スパイ教室の全巻あらすじ!1巻~8巻の叙述トリックもネタバレ解説

アニメ『スパイ教室』原作小説1巻~8巻のあらすじを各巻ごとにご紹介します。

全体的にストーリーはネタバレしているんですが、小説のトリックの種明かしは折りたたんであります。

致命的なネタバレを避けたい方は、折りたたみを広げずに読んで下さいね~

 

スパイ教室の基本情報

あらすじの紹介の前に、スパイ教室はどういう作品なのか?ざっくりとご紹介しましょう。

竹町原作・トマリ作画のライトノベル

スパイ教室の小説の作者は竹町さん、イラストはトマリさん。

第32回ファンタジア大賞受賞作が文庫化された作品です。

『このライトノベルがすごい!2023』では文庫部門で第8位になった人気作品なんですよ。

小説はKADOKAWAの富士見ファンタジア文庫で、マンガは月刊コミックアライブで読むことができます。

叙述トリックが面白いと人気

叙述トリックとは、一言で言えば「作者が読者のミスリードを誘うトリック」のこと。

例えば↑で引用したツイートでは、男性と女性との会話だと思って読み始めると、最後のオチで女言葉ではなく関西弁だったことがわかる仕掛けになっています。

これがまさしく”叙述トリック”。

よくある例としては

  • 推理小説の語り手が実は犯人だった
  • 男性だと思っていたキャラが実は女性だった(もしくはその逆)
  • 現在だと思っていた時間軸が過去だった

などがあります。

世界的に有名な叙述トリックの小説はアガサ・クリスティの「アクロイド殺し」。

日本の作品なら綾辻行人の「十客館の殺人」などです。

スパイ教室では特に1巻の叙述トリックが際立って面白いだけに、アニメ化してその醍醐味が再現できるのか?ファンとしては気になりますね。

最新刊はマンガ3巻と小説8巻+短編集03まで刊行

現在マンガは3巻まで、小説8巻と短編集3冊が刊行されています。

今回ご紹介するのは小説8冊のあらすじです。

マンガ

巻数 タイトル 発行日
1巻 スパイ教室01 2020年12月23日発売
2巻 スパイ教室02 2021年8月23日発売
3巻 スパイ教室03 2022年7月20日発売

小説

巻数 タイトル 発行日
1巻 スパイ教室01 《花園はなぞの》のリリィ 2020年1月20日
2巻 スパイ教室02 《愛娘まなむすめ》のグレーテ 2020年4月20日
3巻 スパイ教室03 《忘我ぼうが》のアネット 2020年8月20日
4巻 スパイ教室04 《夢語ゆめがたり》のティア 2020年12月20日
短編集1 スパイ教室 短編集01 花嫁ロワイヤル 2021年3月20日
5巻 スパイ教室05 《愚人ぐじん》のエルナ 2021年5月20日
6巻 スパイ教室06 《百鬼ひゃっき》のジビア 2021年9月20日
短編集2 スパイ教室 短編集02 私を愛したスパイ先生 2021年12月20日
7巻 スパイ教室07 《氷刃ひょうじん》のモニカ 2022年3月20日
8巻 スパイ教室08 《草原そうげん》のサラ 2022年7月20日
短編集3 スパイ教室 短編集03 ハネムーン・レイカー 2022年10月20日
9巻 スパイ教室09 《我楽多がらくた》のアネット 2023年1月20日

 

スパイ教室最新刊8巻までのネタバレあらすじ

スパイ教室の最新刊8巻までの本編について、ネタバレありであらすじをご紹介します。

折りたたみを開くと叙述トリックの種明かしが表示されますので、知りたくない方はスルーしてお読みください!

