推しの子の怖いシーン!辛い・無理があると言われる理由についても

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【推しの子】はコミックスの累計発行部数が累計発行部数1,650万部を超え、1期アニメのYOASOBIの主題歌が大ヒットするなど話題に事欠かない人気作品ですね。

しかし「怖い」「無理がある」や「辛い」という感想もよく見かけます。

今回の記事では、具体的にどのシーンについてそういった感想が聞かれるのかを解説しました。

ネタバレがありますのでご注意ください。

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推しの子の怖いシーン!辛い・無理があると批判される理由は?

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— 横槍メンゴ‎⋆꙳✰࿐⋆*˖⊹ (@Yorimen) May 24, 2023

推しの子が怖い・気持ち悪い・辛い・無理があるなどと批判される理由はなぜでしょうか?

調べてみたところ、こういった理由が考えられるので一つずつご紹介します。

16歳の女の子が妊娠してるのが怖い

星野アイのビジュアルは正直かなり好きなんだよな。顔も可愛いし髪型とかも好きだしああいう恐いもの知らずで人を惹き付ける無敵感とアイドル力の高さも好き。

でも嘘つきなとこはあんま好きじゃないしアイドル続けつつ16歳でこっそり妊娠しちゃったりとか問題行動はちょっとアレだけど…#推しの子 pic.twitter.com/btGkwueEBJ

— コッペパン3号 (@red001king) May 26, 2023

『推しの子』にアイが登場したときは、16歳で妊娠20週の妊婦でした。双子を妊娠してたにしてはお腹小さくない?という声もありますね。

ヒロインがいきなりこんな登場をするなんてちょっと重すぎますし、父親は内緒、戸籍上は父親のおじさんが付き添ってる、っていうだけでかなり訳アリなわけで。

これからどんな鬱展開が待ってるのかなと思うプロローグでした。なので気持ち悪いと感じる人がいてもおかしくないと思います。

殺人シーンや死体がリアルで怖い

推しの子1話見たけど やっぱアイ死亡シーンいつ見ても泣ける… #推しの子 pic.twitter.com/gqbcyF3aSV

— パチト リア世界一 (@pachitoiIikeLIA) April 19, 2023

『推しの子』って良くも悪くもリアルなんですよね。

それは殺人や死亡、事故シーンにもあてはまっていて、血の流れ具合とか死体の描写もめっちゃ本物ぽくて怖いし気持ち悪いです。

  • アイがアクアを抱えたまま口からも大量出血して亡くなったシーン
  • 雨宮吾郎が白骨化した遺体で発見されたシーン
  • 片寄ゆらが山で転落死したシーン
  • 黒川あかねが歩道橋から突き落とされたシーン

これらのシーンが目に焼き付いているという人は多いと思います。

アイドル活動のきらびやかさとは対照的な恐ろしさ・気持ち悪さがある漫画ですね。

本編が始まる前が長いし辛い

本編が始まる前が長い、というのも悪い意味で期待を裏切られ見るのが辛いと感じる部分でしょう。

1巻の終わりでヒロインのアイが突然殺された!と思ったら2巻からはアイの双子の子供が主人公になり、今までは前置きだったことに気づいてガックリ来た人もいるはず(それは私)。

アニメ1話は初回90分スペシャルになっていましたが、通常なら3回に分けて放送されることになります。

もしそうなると「前置きが長い!」と言われていた可能性が高いです。そう思わせない工夫という意味もあったと思います。

双子の赤ん坊が大人口調で喋るのが怖い

「推しの子」、推しの子に転生するという設定の気持ち悪さから避けてたけど読んでみたら思っていたよりは気持ち悪くなかった(いや、気持ち悪いけど)

— 小雪 (@Syousetsu_K) August 7, 2021

赤ん坊時代のアクアとルビー見た目は赤ちゃんなのに大人の口調で喋るのが怖いという感想は多いですね。

内容も話しぶりも推しについて熱く語るオタクなので、赤ちゃんの外見にそぐわないためかなり違和感があります。

しかも神様のフリをしていちごプロのみやこさんを騙すなど、大人にも難しいかな?と思う事をしているからだと思います。

推しアイドルの子供になるのは無理があるから

『推しの子』では年齢差のあるオタク二人が推しアイドルの双子の子供に転生します。

いわゆる「転生もの」はなろう系作品の定番ですが、こういう設定は珍しいですよね。

しかも一人だけじゃなくて二人とも同じ推しアイドルのオタクで、一組の男女の双子として転生するので、ちょっと都合よすぎじゃない?という意見を見かけますね。

さりなのほうはアイが死亡する数年前に亡くなっていて、ゴローは出産の前日に死亡します。

さりなの魂がお腹の子どもに宿ることには納得できても、ゴローの魂がお腹の子どもに宿る時間があったのか?と考えるとちょっと無理があると思います。ここに納得できない人も多いようです。

