『ベルセルク』のグリフィスはなぜキャスカを犯したのでしょうか?
ガッツへの当てつけ?それともキャスカのことが好きだった?
トラウマ級の残酷なシーンですが『ベルセルク』にとって欠かせない重要シーンであることも間違いありません。
あの壮絶シーンについて、ネタバレを含みますが詳しく解説していきます。
ベルセルクのグリフィスがキャスカを犯すシーンとは?何話で見られる?
#かつては拷問にも使われていたとつけると禍々しくなる
— やこぶれふ/yakovl (@yakovl) October 19, 2019
かつては拷問に使われていたベルセルク13巻抜き pic.twitter.com/GiPKIdy1gS
ベルセルクのグリフィスがキャスカを犯すシーンについて詳しく見ていきましょう。
グリフィスがガッツの眼前でキャスカをレイプ
グリフィスがガッツの眼前でキャスカをレイプしました。
蝕が始まり、鷹の団仲間ががグリフィスの生贄として一方的に殺される中、ジュドーはキャスカだけでも助け出そうと馬に乗せ、脱出を試みます。
ですが、ジュドーも殺されキャスカも人外のものに捕まりました。殺されそうになりますが、「女」ということで体をもてあそばれます。
気持ち悪すぎるシーンです。
そこへガッツが血だらけになりながら助けにきますが、人外のものの数が多く苦戦を強いられます。
ガッツが腕を噛まれ動けない状態になった時、転生を終えたグリフィス(フェムト)が目の前に降り立ちし、ガッツに見せつけるかのようにキャスカをレイプします。
ほぼ台詞なしのシーンが続きますが、緊迫感が直に伝わってくるすさまじい描写になっています。
キャスカはガッツの恋人なのにグリフィスの行為に感じていた
フェムトが登場した時には、既にキャスカは意識もうろうの状態ですが、行為が始まると明らかに感じていました。
ですが、「グリ…?」という感じでフェムトがグリフィスか確信がもてていない状態なので、グリフィスに犯されていると理解しているかは分かりません。
時折、正気に戻る瞬間があり、真正面で魔物に押さえつけられ動けずにいあるガッツに対して「見ないで…」と言うシーンがあります。
このシーンのガッツの鬼の形相は、ほんとに凄まじいです。
キャスカの心が壊れガッツは片目片腕になる
ガッツは片目片腕になり、連れて帰ったキャスカの心は壊れていました。
キャスカが犯されているとき、ガッツは魔物に噛みつかれた自分の左腕をみずからの剣で切断します。
途中で剣が折れても構わず腕を叩き落とすんですが、痛さなど全く気にもとめず怒り狂う描写はすごい迫力です。
左腕を切断し魔物の手から逃れますがまたすぐに捕まり、こんどは数匹がかりで抑え込まれて完全に動きを封じられました。
そこでもあがきますが抜け出すことはできず、目の前でキャスカが犯され続けます。
暴れるうちに人外のものの爪が右目に入りますが、絶望感と怒りで痛さなど感じていない様子。ずっと叫び続けるのが精一杯で、行為自体も終わり助け出すことが出来ませんでした。
愛する人が目の前で犯されているのに助け出すことができない無力感と絶望感、グリフィスへの計り知れない憎しみがありありと伝わってくるシーンでした。
本当に必死の思いで連れ帰ったキャスカはガッツを見ると恐ろしい記憶がよみがえるらしく、大声で叫び始めます。
恋人を抱きしめることもできないガッツが本当にいたたまれません…。
漫画13巻101話「誕生」・アニメ黄金時代篇12話「死の嵐」で見られる
このシーンは『ベルセルク』の漫画13巻101話「誕生」で読むことができます。
アニメでは、最初のアニメ化作品『剣風伝奇ベルセルク』の24話「蝕」、黄金時代篇12話「死の嵐」で見ることができます。
すでにチェック済みの方はわかると思いますが、蝕が始まったシーンから圧迫感、絶望感しかない描写が続き、あまりの理不尽さに苛立ちさえ感じてきます。
気になる方はとりあえず漫画13巻の冒頭だけでも読んでみてください。
ベルセルクのグリフィス(フェムト)はなぜキャスカを犯したのか
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ベルセルクのグリフィス(フェムト)はなぜキャスカを犯したのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
グリフィスの時できなかったことだから?
キャスカを犯すことは、グリフィスの時にはできなかったことです。
グリフィスは、拷問後に馬車の中でキャスカを押し倒します。
キャスカが包帯を替えに来たとき、桶に入った水をこぼした拍子にグリフィスが抱きつきます。
キャスカは驚いて押し返そうとしますが、グリフィスの手が震えていることに気づき、抵抗することをやめて背中に手を置きます。
結局、このシーンは背中に手を置いたところで終わりました。
グリフィスは行為をしたかったのか、寂しさのあまり抱きついたのか分かりませんが、グリフィスとキャスカが「男」と「女」として一番近づいたシーンであり、このシーン以上のことは過去にもしていません。
グリフィスはキャスカが好きでガッツに嫉妬?
