名探偵コナン緋色の弾丸のパラシュートは何のため?開いたか確かめるのはなぜ?

『劇場版名探偵コナン 緋色の弾丸』を見てて疑問に思ったんですが、万国旗のパラシュートみたいなものは何のためにくっついてたんでしょうか?

それに、コナンが「開いたか?」って確かめるのはどうしてなんでしょう?調べてみてわかったことをお伝えします!

 

名探偵コナン緋色の弾丸のパラシュートは何のため?

『劇場版名探偵コナン 緋色の弾丸』のパラシュートは何のためでしょうか?

緋色の弾丸のパラシュートは減速のため

真空超電導リニアの万国旗のパラシュートは、リニアのスピードを落とすためのもの

緋色の弾丸の設定上、リニアは時速1000kmのスピードで走行しています。

ものすごい速さで走行中にパラシュートを広げると、空気抵抗で後ろ付きに引っ張る力が生まれ、減速されるというわけです。

実はパラシュートで減速する方法はコナン映画独自の創作ではなくて、実際に軍用機で使われています。

空気抵抗を利用するパラシュートは自衛隊機も使っている

↑こちらの画像は、航空自衛隊のF-4戦闘機が着陸するときのもの。機体の後部にパラシュートを広げてますよね。

この減速用のパラシュートはドラッグ・シュートと呼ばれています。非常に薄くて丈夫な布でできていて、使った後は回収して折りたたみ、ふたたび機体に装着します。

ドラッグ・シュートは毎回必ず使われるものではないですが、滑走路の長さや天候、機体の状況などによって利用されるそうです。

空気抵抗を利用したブレーキはJR東海のリニアにも

空気抵抗を利用したブレーキは時速500kmで走るJR東海のリニアにも装備されています。

JR東海のリニアには、回生ブレーキ、車輪ディスクブレーキ、空力(くうりき)ブレーキの3種類が搭載されています。

回生ブレーキとは、リニアモーターカーが進むために使う電気を逆向きに流すことです。するとその流れは抵抗になり、車体の速度が落ちます。

車輪ディスクブレーキは、回転するディスクをブレーキパッドで挟んで停止させます。

空力ブレーキは、列車の上部に板を出して空気抵抗を作り減速します。特に高速域では空力ブレーキの効果が高いそうなので、コナン達があてにしたパラシュートも案外いい選択肢なのかもしれませんね!

パラシュートが開いたか確かめるのは減速を確認したかったから

コナンが”パラシュートが開いているかどうか”をわざわざ確認したのは、リニアが確実に減速していることを確認したかったからだと思います。

もしパラシュートが出ていなければ減速できないことになるので、開いている=減速できる=命が助かる、ってことを確かめたかったんでしょう。

名探偵コナン緋色の弾丸のパラシュートはどのくらい効果がある?

緋色の弾丸のパラシュートはどのくらい効果があるんでしょうか?

時速1000kmというとんでもない速さのリニアがパラシュートで減速するのか???と疑問に思ったので調べてみました。

劇的ではないがある程度の効果はある

戦闘機のドラッグ・シュートによるブレーキは、車のエンジンブレーキのようなものらしいです。

ブレーキを踏むことなく減速できる点、効果が緩やかに現れる点が車のエンジンブレーキと似ています

知り合いのF-4乗りの人によると、普通は滑走路に着陸するとき車輪を出し、車輪をロックして(車輪の回転を止めて)ブレーキをかけるそうです。

しかし、長い時間ロックしているとタイヤは摩耗します。

それに対してドラッグ・シュートは布を広げるだけなので、タイヤへのダメージがなく、着陸の間ずっと効果を発揮してくれます。

知り合いはドラッグ・シュートなしでも着陸に支障はないが”航空機の部品は高いから、使える時はドラッグ・シュートを使う”と言っていました。

F-4では時速300km程度に減速してから利用する

ちなみに、F-4でドラッグシュートを利用するときは、時速に換算して約300km程度に減速してから展開するそうです。そして車輪のブレーキと併用して機体を停止させます。

よく考えると、戦闘機よりもずっと大きな車体、しかも時速1000kmで走る列車を停止させるとなると、ドラッグ・シュートの減速効果はどの程度のものなのか…?

そこは、フィクションだから大丈夫ということなんでしょうかねぇ。

緋色の弾丸のパラシュートは何のためかまとめ

『劇場版名探偵コナン 緋色の弾丸』を見て疑問に思ったパラシュートの役目と、コナンがなぜパラシュートの展開を確かめたのかを解説しました。

パラシュートは戦闘機で利用されるドラッグ・シュートと同じ役割で、空気抵抗によって減速するためのものです。

即効性はありませんが、機体へのダメージが少なく、ある程度効果があるようです。

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