スパイ教室 1巻《花園》のリリィのネタバレ

各国がスパイによる戦争を繰り広げる世界。任務成功率100%、性格に難ありの凄腕スパイ・クラウスは、死亡率九割を超える不可能任務専門機関を創設するのだが……選ばれたのは何故か未熟な7人の少女たちで!?
ファンタジア文庫

『スパイ教室』シリーズは、落ちこぼれの少女たちと最強スパイのクラウスが、ディン共和国のスパイチーム「灯」(ともしび)として成長していく物語です。

第一巻の任務はガルガド帝国に奪われた生物兵器の奪還。

かつてクラウスが所属していた最強のスパイチーム「焔」(ほむら)が失敗した不可能任務でした。

家族同然の仲間を失ったクラウスは、超一流の技能を持ちながら性格的に教えるのが下手なうえ人間関係を構築するのも苦手です。

新しいスパイチームの教育係になったものの、少女たちとの関わり方に悩みます。

しかし”自分を襲わせる”ことで訓練が進み、「灯」の成長が加速。

騙されたと見せかけて「このお遊びには、いつまで付き合えばいい?」の一言をきっかけに生徒たちを圧倒するというパターンで少女たちを鍛え上げます。

1ヶ月の訓練ののち初めての不可能任務に挑み、生物兵器が運び込まれた研究施設からウイルス兵器『奈落人形』のサンプルを盗み出す計画を実行しました。

そこで待ち受けていたのは「焔」を裏切りガルガド帝国のスパイとなったギード。

クラウスの師匠だったギードを少女たちが倒すのと同時にクラウスがサンプルを奪取します。

ギードから情報を引き出そうとしたところで何者かに銃撃されたギードは死亡。

彼が所属していた「蛇」という名のスパイチームを倒すという新たな目標ができたのでした。

生物兵器が保管されている研究所へ潜入したリリィ達。
急きょ担当を変更しクラウスと入れ替わるかたちで目標に接近します。

待ち受けていたギードを倒すことができたのは「灯」が仕掛けた会話トリックで相手を油断させたからです。

少女たちとクラウスが「灯」の本拠地”陽炎パレス”で共同生活を始めたときのルールのうち
『ルール㉖ 七人で協力して生活すること』
『ルール㉗ 外出時に本気出すこと』
この2つがキーポイントでした。

物語はコードネーム《花園》のリリィの視点で語られますが、仲間の名前が呼ばれることはほとんどありません。

読者は屋敷を盗聴している敵のスパイと似た状況で物語を追うことになり、どの少女が何をしてるか少々わかりにくいまま進行します。

結末ではギードに7人の少女が倒されたあと、8人目の少女が登場。
形成逆転のきっかけを作り、そこにクラウスが登場して勝利という流れです。

8人の少女が7人のフリをして盗聴している敵を騙す、というトリックでした。

スパイ教室 2巻《愛娘》のグレーテのネタバレ

不可能任務を見事達成した新生スパイチーム『灯』。次のミッションは冷酷無惨の暗殺者《屍》の殺害。より過酷な任務に、クラウスは現時点における『灯』最強メンバーを選抜することになり――。
ファンタジア文庫

第2巻の任務は「屍」による暗殺の候補となった上院議員ウーヴェ=アッペルの身辺を警護し、「屍」につながる手がかりを見つけることでした。

選ばれたのは赤髪のグレーテ、白髪のジビア、銀髪のリリィの3人で、ウーヴェの屋敷にメイドとして潜入。茶髪のサラが外部から支援する体制です。

ジビアの活躍でウーヴェからの信頼を得る一方、リーダーのグレーテは暗殺者を装って屋敷を襲撃。

メイド長のオリヴィアが「屍」の協力者であることを突き止めます。

ここでグレーテから明かされるのが、実はクラウスと他の4名が別の場所で「屍」を排除する任務についていること。

ウーヴェの屋敷にいるメンバーの任務は「屍」の協力者を討つことでした。

4人は改めて作戦を立案し、チームワークの高さを生かしてオリヴィアを捕らえることに成功。

そこに屍を捕らえたクラウスたちが合流し、任務は完了しました。

アコーディオンボックス内容

スパイ教室 3巻《忘我》のアネットのネタバレ

暗殺者《屍》の任務後、選抜組の少女たちが出会ったのは、記憶喪失で出自不明の少女であるアネットの母。感動の再会に盛り上がる一同だが、それはチームを分断する残酷な運命のはじまりだった。
ファンタジア文庫

