マンガ『トライガン』『トライガン・マキシマム』でヴァッシュの前に立ちはだかるGUNG-HO-GUNSについて、メンバーの名前や特徴、名言・名セリフをまとめてみました。
ナイヴズのもとになぜGUNG-HO-GUNSが集うのか?
彼らの血を吐くような言葉がその理由を教えてくれる気がします。
GUNG-HO-GUNS(ガンホーガンズ)とは?
GUNG-HO-GUNSとはどういう組織なのでしょうか?
GUNG-HO-GUNSの意味
「GUNG-HO-GUNS」の意味は、直訳すると「撃つ気満々の銃たち」になります。
英語の「gung-ho」とは「~することにとても熱心な・やる気満々の」という意味の言葉です。
例えば”やる気”を”gung-ho spirit”と表現します。
アメリカ海兵隊では「GUNG-HO, GUNG-HO」というフレーズが”協力して励め”という意味の符丁として使われるそうです。
組織の目的
GUNG-HO-GUNSはミリオンズ・ナイヴズが集めた12人の異常殺戮技能者集団で、目的はヴァッシュの抹殺です。
といってもナイヴズはヴァッシュが殺されるとは思っていません。
GUNG-HO-GUNSをけしかけることでヴァッシュを自分のもとに来させ、他人に命じられて殺人を犯すという人間の愚かな行為を憎んでほしいという歪んだ願望を持っているだけです。
とはいえGUNG-HO-GUNSはそれぞれが魔人と呼ばれてもおかしくないほど殺人技術と戦闘力を極限まで高めた存在で、人間性が壊れている者もいます。
12人のうち3枠は「死天使の眼」という暗殺者集団のメンバーが占めており、他にロストナンバーとされる13人目のメンバーもいます。
指揮をとっているのはナイヴズに忠誠を誓うレガート・ブルーサマーズ(メンバー外)です。
原作では1枚のコインを半分に割った片方がGUNG-HO-GUNSの12人に、ヴァッシュにはもう半分の12枚が入ったケースがレガートから託されており、ヴァッシュは戦いを通じて12枚のコインを完成させていきました。
メンバーの名前一覧
GUNG-HO-GUNSにはNo.1から12までのメンバーと、ロストナンバーである13番のメンバーがいます。
No. | 名前 |
1 | モネヴ・ザ・ゲイル |
2 | マイン・ザ・EGマイン |
3 | ドミニク・ザ・サイクロプス |
4 | レオノフ・ザ・パペットマスター |
5 | ニコラス・ザ・パニッシャー(チャペル) |
6 | ホッパード・ザ・ガントレット |
7 | ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク |
8 | グレイ・ザ・ナインライヴズ |
9 | 雷泥・ザ・ブレード(らいでい・ザ・ブレード) |
10 | リヴィオ・ザ・ダブルファング |
11 | ラズロ・ザ・トライパニッシャー・オブ・デス |
12 | ザジ・ザ・ビースト |
エレンディラ・ザ・クリムゾンネイル |
GUNG-HO-GUNSメンバーの名言・名ゼリフ
GUNG-HO-GUNSメンバーの名言・名ゼリフをご紹介します。
モネヴ・ザ・ゲイル
GUNG-HO-GUNSのNo.1はモネヴ・ザ・ゲイル。
トライガンスタンピードでは4話に登場。原作にはない少年ロロとしての過去エピソードが追加された。
病気がちだったロロは神への生贄という口実で拉致され肉体改造を受ける。
病気を治す薬を持ってくるというヴァッシュの約束は果たされたものの、その時にはすでにロロの人格は失われ憎悪の塊となっていた。
しきりに叫び声をあげているが、言葉になっていない。
ヴァッシュの呼びかけに反応するかのようなそぶりを見せた時、ウルフウッドに撃たれて高所から落下し死亡する。
原作のモネヴはヴァッシュを倒すために20年もの間トレーニングを積み、ジャンプすれば屋敷を跳び越えるほどビルドアップした体を持つ大男。
顔の上半分を仮面で覆い、両腕に大きなガトリング砲をつけて弾丸の雨を降らせる。
圧倒的な火力でヴァッシュを追い詰めるが、精密射撃と反応速度に圧倒され戦意を喪失。
ヴァッシュはモネヴを残して去ったが、GUNG-HO-GUNSのNo.2マイン・ザ・EGマインに磔にされ処刑されてしまう。
名前の元ネタはアメコミのヴェノム(Venom)。アルファベットを逆に並べるとモネヴ(Monev)になる。
悪い夢でも見てるみてえだ!!
