『薬屋のひとりごと』の最初の事件で、主人公の薬師猫猫は「おしろいはどく、赤子にふれさすな」とメッセージを書いて帝の子供の命を救いました。
猫猫がおしろいが毒だと見抜いた理由はなぜなのでしょうか?解説します。
薬屋のひとりごとのおしろいはどくの話は何話?
2023年放送TVアニメ『#薬屋のひとりごと』
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猫猫(CV.#悠木碧)のキャラクタービジュアル公開!
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薬屋のひとりごとのおしろいのエピソードは何話で読めるのでしょうか?
小説1巻2話・漫画1巻1話で読める
『薬屋のひとりごと』のおしろいのエピソードは小説家になろう、小説1巻2話、漫画1巻1話で読めます。それぞれ試し読みのリンクを貼っておきますね。
⇒Web版小説家になろうで「後宮編 2 二人の妃」を試し読みする
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梨花(リファ)妃と玉葉(ギョクヨウ)妃を医官がたびたび訪問
後宮の下女として働く猫猫は、梨花妃と玉葉妃のもとを医官がたびたび訪れているという噂を聞きます。
受診しているのは
- 梨花妃とその息子(東宮)
- 玉葉妃の娘(公主)
で、頭痛・腹痛・吐き気を訴え徐々に症状が重くなっているようです。
現帝の子供のうち息子一人と娘二人が死亡していた
現在の皇帝の子どもたちは、これまで息子一人と娘二人が死亡していました。
噂では「呪い」のせいで死んだと言われていましたが、猫猫は即座にその可能性を否定。
呪いをかけるとすれば皇帝の世継ぎを殺す目的のはずですが、娘(公主)は皇位を継承できないので呪う意味がないからです。
梨花妃の肌色が幽鬼のように白く身体がおぼつかない
気になって妃たちの様子を見に行った猫猫は、梨花妃の肌色が幽鬼のように白く、身体が思うように動かせていない様子を目撃します。
白いのはおしろいを塗りたくっているからで、身体の震えが止まらないのもおしろいのせいなのですが医官は全然わかっていませんw
なので梨花妃と玉葉妃におしろいのことを伝えなければと考え、「なにか、書き物はないか」とひとりごとをつぶやきながらその場をあとにしました。
このシーンが『薬屋のひとりごと』のタイトルのもとになるシーンですね。このつぶやきを壬氏が聞いていたことが全ての始まりでした。
薬屋のひとりごとで猫猫がおしろいが毒と見抜いた理由はなぜ?
『#名探偵コナン』99巻の名探偵図鑑に登場した
— 江戸川コナン (@conan_file) June 18, 2021
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薬屋のひとりごとで「おしろいがどく」と猫猫が見抜いた理由はなぜだったのでしょうか?
猫猫は薬師で養父は医官
猫猫は後宮で洗濯や掃除などをする下女として働いていますが、もともとは妓楼で薬師として働いていました。なので普通の人よりかなり薬や毒に関する知識を持っています。
下女をしているのは薬草を摘みに行った場所で人さらいにさらわれたからです。
猫猫の養父は羅門(ルォメン)といい、西洋に留学して医術を修め後宮の医官を務めていた人物で医学や薬に関する豊富な知識を持っています。
猫猫は羅門からさまざまな知識を教わっており、おしろいに毒が含まれる事も知っていました。
おしろいが原因で死亡した妓女たちの症状を見ていたから
猫猫は高級なおしろいに毒が含まれていると知っていました。
羅門は妓楼の妓女たちに高級品のおしろいを使うことを禁じました。
しかし美しい化粧を優先し使うことをやめなかった妓女たちもいて、猫猫は妓女たちが衰弱し幾人かは死亡する様子を見ています。
そのためおしろいに毒を含むものがあることを知っていたのです。
1887年に起きた「慢性鉛中毒事件」が元ネタかも
おしろい事件の元ネタは、日本で実際に起きた「慢性鉛中毒事件」と思われます。
1887年、白粉を多用していたある歌舞伎役者が、演技中に足の震えが止まらなくなりました。後に、それは“鉛中毒”による症状だったことが判明。この「慢性鉛中毒事件」をきっかけに、鉛の有毒性が知られ、白粉の使用をめぐる社会問題にもなりました。
資生堂 ファンデ100問100答より引用
歌舞伎役者さんが鉛中毒になったわけですが、当時のおしろいは庶民用の普及品で一般的に使われていたそうです。
普通の女性は歌舞伎役者ほどたっぷりとは使わないので中毒症状が出る人もあまりいなかったか、症状が軽く気づかれなかったのかもしれませんね。
鉛入りのおしろいの製造が禁止されたのは1934年とのことなので、事件から50年ほど、約100年前までは使われていたことになります。意外に最近のことなので驚きました。
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といった違いがあります。個人的にはサンデー版がおすすめです。ぜひ読み比べてみてくださいw
2種類の漫画の違いやクーポンのもらい方、他のサービスの値段をチェックしてから、という方はこちらの記事をどうぞ↓
まとめ
『薬屋のひとりごと』の最初の事件で、主人公の薬師猫猫が「おしろいはどく」という知識をもとに帝の子供の命を救えた理由と何話で読めるか解説してきました。
- 薬屋のひとりごとのおしろいはどくの話は小説1巻2話・漫画1巻1話で読める
- 猫猫がおしろいは毒と養父から教わった
- おしろいが原因で死亡した妓女たちの症状を見ていた
- 1887年に起きた「慢性鉛中毒事件」が元ネタかも
というわけで、まさに猫猫のひとりごとから一連の物語がスタートするおが「おしろい事件」なのでした!
『薬屋のひとりごと』は猫猫が探偵としてどんどん事件を解決していく様子が面白いですし、間にはさまれる壬氏とのちょっと変わった恋愛模様も楽しめます♡
未読の方には漫画がわかりやすいと思うので、ぜひ読んでみてください!