3巻では2巻の任務後の休暇中に発生した事件の顛末が描かれます。

黒髪のティア、蒼銀髪のモニカ、灰桃髪で記憶喪失のアネット、そして金髪のエルナの4人は「屍」を捕らえたあと共和国南端の海辺のホテルで休暇を過ごしていました。

そこでアネットの母親マティルダを名乗るガルガド帝国の女性と知り合い、親子が偶然再会できたことを喜びます。

マティルダの道具箱が盗まれたことを知ったアネットが、本物とうり二つの道具箱を作成。

ティアの交渉術で盗まれた道具箱を奪還するなど関係を深めていました。

しかしマティルダが実は帝国のスパイであることがモニカによって明らかになります。

帝国のスパイを捕らえるべきと主張するモニカをティアが説得し、マティルダを帝国へ逃がすため4人は失踪を装ったのでした。

ティアたちを探すクラウスは、4人が失踪した街に陸軍による帝国のスパイ包囲網が敷かれたことを知ります。

帝国のスパイチーム「蛇」のメンバーである白蜘蛛に遭遇したクラウスは、蛇の情報を入手しつつも白蜘蛛は取り逃がしました。

マティルダを帝国に逃亡させる方法としてコンテナ船での密航が計画され、モニカが囮になる間に、ティアたちがマティルダを誘導。

ティアは殺人をためらわないマティルダの本性に気づきますがうまく言いくるめられ、予定通り密航を手引きしてしまいます。

しかし4人を迎えに来たクラウスが見たのは、マティルダが乗るコンテナが爆発する光景でした。

実はマティルダはスパイ活動の道具としてアネットを拾っただけで、娘への愛情などなく殺害を考えていました。

アネットはマティルダに会ったとき身体から漂う死臭から本性を見抜いていました。

母親との別れ際にアネットは自分が再現した道具箱と母親の道具箱の交換を申し出ます。

実はこの交換には仕掛けがあり、アネットが事前に本物と複製を交換しておいたため、マティルダが持ち帰ったものが本物でした。

本物には爆弾が仕掛けられており、それが本人によって起爆されマティルダは死亡しました。

この筋書きを書いたのはアネット本人。マティルダが生還すれば、道具箱を複製し本物を取り戻したのが「灯」であることが明るみに出ます。

それを防ぐために、アネットはマティルダを爆殺したのでした。

スパイ教室 4巻《夢語》のティアのネタバレ

宿敵である謎のスパイチーム『蛇』の尻尾を掴んだクラウスは、その正体を暴くため敵の潜伏場所へ『灯』全員で向かう。しかし一同に待ち受けていたのは、恐怖渦巻く戦場に、想像を絶する強大な悪だった……。
ファンタジア文庫