何故こんな精密射撃が!?
クレイジーな野郎だぜ!…
悪い夢でも見てる見てえだ!!
トライガン3巻
E・G・ザ・マイン/E・G・ボマー
GUNG-HO-GUNSのNo.2はE・G・ザ・マイン/E・G・ボマー。
原作だと彼の名前はマイン・ザ・EGマイン(初登場時の名前は「E・G・マイン」)。
上半身を覆う、丸いハリネズミのような装甲が目印で、手で糸を引き装甲の針を相手に打ち込む⇒ミンチにする、はずがヴァッシュに一瞬で武装解除された。
旧アニメではNo.5として登場しドミニクとモネヴを処刑したあと雷泥に殺された。
トライガン・スタンピードでは本名をイーサン・ギルバート・ハミルトンといい、あまりにも簡単に大勢の命を奪うためE.G.ボマーという名がついた。
ナイブズの手下E.G.ザ・マインとしてジェネオラ・ロックにプラント奪還のためやってくる。
住人全員に爆弾を仕掛けるがメリルの機転により起爆を解除されたためプラント奪還に失敗。ナイヴズに殺された。
声優が高木渉さんだったのが個人的に嬉しかったです♪
俺が今おめぇを斃して終わりだッ
マイン:
俺が今おめぇを斃して終わりだッヴァッシュ:
遅えよ
トライガン3巻
ドミニク・ザ・サイクロプス
ドミニク・ザ・サイクロプスはGUNG-HO-GUNSのNo.3で女性のガンマン。
ふだんは眼帯で隠している爬虫類のような眼で相手に催眠術をかけ、瞬間移動したかのように知覚させる。
ヴァッシュも指先の痛みが消えたことに気づくまでは術にかかっていた。
催眠術を見破られたあとはレガートの手をわずらわせないため身投げした。
旧アニメでは眼帯の下の目はオッドアイ(色の違う眼)になっており、逃げようとしたところをマインに処刑される。
どんなに早くても勝てない世界で戦わせてあげる
どんなに早くても勝てない世界で戦わせてあげる
トライガン3巻
ヴァッシュに啖呵を切るドミニク。かっこいい!
レオノフ・ザ・パペットマスター
GUNG-HO-GUNSのNo.4はレオノフ・ザ・パペットマスター。独特のセリフ回しで話をする人形師。
トライガン・スタンピードでは両手にトランクを下げた姿で一瞬だけ登場。今後本格的に活躍する伏線と思われる。
合計100体にも及ぶ、糸と金属球で動く精巧な人形を操る。
彼の人形は人間を生きながら腑分けして創り出され、声帯も精密に復元されている。
生きていた時と寸分たがわぬ状況を再現できるため、ヴァッシュは人間と人形の区別がつかず苦戦を強いられた。
愛していた女性イザベラの人形を大切にしており、シップから落下した人形を追って飛び降りる。
ヴァッシュはとっさにレオノフの人形の糸を掴み救出しようとするが、レオノフはそれを拒んで人形とともに落下し消息を絶った。
元の名をエミリオ・ザ・プレイヤーといい、本人は忘れていたが幼少期にヴァッシュとともに過ごした経験がある。
ヴァッシュは彼の父親がくれたパンの味を覚えている。
アニメ版では単なる刺客の一人として登場し、ウルフウッドに爆殺された。
ようこそパペットショウヘ
ようこそパペットショウヘ
ヴァッシュ・ザ・スタンピード
あなたは素晴らしい
最高のオーディエンスです
私の指先が創り出す
巧緻極まる芸術に
喜び 泣き 驚愕する…心のままに
実に素晴らしい
トライガン・マキシマム2巻
ニコラス・ザ・パニッシャー(チャペル)
【キャラクター紹介④】
ニコラス・D・ウルフウッド CV: #細谷佳正
砂漠でヴァッシュ一向と出会った葬儀屋。関西弁で明るくギャグを飛ばすその背には、巨大な十字架“パニッシャー”を背負っている。
卓越した戦闘センスを持っており、ヴァッシュの相棒として旅を共にする。#TRIGUN #トライガン pic.twitter.com/hYNqoF615U— 『TRIGUN STAMPEDE』アニメ公式/トライガン・スタンピード (@trigun_anime) October 15, 2022
GUNG-HO-GUNSのNo.5はニコラス・ザ・パニッシャー(チャペル)。
トライガン・スタンピードでは葬儀屋として登場するが、原作では牧師。
