薬屋のひとりごとの猫猫(マオマオ)の正体は薬屋?父親・母親や養父についても

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『薬屋のひとりごと』の猫猫(マオマオ)は後宮で働く下女として作品に登場します。

しかしストーリーが少しすすむと、その正体が薬屋(薬師:くすし)であることが判明。読み書きができて薬の知識が豊富な理由は納得できました。

しかしなぜ女性でありながら薬屋になれたのかや、薬屋が下女になったいきさつが気になりますよね。

しかも猫猫を育てたのは養父で、本当の父親が別にいることも明らかになっていきますし、実は母親が生きていたこともわかってくるんです。

今回は『薬屋のひとりごと』の猫猫について、その正体と両親について詳しく解説します。

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薬屋のひとりごとの猫猫の正体は?

薬屋のひとりごとの猫猫とはどのようなキャラクターなのでしょうか?

猫猫の年齢などプロフィール

名前 猫猫(マオマオ)
誕生日 不明
年齢 17歳
身長 153cm
体重 33~41キロ
仕事 薬師→下女→玉葉妃の侍女→薬師(妓女のバイト)→壬氏の部屋付き→薬師→医局の女官
性格 好奇心や研究心が旺盛で正義感が強い。本来口調が荒く思ったことをはっきり言う。
外見の特徴 ストレートの黒髪・小柄でやせ型・そばかす

猫猫(マオマオ)は17歳の女の子です。高校2年生相当の年齢ですね。

花街(男性に体を売る女性たちが暮らす場所)の妓楼(妓女たちを抱えているお店)に住み、そこで薬屋を営んでいます

大叔父で医者の漢羅門(カン・ルォメン)と同居しており、彼から薬や医術に関する知識を教わっています。

彼女の特徴でもあるそばかすは、わざわざお化粧をしてつけています。猫猫が自分を醜女(しこめ・みにくい女性のこと)に見せかけるためのものです。

土を乾かして粉にしたものを油で溶いて箱に入れておき、毎朝それをつけるようです。花街に来る男たちに物陰に連れ込まれ、いかがわしいことをされないための自衛手段なんですよね。

後宮で働く下女

猫猫が物語に登場したときは、後宮(皇帝の妃たちがいる場所)で働く下女でした。

下女というのは掃除・洗濯などいわゆるお手伝いさんのような仕事をする女性のことです。

花街の薬屋だったのにどうして…?と不思議に思いますが、その日猫猫は偶然そばかすをつけ忘れたまま薬草取りにでかけてしまい、(売り物になる外見だと思われて)人さらいにさらわれてしまったからなんですね。

一度後宮に入ってしまうと、年季が明けるまでは(契約期間が終わるまでは)後宮から出ることができません。しかも人さらいの伝手で放り込まれたために、お給料をピンハネされています。

猫猫はそれが許せないため、お給料の安い下女になり、地味で目立たない存在として出世しない程度に働いていました。

正体は薬屋

猫猫は花街で薬師として働いていました緑青館(ろくしょうかん)という妓楼の裏手に家があります。

猫猫が薬草を取りに行ったきりさらわれて音信不通になっていた間は、医者である養父の羅門(ルォメン)が薬屋を守っていたようです。

緑青館だけでなく近所の妓楼からもお客さんが来ています。

緑青館にもらい湯にいったりなどやり手婆との関係は深く、妓女たちも猫猫を妹のようにかわいがっています。特に梅梅、白鈴、女華の三姫と呼ばれる売れっ子たちと仲よくしています。

猫猫は時々緑青館でアルバイトをさせてもらっていて、やり手婆は妓女にしようとしますが猫猫は断り続けています。

謎解きが大好きで頭が切れる

謎が大好きで好奇心が強い猫猫は、皇帝の子供が連続死している、しかも毒殺らしいという噂を聞いて興味を抑えられなくなります(笑)しかも、もともと頭が切れるし正義感が強いんですよね。

詳しくはこちらの記事に書いたので読んでみてほしいんですが
猫猫が最初に解決した事件の話を読む

自分の子供が死んだのは玉葉妃のせいだと騒いでいる梨花妃の様子を見た猫猫は、すぐに毒が原因だと気づいて『なにか、書き物はないか』とひとりごとを言いながら人混みを抜けていきました

その様子を壬氏に見られていたことから、下女の衣服の切れ端に「おしろいはどく」と書いて玉葉妃と梨花妃に届けたのがバレて玉葉妃の毒見役に抜擢されます(避けていた出世です笑)。

自分の衣服を破いてまで妃やその子供の生命を救おうとするなんて、かなり正義感が強いですよね。

毒や薬の知識が豊富で毒見役に抜擢される

猫猫は薬や毒が好きすぎるため、珍しい薬を前にすると我を忘れて踊りだします(笑)

