薬屋のひとりごと園遊会の犯人ネタバレ!これ毒ですのセリフ・事件を解説

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『薬屋のひとりごと』の『園遊会』編で玉葉妃の食事に毒が盛られるという事件がありました。

毒見役だった猫猫の「これ毒です」というセリフが印象的ですね。

今回は園遊会で起こった事件の犯人は誰なのかについて、犯人として挙げられる阿多妃の侍女頭・風明の過去についてもネタバレ解説します。

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薬屋のひとりごとの園遊会の毒とは?

『薬屋のひとりごと』の園遊会で起きた毒が使われた事件とは何のことなのでしょうか?

皇帝と宮中の高官・後宮の4貴妃が参加した園遊会

年に2回行われる宮中行事の園遊会。

今回は皇帝と宮中の高官のほか、後宮の4貴妃がそろい踏みで出席する華やかな会になりました。

玉葉妃のスープに毒が盛られた

昼食の際、玉葉妃の食べるスープに毒が盛られるという事件が起きてしまいます。

玉葉妃の毒見役だった猫猫がスープに毒が盛られていることに気づき、事件は未遂に終わりました。

しかし、誰かが毒殺を企てたという事実から犯人を捜索することになったのです。

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薬屋のひとりごと「これ、毒です」の犯人は誰?

『薬屋のひとりごと』の園遊会で猫猫が「これ毒です」と指摘したスープに毒を入れた犯人は誰なのでしょうか?

犯人は阿多妃の侍女頭・風明

園遊会でスープに毒を入れた犯人は阿多妃の侍女頭・風明でした。

風明は木簡を使って外部と連絡を取り、毒を手に入れていました。

連絡に使われていた木簡は燃やすことで証拠を隠滅していたのです。

しかし、木簡を燃やしていた際に自身の右手にやけどを負ってしまい、それに気づいた猫猫に犯人だとバレてしまいます。

風明は里樹妃のスープに毒を入れた

実は風明は里樹妃のスープに毒を入れていました。

しかし、里樹妃のスープは玉葉妃のものと入れ替えられていました。

この事実から狙われたのは玉葉妃ではなく里樹妃だということがわかりますね。

里樹妃の侍女はいじめ目的で玉葉妃と皿を入れ替え

里樹妃の侍女は彼女へのいじめが目的で玉葉妃の皿を入れ替えています。

里樹妃はアレルギーの影響で青魚が食べられません。

それを知っている侍女は青魚の入った玉葉妃の食事と入れ替えるという嫌がらせをしました。

そのことで里樹妃に仕掛けた毒入りスープが玉葉妃に渡ってしまうのです。

猫猫の毒見で事件が発覚

里樹妃に仕掛けた毒入りスープを玉葉妃の毒見役であった猫猫が毒見をしたことで事件が発覚しました。

偶然とはいえ毒に詳しい猫猫に毒入りスープが渡ったことで被害は最小限に留められました。

危ないところでしたね!

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薬屋のひとりごとの風明が里樹妃を狙った理由は過去の事件

『薬屋のひとりごと』の風明が里樹妃を狙った理由には過去の事件が絡んでいます。どんな事件なのでしょうか?

阿多妃の赤子に蜂蜜を与え死なせた罪を隠す目的

風明が里樹妃を狙った理由は、阿多妃の赤子に蜂蜜を与え死なせた罪を隠す目的だと考えられます。

かつて阿多妃が出産した赤子が生まれて早々に死んでしまう事件がありました。

当時は出産に立ち会った医官で猫の父親である羅門が疑われ、後宮を追放されてしまいます。

しかし、実は生まれた赤子の世話をしていた風明が与えていた蜂蜜に死の原因があったのです。

そのことを隠すため、風明は里樹妃を毒殺しようとしたのでした。

里樹妃から蜂蜜で死にかけた話を聞いたことが原因

風明は里樹妃から蜂蜜で死にかけた話を聞いたことが原因で今回の犯行に及んだと考えられます。

里樹妃は幼い頃、自身の記憶にはないものの周囲の人の話から自分が蜂蜜が原因で死にかけたことがあると聞いていました。

話を聞いた風明は阿多妃の耳にその話が入ることを恐れます。そこで口封じのため里樹妃を毒殺する計画を企てたのでした。

実家から蜂蜜を取り寄せているため犯人とバレることを恐れた

風明は蜜養をしている実家から蜂蜜を取り寄せていました。

そのため、風明は阿多妃に里樹妃から蜂蜜の話を聞いて、自身の子が死んだ事件の犯人が自分であるとバレることを恐れました。

阿多妃を守るための行動だった

風明が里樹妃を殺そうとしたのは阿多妃を守るための行動だったのです。

阿多妃は下女の名前まで覚えていて日頃から感謝の言葉をかけるするほど他人に慈悲深い人物です。

自分の子供が死んだ際も決して他人のせいにせず、黙って泣いて天命だと受け入れるほどでした。

もしも侍女頭の風明の罪が明らかになることがあれば、当然アードゥオ妃にも罰が与えられることになります。

阿多妃にこれ以上迷惑をかけたくない風明は、自分が阿多妃の赤子を殺してしまったことを隠す必要があったのです。

しかし最終的には猫猫の説得に応じて自らの罪を壬氏に申し出ました。

今回の事件は風明が阿多妃のことを思うが故に起こってしまった悲しい事件なのでした。

侍女頭・風明の話は何巻何話で読める?

侍女頭・風明の話は何巻何話で読めるのでしょうか?

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ねこくらげ先生作画による『薬屋のひとりごと』では2巻6話~園遊会の話を読むことができます。

3巻は猫猫の里帰り編、4巻は風明の事件が中心で「これは毒です」の事件の伏線回収巻です。

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倉田三ノ路先生作画による『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』では2巻で園遊会の話が、3巻11話で風明の過去エピソードが読めます。

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薬屋のひとりごと・園遊会の「これ毒です」の犯人は侍女頭の風明かまとめ

『薬屋のひとりごと』の園遊会で毒を入れた犯人、そして侍女頭・風明の過去についてまとめてきました。

  • 園遊会で起こった事件の犯人は侍女頭・風明
  • 狙いは玉葉妃ではなく里樹妃、理由は過去の事件にあった
  • 風明は阿多妃の赤子に蜂蜜を与え、死なせた罪があるのを隠していた
  • 事件の手がかりとなる里樹妃を殺すため今回の事件を企てた

これが園遊会の毒の事件の真相です。多くの謎に包まれていた今回の事件。

その裏にはさまざまな思いが隠されているのでした。

事件の犯人の風明は阿多妃を思う心が強いため、しかたなく里樹妃を殺そうとしました。

突然柘榴宮にやってきた猫猫にも親切で有能な侍女頭の風明。

彼女には思わず同情したくなり、嫌いになれないキャラでした。罪を償ったあとも元気でいてほしいですね~

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