本来はニコラス・D・ウルフウッドの師匠であるマスター・チャペルがこの枠に納まるはずだった。
しかしウルフウッドが師匠の両足を撃ちチャペルの名を騙ってナイヴズのもとに現れたため、ウルフウッドはGUNG-HO-GUNSのメンバーからチャペルと呼ばれている。
ウルフウッドは孤児院から引き取られた先の暗殺者集団「ミカエルの眼」で暗殺者として身体改造と訓練を受けた。
師匠チャペルも認める卓越した戦闘センスを持つ。
チャペルの名を騙ってナイヴズのもとに赴き殺そうとするが、存在感の大きさに圧倒され果たせなかった。
自分の生への執着に気づき、GUNG-HO-GUNSの一員としてヴァッシュの案内人兼付添人の役割を引き受ける。
しかし途中からGUNG-HO-GUNSを裏切ってヴァッシュの隣で戦うことを選んだ。
巨大な十字架型の兵器「パニッシャー」がトレードマーク。
代謝促進剤を飲むことによって急速に体力を回復するなど代謝機能が著しく向上しているため、常人より肉体の成長も老化も早い。
旧アニメ版では原作マンガが完結していなかったため、保険屋の大きい姉ちゃんミリィと恋仲になる、死に際も違うなど相違点が多い。
ホッパード・ザ・ガントレット
GUNG-HO-GUNSのNo.6はホッパード・ザ・ガントレット。
6個の穴があいたマスクをつけ、自分の体と同じぐらい大きな丸い盾「グーデリア」で武装している。
おそらくは生まれつきの障害があり上半身はたくましいものの下半身は幼児のように小柄。
ヴァッシュへの復讐のため自らナイヴズのもとに赴き、GUNG-HO-GUNSに参加した。
ミッドバレイ・ザ・ホーンフリークスがGUNG-HO-GUNSを抜け出す手助けをするも失敗。
ミッドバレイとのコンビネーションでヴァッシュとウルフウッドを追い詰めたが、薬物の過剰摂取と負傷で「おまえは生きて苦しめ…殺してなどやらん」と言い残して死亡。
あの日から俺は人間じゃない
そう あの日から俺は人間じゃない
奴を殺すためだけの 弾丸
トライガン・マキシマム4巻
”あの日”とは、ジュライがヴァッシュによって破壊された日。
その日ホッパード・ザ・ガントレットは保護していた目の見えない女性を失った。
おまえは生きて苦しめ…殺してなどやらん
……馬鹿な真似しやがって
…悪党の死に際の扱いも知らねえ
…悪いが 俺はここまでだ
これでやっと楽になれる これで…
…おまえは 生きて苦しめ
殺してなどやらん
このクソ溜めのような世界で
血を吐きながら生き続けるがいい
トライガン・マキシマム5巻
ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク
GUNG-HO-GUNSのNo.7はミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク。
スーツを着て特別製のバリトンサックスを演奏するミュージシャンで「音界の覇者」と呼ばれ、「固有振動と共鳴を利用した殺人音楽」を奏でる。
演奏の衝撃波でビルの外壁などコンクリートを破壊する、一時的にウルフウッドの視覚を奪うなどあらゆる音波を操る。
サキソフォンに機関銃も仕込まれているが、能力の性質上仲間のバックアップに力を発揮。
ナイヴズに才能を見出されたものの、演奏(暗殺)仲間を一瞬で殺害されたためその力を非常に怖れている。
ヴァッシュと対戦した際逃亡を図るが、レガートに殺害された。
モデルは東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦である。
アニメではNo.11にレガートの側近として登場。
ヴァッシュと対戦して無力化されたのち自殺した。演奏は菊地成孔が担当。
道義を語るなよ…お互い唇を火傷するぞ
道義を語るなよ
お互い唇を火傷するぞ
トライガン・マキシマム5巻
グレイ・ザ・ナインライヴズ
GUNG-HO-GUNSのNo.8はグレイ・ザ・ナインライヴズ。
その名の通り9人の小柄な人間が集まって、宇宙人グレイのような顔をもつ巨人を動かしている。