3巻で捕まえた「屍」から「蛇」のメンバーの一人紫蟻の情報を得た「灯」は、全員でムザイア合衆国の都市ミータリオに向かいます。

目的は、経済会議で世界中のスパイが集まる中から「蛇」のメンバー紫蟻を見つけ出すことです。

前回の任務成功を受けて他のメンバーたちは意気盛んでしたが、ティアは前回の作戦でオリヴィアに手玉に取られたことで自信を失っていました。

単独で紫蟻を捜索するクラウスに代わってチームを指揮したティアですが、紫蟻が暗示をかけた”働き蟻”たちに追い詰められてしまいます。

しかし仲間たちの情報によって「焔」のボス紅炉からかけられた言葉を思い出し、任務に同行させていた「屍」ことローランドを交渉によって寝返らせて形成逆転に成功。

さらにクラウスが圧倒的な力を発揮して働き蟻の中の精鋭、将軍蟻との闘いを制し紫蟻を拘束します。

その身柄はムザイア合衆国の諜報機関JJJに引き渡されました。

今回初めて「焔」のリーダーだった紅炉がムザイア合衆国で活動していたことが判明します。

紅炉を殺害した紫蟻の話から、弟子のクラウスが世界最強のスパイであること、他に自分の魂を受け継ぐ子がいることを告げて殺されたこともわかりました。

実はティアこそが紅炉の魂を受け継ぐ子で、一度声を失ったときに紅炉から話し方や声を受け継いでいたのでした。

紫蟻に捕まっていた間、紅炉は働き蟻たちに暗示をかけ続けていたため、ティアが紅炉の声で命令すると紫蟻の命令は上書きされ無効になります。

攻撃をやめた働き蟻にティアが3秒視線をあわせ相手の願望を読み取ると、相手を寝返らせることもできてしまいます。

「屍」ことローランドはこうしてティアの窮地を救いクラウスと共闘しましたが、最後はあっけなく死を迎えました。

スパイ教室 5巻《愚人》のエルナのネタバレ

「寄越せ――お前たちのボスを」全スパイ養成学校のトップ6で編成された機関『鳳』はボス不在という問題を抱えていた。そこで目をつけたのは凄腕のスパイ、クラウスだった。チーム『灯』に崩壊の危機が訪れる――!
ファンタジア文庫

フェンド連邦の植民地、龍沖(ロンチョン)で活動する「灯」の前に、ディン共和国のスパイチーム「鳳」が現れます。

彼らはスパイ養成学校成績上位者6名で構成されたエリートチームで、実績は「灯」を上回っていました。

さらにクラウスは「鳳」のメンバーが詐術を身につけていることを知り、「灯」メンバーにもそれぞれの特技を生かした詐術を身につけるよう提案します。

「飛禽」のヴィンドの交渉によりクラウスは「鳳」のボスになることが決まりますが、これを阻止したい「灯」は、引きつぎ中に先に機密文書を手に入れたほうがクラウスを手に入れるという勝負を提案。

エリートスパイチーム「鳳」と落ちこぼれスパイチーム「灯」の闘いは、メンバー同士の勝敗は互角だったものの、機密文書を先に手に入れた「鳳」の勝利で終わります。

しかし「灯」の実力を認めた「鳳」はクラウスの異動を取り消し、クラウスはヴィンドを新しいボスに推薦しました。

「鳳」と「灯」の2チームで共和国を守る体制が整ったあと間もなく、「鳳」の6人のメンバーのうち5名がフェンド連邦で死亡したとの知らせが入りました。

これまでに数多くの不幸な事故に見舞われてきたエルナですが、事故に遭いやすいだけでなく、自作自演の事故も含まれていました。

その理由は、不幸であればあるほど他人から同情してもらいやすいからです。

今回立て続けに危険な事故に巻き込まれたのは、エルナ自身が事故を仕組んだからです。

その目的は「灯」に足りない危機感を煽り、チームの結束を強めてより真剣に訓練に参加させること、それによってチームのメンバーが死なないようにすることでした。

たまたまそのタイミングが「鳳」の勝負と重なり、ヴィンドを欺く詐術としても効果を発揮しました。

実はクラウスにはエルナの詐術は見抜かれており、メンバーのサラをはじめ何人かは気づいていたようです。

エルナにとって自らを犠牲にしてスパイ活動を行う【愚人】として自分を受け入れてもらえる場所が「灯」なのでした。

スパイ教室 6巻《百鬼》のジビアのネタバレ

「我々に一方的に奉仕する――呑める条件は、それだけです」仲間を助けるべくフェンド連邦に潜入した『灯』は、『ベリアス』から一方的な条件を言い渡される。同胞の“奪われた復讐”を取り返す物語が始まる――!
ファンタジア文庫

ディン共和国のスパイチーム「鳳」が『浮雲』のラン以外は全員死亡したことを知り、クラウスは真相究明のため「灯」をフェンド連邦に送り込みます。

しかしフェンド連邦諜報機関CIMの防諜専門部隊「べリアス」にジビアが捕らえられ、『操り師』アメリに拷問を受け「鳳」の生き残りであるランの所在を教えるよう強要されます。

そこにクラウスが現れ、ジビアの代わりにティアが人質となることを条件に共同捜査を提案。

アメリも同意して「灯」と「ベリアス」の共同捜査が開始されました。

フェンド連邦の皇太子暗殺事件が起きて共同捜査は打ち切られたものの「灯」は捜査を続行。

クラウスは「鳳」の壊滅は「ベリアス」によるものだと結論付け、「ベリアス」を一網打尽にする計画を実行します。

計画通り「ベリアス」のアメリを含むメンバー26名全員の拘束に成功した「灯」ですが、クラウスはこの程度の組織が「鳳」を壊滅させたはずがないと気づき、さらに調査を続行。

