八咫烏シリーズ白珠と一巳の関係は?烏に単は似合わない・烏は主を選ばないのその後どうなった?

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八咫烏シリーズの原作小説『烏に単は似合わない』で個人的に気に入っているのが北家の姫・白珠(しらたま)と庭師・一巳(かずみ)のカップルです。

身分差のある初恋、お互いを思いやるピュアな二人の最初で最後のデート…。切ない要素いっぱいで、しかもどのシーンも美しいのです。

今回は白珠と一巳について詳しく解説します。

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八咫烏シリーズの白珠と一巳の関係は両思い?

八咫烏シリーズにおける白珠と一巳の関係をご紹介します。二人は両思いなのですが、、色々切ない事情があるのです。

白珠と一巳は幼なじみ

白珠と一巳は幼なじみです。二人が出会ったのは一巳が12才、白珠が8才か9才の頃でした。

一巳は北家の屋敷に庭師として出入りしていた山烏(庶民)です。

一巳は初めて白珠を見たとき一目ぼれしてしまい、白珠の姿を見たいがために屋敷内に蚊遣かやりと花を届けるようになります。

二人が直接言葉を交わすようになったきっかけは、白珠が体調を崩したときに一巳が部屋に花をとどけたことでした。

このとき届けた花が蝋梅(ろうばい)だというのがまた、一巳と白珠らしくてすてきです。

蝋梅は見た目は地味ですがとても香りのよい花で、梅よりも先に咲く早春の訪れを告げる花です。

病室に早春の香りを届けるなんて、一巳ってほんとに気が効いていて思いやりがありますよね。

友人として仲良くしていた

白珠と一巳は友人同士として人目を盗んで二人で会っては親しく話をしていました。

二人の友人関係は3年ほど続いたのですが、白珠が13才になったとき翌年の登殿が決定。登殿するということは裳着もぎを済ませて大人の女性になることを意味します。

当時一巳はすでに元服げんぷく(成人)していましたが、白珠はまだ未成年でした。

白珠がまだ女性として扱われない年齢だったため、一巳としては二人きりで話しても大きな問題にはならないと考えていましたが、白珠が成人すると状況が変わります。

一巳はもう二人きりで会うのはやめよう、と切り出しました

最初で最後のデートで花畑へ

白珠は、最後に一度だけ、一巳が手入れしていた花畑に連れて行ってほしいとおねだりしました。これが二人の最初で最後のデートになります。

夜明け前、大きなカゴに入れられて一巳の体のぬくもりを感じながら花畑に向かう間、白珠は一体何を考えていたのでしょうか…。きっとすごく嬉しかったでしょうけど、切ないですね~

二人は美しい日の出と朝露にきらめく花畑を見つめて、帰りは一巳が八咫烏に姿を変え白珠を乗せて帰宅します。

一巳が初めて白珠の部屋に直接届けた花の一枝は、その花畑から取ってきたものだそうです。泣けますね。

実は個人的に二人のお花畑デートがとっても気に入っていて、何度も読みかえしています(私の場合は小説です)。

漫画『烏に単は似合わない』の3巻でも読めるので、よかったらぜひ読んでみてください。

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小説だと第4章の「冬」の部分です。

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両思いでも白珠は登殿を優先し告白を断る

白珠は花畑に行く前と、花畑に行った時の2度にわたり一巳から告白を受けます

しかし北家から若宮の正室をという周囲の期待に応えなけらばならない立場上、告白を断って登殿しました。

この時白珠の心に迷いがないんですよ。そこがすごいと思いました。ここで一巳と逃げてもわたくしは幸せになれない、と言い切る白珠がかっこいいです。

でも、哀しいですよね…。大好きな人と一緒にいることはできなくて、自分を犠牲にして周囲の人々の幸せのために尽くすなんて。

自分の子供がこんなふうに生きていたら、親としてはめちゃめちゃ悲しくなると思います。

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白珠と一巳は『烏に単は似合わない』『烏は主を選ばない』のその後どうなった?

白珠と一巳は、『烏に単は似合わない』『烏は主を選ばない』のその後どうしているのでしょうか?

