タイコ・ドドナスの書はリタレストレンジやアウレリウスダンブルドアに関する予言?

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タイコ・ドドナスの書は、映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で初めて登場した予言書です。

ユスフ・カーマや魔法省のトラバースがこの予言の書のことを話していましたが、一体誰についての予言なんでしょうか?

ネット上で見つけた説をご紹介します。

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タイコ・ドドナスの予言の書の内容は?

ユスフ・カーマ以外にも魔法省のティナやトラヴァース、アルバス・ダンブルドアもその存在や内容を知っていた予言書が「タイコ・ドドナスの書」。

4行の詩と、謎の文字が書かれたページが写っていたのですが、謎の文字ページの内容はわかっていません。

 A son cruelly banished  無残に追放されし息子
 Despair of the daughter  嘆く娘
 Return, great avenger   偉大な復讐者が
 With wings from the water  翼と共に水より舞い戻る
【ファンタビ】タイコ・ドドナスの予言の本当の意味とは?【ファンタスティックビースト】

4行の詩に登場するのは

・無残に追放された息子
・嘆く娘
・翼と共に水から舞い戻る偉大な復讐者

の3人で、この3人にあてはまるのは誰か?が焦点になってきます。

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タイコ・ドドナスの書は誰に関する予言?

タイコ・ドドナスの書は誰に関する予言なのでしょうか?

仮説1:リタとコーヴァスのレストレンジ兄弟に関する予言⇒不成立

『黒い魔法使いの誕生』の劇中では、ユスフ・カーマがティナに語ったように、当初はクリーデンス=リタの弟コーヴァス・レストレンジ5世と考えられていました。

この場合に予言の3人は

・無残に追放された息子:コーヴァス・レストレンジ5世(クリーデンス)
・嘆く娘:リタ・レストレンジ
・翼と共に水から舞い戻る偉大な復讐者:ユスフ・カーマ

になります。当時魔法界では、クリーデンスが実はコーヴァス・レストレンジ5世ではないかと噂されていました。

コーヴァス・レストレンジ4世はユスフ・カーマの母親ロレナをムスタファ・カーマから強奪してリタを産ませ(ロレナは死亡)、のちに別の女性と結婚してコーヴァス・レストレンジ5世を産ませました。

妻を奪われたムスタファが、息子のユスフと”破れぬ近い”を結び、復讐のためコーヴァス・レストレンジが最も愛する者(レストレンジ5世)を狙っていることに気づいた4世は、息子をアメリカに養子に出しました。そのことが「無残に追放された息子」にあてはまると思われていたのです。

しかしリタ自身が「船の上で自分が赤ん坊をとりかえた」と告白。

クリーデンスはリタの弟のコーヴァスではなく出自がわからないこと、船の事故の際、コーヴァスとクリーデンスの母親の救命艇が転覆し二人とも海で亡くなったことが明らかになり、この仮説は不成立になりました。

また、『黒い魔法使いの誕生』ではユスフ・カーマに翼や水との関連がある様子も見られなかったので、この仮設は成り立たないと考えて良いと思います。

 

仮説2:アウレリウスとアリアナのダンブルドア兄弟に関する予言

タイコ・ドドナスの書の予言は、クリーデンスがアウレリウス・ダンブルドアなら成り立つ、という説も見かけました

・無残に追放された息子:アウレリウス・ダンブルドア(クリーデンス)
・嘆く娘:アリアナ・ダンブルドア
・翼と共に水から舞い戻る偉大な復讐者:アウレリウス・ダンブルドア(クリーデンス)

ハリー・ポッターの世界でもファンタスティック・ビーストの世界でも、これまでダンブルドア家の兄弟は長男アルバス、次男アバーフォース、長女で14歳のとき亡くなったアリアナの3人と考えられてきました。

しかしグリンデルバルドによれば、クリーデンスの出生名はアウレリウス・ダンブルドアであり、ダンブルドア家に危機が訪れると現れるという不死鳥がクリーデンスのもとにいます。

もしクリーデンスがダンブルドア家の一員であるのなら、何らかの事情によって一家を追放された息子ということになります。

嘆く娘はマグルの少年達に襲われて魔法をコントロールできなくなったアリアナ、復讐者はダンブルドア家から追放されたアウレリウス自身と考えることができるでしょう。不死鳥が現れたことは”翼と共に”にあてはまります。

しかし”水から”の部分が謎として残りますね。この説はこちらを参考にさせていただきました。

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仮説3:その他の仮説など

私が個人的に気になるのは、『ダンブルドアの秘密』のポスターです。湖の上を、不死鳥(フォークス?)がホグワーツ城に向かって飛んでいます。

これは翼と共に水から舞い戻る偉大な復讐者」にあてはまる光景だと思いませんか?不死鳥に導かれて城に向かう人は、アウレリウスだとさえたクリーデンスなんでしょうか??

もっと気になるのは「偉大な復讐者」と予言されていることです。偉大、というと、ハリー・ポッターの時代には蛙チョコレートのカードになるような、歴史に残ることを成し遂げた人物かもしれません。

そう考えると、ファンタビに出てきた蛙チョコレートカードの有名人は

ニコラス・フラメル
アルバス・ダンブルドア
ゲラート・グリンデルバルド
ニュート・スキャマンダー

あたりなのですが、この中の誰かが復讐者になるって考えにくいですよね……。

ただ、グリンデルバルドは、自分の才能を活かす場を与えられなかったことで魔法族・非魔法族を問わず「世界に復讐してやる」ぐらいに思っててもおかしくないかも、と思います。

他の意見としては、アルバスの父パーシヴァル・ダンブルドアが復讐者になる可能性もあるのでは、というものもありました

娘のアリアナを襲ったマグルの少年達を攻撃したためアズカバン送りになった人です。獄中で死亡したと言われていますが、アズカバンは北海の孤島にある監獄の島なので、そこからパーシヴァルが脱獄したとすると”偉大な復讐者”にあてはまるんじゃないか、ということでした。

なるほど~と思うものの、可能性は高くないように思います。早く本当のところを知りたいですね!

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タイコ・ドドナスの書はリタやアウレリウスに関する予言かまとめ

タイコ・ドドナスの書は、ユスフ・カーマがティナに見せていた古い予言の書で、『黒い魔法使いの誕生』でクリーデンスが実はリタ・レストレンジの弟コーヴァス5世なんじゃないか?というシーンで出てきました。

J.K.ローリングがどんなストーリーを用意しているかは不明ですが、現在のところアウレリウスダンブルドアに関する予言ではないかという仮説が有力だと思います。

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』では出てこなかったので詳細は謎のままですが、シリーズ4作目以降での種明かしを期待しましょう!

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