レオノフとともにヴァッシュ、ウルフウッドと対戦。GUNG-HO-GUNSの「裏切り者」となったウルフウッドを襲撃し9人のうち7人がやられる。
残る2人は拘束されるが、リンチしようとした住人を逆に襲って脱獄しヴァッシュを襲撃。
しかしあっけなくヴァッシュとウルフウッドに敗れた。
アニメ版では9個の電子頭脳を搭載したロボットとして登場する。
これぞッ!!我等の兵法
コチラが倒れなければ
いつか相手が倒れる…
これぞッ!!我等の兵法
トライガン・マキシマム3巻
雷泥・ザ・ブレード(らいでい・ザ・ブレード)
GUNG-HO-GUNSのNo.9は雷泥・ザ・ブレード。
ローラースケートをはき愛刀ムラマサ一本で銃と渡り合ってきたサムライで、「次元斬一刀流」の遣い手。
「ただの人間は斬り飽きた」とヴァッシュに「死合い」を申し込む。
ローラースケートを履いた曲線的な動きで銃の射線を回避しつつ、奥義「二重星雲(ふたえネビュラ)」で対象との間合いを急速に詰めて斬りつける。
ヴァッシュがとどめを刺さずに背を向けたとき闇奥義「彗星突」を繰り出したが、ウルフウッドに射殺された。
ムラマサの鍔(つば)にはボタンがあり、刀身を射出できる機構だった。
ウルフウッドはヴァッシュを守るため雷泥を撃ち殺し、ヴァッシュはその行為を責める。
公式スピンオフ作品『雷神-RISING-』の主人公。
アニメではローラースケートを履いていない、戦う際はさまざまなギミックを使用するなど、最終的にウルフウッドに射殺される点は同じだが、違う部分が多い。
某は人以外のものを斬ってみたい
人をうまく斬る事には
最早なんの感慨もないーー
某は人以外のものを斬ってみたい
トライガン・マキシマム2巻
今!!ここで立ち止まる訳にはゆかぬ!!
某の剣に賭けた人生は
ここでついえる運命であったのか…!!
人外の存在に相対せば
たちまち地金をさらす
そんな脆弱たる剣であったというのか…!?
否!!
断じて否!!
血反吐を吐き 泥水をすすり
屍をなお切り刻み
「人」を棄ててまで
極めしこの魔技……!!
今!!ここで立ち止まる訳にはゆかぬ!!
トライガン・マキシマム2巻
手間は取らせぬ…次の一太刀で雌雄これ決せようぞ
手間は取らせぬ…
次の一太刀で雌雄 これ決せようぞ
次元斬一刀流 雷泥・ブザ・ブレード
最終奥義をもってお相手いたす
トライガン・マキシマム2巻
リヴィオ・ザ・ダブルファング
GUNG-HO-GUNSのNo.10はリヴィオ・ザ・ダブルファング。
「ミカエルの眼」の一員で、顔の左半分を鬼の面で覆っている。
上下・左右・前後に同時に射撃できる二連式機関銃「二重牙(ダブルファング)」を使う。
その戦闘力は「喰人鬼(オウガ)」に例えられるほど凄まじいが、決して天才ではなく過酷な鍛錬に耐えて能力を身につけたタフなメンタルをもっている。
ウルフウッドと同じ孤児院出身の後輩で、ウルフウッドに憧れていた。
しかし本人が気づかない間に幼少期の虐待が原因でラズロという凶暴な人格を宿しており、その暴力行為が原因で居場所を失って脱走。
「ミカエルの眼」に入りウルフウッドよりも新しい技術による肉体改造と暗殺者としての訓練を受けた。
ウルフウッド同様巨大な十字架型の武器、パニッシャーを与えられており、彼の死後はヴァッシュのパートナーとなってGUNG-HO-GUNSのNo.13エレンディラ・ザ・クリムゾンネイルと戦った。
旧アニメには登場しない。
自分が大事にされないのは…ぼくが誰かを大事にしてなかったから
ちょっと分かってきた気がします
自分が大事にされないのは
ぼくが誰かを大事にしてなかったからかも知れないですねえ
トライガン・マキシマム9巻
孤児院に来てしばらく経ったころ、リヴィオがウルフウッドに語った言葉。
この頃は周囲とうまくやっていけそうな印象だった。
その機能こそが存在の全てと知れ
もう僕は昔の僕ではありません
守るものは人ではなく使命
「完璧なる崇敬」に基づく
「完全なる滅私」によった
「完遂の実行者」ミカエルの眼に属するもの…
その機能こそが存在の全てと知れ
トライガン・マキシマム8巻
人類は生き残る・あの男が居る限り…
