謎のプリンス・ダンブルドアとスネイプの会話で頼む約束は何?わかりやすく解説

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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で交わされるダンブルドアとスネイプの会話は、映画だけでその本当の意味を理解するのは難しいと思います。

普通に考えるとこうだよね?という意味と、二人の間の約束をふまえたうえでわかる意味とが違うからです。

原作を読んだりネットで検索したりして、二人がお互いに何を頼んでいたのかようやくわかりました。約束の内容含めダンブルドアとスネイプの会話について詳しく解説します!

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謎のプリンスでダンブルドアとスネイプは何を約束していた?

スネイプ「吾輩に多くを求め過ぎではありませんか? あまりにも。その聡明な頭脳で思い至りませんか?吾輩が『それ』を望んでいないことを」

ダンブルドア「思い至ろうが至るまいがもう決まったことじゃセブルス、君は同意した。これ以上話すことはない。」

この会話のあと、スネイプは階段のところにいたハリーを見て一瞬立ち止まり、顔を見ただけで去っていきました。

いつもならハリーに何かしら嫌味を言うはずなので、いつもと違うな?と違和感を感じた人が多いと思います。

会話の内容も「吾輩に多くを求めすぎ」ってどういうこと?『それ』ってなんだろう?と思う部分だと思うので、一つずつ解説していきます。

約束の内容はスネイプがダンブルドアを殺すこと

『それ』というのは、スネイプがダンブルドアを殺すことです。ダンブルドアが「もう決まったことじゃセブルス、君は同意した。」と言っていることから、二人の間では決まっている=約束されていることなのだとわかりますね。

ダンブルドアはスネイプに”ドラコ・マルフォイがヴォルデモートの命令で自分を殺そうとしているが、ドラコを人殺しにしたくない。だからドラコの代わりに私を殺してほしい。”と説明していました。

しかし実は、他にも理由があってスネイプに自分を殺すよう約束させたのです。

スネイプはダンブルドアの余命が短いことを知っていた

ダンブルドアは、マールヴォロ・ゴーントの指輪をはめたせいで呪いを受け、右手が黒くなり使えない状態でした。

スネイプが手当をして呪いを右手に封じ込めたものの、その効果を消すことはできず、余命1年の体になっていたのです。ダンブルドアは寿命のことを知っていた唯一の存在であるスネイプに、自分を殺すよう依頼しました。

スネイプに依頼した目的は、

・ヴォルデモートからの信頼をゆるぎないものにする
・スネイプがホグワーツの校長になって子どもたちをヴォルデモートから守る

ためでした。

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ダンブルドアの最終的な狙いは杖の所有権を隠すこと

ダンブルドアの最終的な狙いは、ニワトコの杖の所有権を隠すことでした。

ヴォルデモートは、ハリーと自分の杖が兄弟杖(不死鳥の羽という同じ素材が芯に使われている)であるためハリーを倒せない、と考えて部下の杖を使ったりオリバンダーを捕らえたりして、ハリーを倒せる杖を探していました。

ダンブルドアは、自分が所有する魔法界史上最強の杖、ニワトコの杖を近いうちにヴォルデモートが奪いにくると予想し、ドラコ・マルフォイではなくスネイプがダンブルドアを殺害することによって、杖の所有権をスネイプに移そうと考えたのです。

もしダンブルドアがドラコ・マルフォイに殺されてしまえば、杖の所有権はマルフォイに移ります。マルフォイから杖を奪うことなどヴォルデモートにとっては造作もありませんから、そうなると史上最悪の闇の魔法使いが誕生してしまいますね!

そういう状況を避けるため、ダンブルドアはスネイプに「自分を殺してほしい」と依頼し、ニワトコの杖の所有権をスネイプに残そうと考えていました。

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ダンブルドアはスネイプを非常に信頼していた

スネイプが「吾輩に多くを求め過ぎではありませんか? あまりにも。」とダンブルドアを責める発言をしていますが、それはもっともな感想です。

言葉を変えれば、他の人には頼めないようなことをスネイプに色々させていたわけで、ダンブルドアは非常にスネイプを信頼していたということでしょうね。

・ホグワーツの魔法薬学の教授であること
・二重スパイとしてヴォルデモート陣営に潜入すること
・ドラコ・マルフォイを見守り殺人を行わせないこと
・ハリー・ポッターに気づかれずに彼を助けること
・ダンブルドアを殺すこと
これらを全部、スネイプが引き受けているのですから大変に決まってます(笑)ダンブルドアに文句の一つも言いたくなるのは当然です。
 
特に二重スパイは毎日が必死の綱渡りに違いありませんから、考えただけでも恐ろしいですね(汗)
 
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ダンブルドアとスネイプの会話で「セブルス…頼む」の意味は?

ダンブルドア「セブルス……頼む……」
スネイプ「アバダケダブラ!」
天文台の塔の上でマルフォイに武装解除され無防備になったダンブルドアは「セブルス……頼む……(助けてくれ!)」と言って命乞いをしたように見えました。
 
しかし二人の間の約束をふまえると、本当の意味は違います。

「セブルス…頼む」の本当の意味は「約束どおり殺してくれ!」

実際には”スネイプがダンブルドアを殺す”という約束があったので、「セブルス……頼む……(約束通り殺してくれ!)」という意味でした。

つまり、「頼む」は「頼むから約束どおりお前が今わたしを殺してくれ」だったということです。

スネイプが約束を守ったのはダンブルドアに恩義があるから

いくら約束したからといっても、許されざる呪文を使って人を殺すことには抵抗感があるのが当然でしょう。それができたのは、スネイプはダンブルドアに恩義を感じており、必ず約束を守ろうと考えていたからです。

スネイプの想い人であるリリーはハリーの母親です。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で明らかになりましたが、ハリーの予言の内容をスネイプがヴォルデモートに伝えたことが原因で、リリーはヴォルデモートに命を狙われることになりました。

愛する人を自分の失敗で喪ったスネイプに、ダンブルドアは想い人の息子ハリーを守るよう説得します。

ハリーには決して自分が彼を守っていると知られないようにしてほしい、その代わりに何でもする、というスネイプの願いをダンブルドアは受け入れ、約束を守りました。

なので、スネイプもダンブルドアとの約束を守らないわけにはいかなかったのです。

「破れぬ誓い」も約束を守る後押しになった

実はスネイプがナルシッサ・マルフォイと交わした”破れぬ誓い”の存在も約束を守ることに関係しています。

”破れぬ誓い”は、魔法使いまたは魔女同士で行う誓いで、もしどちらか一方でも誓いを破った場合には、誓いを行った者が二人とも死ぬと言われています。

誓いには「ドラコ・マルフォイがダンブルドアを殺せなかったときは、スネイプがマルフォイの代わりにダンブルドアを殺害する」という内容が含まれていました。

もしあの場で、マルフォイがダンブルドアを殺せず、スネイプも殺せなければ、二人とも誓いを破ることになり死んでしまいます。

ドラコもスネイプも生き残るためには、スネイプはダンブルドアを殺さなくてはなりませんでした。

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ダンブルドアとスネイプが何を頼む約束をしたか会話の解説まとめ

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で交わされるダンブルドアとスネイプの会話は、映画だけでその本当の意味を理解するのは難しいです。

普通に考えるとこうだよねという意味でも会話が成立していますが、二人の間でどんな約束があったか理解できると、さらに物語を楽しむことができます。

原作を読んで、また映画を見て…とダンブルドアとスネイプの会話を何度でも楽しみましょう!!

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