「鳳」のリーダー、ヴィンドの遺言を発見しました。

実は「鳳」を殺害したのが「ベリアス」だということはクラウスによって早々に見抜かれていました。

クラウスはジビアをわざと「ベリアス」に捕らえさせ、アメリの計画どおりに事を運ぶことで油断を誘い「ベリアス」のメンバー全員の身柄を確保する計画でした。

「灯」のメンバーは龍沖での任務のあと「鳳」のメンバーと1ヶ月あまりの間親しく交流しながら技術も伝授されており、著しく成長。

当初「ベリアス」との共同捜査では、ダンスパーティーでクラウスと踊り転倒するなど無様な姿を晒したジビアでしたが、それはフェイクでした。

アメリの眼前で、優雅にダンスを踊るかのようにベリアスのメンバーをなぎ倒すジビアは、「鳳」のビックスから教わった能力を発揮。クラウスとの完璧な連携を見せます。

ヴィンドの遺言によれば、「ベリアス」に「鳳」が皇太子暗殺を企んでいると思い込ませ、結果的に「鳳」を壊滅させたのはガルガド帝国のスパイ組織「蛇」のメンバー『翠蝶』でした。

クラウスはこの事実を知り、切り札となる新たなスパイ『炯眼』を「灯」に投入することを決めます。

クラウスは「ベリアス」の本拠地に戻るのですが、そこで目にしたのは傷つき血を流して倒れる「灯」のメンバーの姿でした。

『氷刃』のモニカが「灯」を裏切り、『緋蛟(あかみずち)』のコードネームを得て『翠蝶』の傍らに立っていました。

スパイ教室 7巻《氷刃》のモニカのネタバレ

「この世界を壊していけばいいんだろう? ――汚れて醜い裏切り者として」 モニカの背反により半壊した『灯』は、真相を求めてフェンド連邦を駆ける。 これは窮地に追いやられた少女が、世界を敵に回す物語――。
ファンタジア文庫

「蛇」のスパイ『翠蝶』は、「鳳」の裏切り者『鼓翼』のキュールからの情報によって「灯」のメンバーの情報を得ていました。

モニカの想い人がリリィであることも見抜かれており、『翠蝶』はモニカが「蛇」に参加しなければリリィをダリン皇太子暗殺犯にする、とモニカを脅迫します。

リリィのため「蛇」のメンバーとなったモニカは、「ベリアス」の拠点で『翠蝶』とともに「灯」メンバーを襲いティア、エルナ、アネットを負傷させグレーテを誘拐しました。

その際ティアと目を合わせ、自分の願望を伝えることに成功します。

クラウスを教会におびき出したモニカは、284丁の時限式特殊小銃を仕掛けてクラウスと対決。

モニカが初めて本音をぶつける機会となったものの、クラウスに圧倒されグレーテを利用して逃亡しました。

このときティアもまた「灯」を裏切っていることに気づいたクラウスは、モニカとティアの捜索を開始。

そのころ”ダリン皇太子とCIMのミア局長を暗殺をした犯人はモニカ”という虚偽の報道が出てきました。

クラウスはモニカとティアの行方を本格的に捜索。

コンメリッド・タイムズの編集長に接触し『烽火連天(ほうかれんてん)』という武装組織がニセの情報を流したことを知ります。

実は、モニカの目的は最初から自分をダリン皇太子暗殺の犯人に仕立てることにありました。

ティアはモニカの意向に沿って『烽火連天(ほうかれんてん)』を組織し記者たちに嘘の記事を書かせてメディア操作を実行。

リリィを犯人に仕立てる余地がない状況を創り出しました。

部下が暗殺犯となったクラウスは虚偽情報を流したティアとともにCIMに拘束されます。

『翠蝶』はCIMの精鋭部隊『カーバル』14人、CIMの精鋭『呪師』ネイサン、『甲冑師」メレディスなどにモニカを拘束させようとしますが失敗。

その正体がCIMの最高機関【ハイド】の一員で第三王女ハトーフェの次女『魔術師』のミレナであることが判明し尋問を受ける身となりました。

『炮烙』のゲルデの隠れ家を目指すモニカのまえに、『翠蝶』が内通していたガルガド帝国「蛇」のリーダー「白蜘蛛」、そして「黒蜥蜴」が現れ、モニカを痛めつけて隠れ家のあるマンションに放置。