一巳は登殿した白珠に会いにくる

『烏に単は似合わない』では、一巳が登殿した白珠に会いにきます。

若宮の后選びを行う桜花宮は後宮の一部なので男子禁制の場所なんですが、軒先とはいえ本当にそこに姿を表すんですよ!このシーンには驚きました(汗)

そして再び「一緒に逃げよう」と白珠を誘ったものですから、白珠は一巳と一緒に行きたい気持ちを抑えきれなくなります。

しかし、一巳と約束したのと同じ日の同じ時刻に若宮が冬殿を訪れることになり、白珠は自分の気持ちを必死に抑えながら若宮を待ちました。

結局その夜若宮は現れず、実際にはその訪問が一巳と会わせまいとする北家のお付きの女房、茶の花の嘘だったことが判明。白珠は自分が信頼していた女房が味方でなかったことに気づき、愕然とします。

タイミングの悪いことに、ちょうどその時桜花宮に侵入者があり騒ぎが起き、八咫烏が一羽斬られてしまいました。

このあたりの状況は、漫画4巻の冒頭で読むことができます。

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一巳が死亡したと思い白珠の心が折れる

桜花宮での騒ぎで斬られたのが一巳だと思い込んだ白珠は、心が折れてしまいます

侵入した八咫烏の頭が、一刀両断のもと地面に転がる様子を見てしまった白珠。

切り落とされた頭部のガラス玉の様な目や、藤宮連の滝本が下げている血のしたたる刀を目の当たりにして、うわごとのように「あれは一巳なんかじゃない」と繰り返します。

一巳に言って、また蚊やりと花を持ってきてもらわないと、と部屋に引きこもってしまい折り鶴を大量に折り続けるんですよね。

あまりにもショックが大きすぎて、自分が幸せだった時の記憶の中に逃げ込んだのでしょう。

若宮のおかげで白珠と一巳は再会

実は一巳は生きていて、白珠と再会します。殺されたのは嘉助という東家の下男で、一巳ではありませんでした。

一巳は北家の間諜(スパイ)ではあるものの、白珠に会いたい気持ちがこうじて個人的に若宮に協力していたようです。

そのおかげで若宮にかくまわれ、無事白珠と再会することができました。

若宮が白珠に「自分と結婚したければお腹に入っている卵を処分しろ」と言われたときの白珠の反応が見ものですw

ここはすごく面白いので、ぜひ原作小説や漫画で読んでみてください!原作小説『烏に単は似合わない』だと「5章 ふたたびの春」です。

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ちなみに、白珠と一巳の関係はプラトニックで大人の階段は一段ものぼっていません(笑)

その後は不明で作品に出てこない

『烏に単は似合わない』でしっかりと抱き合っていた一巳と白珠ですが、その後『望月の烏』に至るまでの原作小説には出てこないんです(私が読んだ限りでは)。ですので消息不明です。

若宮の計らいのおかげで愛を確かめあえたのですから、北家としても二人が添い遂げるのを許すしかなかったのではないでしょうか。

一巳はその後も北家の間諜として活躍した可能性がありますが、間諜なだけに表舞台に姿を現すことはなさそうですよね。

白珠も人前に出たがるタイプではないと思うので、人知れず二人寄り添いながらあたたかい家庭を築いているのかな~なんて想像していますw

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『烏は主を選ばない』は、同じ時系列で同時進行する姫宮たちの物語『烏に単は似合わない』と表裏一体のストーリーになっています。

2024年のアニメはこの2作品をまとめて映像化しますので、せっかく小説を読むなら2作品とも読むのがおすすめです。

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八咫烏シリーズ白珠と一巳は烏に単は似合わない・烏は主を選ばないのその後どうなったかまとめ

八咫烏シリーズの白珠と一巳が両思いだったのかや、『烏に単は似合わない』『烏は主を選ばない』ののその後どうなったかまとめてきました。

白珠と一巳の関係についてまとめます。

  • 白珠と一巳は幼なじみ
  • 友人として仲良くしていた
  • 最初で最後のデートで花畑へ
  • 白珠は登殿を優先し告白を断る

白珠と一巳のその後は作品に出てきません。

  • 『烏に単は似合わない』で一巳は登殿した白珠に会いにくる
  • 一巳が死亡したと思い白珠の心が折れる
  • 若宮のおかげで白珠と一巳は再会
  • その後は不明で作品に出てこない

とにかく!白珠と一巳のエピソードは良いです。特にお花畑デートはすてきです。こんなデートしたら絶対忘れられない思い出になりますよ。ぜひぜひ、読んで幸せを感じてください♡

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