変地異などに対応できる特殊な能力を持った八咫烏が金烏として生まれるようです。

帝の一族と神官たちにはそのことが伝わっており、真の金烏と認められた者は、たとえ長子でなくても必ず帝位を継承するしきたりになっています。

そのため一般的には帝を「金烏」と呼ぶものの、正式な名称へ「金烏代」であり、金烏としての能力を備えている場合のみ「真の金烏」と呼ばれます。

若宮は金烏としての能力を示したため、帝の次男ではありますが日嗣の御子(皇太子)になったわけですね。

真の金烏の能力・強さや普通の烏との違い

真の金烏の能力・強さや普通の烏との違いを解説します。

夜間でも転身できる

真の金烏は夜間でも転身できます。

転身というのは、人間⇒八咫烏、八咫烏⇒人間という変身を行うことです。

普通の八咫烏は日が昇っている間しか転身できませんが、金烏は夜でも姿を変えることができます。

鳥形になると大きい

真の金烏が八咫烏の姿になると、その大きさは普通の八咫烏の2倍程度あります。

翼を広げるとその巨大さが目立つようです。

外界(人間界)と山内を自由に行き来できる

外界とは人間界のことです。八咫烏シリーズを読み進めると、1995年の日本が登場します。

つまり外界とはほぼ現代の日本と考えていいわけです。

普通の八咫烏は禁門を通過する以外の方法で外界に行くと人間の姿をとることができません。

しかし真の金烏はどのような手段で外界にいっても人間の姿を保つことができます。

禁門の鍵を開けることができる

禁門とは、山神のいる神域と山内、そして山内と外界を隔てる門のことです。

石造りの大きな門であり、普通なら一人で開けることはできません。

しかし若宮の命令によってその門を開くことができます。

山内の結界のほころびを繕うことができる

若宮は藤蔓(ふじづる)で作った弓と矢を用いて山内を守る結界を繕うことができます。

若宮がほころびに矢を放つと、緑色の藤蔓がのびてほころびが覆われていき、結界が元通りになっていきます。

八咫烏を殺すことができない

若宮は八咫烏を殺すことができません。

これは若宮にとって最大の弱点なので、護衛の澄尾などごく限られた人だけが知る秘密です。

若宮が信頼できる者だけを側に置きたいと神経質になるのはこの弱点があるからだと思われます。

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若宮がお妃候補に会わない理由は?

若宮には四人の后候補がいますが、若宮は最後に桜の君を決める瞬間まで、その中の誰にも会いませんでした。

会わない理由を解説します。

桜花宮に行くと命を狙われるから

若宮は桜花宮に行くと命を狙われる危険度がぐっと高まります。

というのは、若宮の命を狙っているのが大紫の御前(皇后)であり、若宮を狙う目的は自分の息子の長束を金烏にしたいからです。

大紫の御前は非常に頭の切れる女性ですし、目的のためなら手段を選ばないところがあります。彼女の部屋でしばらく話をするだけで、お香の匂いで若宮が倒れそうになるほど油断ならない相手です。

桜花宮は後宮の一角にあり、そこは皇后がすべてを取り仕切っています。

それぞれの姫に仕えている女房たちだけでなく、大紫の御前に忠誠を誓う藤宮連の女房たちが大勢いる場所です。

食事や飲み物に毒を仕込まれたり刺客を放たれたりしても、若宮以外の男性が入れないことから若宮は身を守ることができません(若宮は八咫烏を殺せないため)。

なので桜花宮に入ることを避けていた、というわけです。

后候補の姫宮の覚悟や資質を確かめるため

二つ目の理由として考えられるのが、「覚悟や資質を確かめるため」です。

若宮が命を狙われるということは、その后にも命の危険があるということ。

若宮が来ない理由を察してそういう危険があることを理解している・その覚悟を持っている姫宮でないと若宮の妻は務まりません。

また、あの手この手を繰り出してくる大紫の御前ともうまく渡り合い、適切な対応をしていく必要があります。

なので桜花宮に顔を出さなかった理由は、后候補の振る舞いを観察してそれぞれの資質や皇后になることへの覚悟を確かめるためでした。

后になれない姫の将来に影響を及ぼさないため

もう一つの理由は、若宮の母親に由来するものです。若宮の母親・十六夜(いざよい)は最終的に今上帝の側室になりましたが、桜花宮に登殿したときの今上のお渡りは一度だけでした。

お渡りがあったとはいえ、桜花宮のしきたりとして最初のお渡りで男女の仲になることはないため、十六夜はただ一度会ったきりの今上帝を待ち続けて数年間を実家で過ごしました。

女性として最も美しく輝ける時代に自宅に引きこもってその他の結婚話を断り続けて暮らしたわけですね。

本人の意志でそうしていた点はまだ救いがありますし、結局は今上帝が十六夜のもとに通ってきたため結果としては良かったのです。

が、若宮は自分が一度でもお后候補の姫に会ってしまえば同じようなことが起こるのでは?と考えました。そのため一度も会わないまま桜の君を選ぶことにしました。

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『烏は主を選ばない』は、同じ時系列で同時進行する姫宮たちの物語『烏に単は似合わない』と表裏一体のストーリーになっています。

2024年のアニメはこの2作品をまとめて映像化しますので、せっかく小説を読むなら2作品とも読むのがおすすめです。

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烏は主を選ばないのうつけの若宮の正体とお妃候補に会わない理由を解説のまとめ

「烏は主を選ばない」のうつけの若君について、その正体と后たちに会おうとしない理由をまとめました。

「うつけの若君」こと奈月彦についてのまとめはこちらです。

  • 今上帝・捺美彦と側室の十六夜の息子
  • 女性顔の華奢で貴公子然とした外見
  • 日嗣の御子として皇位を継承する予定
  • 正体は真の金烏
  • 特別な能力を持つ

また、若君が后候補に会わない理由は次のとおりです。

  • 桜花宮に行くと命を狙われるから
  • 覚悟や資質を確かめるため
  • 后になれない姫の将来に影響を及ぼさないため

ということでした。

こんなに綺麗な顔をした若宮と、魅力あふれる四人の后候補がどうなっていくか、そして最後に誰が選ばれるか気になりますね。

実は雪哉との会話や二人の距離が近づいていく様子も楽しみなんですよね~

ぜひぜひ、一緒に楽しみましょう!!

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