ゴーストバスターズ炎上はなぜ?2016リブート版の批判理由はポリコレ?

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

2016年の『ゴーストバスターズ』のことを調べてみると、映画の予告編が公表された時点で賛否両論が噴出し、公開前から炎上状態だったようです。

なぜ人気映画のリブート版が炎上することになったのか、その理由を調べてみました。

広告

 

ゴーストバスターズ2016リブート版が炎上した理由は?

2016年のゴーストバスターズのリブートが炎上した理由は、主要キャストをすべて中年女性にしたことだと言われています。

なぜキャストが女性になり、それが炎上したのかを振り返ります。

ゴーストバスターズの続編が待たれていたが制作が難航

メンバーを一新して完全新作として制作された2016年版は、オリジナル版のメガホンをとったアイヴァン・ライトマンが制作、監督は女性を起用した映画作品が多いポール・フェイグに。

当初は『ゴーストバスターズ2』の続編をオリジナル・キャストで制作する予定でしたが、脚本の遅れや主要メンバーの一人ハロルド・ライミスの死去といった事情があり、続編の制作は取りやめになりました。

ただし、1984年のオリジナルと1989年の続編に出演し脚本も担当していたダン・エイクロイドがリブート版の製作総指揮として参加。前2作を反映したものでありつつ「ゴーストバスターズになりたい新世代の女の子のための映画になる」とコメントしていました。

待望のリブート版でゴーストバスターズを全員女性にしたところ炎上

ゴーストバスターズの4人の女性キャストの声や主題歌を、日本語版ではお笑いタレントの友近、渡辺直美、椿鬼奴、山崎静代が担当して話題になった2016年の『ゴーストバスターズ』。

実は本国アメリカでは予告公表で主要4人のキャストが全員女性であることがわかると、バッシングの嵐が吹き荒れました。

映画予告編に90万の低評価

予告編第1弾が公開されると約90万件の「低評価」がついたそうで、映画の予告編としては、当時のYouTube史上最も厳しい評価でした。

動画には初日の午前中で12000件の高評価と13800件の低評価が付くという異例の事態だったそうです。

女性がキャスティングされた理由について、監督のポール・フェイグは”自分が最も面白いと思うメンバーをピックアップしたらこうなった”という主旨の発言をしています。

また、監督の経歴としてコメディエンヌたちをフィーチャーした『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(2011年)が成功を収めており、監督としては女性キャストでゴーストバスターズを撮影することは自然な発想だったと思われます。

フェミニストからも攻撃された「フェミナチ」向け映画

Twitterでは「フェミナチ」向けに作られた映画だという批判も出ましたが、フェミニストからも攻撃され炎上しました。

「フェミナチ」は、フェミニズムとナチズムを掛け合わせて生まれた言葉で、アメリカでは急進的で先鋭的なフェミニストに対して使われる蔑称だそうです。

映画に登場する主要キャストのうち3人までが理系の研究者である一方、事務員として採用される若い男性ケヴィンが肉体派でとにかくおバカな設定であることがフェミニズム的な行き過ぎた表現として批判されました。

しかしながらこの映画はフェミニストの側からも攻撃を受けます。

フェミニストのジャネッサ・E・ロビンソンは「『ゴーストバスターズ』では3人の有能な女性科学者がたった一人の黒人女性とともに活動している。レスリー・ジョーンズが演じるパティは3人に比べると知性的ではない労働者だ。」「あの映画はラテン系、アジア系、先住民族の女性の存在を無視している。」「先例に倣って、黒人枠として一人だけ黒人女性が登場している」と批判。

この批判に対してニューヨーク市地下鉄の職員パティ役のレスリー・ジョーンズは「パティ・トーランは熱心に働く女性であって、”一般人”を表象するキャラクターです。」「なぜ普通の人間がゴーストバスターズになってはいけないのでしょうか。」と反論しました。

