ファンタビのナギニはなぜヴォルデモートのしもべに?出会いや母親かも解説

ファンタスティック・ビーストシリーズで最も注目を集めている存在といえば「ナギニ」ですね。

ナギニは、ハリー・ポッターシリーズで常にヴォルデモートの傍らに寄り添い、時に人殺しも実行する恐ろしい蛇でした。

しかし『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で登場すると、その正体は若く美しい人間の女性だと判明!クリーデンスに寄り添う姿や自分の血の呪いに苦しむなど人間らしく優しい面が目立ちました。

しかも闇の魔法使いグリンデルバルドと対立するニュートやダンブルドアと一緒に行動し始めます。

ナギニがなぜ後にヴォルデモートの味方になるのか?ハリー・ポッターシリーズとはどうしてこんなに違うのか?が気になりますよね~

ナギニとヴォルデモートの出会いや、ナギニがヴォルデモートの母親なのでは?という説も含めて検証したのでお伝えします。

 

ハリポタのナギニはなぜヴォルデモートのしもべになっている?

ハリー・ポッターシリーズに登場するナギニは、最初から闇の魔法使いの忠実なしもべでした。もとは優しい人間の女性だったことを思わせる要素はなかったと言っていいでしょう。

なぜハリポタのナギニはヴォルデモートのしもべになっているのか、考察してみました。

はっきりした理由はまだ明らかになっていない

実は、これまでのファンタビやハリポタのシリーズでは、ナギニとヴォルデモートがどのように出会っ特別な絆を育んできたのか、明らかになっていません。

ファンタスティック・ビーストシリーズは第5作まで制作される予定なので、このあと公開される第3作以降で判明する可能性はあります。

ナギニにとってヴォルデモートは蛇語で意思疎通できる”仲間”なのかも

ハリー・ポッターシリーズでナギニが初登場したのは『炎のゴブレット』の冒頭シーン。外に出かけていたナギニが夜遅くリドル家の屋敷の一室に戻ってきて、蛇語(シューシューという音)でヴォルデモートに「廊下に年老いたマグルがいて、会話を聞かれた」と告げたシーンでした。

つまりハリポタのナギニは最初からヘビで、蛇語でヴォルデモートと会話はできてもそれ以外の人とは意思疎通できない生き物でした。

しかもヴォルデモートの望みどおりにセブルス・スネイプやバチルダ・バグショットを殺し、死喰い人たちの前で殺されたチャリティー・バーベッジを食べるなど恐ろしいヘビだったのです。

個人的には、ナギニにとって蛇語で意思疎通できる人間はヴォルデモートしかおらず、唯一人間的な交流ができる仲間として大切に思っていたのではないかと思います。

また、ファンタビの映画の中でナギニ自身は魔法を使っていません。蛇に変身し自分の毒で誰かを殺すことはできても魔法が使えないのかもしれず、誰かに保護してもらわないと生きていけない存在だった可能性もあるかもしれません。

ファンタビのナギニはハリポタと違いすぎるので理由がわからない

ファンタスティック・ビーストシリーズに登場したナギニは、ハリー・ポッターシリーズに登場したナギニとかなり印象が違います。

どうしてこんなに印象が違うのか、改めて違いをピックアップしました。

ファンタビのナギニは人間らしい優しさを見せる美しい女性

ファンを最も驚かせたのは、ナギニが第2作『黒い魔法使いの誕生』で人間の女性として登場したことでした。しかも若くて美しい女性で、普通に会話ができるし、クリーデンスに寄り添う優しさも見られる人間的なキャラクターです。

ただ、彼女はサーカスの見世物として、巨大な蛇に変身する様子を見せていたことから確かにナギニに間違いありません。ハリポタの”恐ろしい蛇”とは全く違うイメージですが、なぜこういうことになったのでしょうか?

インドネシア神話の上半身人間・下半身蛇のナーガから着想されたキャラ

ナギニがなぜ人間の女性として登場したのかについて、脚本を書いたJ.K.ローリングは、原作の執筆当時、インドネシア神話の「ナーガ」から着想を得たと述べています。

ウェブ上で調べてみたところ、この蛇神はインド神話を起源とする神で、上半身が人間、下半身が蛇として描かれ、女性は「ナーギー」と呼ばれるそうです。ナギニの名前はここから取られているのかもしれませんね。

実はナギニにアジア人女性がキャスティングされたことについて、白人男性に何十年もの間使役されるヘビの役にアジア人女性をあてはめることへの批判が殺到したのですが、J.K.ローリングの上記の主張で批判は収まりました。

マレディクタス(血の呪いでいずれ永久に動物になる女性)である

もう一つ、ファンタビで明らかになった事実は、ナギニが”マレディクタス”であることです。Harry Potter Wikiには次のように書かれています。

マレディクタス
マレディクタスは血の呪いによっていずれ永久的に動物の姿になってしまうことを運命づけられた女性を指す言葉である。呪いは母から娘へ、生まれた瞬間から受け継がれる。最終的に変わり果てる動物の種類は呪いによって異なる。