人類は生き残る
あの男が居る限り…
おまえ達の思う様になんかなりはしない
ライガン・マキシマム11巻
ウルフウッドの後を継ぎ、ヴァッシュとともに戦う決意を固めたリヴィオの言葉。
ラズロ・ザ・トライパニッシャー・オブ・デス
GUNG-HO-GUNSのNo.11はラズロ・ザ・トライパニッシャー・オブ・デス。リヴィオ同様「ミカエルの眼」のメンバー。
トライパニッシャーの名のとおり、両腕のほか背中に現れる3本目の腕も利用して漆黒のパニッシャー3丁を同時に操る怪力の持ち主。
ラズロはリヴィオの体に宿るもう一つの人格で、親からの虐待の影響でリヴィオが生み出したもの。
最初リヴィオはその存在に気づいていなかったが、夜中に街をさ迷い動物を殺す、リヴィオへのメモを残すなどの行為によってラズロの存在を知る。
戦闘力は拘束具を解除したエレンディラ・ザ・クリムゾンネイルと互角で、ヴァッシュに「どう考えても今までの最大火力」と言わせるほど。
性格は残虐で好戦的。自分の能力に自信を持ち他者を見下す一方で、師匠であるマスター・チャペルやリヴィオを慕う様子も見せる。
エレンディラと対戦したときリヴィオの覚醒によってピンチを救われ、ラズロが視覚を担当してエレンディラの動作を見切り、リヴィオはそれに対応した動きを担当する形でエレンディラに勝利した。
初登場時は「TRI–Punisher OF DEATH(三丁のパニッシャー)」にちなんで「トリップ・オブ・デス(死への旅路)」の名で登場。
ヴァッシュとともに最後まで生き残った。
旧作アニメには登場しない。
い…痛え…ただの拳が…ものすげえ痛え!!
い……痛え……ただの拳が……
ものすげえ痛え!!
トライガン・マキシマム10巻
ウルフウッドとの死闘で、ラズロは立て続けに攻撃を浴びて体の修復が追いつかなくなる。
このままだと死ぬと感じていたラズロを、ウルフウッドが素手のグーパンチで殴り始めた。
銃で撃つこともできたはずだが、素手で殴ることで自分の思いを直接伝えたかったのかもしれない。
殴られるラズロの「い…痛え…ただの拳が…ものすげえ痛え!!」という言葉は、物理的な痛みだけでなく心の痛みも表現しているのか。
このシーンのあとでリヴィオが覚醒しラズロを止められたのは、人間らしい感情が残っていた証かもしれない。
ザジ・ザ・ビースト
【キャラクター紹介⑦】
ザジ・ザ・ビースト CV: TARAKO
謎めいた言動を繰り返す、正体不明の存在。第三都市ジュライ でナイヴズと行動を共にするが、その目的は不明。見た目は若いが、人間たちを遥か昔から観察し続けているという。#TRIGUN #トライガン pic.twitter.com/fKlUbk1UzQ— 『TRIGUN STAMPEDE』アニメ公式/トライガン・スタンピード (@trigun_anime) November 19, 2022
GUNG-HO-GUNSのNo.12はザジ・ザ・ビースト。
トライガンスタンピードでは最初少年として登場。
4話で見えたマニキュアを塗った指やウルフウッドとの会話シーンから通常は少女の姿で過ごしていることがわかる。
また、タケコプター風?の仮面をつけて空中を飛ぶことができる。
原作漫画のビーストは砂の惑星ノーマンズランドにもともと生息する「砂蟲(ワムズ)」の意識。
神経毒を用いたり、無数の小さな虫を飛ばして情報を集めたりできる。
150年前のビッグ・フォール(大墜落)でヴァッシュやナイヴズ、人間が惑星に降り立って以降の状況をすべて把握している。
意識体のため器となる人間の乗り換えが可能で、原作でも最初は少年として登場し若い女性や派手な男性へと”端末”を変えていった。
プラントの力を手に入れるべく他のプラントと融合したナイヴズの意識を乗っ取ろうとするが、レガート妨害により失敗。
ナイヴズによって砂蟲が全滅させられたため消滅する。
平成アニメではNo.4の人間の殺し屋として登場し髪飾の発信機で砂蟲を操っていた。
孤児のリーダーとしてヴァッシュに近づくものの、ウルフウッドに疑われ殺害された。
彼等の正体は「プラント」だ
分からない?