赤ん坊のヲタ芸(ダンス)やリプ合戦に無理があるから

推しの子(今回は実話をもとにした重い話だったけど…)
マッシュル
カワイスギクライシス
江戸前エルフ

などなど今季は斬新かつ面白いのが豊富で嬉しい。#アニメ
推しの子は、赤ちゃんのオタ芸がピークだった感もあるけど、真相は気になる! pic.twitter.com/3KpKdql7r9

— イパゲア (@Ipageatw) May 17, 2023

赤ん坊がヲタ芸(ダンス)やリプ合戦をするのは無理があるという評価もあります。

ヲタ芸は、1巻3話でベビーカーに座ったまま赤ちゃんのアクアとルビーが踊るシーンですね。

ヲタ芸をリアルで赤ん坊がやるなんて絶対ありえないわけですが、ルビーとアクアは違いました。

何せ中身はさりなとゴローなわけですから、アイのステージを初めて生で見てテンションが上りまくります。

そのため全力でペンライトを振り回しながらヲタ芸を披露し、その様子がSNSに投稿されてバズりましたw

同じく1巻3話でルビーがアイのアンチと壮絶なリプ合戦を繰り広げていたのも、無理があると言われても仕方ないでしょう。だって赤ん坊の指がスマホの文字を超速で打てるとは思えないからです。

おむつにおしっこちびっちゃうーと言いながらテレビ見てたりとか、アクアとさりなが大人に引けをとらないくらい流暢に話す設定にも無理があると思います。

赤ん坊の口があんなに素早く動くはずないし、発音や発声も大人と同じようにはできないからです。

赤ん坊(アクア)の中身が中年男性で怖い

推しの子。
設定が気持ち悪い、ギャグも寒い、それでも面白い漫画。 pic.twitter.com/ueWabAS9U1

— ぽむぷり(鬱ソムリエ) (@utsu_monster) February 25, 2023

アクアは、アイの担当医だった30代の産婦人科医、雨宮吾郎の記憶を持って転生しています。

つまり現在高校1年生でも中身は30代のおじさんなので、時々中身の年齢を意識させられるシーンが出てくるとちょっと怖いです。

例えばアクアが授乳を拒否するシーンでは、アクアは目をつぶっておっぱいを見ないようにしたり、ぽろっと見えそうになったら必死に服をつかんで押さえていました。

授乳していたらおっぱいが見えてしまうのはごく普通のことなので、それにドキドキしてるっていうのが母親のアイを性的な対象として見ている男性目線を感じます。

それにゴローは産婦人科医でアイの担当医、アイは出産が近かったですよね。

ということは、おそらくアイのアソコに超音波プローブや自分の指を入れて子宮口の樣子を確認したりとかフツーにしてたはずです。

おっぱいを避けるとか何を今さら…?と読んでて違和感を感じた箇所でした。

アニメ6話(あかねの自殺未遂)が辛い

#推しの子 6話
重い…辛い…
ネットが1人の人間を自殺に追い込む
悪い部分しか切り取られないテレビの闇、SNS匿名の誹謗中傷・炎上、現実でも同じような事件があったし、社会問題も投影されてるのが本作品の凄いとこ。アニメの演出が加わって更にエグみを増してた。。
次回はあかねちゃん救出回で🙏 pic.twitter.com/DxWF9qc1ms

— IROHA (@iroha_domin) May 17, 2023

アニメ6話では番組出演中に共演者の顔を傷つけた黒川あかねの炎上騒ぎが描かれました。

あかねがSNSでバッシングを受ける様子などがあまりにもリアルで、「テラスハウス」で娘の木村花さんを亡くしたお母様が「推しの子」への批判ともとれるツイートを投稿

推しの子の内容は木村花さんを題材にしたものなのか?など炎上騒ぎに発展しました。

漫画の中の炎上騒ぎの描写は見事というほかなく、そういう経験のある人がフラッシュバックを起こすほどのリアルさだというのも納得できます。

それを見るのが辛いと感じる人がいるのも仕方ないことかもしれません。

11歳や15歳で女性を妊娠させたカミキヒカルが怖い

本編では、16歳のアイを妊娠させた相手は当時15歳のカミキヒカルだったことがほぼ確実になっています。姫川大輝に至ってはカミキヒカルが11歳のときの子どもだとされています。