自分の左腕でさまざまな薬を試していて、それを隠すために包帯を巻いているほど実験も好きです。

自ら薬や毒を飲んで味や効果を試すなど研究熱心なため、薬学や病理学、毒に対しての知識を豊富に持っています。そういったことを繰り返してきたため毒や薬への耐性も人一倍強いです。

春の園遊会で玉葉妃の毒見役を務めたときは、彼女が口に含んでも全然平気だったスープを「毒なんか入っていないのでは」と食べた大臣がひっくり返って大騒ぎになりましたw

恋愛よりも薬への興味の方が強いので、壬氏は珍しい薬で猫猫の気をひこうとして、しばしば薬に負けています。

壬氏からキス・プロポーズされ結婚もありえる両思いの関係

いきなりのネタバレですが、猫猫は壬氏と恋人同士になります。壬氏の周囲も公認の仲です。

キスもしました(かなり何回も、激しいやつも)。

猫猫と壬氏のキスは漫画の何話かネタバレの記事を読む

プロポーズもされました(正々堂々と)。

壬氏から猫猫への求婚!プロポーズの記事を読む

しかしそれ以上の進展はありません。というのは、壬氏の正体が特別だからです。

壬氏の正体と父親・母親は?誰の子供かの記事を読む

物語のスタート時点で、壬氏は後宮を管理する宦官として働いています。

蜂蜜のように甘い声と天女のように美しい顔の持ち主で、女性だけでなく男性からも言い寄られ関係を迫られるめちゃモテ男性です。

誰もがうっとりと壬氏に見とれるなか、猫猫だけは毛虫を見るような顔を壬氏に向けます(笑)

それが逆に壬氏の興味をそそり、超多忙な仕事の合間をぬって息抜きのために猫猫をからかいにくるようになるんですよね。

春の園遊会では壬氏が猫猫にかんざしを渡して自分の好意を伝えます。

猫猫はそれを宦官の上司からの「スカウト(仕事上の便利なコマをつなぎとめる行為)」と考えているんです。

しかし壬氏は男性として女性への好意を伝えてるつもりなんですよね(宦官のフリしてるから恋愛対象になってないのに)w

このあたりのすれ違いがムズキュンで、二人のその後が気になる人続出の原因だと思います。

原作小説の最新14巻では、好きであるがゆえに立場を考えると猫猫に手を触れることさえためらうようになった壬氏が気の毒wまだまだ二人がどうなるかわかりません。

マンガは『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』のほうが話が進んでいるので、二人の関係が進展ていく様子がかなり楽しめます。

興味のある方はぜひ読んでみてください!

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薬屋のひとりごとの猫猫の父親・母親・養父は?

『薬屋のひとりごと』の猫猫の正体は、作品中で薬師(くすし)と呼ばれる薬剤師でした。

知識階級の女性がほぼいない時代設定なのに、彼女はなぜ薬師として専門知識を身につけられたのでしょうか?

父親の羅漢(ラカン)は皇帝の軍師

猫猫の父親は漢羅漢(カン・ラカン)です。物語開始時点では皇帝の軍師になっており、「漢大尉」と呼ばれる地位の宮廷の重鎮です。

母親の鳳仙と出会ったのは、羅漢に囲碁や将棋で負けてばかりの軍の同僚が、羅漢に恥をかかせようと「花街で負け無しの妓女鳳仙」と勝負させた時でした。

羅漢は囲碁の手合わせで鳳仙に完敗して笑い出したんですが、それをきっかけに二人は囲碁や将棋を通じて関係を深めていきます。

もともと美人だった鳳仙は、男に媚びず当たりのキツい女でしたが徐々に人気が上昇。身請け金が高騰し、羅漢では払えないような額になってしまいます。

そこで鳳仙が掛け碁をもちかけ、羅漢が勝ったら一夜をともにするという約束で、最終的に勝負は曖昧なまま二人は一度だけ関係を持ちましたその結果生まれたのが猫猫です。

しかし妊娠を知る前に、羅漢は大叔父の羅門が失脚したタイミングで自分の親(羅門の兄弟)により地方遊説の旅に出されてしまいます。

突然鳳仙に連絡できなくなった羅漢は、半年ぐらいと思っていた遊説が3年も経過。帰京後に緑青館を訪れたとき、すでに鳳仙はいませんでした。

ちなみに鳳仙が送りつけた小指は羅漢の自宅で羅門が発見し、彼が花街に来るきっかけとなりました。

そして帰郷してから15年後。猫猫が羅漢に「猫猫が勝ったら緑青館の妓女を身請けする」という将棋の勝負を持ちかけます。

そこで猫猫が見事に勝利し、密かに緑青館に匿われていた鳳仙が羅漢に身請けされることになりました。

猫猫もわざわざ骨を折って父親に母親と暮らす機会を作ったりそれを喜んでいる雰囲気もあったりして、実は両親のことが好きなのかな?と思いました。

猫猫の母親は妓女の鳳仙(フォンシェン)