つまりナギニの家系の女性たちは、みないつか動物の姿になってしまうマレディクタスである、ということです。ナギニは今は自分の意志でヘビに変身できますが、いつか人間に戻れなくなるのですね。

ナギニがクリーデンスと出会った摩訶不思議サーカスの団長スケンダーは、彼女を「インドネシアのジャングル」で見つけたと主張していました。母親もおばあさんも動物になっていたとしたらジャングルで暮らしていたというのも事実かもしれません。

ちなみに血の呪いを受けた=動物に変身する、というわけではありません。ハリポタシリーズのアストリア・グリーングラス(ドラコ・マルフォイと結婚し息子のスコーピウスを産んだ)は、血の呪いで短命な人が多く生まれる一族出身で、息子がホグワーツの第3学年のときに病で亡くなりました。

ファンタビのナギニは闇の魔法使いと敵対する

ファンタビのナギニは、闇の魔法使いであるグリンデルバルドのもとへは行きませんでした。サーカスで彼女と出会い、親密な関係になっていたクリーデンスは自分の出自を知りたいがためにグリンデルバルドのもとへ行ったにもかかわらず、です。

ナギニはクリーデンスを止められなかったことを悔やみましたが、ニュート・スキャマンダーやダンブルドアらと行動を共にしはじめます。

ハリー・ポッターシリーズでずっと闇の帝王のそばにいた恐ろしい蛇とは全く違う行動ですよね。どうしてヴォルデモートのしもべになったのか、全く見当がつきません。

ナギニとヴォルデモートの出会いはいつ?

ナギニとヴォルデモートが出会った時期はいつだったのでしょうか?

はっきりとはわかっていない

ハリー・ポッターシリーズでも、ファンタスティック・ビーストシリーズでも、二人の出会いについて触れられた部分はありません。

二人が出会った時期やそのときの様子は謎に包まれています。

2022年4月公開の第3作でもナギニが出演するので、謎が解ける可能性は高いと思われます。描かれる時代は1930年代ということで、ヴォルデモートがホグワーツに入学する時期と重なるかもしれません。

そうするとダンブルドアと接点ができるので、一緒に行動しているナギニとも……?ということもありえます!しかし個人的には別の可能性も高いと思います。

ナギニとヴォルデモートが出会った時期は1981-1994年?

二人が出会った正確な時期はわかりませんが、大体いつ頃かを推測することはできそうです。

二人について今わかっていることを時系列順にまとめてみると、二人が出会った可能性が高いのは1981-1994年の間ではないかと思います。

ヴォルデモートが生まれたのは1926年

ヴォルデモートがトム・リドルとしてこの世に生まれたのは1926年12月31日でした。実はファンタスティック・ビーストシリーズの始まりも1926年です。これは偶然の一致なんでしょうか?

最も恐ろしい闇の魔法使いが生まれた年から物語が始まったということは、第5作で完結するときも何かヴォルデモートにちなんだ年で物語が終わりそうですね。

ナギニがサーカスで見世物になっていたのは1927年

ナギニがいつ摩訶不思議サーカスに連れてこられたのかはわかりませんが、1927年にクリーデンスがナギニに出会い、二人が親しい間柄になったのは間違いありません。

ヴォルデモートがホグワーツに在籍するのは1938-1945年

1938年には、トム・リドル(のちのヴォルデモート)がホグワーツに入学します。その頃のホグワーツにはダンブルドアが教授として在籍していました。

ダンブルドアとトム・リドルに初めて接点ができるのですが、ナギニやグリンデルバルドがここにどう絡んでくるのか、ストーリーの展開が楽しみですね!

ちなみにホグワーツ在籍中のトム・リドルの様子はダンブルドアが注意深く(というかしつこく)監視していたので、この間にナギニと特別な関係になるのは難しいように思われます。

グリンデルバルドがダンブルドアとの決闘に破れて幽閉されたのが1945年、トムがホグワーツを卒業した年と同じです。ここにも何か意味があるのでしょうか。気になりますね!

ヴォルデモートが肉体を失ったのが1981年

ヴォルデモートが肉体を失ったのが1981年です。自分を殺す力を持つ子供が生まれ、その子か自分かどちらか一方しか生き残れないと知ったヴォルデモートは、ハリーを殺しにきます。

ハリーは母親の愛の魔法によって生き残り、ヴォルデモートは自分の死の呪いが跳ね返ったため肉体を失いました。しかし、その魂の一部が生き残ります。

“俺様は肉体から引き裂かれ、霊魂にも満たない、ゴーストの端くれにも劣るものになった・・・・・・しかし、俺様はまだ生きていた”
—ヴォルデモート卿

こんな状態になったヴォルデモートは、アルバニアの森に隠れ、蛇に取り憑いて生きながらえていました。個人的には、この時代に森の中で蛇のナギニと出会った可能性があるのではないかと思います。

