名探偵コナン緋色の弾丸はなぜ緋色がタイトル?赤井の銀色の弾丸との関係は?

劇場版名探偵コナン『緋色の弾丸』は、なぜ”緋色”なんでしょうか?

赤井が撃った弾丸は銀製で、見た目も銀色でした。全然緋色(血のような赤い色)じゃなかったのに、どうしてタイトルは緋色の弾丸なの?と疑問に思った人がいると思います。

なぜ”緋色”の弾丸というタイトルなのかを解説します。

 

赤井秀一が映画『緋色の弾丸』で撃った弾は銀製

劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』で、赤井秀一はL96A1というスナイパーライフルを使い、約160km先のリニアモーターカーの中の犯人を”シルバーブレット(銀の弾丸)”で撃ち抜きました!

ほんとにそれ、ありなの……?という検証は別記事に任せるとして、この記事のポイントは赤井は銀の弾丸を撃ったのに映画タイトルが「緋色」の弾丸なのはなぜか?ということです。

実は赤井は黒の組織の”あの方”に、組織を壊滅させる”シルバーブレット”になり得ると言わしめた実力の持ち主。

赤井がシルバーブレットと呼ばれるんだったらなおのこと、映画タイトルは『銀の弾丸』なんじゃないの?と思う人が多いかも知れません。

しかし、コナンファンにとっては、やはり『緋色の弾丸』でないとダメなのです!

映画タイトル『緋色の弾丸』の”緋色”には3つの意味がある!

映画『緋色の弾丸』の”緋色”には3つの意味があります。

1. コナン・ドイル作「緋色の研究」へのオマージュ
2. 名探偵コナン「緋色シリーズ」の作品
3. 機動戦士ガンダム「赤い彗星のシャア」へのオマージュ

この3つの意味がわかれば、名探偵コナンの世界をより深く楽しめるようになりますよ~。順番に解説していきますね。

 

『緋色の弾丸』はコナン・ドイル作「緋色の研究」へのオマージュ

コナン・ドイル作「緋色の研究」は、名探偵シャーロック・ホームズが初めて登場するエピソード。この作品と『緋色の弾丸』にはどんな関係があるんでしょうか?

”緋色”は名探偵コナン名物のホームズネタのひとつ

”緋色”という言葉は、名探偵コナンの名物というかお約束になっている、シャーロック・ホームズ関連ネタのひとつなんです。

アポトキシン4869という薬を飲まされたせいで体が小さくなった工藤新一。

何とか自宅にもどったとき、蘭に遭遇して名前を聞かれ、近くにあった本を見てとっさに「江戸川コナン」と名乗った、あの時の本がコナン・ドイルの本でした。

そのコナン・ドイルこそ名探偵シャーロック・ホームズの生みの親です。

「緋色の研究」は名探偵シャーロック・ホームズが誕生した話

コナン・ドイルが初めてシャーロック・ホームズを登場させたのが「緋色の研究」で、このエピソードでホームズとワトソンが出会い、初めての事件を解決します。

名探偵コナンには”緋色”以外にもホームズネタが数多く出てきます。

かつて工藤新一には”平成のシャーロック・ホームズ”というキャッチフレーズがついていましたし、舞台となっている米花町はホームズが住んでいたベイカー街221Bから名付けられています。

他にもたくさんあるのですが、ホームズ好きの人なら”緋色”と言われたら「緋色の研究」が思い浮かび、ホームズがワトソンと出会うあの話ね、と分かるネタです。

『緋色の弾丸』は名探偵コナン「緋色シリーズ」の作品

映画『緋色の弾丸』は、名探偵コナンの原作マンガやテレビアニメで展開されている「緋色シリーズ」の作品でもあります。

「緋色シリーズ」は赤井秀一を軸に展開するエピソード

「緋色シリーズ」は赤井を軸にエピソードが展開され、赤井秀一、安室透、沖矢昴などが活躍する物語です。

赤井秀一は本当は生きているのでは?という疑いを持つバーボンが、楠田陸道が死んだ事件(赤井秀一がいなくなったきっかけ)を調べなおすところから緋色シリーズがスタートします。

緋色シリーズでは「安室透の正体」、「沖矢昴の正体」、「赤井秀一の死の真相」がすべて分かるため、ファンの間でも神回として評価が高いのです。

原作マンガとTVアニメの該当エピソードは神回として評価が高い

原作マンガの該当エピソード
84巻
File.11:バーボンの追求、緋色の序章
85巻
File.1:緋色の疑惑
File.2:緋色の尋問
File.3:緋色の帰還
File.4:緋色の真相
File.5:緋色のエピローグ
原作マンガでは、”緋色”はついていないものの、File.6:「ギスギスしたお茶会」から読むとゼロの背景も含めてストーリーがよくわかります。
 

TVアニメの該当エピソード
779話「緋色の序章」
780話「緋色の追求」
781話「緋色の交錯」
782話「緋色の帰還」
783話「緋色の真相」

アニメには各話のタイトルにすべて”緋色”がついているのでわかりやすいですね。

『緋色の弾丸』は「赤い彗星のシャア」へのオマージュ

「緋色シリーズ」の軸となっているキャラクター、赤井秀一は、機動戦士ガンダムのシャア・アズナブルをモチーフにした登場人物です。

緋色=赤すなわち「赤い彗星のシャア」から生まれた赤井秀一

緋色というのは、日本の伝統色の一つで、少し黄みを帯びた赤色です。つまり緋色すなわち赤で、これは「赤い彗星」へのオマージュでもあります。

コナンの原作者青山剛昌先生は、機動戦士ガンダムの大ファン。

ファーストガンダムの大人気キャラクター、シャア・アズナブルのあだ名「赤い彗星」と、シャアの声を担当した声優:池田秀一さんの「秀一」から「赤井秀一」というキャラクターを生み出しました。

周辺の人物も機動戦士ガンダムのキャラクターがモチーフ

シャアは「赤い彗星」の異名を持ち、赤いモビルスーツで戦場を駆け抜けて、ガンダムの主人公アムロ・レイが操縦するガンダムと死闘を繰り広げました。

赤井と同じように、アムロ・レイの声を担当した声優:古谷徹さんの「古谷」とアムロ・レイの「レイ」から「降谷零」が生み出されています。

ガンダムで死闘を繰り広げた二人が、コナンの世界でも違う陣営に属するライバルとしておのれの正義を信じ命がけで戦っている。その様子にガンダムを知る人はますます興奮してしまうのですー。

さらに、シャアの本名はキャスバル・レム・ダイクンですが、この名前が沖矢昴(おきや・すばる)の名前のもとになっています。

そして彼には生き別れた妹がいて、セイラ・マスと名乗っていました。これが赤井秀一の妹、世良真純(せら・ますみ)というわけです。

名探偵コナン緋色の弾丸!銀の弾丸なのになぜ緋色かまとめ

映画『緋色の弾丸』の”緋色”には3つの意味があります。

1. コナン・ドイル作「緋色の研究」へのオマージュ
2. 名探偵コナン「緋色シリーズ」の作品
3. 機動戦士ガンダム「赤い彗星のシャア」へのオマージュ

名探偵コナンは作品そのものがコナン・ドイルのホームズシリーズへのオマージュになっています。

赤井秀一が発射した弾丸は銀色でしたが、名探偵コナンシリーズで赤井を象徴する色が”緋色”であるため、映画のタイトルは『緋色の弾丸』なんですね~

こういうことを理解して映画を見直してみると、より深く楽しめそうですね!

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