冴えない中年女性が下ネタを連発しつつ仲良くゴースト退治をして、若くて仕事のできないイケメンを愛でると心がざわつく人がいる、ということでしょうか…。

差別的バッシングを受けた主要キャストも

SNS上では、ポール・フェイグ監督や主要キャストに対して、殺害予告や女性差別にあたるコメントが多数投稿されたそうです。

主要キャストの一人パティ役で出演したレスリー・ジョーンズは、黒人女性ということから女性差別だけでなく黒人差別にあたる内容の投稿をツイッターで浴びせられ、一次はアカウントを離れた時期があったほどです。

さらにレスリー・ジョーンズは「どのデザイナーも、私にゴーストバスターズL.A.プレミアのためのドレスを貸してくれない」と、ツィッターに投稿

すぐにクリスチャン・シリアーノという若手デザイナーがドレスの提供を申し出たものの、”レスリーが大柄で通常のドレスが着られない体型だから自分で前もって手配する必要があるだけで人種差別ではない”とか”なぜ体格のせいで他の女優さんたちと同列に扱ってもらえないのか”など映画以外のバッシングや論争に発展したこともありました。

ゴーストバスターズ2016はポリコレに反するとの批判もある

2016年の作品でも、オリジナル版の設定をほぼ踏襲して白人研究者3人と黒人労働者1人という組み合わせになっていますが、これはポリコレに反する、と批判の標的になりました。

ポリコレとは、「ポリティカル・コレクトネス(political Correctness)」の略称で、直訳は「政治的正しさ」。社会の特定のグループに対して不快感や不利益を与えないよう、政治的・社会的に公正で中立的な表現をすることを指します。

黒人キャストの設定が労働者階級のままになっていることへの批判、さらにラテン系やアジア系、LGBTなど他のマイノリティーへの配慮がない、という批判にさらされました。

2016年のリブート版は異なる人種を平等に扱うという配慮が足りない、ポリコレには失敗していると批判されたのです。

広告

ゴーストバスターズ2016はコンプリートDVD-BOXに入らない!

実は2016年の『ゴーストバスターズ』はアメリカで2022年2月に発売される予定の『ゴーストバスターズ:アルティメット・コレクション』に含まれていない事が判明しました。

コレクションの内容は以下のとおりで、2016年のリブート版は収録されていません。
・1984年公開の1作目
・1989年公開の2作目
・1985年にリリースされた書籍『Making Ghostbusters』
・最新作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』
・ボーナスコンテンツを焼いた2枚のディスク

アルティメット(Ultimate)は「究極の」を意味する言葉ですが、2016年の作品をなかったことにすることが”究極”といえるのでしょうか。

これに対して、監督を務めたポール・フェイグが、ツイッターに批判の投稿をしています。

「うん…。ソニー・ピクチャーズ、これはなんらかの間違いであると分かってる。私たち(2016年版の作品には)にファンは多いし、(前作からの)ビル、ダン、アーニーも出演していて、その年のキッズ・チョイス・アワードでは“お気に入り映画賞”も受賞した。だから、これはただのうっかりだよね? # 私たちはみんなゴーストバスターズ」

映画が駄作だったからという声もありますが、『エイリアン』『ゴジラ』『スター・ウォーズ』など多くのフランチャイズものの中で、過去作をまとめたコレクションから1作だけ抜かれることはまずありません。

ソニー・ピクチャーズの対応に注目ですね。

ゴースト・バスターズ2016リブート版が批判され炎上した理由まとめ

2016年の『ゴーストバスターズ』のことを調べてみると、映画の予告編が公表された時点で賛否両論が噴出し、公開前から炎上状態でした。

炎上した理由は
・主要キャストが全員女性であったこと
・ポリコレに反すること
にあると思われます。

結果としてフランチャイズのラインナップから外され、なかったことにされそうな気配まで漂い始めました。なぜ人気映画のリブート版が炎上することになったのか、その理由でした。

タイトルとURLをコピーしました