11歳の小学生と成人女性のそういう行為とか想像したくないですし、15歳男子と16歳女子が行為に及ぶ樣子を想像するとちょっと怖いですね…。

これは、実際に自分の身の回りで起きたらかなり心がざわつく出来事だと思います。高校1年生の女の子が双子のお母さんになるんですよ?

20歳の女の子に幼稚園の年中組の子どもがいるってことですよ?ちょっとね…想像しにくいですね。

もし自分の子どもがそういう状況になったら、ご近所さんの視線がかなり気になると思います。

アクアやルビーの復讐心が強すぎて怖い

#推しの子
今のルビーにとってはもうアイドルは復讐のための手段なんだな…… pic.twitter.com/YiTdh1VCcR

— ゆっくりライアン (@sp8a79) May 22, 2023

アクアやルビーの復讐にかける意気込みが強すぎて怖いという感想もよく見かけます。

たとえばアクアがあかねにGPSをつけてましたけど、真犯人を知るために自分の彼女に内緒でGPSつけるって頭おかしいでしょと思ってしまいました。

ルビーも手段を選ばずにのし上がり、アイを殺した犯人に復讐するんだというブラックな考え方に染まっているので見ていて悲しくなります。

アクアの中身はゴロー先生、ルビーの中身はさりなちゃんなので、二人にとっては母親でもあり推しアイドルでもあった存在が殺されたので復讐に走る気持ちは理解できます。

真犯人が判明しても捕まっていないので怒りをぶつける先がない、だからこそどんどん復讐の鬼になっていくわけですね。

でも読者としてはルビーにアイドルの頂点を極めてほしい、アクアにも最終的には自分の人生を生きてほしいっていう期待もあるわけで。

そう思う人からすると理解が難しいほど復讐に執着しているのがルビーとアクアなのだと思います。

予想を裏切る展開続きで読むのが辛いし怖いから

【推しの子】では登場人物の人生が劇的に変化する瞬間がいくつも登場します。

アイ殺害はもちろんですが、さりなやゴローの死、黒川あかねの炎上騒ぎに有馬かなのお泊りスキャンダル、姫川大輝がアクアの異母兄弟とわかるなど、展開がドラマチックでドキドキしますよね。

それに、たとえば『今日あま』で清純派に見えたゆきちゃんがすべて計算ずくでキャラを演じていたなど、表面上の見た目と裏の顔が一致しないキャラクターが多いです。

犯人のカミキヒカルも片寄ゆらからはとても「いい人」扱いされていましたしね。

なのでストーリーを追っていても、今自分が読んでいるのがキャラの本当の姿かどうか、常に疑う必要があります

いつ作者に裏切られるのかドキドキしながらページをめくるので、読むのが辛いし怖い、という方は多いのではないでしょうか。

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推しの子の怖いシーンや辛い・無理があると批判される理由まとめ

推しの子が鬱で気持ち悪い・辛い・怖いなどと批判される理由はなぜかをまとめました。

  • 16歳の女の子が妊娠してるのが怖いから
  • 殺人シーンや死体がリアルで気持ち悪いから
  • 本編が始まる前が長いし辛いから
  • 双子の赤ん坊が大人口調で喋るのが怖いから
  • 推しアイドルの子供になるのは都合よすぎるから
  • 赤ん坊のヲタ芸(ダンス)がリアルすぎるから
  • 赤ん坊(アクア)の中身が中年男性だから
  • 6話がリアルに炎上するほど鬱展開だから
  • 15歳の中学生男子が双子の父親だったから
  • アクアやルビーの復讐心が強すぎて気持ち悪いから

という理由を挙げる人が多いようです。

ただ、『推しの子』が面白いかどうかと言われると、私はやっぱり面白い!と思って読んでますね。

気持ちがざわつく漫画ではありますが、漫画本編も楽しみつつアニメを見ていきたいと思います!

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