そのままゲルデの隠れ家のあるマンションは火に包まれました。

スパイ教室 8巻《草原》のサラのネタバレ

『蛇』の謀略により崩壊寸前の『灯』。危機的状況を前に立ち上がったのは、チーム最弱の少女――サラだった。かつて実力不足で任務から外された非選抜組のメンバーとともに、弱者と侮られた少女の逆襲が始まる――。
ファンタジア文庫

「灯」のメンバーのうち、モニカは死亡あるいは行方不明、アネットとエルナ、グレーテは傷の治療中、ティアはクラウスとともに拘束され、自由に動けるのはリリィ、ジビア、サラの3名だけになりました。

サラはクラウスとティアがアメリが拘束される際に「白蜘蛛は自分が倒す」と宣言します。

CIMの監視の中でグレーテと接触したサラたちは、白蜘蛛がクラウスを襲う時こそ相手を倒すベストのタイミングだとアドバイスを受け準備を開始しました。

「ベリアス」のアメリは『翠蝶』のミレナを拷問。

翠蝶が「蛇」を創った「白蜘蛛」と通じていたことや、弱い者が排除される世界がやってくるという『暁闇計画ノスタルジア・プロジェクト』の存在を知り、「蛇」の一員となります。

クラウスはアメリによって「白蜘蛛」が待つ機関車に連れ出され、左足だけでなく右足も負傷し追い詰められることに。

そこにサラとリリィが登場。さらに「鳳」の生き残りのランと「灯」の新メンバー「炯眼」も加わって、クラウス奪還作戦が開始されました。

白蜘蛛の狙いは、「灯」とクラウスを倒すことでした。

一度正面から戦いを挑んで負けたため、次のような作戦を立てていました。
①フェンド連邦の防諜専門部隊「べリアス」にディン共和国のスパイチーム「鳳」を殺させ、「ベリアス」と「灯」を争わせる
②「灯」から裏切り者を出させ、クラウスと殺し合いをさせる

①の方針に従って、「鳳」を裏切ったキュールの情報をもとに「灯」を観察。

②についてはモニカの恋心を見抜いて寝返らせ、CIMと「灯」の全面抗争になることを狙いました。

モニカとティンによる情報操作で全面抗争は回避されたものの、白蜘蛛はクラウスを機関車内で追い詰めることに成功します。

かつて「鳳」を殺した「黒蟷螂」(くろかまきり)が機関車に乗り込んだCIMを全滅させ白蜘蛛をバックアップしましたが、ここで活躍したのが「灯」の新メンバー「炯眼」(けいがん)。

その正体は鷹のバーナード氏で、猛スピードで走り続ける機関車に飛び込み白蜘蛛の喉を狙った攻撃を繰り出しました。

サラはこの他にも「鳳」メンバーの技を動物の調教によって実行し、メンバーを支援して活躍します。

白蜘蛛はサラの攻撃をしのいだものの、最終的にリリィの秘武器

クラウスは「鳳」の壊滅の真相究明、その原因の排除、「炮烙」のゲルデの遺産の回収という任務を無事終え、「灯」も全員揃って帰国します。

その中には、ゲルデの隠れ家の地下に潜み、CIMや各国の諜報員の目を欺いて生き残ったモニカの姿もありました。

スパイ教室のあらすじ・小説8巻最新刊まで全巻ネタバレ解説のまとめ

スパイ教室のあらすじを、最新刊の小説8巻まで全巻ネタバレ解説してきました。

このシリーズは、初めて読んだときに最も楽しめる叙述トリックが満載の小説です。

スパイ同士の心理戦や少女たちの心情も詳しく描写されているので、スパイものが好きな方、女の子同士のワチャワチャが好きな人は繰り返し読んで楽しめると思います。

ただ、せっかくお金を出すのにハズレを引きたくないという方向けに、あえてズバッとネタバレに踏み込んでご紹介しました。

とにかく小説を一度読んでみてほしいです!

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