グリフィスはキャスカが好きでガッツに嫉妬したのでしょうか?
グリフィスとの決闘に敗れ、手当されたガッツを温めるためにキャスカが添い寝をするシーンがありました。ガッツが鷹の団に入ったときのことです。
添い寝をを命じたのがグリフィスだとジュドーが語っていますが、そのときの台詞がこちらでした。
男を温めるのは女の役目だ
『ベルセルク』4巻
この台詞からキャスカのことを「女」として認識し、「女」として扱っていることが分かります。
戦士としてだけ見ていたら、この台詞は出てきませんよね。
のちに拷問を受けた城内から救出された当初は、キャスカと夫婦になってのんびり暮らす夢さえ見ていたグリフィス。
しかしガッツの汗を拭くキャスカの様子を見て瞳を光らせていたので、二人の関係が変化したことに気づいたのではないでしょうか。
他にも戦いの中で服が破れ裸同然のキャスカをじっと見ていたりなど、キャスカを目で追うシーンが何度か出てきます。
自分を崇拝しいつでも自分の女にできると思っていたキャスカがガッツに取られたことに気づいても、舌を切られたため自分で声をかけることさえできないのです。
これはガッツに嫉妬しますよね~。
鷹の団の団長をしていたときは、キャスカは指揮官の一人だったため自分の女にしてしまうと鷹の団の秩序が乱れると思っていたのかもしれません。
なので捕まって拷問される前に「グリフィス」としてキャスカと会話していたシーンがほぼ、ないんですよね。
グリフィスはゴッド・ハンドに人間性を奪われた?
グリフィスはゴッド・ハンドになったとき人間性を奪われたのでしょうか?
転生後のグリフィス(フェムト)は顔の表情が全然変わらず、目の瞳孔も開ききっていて正気には見えません。
それにキャスカを犯したり、鷹の団の仲間をまるごと生け贄にするあたり、以前のグリフィスからは信じられない行動ばかりです。
歩くことも話すこともできない自分の無力さに絶望したことでねたみの感情が増幅され、ゴッドハンドに転生するため大切なものを捧げた結果、人間性をなくしてしまった可能性はあります。
ゴッド・ハンドになるということは人間ではなくなり、幽界の奥にいる何者かの眷属(けんぞく、使い魔のようなもの)になることです。
つまり人間の持つ良心を持たなくなったからレイプができたのかもしれません。
キャスカに嫉妬した可能性もある?
グリフィスが特別な感情を持つ相手・ガッツが一番大切にしている人がキャスカなので、キャスカに対してねたみの感情があったかもしれません。
言い換えれば、俺にとってこの世界で唯一無二の対等な存在(ガッツ)を取るなんて何してくれてんの?みたいなことですね。
ただ、もう一歩想像を進めると、たとえ復讐の対象として恨まれ続けるとしても、ガッツには自分を追いかけてほしいという願望があったかもしれないと個人的には思います。
たとえば恋人から振られるとき「憎んでもいいから覚えていてほしい」、つまり忘れられることが一番辛いから爪痕を残したいというような矛盾する気持ちを感じた経験はないでしょうか?
プライドの権化のようなグリフィスなら、そういった気持からゴッドハンドになることを選んでも納得できる気がするんですよね。
それでガッツの眼前でキャスカを犯し、絶対に忘れられることのない爪痕を作ったわけです。ガッツの体にも目に爪が食い込んだり左腕を失ったりと回復できない傷が残りましたし。
これでずっとガッツが追いかけてきてくれるのは間違いなく、目も腕もグリフィスのせいで失ったわけですから一生忘れようがありません。
グリフィス本人も意識してないかもですが、そういうことかもしれないと思います。
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まとめ
ベルセルクのグリフィスがキャスカを犯すシーンと犯した理由について、何巻何話で読めるかも含め解説してきました。
・グリフィスから転生したフェムトがガッツの眼前でキャスカをレイプ
・キャスカは意識朦朧の状態だが感じていた
・ガッツはキャスカを助けることは出来なかった
・ガッツは左腕と右目を失う
なぜグリフィスはキャスカを犯したのでしょうか?
・グリフィスの時にはできなかったから
・キャスカのことは女としてみているから
・ガッツが最も大切に想っているのがキャスカだから
・転生したことにより、負の感情が増幅したから
グリフィスがキャスカのことを女性として見ていたことは間違いないですが、恋人に向けるような好意を持っていたかどうかははっきりしません。
それに対してガッツには特別な感情をもっていることが明らかなので、ガッツの眼前で犯したことにあてつけの意味があったことは間違いないでしょう。
私は女性なので、キャスカの過酷な体験にはかける言葉が見つかりません。一日も早く彼女の心の傷が癒やされることを祈っています。