あの二人は自立しているからかな
ヴァッシュ ナイブズ
進化なのか変異なのかはわからないけれど
彼等の正体は「プラント」だ
トライガン・マキシマム4巻
エレンディラ・ザ・クリムゾンネイル
GUNG-HO-GUNSのNo.13は、本来は存在しないロストナンバー。
それを与えられたエレンディラ・ザ・クリムゾンネイルはGUNG-HO-GUNS最強の魔人。
トライガン・スタンピードでは医師ウィリアム・コンラッドに手を引かれた小柄な少女の姿で登場。
ナイヴズと同じ色素の薄い髪をショートボブにしており、爪はお約束のクリムゾン・レッド。
原作と平成アニメではすらりとした長身の長髪美人。体は男性で心は女性のため、男扱いされると反応しない。
その名のとおりいつも爪を真っ赤にカラーリングしている。
武器はいつも持ち歩いているスーツケースから発射されるネイルカノン(巨大な釘)。
普段は拘束具で能力を制限しており、その状態でもリヴィオに圧勝。再戦時には拘束具を外して一蹴した。
ラズロに対しては殺意を飛ばすだけで無力化したが、精神的にタフなリヴィオが現れラズロと共闘し始めると、ネイルの弦を極限まで引いて威力を増強し対抗。
リヴィオの体を分断することに半ば成功しとどめを刺そうとし近づいたところで抱きつかれ、リヴィオを貫いていたネイルに自身も貫かれ死亡した。
自分より後からナイヴズのもとに加わったレガート・ブルーサマーズが腹心となっていることに嫉妬する、敵や人類を哀れむ発言をするなど人間らしい一面も持つ。
人間に絶望するなんてグラスの水をぶちまけるより簡単な事よ
人間に絶望するなんて
グラスの水をぶちまけるより簡単な事よ
トライガン・マキシマム4巻
私はね優しい男が嫌いよ…すぐ死んじゃうから
私はね優しい男が嫌いよ
すぐ死んじゃうから
”あの男”もそうだったわね
とっとと早死にしたんじゃないかしら?
トライガン・マキシマム11巻
リヴィオに対して、ウルフウッドが死んだことを皮肉り挑発するエレンディラ。
”優しい男”だったとわかっているところがエレンディラらしい。
潰してあげるわ本能の奥から
潰してあげるわ
本能の奥から
トライガン・マキシマム13巻
ナイヴズを信奉するエレンディラは、ヴァッシュの存在を受け入れることができない。
「世界の滅び」を待ち望む彼女の叫び。
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トライガンのGUNG-HO-GUNS名前の意味や名言についてまとめ
トライガンのGUNG-HO-GUNS名前の意味や名言についてまとめました。
GUNG-HO-GUNS(ガンホーガンズ)とは、ミリオンズ・ナイヴズが集めた12人の暗殺者集団。
GUNG-HO-GUNSの意味は「喜んで銃を撃つ者たち」で、目的はヴァッシュの抹殺です。
メンバーは
- モネヴ・ザ・ゲイル
- マイン・ザ・EGマイン
- ドミニク・ザ・サイクロプス
- レオノフ・ザ・パペットマスター
- ニコラス・ザ・パニッシャー(チャペル)
- ホッパード・ザ・ガントレット
- ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク
- グレイ・ザ・ナインライヴズ
- 雷泥・ザ・ブレード(らいでい・ザ・ブレード)
- リヴィオ・ザ・ダブルファング
- ラズロ・ザ・トライパニッシャー・オブ・デス
- ザジ・ザ・ビースト
ロストナンバーの13番めにエレンディラ・ザ・クリムゾンネイルがいます。
新アニメでも活躍してくれるのか?注目しましょう!