天童寺さりな(てんどうじ・さりな)は推しの子に登場する12歳の女の子で、星野ルビーとして生まれ変わっています。
そんなルビーが、自分の双子の兄・星野アクアもゴローの生まれ変わりであった知る回が原作で描かれました。この記事では、
について詳しく解説、考察します。
推しの子のさりながゴローに気づくのは何巻何話?
推しの子のキャラクターのさりな(現在はルビー)がゴロー=アクアに気づくのは、原作コミックスで何巻何話なのでしょうか?
ルビーが気づくきっかけについても詳しく解説します。
漫画13巻122話で気づく
ルビーは漫画13巻122話で、アクアの中身がゴローだったという事実に気づくシーンが描かれます。
122話では、さりなの母親の天童寺まりなが娘を愛していなかったことをルビーが知ってしまいました。
ショックを受けたルビーは、アイのキーホルダーを握りしめながら部屋で泣き崩れます。
この時握りしめていたキーホルダーは、さりなだった時にゴローへ渡したものです。そして、宮崎県高千穂の洞窟内にあったゴローの白骨遺体から密かに回収されたものでもあります。
それを見たアクアが声をかけた結果、アクアの中身がゴローということに気づいたルビーは、嬉し涙をこぼしながらアクアに抱きつくのでした。
さりなが母親から愛情をもらえなかった悲痛さに胸が締め付けられましたが、一転してアクアとルビーがそれぞれ転生したことに気づき、喜ぶシーンはぐっとくるものがありますね。
きっかけは「さりなちゃん」と呼ばれたこと
アクアの中身がゴローだとルビーが知るきっかけは、「さりなちゃん」とアクアに呼ばれたことからでした。
「さりなは母親に愛されていなかった」という事実をつきつけられ、精神崩壊寸前のルビー。
アクアは声をかけますが、ルビーの心には届きません。
そこでアクアは、いちかばちかで「さりなちゃん」と呼びかけてみることに。
その結果、ルビーは心を持ち直し、アクアに対して抱いていた不信感も消え去りました。
いつかお互いの前世を知る展開になるのかなと思っていましたが、アクアの思い切った行動からの展開についにここでか・・・!とどきどきした気持ちになりました。
アクアがルビーの前世に気づくのは何巻何話?
アクアが、ルビーの前世=さりなに気づくのは、一体何巻何話なのでしょうか?
ルビー=さりなだと確信した回やその決め手、生まれ変わりが判明したあとの二人の関係について詳しく見ていきましょう。
確信したのは漫画13巻122話
アクアが、さりな=ルビーだと確信したのは、13巻122話です。
ゴロー=アクアだったことにルビーが気づく回と一緒ですね。
ルビーの中身がさりなと確信した回が122話ですが、実はその前からアクアは薄々勘付いていた節がありました。
アイのキーホルダーと「せんせ」呼びが決め手
ルビーの中身がさりなだとアクアが確信したのは、アイのキーホルダーと「せんせ」呼びが決め手でした。
部屋で泣き崩れるルビーの手には、アイのキーホルダーがありました。
これはさりなが生きていたころにゴローへ手渡したものです。その後ゴローも死亡してしまったため、いわばさりなとゴロー二人の形見ですね。
アクアがルビーを諭した際に、ルビーの口からは「せんせ」という言葉が。
「せんせ」は、ゴローに対して生前のさりなからの親しみをこめた呼称です。
それらのことよりアクアは、ルビーの中身がさりなであると確信しました。
自分の妹が、親交があったものの早世(そうせい)してしまったかつての患者だったと、確信した時のアクアの気持ちはどんなものだったのでしょう。
アクアの気持ちを考えると胸に押し寄せるものがあります。
赤ん坊のときから何度も正体バレの気配はあった
実は、赤ん坊のときから何度も正体バレの気配はありました。
ゴローはアイの子供のアクアに生まれ変わった後、双子の妹であるルビーも誰かの生まれ変わりということに気づきます。
しかし、誰の生まれ変わりかまではわかりませんでした。
13巻122話では、
ルビーの中にさりなちゃんの面影を見るたびに自分をとがめた
推しの子 13巻122話より
というアクアのセリフがあります。
おそらくは様々な場面でルビーにさりなの面影を見ており、アクアは確信を持てないながらも、ルビー=さりなでは?と考えていたのだと考えられます。
アクアはゴローこと雨宮吾郎(あまみや・ごろう)の生まれ変わりです。
ゴローは入院患者だったさりなに布教され星野アイのファンになりましたが、さりなは難病によって12歳の若さで亡くなってしまいます。
双子の兄弟・星野ルビーとして転生した何者かが、赤ん坊のときから星野アイの熱烈なファンなので、どうしたってさりなのことを思い出しますよね?
