謎のプリンスでスネイプが破れぬ誓いをしたのはなぜ?破るとどうなる?

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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』でナルシッサ・マルフォイとスネイプがベラトリクス・レストレンジの立ち会いのもとで”破れぬ誓い”をが行う場面があります。

見ているこちらは「スネイプ先生!こんな誓いをして大丈夫なんですか?」と言いたくなるシーンでしたよね。ベラトリクスも不審そうにしていましたが、結局は立会人としての役目を果たしました。

スネイプはなぜ”破れぬ誓い”を行ったのか、もし誓いを破ると何が起きるのかをご紹介します。

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謎のプリンスでスネイプが立てた破れぬ誓いとは?

本題に入る前に”破れぬ誓い”がどんな誓いなのかを確かめておきましょう。

魔法使いまたは魔女同士で行う

”破れぬ誓い”は、魔法使いまたは魔女同士で行う誓いです。

誓いを行う二人(今回はスネイプとナルシッサ)のほかに「結び手」(今回はベラトリクス)と呼ばれる証人が必要になります。

破れぬ誓いの手順
①誓いを行う二人が向かいあい、お互いの手首を握りあう
②結び手が、握りあった手に杖の先を置く
③二人が約束を交わし、互いに合意する
④杖の先から細い舌のような赤い炎が現れ、握りあった手に巻きつく。

杖から出た炎が二人の手に巻きつき終わると誓いの儀式は終了です。

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破れぬ誓いを片方が破ると両方が死ぬ

もしどちらか一方でも誓いを破った場合には、誓いを行った者が二人とも死ぬと言われています。

ハリー・ポッターシリーズ中では、スネイプとナルシッサ・マルフォイの間でドラコを守るために”破れぬ誓い”が結ばれましたが、この他に同じ誓いを立てた者はいませんでした。

ただし、幼少期のフレッド・ウィーズリーが面白半分でロンと誓いを結ぼうとしたとき、父アーサー・ウィーズリーに見咎められ本気で叱られたとのエピソードがあります。

うっかり守れない約束をしてしまうと、両方とも死んでしまうわけですから、恐ろしい誓いですね!

誓いの内容はドラコがヴォルデモートの命令を遂行するよう見守ること

スネイプとナルシッサが誓った内容は3つありました。

1 闇の帝王の望みを叶えようとするドラコを見守る
2 ドラコに危害が及ばないようスネイプが守る
3 ドラコが失敗しそうなときは、スネイプが代わりに命令を遂行する

「闇の帝王の望み」とは、ドラコがダンブルドアを殺すことですから、ドラコが命令をやり遂げるよう見守る=ダンブルドアが殺されてもよい、ということになります。

もしドラコが失敗してスネイプがダンブルドアを殺すことになったら?もしスネイプが約束を破ったらナルシッサもスネイプも死んでしまう!そんな約束して大丈夫なの?と見ていてハラハラするシーンでした。

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謎のプリンスでスネイプが敗れぬ誓いをしたのはなぜ?

スネイプとナルシッサの間でドラコを守るために”破れぬ誓い”が結ばれましたが、スネイプはなぜこの誓いを行ったのでしょうか?

ネタバレありでお伝えしますので、ご注意ください

理由1:ヴォルデモートへの忠誠心の強さを印象づけたかったから

スネイプはベラトリックス・レストレンジの前でナルシッサと”破れぬ誓い”を結ぶことによって、ヴォルデモートへの忠誠心の強さを見せたかったのです。

スネイプのこれまでの行動について、死喰い人たちから”本当はダンブルドアの味方なんじゃないか?”と疑いの目を向けられ、ヴォルデモートへの忠誠心を疑われていました。

なので、いざという時は自分がダンブルドアを殺す、という内容の誓いを立てることによってヴォルデモートへの忠誠心を見せたということです。

ナルシッサがスネイプを選んだのは、夫ルシウスがアズカバンにいて頼れなかったこと、スネイプがヴォルデモートの右腕的な立場にいたこと、スネイプがドラコをよく知っているからだと思われます。

理由2:ダンブルドアから「自分を殺してほしい」と依頼されていたから

実はスネイプは、ダンブルドア本人から”いざというときはスネイプ自身の手で自分を殺してほしい”と依頼されていました。

ダンブルドアはドラコを殺人犯にしたくなかった

ダンブルドアは、「ドラコを殺人犯にしたくない、もしもの時はスネイプが自分をひと思いに殺してほしい」と前もって依頼していました。

『ハリー・ポッターと死の秘宝』で明らかになりますが、スネイプはダンブルドアに忠誠を誓う二重スパイだったため

・ヴォルデモート側には、死喰い人としてダンブルドアをスパイしていると見せかける
・ダンブルドア側には、闇の帝王や死喰い人の情報を知らせる

という2つの重要な役割を持っていました。

ダンブルドアはスネイプがスパイした情報によってドラコの状況を知り、ドラコではなくスネイプに「自分を殺してほしい」と依頼したのです。

ダンブルドアの余命が尽きようとしていた

さらにダンブルドアは、マールヴォロ・ゴーントの指輪を右手の指にはめてしまったときに呪いを受け、余命1年の体になっていました。

指輪には『蘇りの石』がついており、それをはめると呪いを受けると知りながらも、妹のアリアナを蘇らせたいとの思いから指にはめてしまったのです。

手当をしたスネイプによって呪いは右手に封じ込められたものの、呪いの効果を消すことはできず、余命は1年ほどだとスネイプから告げられています

ダンブルドアが指輪をはめた時期は1996年7月ごろ、そして亡くなったのは1997年6月なので、ちょうど余命が尽きるころだったのです。

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破れぬ誓いは結局どうなった?

スネイプは誓いを守りました。誓いが果たされた瞬間は、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』でスネイプが放った磔の呪文「アバダケダブラ」を受けてダンブルドアが塔の上から落ちたシーンです。

ドラコ・マルフォイがダンブルドアの杖を武装解除呪文で吹き飛ばし、ダンブルドアを殺せずに躊躇している場面にスネイプが登場。

「頼む」というダンブルドアの言葉に誘われるようにスネイプが放った磔の呪文「アバダケダブラ」でダンブルドアが塔の上から落ちていきました。

スネイプが約束を果たしたので、スネイプもナルシッサも死ぬことはなく、誓いの効果は消えました。

スネイプが破れぬ誓いをしたのはなぜ?破るとどうなるかまとめ

スネイプとナルシッサが交わした誓いの内容は次のようなものでした。

1 闇の帝王の望み(ダンブルドア殺害)を叶えようとするドラコを見守る
2 ドラコに危害が及ばないようスネイプが守る
3 ドラコが失敗しそうなときは、スネイプが代わりに命令を遂行する

スネイプが破れぬ誓いを行った理由は2つあります。

1 ヴォルデモートへの忠誠心の強さを印象づけたかったから
2 ダンブルドアから「ドラコを殺人犯にせず、スネイプが自分を殺してほしい」と依頼されたから

誓いを行った二人のうち一人でも約束を破れば、両方が死んでしまうのが”破れぬ誓い”ですが、スネイプがダンブルドアを殺したため、誓いは果たされ、効力は消失しました。

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