猫猫の母親は鳳仙(フォンシェン)という緑青館の妓女でした。

猫猫はたまに黒い女性に襲われる夢を見るんですが、実はそれが鳳仙です。

鳳仙は猫猫の小指を切り落として自分の小指と一緒に猫猫の父親に送りつけるというとんでもない行動に出るんですが、そのときの記憶が夢に出てくるんですね。

なぜそんなに追い込まれることになったかというと、猫猫の父親・羅漢が羅門の失脚の影響を受け突然音信不通になってしまったからです。

鳳仙は一度だけ羅漢と関係を持ったのですが、その時妊娠してしまいました。鳳仙は羅漢と一緒になりたいと思っていたので自ら臨んでそうしたんです。

妊娠した妓女の価値は下がるため、当時緑青館最高の妓女として超高値だった身請け金を安くする目的でわざと子供を作ったのでした。

しかし羅漢は大叔父の羅門失脚の影響を受け、突然地方遊説に出されます。

そして鳳仙は高い身請け金を払おうとしていた上客たちを欺いて妊娠したために、緑青館のメンツを丸つぶれにしてしまいました。

何十通もの手紙を羅漢宛に出し、最後には小指まで送り付けたのに返事が貰えなかった鳳仙はどんな気持ちだったんでしょうかね…。

経営が傾いた緑青館のために、夜鷹のような真似までして客を取り続けた鳳仙は梅毒に感染。床についてしまいました(猫猫が薬を届けている鼻が取れた女性が鳳仙です)。

そんな状態だったこともあり、猫猫は母親というものを知りません。

猫猫を育てたのは当時禿(かむろ)として鳳仙の見習いをしていた梅梅をはじめとする三姫たちと、後宮を追われ花街に来た羅門、そしてやり手婆でした。

なので猫猫にとっての家族は「おやじ」と呼ぶ羅門と、「ねえちゃんたち」と呼ぶ売れっ子妓女たちでやり手婆にも頭が上がらないのです。

のちに猫猫自らが手引して父親の羅漢に鳳仙を身請けさせますが、翌年鳳仙は死亡しました。

養父羅門(ルォメン)は元エリート医官

猫猫の養父羅門(ルォメン)は医者です。実は宦官(かんがん・男性器を切り落としている人)で、以前は後宮で勤務していました。

しかし東宮(皇帝の息子)と別の赤子の入れ替わりを見逃したことが発覚して失脚。左足の膝の骨を抜かれ、後宮を追われてしまいます。

猫猫にとっては大叔父(祖父母の弟)にあたり、猫猫の父親・羅漢の叔父です。

かつて西欧に留学したこともあるエリートで医師として豊富な医学や薬の知識を持っています。

猫猫が毒や薬に興味を持つようになったきっかけは羅門の「万能薬という言葉はあれど、実際に万能な薬は存在しない」という言葉です。

猫猫はこの言葉に反発して、いつか万能薬を見つけたいと考え自分の体で実験を繰り返しています。

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2種類の漫画の違いやクーポンのもらい方、他のサービスの値段をチェックしてから、という方はこちらの記事をどうぞ↓

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薬屋のひとりごとの猫猫の正体は薬屋?養父や父親・母親まとめ

『薬屋のひとりごと』の猫猫の正体や両親・養父についてまとめました。

  • 猫猫は17歳で黒目黒髪・そばかすが特徴の小柄な女の子
  • 後宮で働く下女として登場
  • 謎解きが大好きで頭が切れる
  • 毒や薬の知識が豊富で毒見役に抜擢される

薬屋のひとりごとの猫猫の正体は薬師(くすし=薬剤師)

  • 花街に店を構える薬屋だった
  • 養父羅門(ルォメン)は元エリート医官
  • 母親は妓女の鳳仙(フォンシェン)
  • 父親の羅漢(ラカン)は皇帝の軍師
  • 壬氏からキス・プロポーズされ結婚もありえる両思いの関係

物語が進むにつれ、実は猫猫が羅の一族のお嬢様だということがわかってきます。

お嬢様なのにお嬢様らしくない猫猫がとても魅力的なので、小説の最新刊を追いかけるのをやめられません。ぜひ読んでみてくださいね~

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