ハリー・ポッターと謎のプリンスで、ドラコ・マルフォイがトイレで泣いているシーンがありました。
映画を初めて見たときは、いつも自信満々で強気なドラコがなぜ人目を忍んでトイレで泣いていたのかわからず、モヤモヤしたんですよね~。
なるほど!と納得できる理由がわかったのでご紹介します。
謎のプリンスのドラコ・マルフォイはトイレで泣いていた!
We think you all need to hear about this! Happy birthday to one of the most popular members of house Slytherin: Draco Malfoy. pic.twitter.com/DUVbK3CL9i
— Wizarding World (@wizardingworld) June 5, 2021
いつもクラッブとゴイルを従え、ハリーの前に現れては嫌みをぶつけてくるのがドラコ・マルフォイです。
そんな自信家の彼が、謎のプリンスでは人目を忍んで嘆きのマートルのいるトイレにこもり、泣いていましたね。
マルフォイはなぜ泣いていたのでしょうか?
マルフォイがトイレで泣いていた理由は?
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マルフォイがトイレで泣いていたのは、ヴォルデモートの命令を遂行できず、精神的に追いつめられていたからです。
ヴォルデモートの命令を遂行できていなかったから
ドラコ・マルフォイはヴォルデモートからダンブルドア殺害を命令されていましたが、それを遂行できずにいました。
ドラコがヴォルデモートから命令を受けたのは、父親のルシウス・マルフォイが予言の回収に失敗してアズカバンに送られたため、その代理として指名されたからです。
しかし彼がトイレで泣いていた時期は、マルフォイの二つの作戦が失敗し、残る一つもうまくいかないままマルフォイが最も焦っていた時期でした。
呪いのネックレス作戦が失敗
最初の作戦として、マルフォイはマダム・ロスメルタに服従の呪文をかけ、ホグワーツの生徒に服従の呪文をかけさせ呪いのネックレスをダンブルドアのもとに運ばせようとしましたが、失敗しました。
マダム・ロスメルタはグリフィンドールのケィティ・ベルにパブ「三本の箒」のトイレで服従の呪文をかけ呪いのネックレスの包みを持たせました。映画で赤いコートを着ていた生徒です。
しかし様子がおかしいことに気づいたリーアン(一緒に歩いていた生徒)と包みの取り合いになり、ケイティが手袋ごしにネックレスに触れてしまったため呪いを受けてしまいます。
結局ネックレスをダンブルドアが直接触ることはなく、作戦は失敗しました。ちなみにケイティは発見と処置が早かったため一命をとりとめました。
蜂蜜酒作戦が失敗
次の作戦として、マルフォイは毒入りの蜂蜜酒をダンブルドアに飲ませて殺害する作戦をたてましたが、失敗しました。
マルフォイはまたもマダム・ロスメルタに「服従の呪文」をかけ、パブ「三本の箒」の人気商品「オーク樽熟成の蜂蜜酒」に毒を仕込み「ダンブルドアへのクリスマス・プレゼント」としてホラス・スラグホーン教授に届けさせました。
スラグホーンはダンブルドアの古くからの友人であるため、確実に渡されると予想したのでしょう。しかし実際に蜂蜜酒が開封されたのは3月になってからで、しかも飲んだのはロンでした。
ロンが蜂蜜酒を飲んだのは、ハリーとロンが解毒剤を作ってもらうためスラグホーンの部屋を訪れたときです。ハリーがもらった惚れ薬入りのチョコレートをロンが食べてしまったので、スラグホーンに解毒剤をもらいに行ったのです。
お祝いにみんなで乾杯しようとスラグホーンが開封したのがあの蜂蜜酒で(もちろんスラグホーンは毒入りであることを知りません)、惚れ薬の一件を早く忘れたいロンが蜂蜜酒を一気に飲み干し、泡を吹いて倒れてしまいました。
ハリーが機転をきかせてベゾアール石(解毒剤の代わりに使える石)を口の中に押し込んだので事なきを得ましたが、蜂蜜酒がダンブルドア校長へのギフトだったことから暗殺計画の存在が明らかになりました。
姿をくらますキャビネット棚の修理も失敗
マルフォイは、ホグワーツに死喰い人を送り込む手段になる「姿をくらますキャビネット棚」を修理できていませんでした。
マルフォイが扉を開けしめしていた古いキャビネット棚は、実はダイアゴン横丁にあるボージン&バークス(闇の道具の店)のキャビネットとつながっている魔法道具です。
りんごや白い小鳥を入れて実験したところ、りんごがかじられた状態で戻ってきたり、鳥が死んでしまったりなど壊れている状態でした。
死喰い人たちをホグワーツに送り込むためキャビネットを修理しなくてはならないのですが、うまくいかないのでマルフォイは悩んでいたのです。
ヴォルデモートへの恐れで精神的に限界だったから
マルフォイはヴォルデモートへの恐怖から、必死に命令に従おうとして精神的に追い詰められていました。
もしドラコ・マルフォイがダンブルドアを殺せなければ、彼はもちろん両親もヴォルデモートに殺される可能性があります。
ドラコ自身はずるいところがあり、純血の魔法使いであることを自慢に思いマグル生まれや半純血を見下すような部分がありますが、人殺しを何とも思わない訳ではありません。
だからダンブルドアを殺すのは嫌だ、しかしやらなければ自分も家族も殺されてしまうという状況で精神的に追い詰められ、マートルのいるトイレで泣いていたというわけです。
謎のプリンス!ドラコ・マルフォイがトイレで泣く理由まとめ
ハリー・ポッターと謎のプリンスで、ドラコ・マルフォイがトイレで泣いているシーンがありました。
マルフォイが泣いていた理由は、ヴォルデモートの命令を遂行できていなかったから、そしてヴォルデモートに殺されるかもしれないという恐れで精神的に限界だったからです。
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