生まれ変わってからようやくお互いが誰の生まれ変わりかを知り、気持ちを伝え仲直りすることが出来た二人の姿に心がほっこりしました。
二人の関係はその後どうなった?
前世の知り合いの生まれ変わりであると互いに知った妹のルビーと兄のアクア、二人の関係はその後どうなったのでしょうか?
二人はその後、生まれ変わる前のさりなとゴローのように親密さが増しました。
アイ死亡の真相を世間に公表したアクアに対して絶対に許さないと憎しみをつのらせていたルビー。
しかしその正体がゴローだと知って態度は打って変わり、ベタベタいちゃいちゃするルビーとアクアの二人を見た有馬かな(ありま・かな)が「何があった!!」と問いただす場面も。
アクアに不信感を抱き距離を置いていたルビーですが、アクアの中身=さりなが大好きだったゴローであると判明し、一気に信頼を回復。
今後はより一層深く固いきずなで結ばれていくと考えられます。
二人が目指す復讐に向けて同じ方向を見ることが出来るようになり、二人にとって復讐が良い方向へと動いていくことを期待したいですね。
【推しの子】さりなとゴローの過去は?その後どんな関係になる?
生前、さりなは難病患者であり、ゴローは医者(研修医)という関係にありました。
過去のさりなは入院患者でゴローは医者
さりなはゴローの病院の入院患者でしたが、ゴローが直接受け持っている患者ではありませんでした。
しかし、ゴローが仕事をサボる際にさりなの病室を度々訪れていました。
さりなは難病で入院をしており、ゴローにアイドルグループB小町のアイを推しだとして布教します。
アイの活躍を楽しみに応援していましたが、病気によって12歳という若さでさりなは亡くなってしまいました。
さりなとゴロー、転生したふたりの今の関係と、転生前の人生で交わした約束について詳しく解説、考察します。
転生後のアクアとルビーは双子の兄弟
転生後のアクアとルビーは、生前推していたアイドルの星野アイが生んだ双子の兄弟になりました。
さりなはルビーに転生を果たしましたが、現在でもせんせと慕っていたゴローを大好きで、且つ特別な感情を持っています。
それは、ゴローの遺体を見つけた後で目に黒い星を宿して復讐を誓うシーンや、ゴローにあげたアイのキーホルダーを握りしめながら泣くところからうかがい知ることが出来ます。
ゴローの生まれ変わりがアクアであることを知って、今でもゴローが大好きでいるルビーの気持ちがどうなっていくのか、これからの展開がとても気になります。
その後「16歳になったら結婚」の約束は実現する?
ゴローに対して生前のさりなが言っていた「16歳になったら結婚」の約束は実現するのでしょうか?
結論として、ゴローと結婚する約束の実現は難しいと考えられます。
さりなは12歳という若さで亡くなってしまったため、16歳で結婚するという約束は果たされませんでした。
病気のない健康な身体のルビーとして生まれ変わりましたが、大好きなゴローも血のつながった兄として転生しています。
さすがに兄妹間での結婚は不可能とは思いますが、驚くような展開を描いてきた推しの子という作品です。
アクアとルビー、二人の間にこれからなにか一波乱あってもおかしくない気がしてしまいます。
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推しの子でさりながゴローにアクアがルビーに気づくのは何話かまとめ
推しの子のアクアとルビーが互いの正体に気づくのは何話か?についてまとめます。
アニメ2期放送も決まった推しの子。
これから兄妹であるアクアとルビー、二人の復讐の行方や、互いに転生したことを知った二人の関係がどうなっていくのか、気になる展開の連続に目が離せません。