「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」でホコリまみれだけどクラシックな雰囲気がカッコいいのが不死鳥の騎士団の本部になっているグリモールドプレイス12番地。
シリウスの死後はハリーが所有者になった、純血の魔法使い一族ブラック家のお屋敷です。
グリモールドプレイス12番地について色々調べたので、住所や間取りのほかロケ地はどこかまで徹底解剖します!
不死鳥の騎士団本部の館はグリモールドプレイス12番地にある
6 August 1995: The Advance Guard arrives in Privet Drive to rescue Harry. They bring him to 12 Grimmauld Place. pic.twitter.com/jutRXlqpHg
— Harry Potter World (@PotterWorldUK) August 6, 2022
不死鳥の騎士団の本部の館は、ロンドンのグリモールドプレイス12番地にあるという設定です。
原作者のJ.K.ローリングさんは「ブラック家の先祖は美しい家に住むために、ここに住んでいたマグルを説得して退去してもらった」と説明しています。
マグルの街の中にお屋敷があるのはそういう理由なんですね。
グリモールドプレイス12番地の英語に隠された意味
グリモールドプレイス12番地は、英語で「12 Grimmauled Place」と書きます。
Grimには「厳格な、冷酷な、ゾッとするような」、maul(動詞。過去形がmauled)には「ひどく批判する」という意味があります。
シリウスの母親がマグル生まれや半純血の魔法使いを徹底的に口汚く批判する態度と同じ!名は体を表すということでしょうか(笑)
建物は11番地と13番地の間にありマグルには見えない
#12 Grimmauld Place:
The headquarters for The Order of the Phoenix and Harry’s first true home, gifted by Sirius Black.
I enjoyed this build immensely 😊 pic.twitter.com/Yh3tcortyk
— Bricks2Learn (@bricks2learn) January 18, 2023
12番地の建物は、普段は魔法で隠されており、マグルだけでなく12番地の存在を知らない魔法使いにも見えないようになっています。
11番地と13番地の間に立ってダンブルドアのメモの内容を思い出すと、建物の間から古びて痛んだ扉や薄汚れた壁、煤(すす)けた窓が両側の家を押しのけるようにして現れます。
すり減った石段を登ると、蛇がとぐろを巻いた形のノッカー以外ドアノブもない扉が現れます。杖でノックすると扉が開き、中に入ることができます。
隠れ家にできるのはブラック家の先祖とダンブルドアの守護のおかげ
Sirius did everything he could to look out for Harry, even when he was stuck in Grimmauld Place 🥺 Can you remember what advice he gave his godson in this scene? pic.twitter.com/nZw3JNESSt
— Wizarding World (@wizardingworld) May 22, 2022
グリモールドプレイス12番地が不死鳥の騎士団の本部に選ばれた理由は、シリウスの父親が住んでいた時にあらゆる安全対策を施したから。
それだけでなく、ダンブルドアが「秘密の守人」になったので、ダンブルドアが屋敷の場所を教えた人以外、誰にも見つけられない安全な場所になりました。
ハリーはグリモールドプレイスのことをダンブルドアに教わったわけではありませんが、入る前に見せられたメモはダンブルドア自身が書いたものだったので、屋敷に入ることができました。
ここまで安全にこだわるのは、ヴォルデモードにダンブルドア側の活動拠点を知られないためですが、シリウス・ブラックが無実の罪とアズカバンの脱獄によって手配されたままの状態だったため、シリウスの身の安全を確保するためでもありました。
不死鳥の騎士団の本部グリモールドプレイス12番地の間取り
実はグリモールドプレイスの間取りは原作にも書かれていない部分が多く、細部まで正確にはわかりません。なので推測も含めて私の考えを書いてみました。
地下1階には厨房がある。奥のボイラーの納戸が屋敷しもべ妖精クリーチャーの寝床。暖炉とテーブルもあり、ふだんの食事はここでする。不死鳥の騎士団が集まって会議をすることも。
1階は玄関ホールとダイニングがある。分厚いカーテンの奥にはシリウスの母親ブラック夫人の肖像画があり、大きな声や音を出すとわめき始める。トロールの足の大きな傘立てがある。
原作では1階奥の扉を開けると石の階段があり地下の厨房に行くことができると書いてあるが、映画では1階の奥で不死鳥の騎士団メンバーが会議をしていた。食堂だったのかは不明。
2階には客間があり、ブラック家の家系図のタペストリーや飾り棚が並ぶ。廊下には歴代の屋敷しもべ妖精の首が並んでいる。
個人的には、ハーマイーオニーとジニーが寝室にしていた部屋も2階にあったのではと推測。
3階にはハリーとロンが寝室として使った部屋がある。無地のキャンバスが壁にかかっているが、実はフィニアス・ナイジェラスの肖像画がホグワーツ校長室の肖像画との間を行き来している。
4階にはシリウスとレギュラスの部屋がある。ブラック夫人の部屋(現在はバックビークの飼育部屋)はハリーとロンの部屋より上のフロアだと書いてあるので、この階にあるのではないかと思われる。
フレッドとジョージがハリーの部屋に降りてきた、という記述があるので彼らの寝室が4階のどこかにあった可能性も。
シリウス・ブラックに「厨房から出ていけ!」と言われたときクリーチャーが寝床にしていた場所。
グリモールドプレイス12番地のロケ地はロンドンのクレアモント・スクエア
グリモールドプレイス12番地のロケ地は、ロンドンのクレアモント・スクエアであることが知られています。
wikipediaによると「クレアモント・スクエアは、ロンドンのイズリントンにあるエンジェル(ペントンヴィル)地区にある広場です。」全体が大きな公園になっていて、その中に住居が立ち並ぶ一角があるようです。
同じような住居がたくさんある中で、建物の反対側に柵や草木が生えているところがロケ地なのだとか。
ハリーが初めてグリモールドプレイスを訪れたシーンそのままの建物が一般の住居として利用されています。
不死鳥の騎士団の本部グリモールドプレイス12番地の住所や間取り&ロケ地まとめ
不死鳥の騎士団の本部はグリモールドプレイス12番地にありました。
住所は英語で「12 Grimmauled Place」と書き、“冷酷に批判される場所”という意味があります。
間取りは地下1階から地上4階で、地下に厨房、1階に玄関と食堂、2階に客間、3階・4階が寝室で屋根裏部屋もあるお屋敷です。
ロケ地はロンドンのクレアモント・スクエア(Claremont Square)です。
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