ナギニが完全に蛇になりヴォルデモートの肉体が復活したのは1994年

ナギニが蛇としてハリー・ポッターシリーズに登場したのは『炎のゴブレット』でヴォルデモートがリドル家の屋敷に潜んでいたときのことでした。

実はその前年の1994年に、ヴォルデモートはアルバニアの森でバーサ・ジョーキンズを殺し、ナギニを分霊箱にする際の生贄にしたことが判明しています。

ナギニとヴォルデモートが死亡したのは1998年5月2日

ナギニとヴォルデモートがホグワーツ決戦で死亡したのは、1998年の5月2日です。ナギニはネビル・ロングボトムが組み分け帽子から取り出したグリフィンドールの剣で首を切り落とされ、亡くなりました。

このときヴォルデモートも、ハリーと1対1の決闘のすえ、自分の死の呪文がはねかえって死亡しています。

ナギニはヴォルデモートの母親なの?

ナギニはヴォルデモートの母親ではないかと考える人がいるようですが、違います。

ヴォルデモートの母親メローピー・ゴーントの生い立ちと、ナギニ母親説が生まれた理由を考察します。

ヴォルデモートの母親は純血の魔女メローピー・ゴーント

ヴォルデモートの母親は、純血の魔女メローピー・ゴーントでした。ゴーント家はサラザール・スリザリンの直系の子孫の家系で、大きな金の指輪とスリザリンのロケットを所持する由緒ある家でした。

しかしメローピーの父マールヴォロ・ゴーントと兄のモーフィン・ゴーントはメローピーに虐待を加えていました。メローピーは近所に住むハンサムで裕福なマグル、トム・リドルに恋をして彼を騙して結婚。家を脱出し息子を授かりました。

結婚から1年後、騙された事に気づいたトムは妊娠中のメローピーを捨てたため、彼女はロンドンのウール孤児院で息子を出産。トム・マールヴォロ・リドルと名付け、息をひきとりました。

ヴォルデモートが蛇語を話せるのは、母親がパーセルマウス(蛇語を話す人)だったからです。

ナギニがヴォルデモートにエキスを与えた様子から生まれた誤解では

映画では描かれませんでしたが、ナギニは小説『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で初めて登場したとき、衰弱したヴォルデモートに自分のエキスを与えていました。ナギニのエキスをワームテールが絞り、それをヴォルデモートが数時間おきに飲んでいたのです。

ハリー・ポッター映画大全集には、その時の様子をイメージできるコンセプトアートがあり、ヘビのお腹のあたりに乳房状の部分が複数あって、赤子のような姿のヴォルデモートが乳首に吸い付いています。

この絵を見た人の中に、ナギニはヴォルデモートの母親だったのでは?と考えた人がいたため、そういう説になったのかもしれません。

ナギニがインドネシア神話の上半身人間・下半身ヘビの「ナーギー」という蛇神から着想されたキャラだとお伝えしましたが、「ナーギー」は女性神で、大地や川のように人々に恵みをもたらす存在とされているようです。

いわば人類にとっての母親とも言える神様なので、ナギニのキャラクターにはそのイメージが反映されているのかもしれません。

ナギニはなぜヴォルデモートのしもべに?出会い&母親かも解説まとめ

ファンタスティック・ビーストシリーズで最も注目を集めている「ナギニ」。

ナギニは、ハリー・ポッターシリーズで常にヴォルデモートの傍らに寄り添い、時に人殺しも実行する恐ろしい蛇でした。しかし『黒い魔法使いの誕生』で登場したのは美しい人間の女性から蛇に変身するマレディクタスで、闇の魔法使いと敵対しています。

そんなナギニがなぜヴォルデモートのしもべになったのか、二人の出会いやナギニが実は母親

しかし『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で登場すると、その正体は若く美しい人間の女性だと判明!クリーデンスに寄り添う姿や自分の血の呪いに苦しむなど人間らしく優しい面が目立ちました。

しかも闇の魔法使いグリンデルバルドと対立するニュートやダンブルドアと一緒に行動し始めます。

ナギニがハリー・ポッターシリーズとはどうしてこんなに違うのか?なぜ後にヴォルデモートの味方になるのか?が気になりますよね~

ナギニとヴォルデモートの出会いや、ナギニがヴォルデモートの母親なのでは?という説も含めて検証したのでお伝えします。

ホグワーツ訪問

ホグワーツにおけるナギニたち

グリンデルバルドの集会を生き延びたナギニは正式にニュート・スキャマンダー、テセウス・スキャマンダー、ティナ・ゴールドスタイン、ジェイコブ・コワルスキー、ユスフ・カーマらによるグリンデルバルドの対抗勢力に加わってホグワーツ魔法魔術学校を訪れた(トーキル・トラバースやルドルフ・スピールマンも一緒であった)。一行はホグワーツの高架橋で待ち受けるアルバス・ダンブルドア教授に対面した。

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