推しの子はつまらなくなった?人気失速・迷走の理由はなぜか考察

『推しの子』は原作が赤坂アカ、作画は横槍メンゴの豪華な二人組が『週刊ヤングジャンプ』に連載している漫画です。

この作品の単行本第1巻は、2020年7月に発売された当時国内でもっとも売れた作品となる売り上げを記録。

2022年10月には累計発行部数380万部を超えるなど大人気の漫画なのですが、なぜか最近つまらなくなったとか迷走しているなどの噂も聞かれます。

つまらないなどの批判的な評価の理由を考察しました。

 

推しの子はつまらなくなった?人気失速や迷走との評価はなぜ?

推しの子はつまらなくなったのでしょうか?

人気失速や迷走との評価はなぜ出てきているのでしょうか?

更新のたびにコメント欄に批判が

『推しの子』は、しばらく前から更新のたびに批判的なコメントが多数書き込まれているようです。

私もヤンジャン!やTwitterで見てみましたが想像していたより不満な点を挙げるコメントは多かったですね。

内容としては

  • 舞台編が長すぎるし話が進まない
  • 舞台編からつまらなくなった
  • 「アクタージュ」のほうが面白い
  • 伏線や要素を詰め込みすぎ
  • キャラクターが崩壊している

などの批判が目に付きました。

舞台編が長すぎるし話が進まない

第五章の2.5次元舞台編がそれまでの章よりかなり長くなっているため「話が進まない」「つまらない」と感じる人が多いようです。

  • 第一章 幼年期 ⇒ 1巻
  • 第二章 芸能界 ⇒ 2巻
  • 第三章 恋愛リアリティーショー編 ⇒ 3巻+4巻冒頭
  • 第四章 ファーストステージ編 ⇒ 4巻のこり
  • 第五章 2.5次元舞台編 ⇒ 5~8巻前半
  • 第六章 プライベート編 ⇒ 8巻後半
  • 第七章 中堅編 ⇒ 9~10巻

こうして見てみるとはっきりわかりますが、舞台編だけがやけにボリュームありますよね。

作者によると、これまでに描いたことがないバトルシーンを入れたため長くなったらしいです。

舞台編からつまらなくなった

舞台編からつまらなくなったというコメントはあちこちで見かけます。

読者としては

  • アクアとルビーの父親が誰か?
  • ルビーはドーム公演まで昇りつめるのか?

が早く知りたいですよね。

しかし舞台編ではそこにほとんど進展がありませんでした。

なので個人的にも読んでいてちょっと苦痛を感じましたね。

「アクタージュ」のほうが面白い

舞台編を読むより「アクタージュ」のほうが面白いというも見かけます。

舞台編では演技に関する描写や原作者と脚本家のやりとりなど裏方の描写もたくさん出てきます。

それに関しては「アクタージュ」のほうが内容が充実していたと感じるファンが多いのでしょう。

「アクタージュ」は少年漫画としては珍しく”役者”がテーマの漫画で、『週刊少年ジャンプ』で連載されていました。

主人公の夜凪景(よなぎ・けい)が、人間味が薄い天才役者から徐々に人間らしく成長していく過程が描かれ、2020年には舞台化が決定。

当時は人気作品の終了が相次いでいたため、『呪術廻戦』や『チェンソーマン』と共に次にくる作品として注目を集めていたようです。

累計発行部数も300万部を突破していたので、『推しの子』に匹敵する人気だったといえるでしょう。

しかし2020年8月に原作担当のマツキタツヤが強制わいせつ罪の容疑で逮捕され、連載は8月11日分で終了。

結局舞台化の話は立ち消えになり、単行本も出荷されない形になりました。

色々詰め込みすぎ

『推しの子』は一つの漫画に色々な要素を詰め込み過ぎている、という指摘も多くの人からおこなわれていますね。

  • アイドルのサクセスストーリー
  • 恋愛系夢小説
  • 殺人事件の犯人を追うミステリー
  • 男性が赤ん坊に生まれ変わって人生をやり直す転生モノ
  • 母親(推し)の仇を討つ復讐劇

こういったさまざまな要素がミックスされているのが特徴です。

4巻までの幼少期や芸能界、恋愛リアリティーショー編、ファーストステージ編まではストーリーの軸がはっきりしていてわかりやすかったんです。

一言でいえば、アイドルのサクセスストーリーと突然殺された推しアイドル(母親)の復讐劇というのが2つの大きな軸ですね。

でも5巻の41話からスタートした舞台編では、演劇に関するネタの割合が多すぎて本筋からずれていた感じがします。

その後は復讐劇の割合が重くなって鬱展開が続き、アクアだけでなくルビーが闇落ち。

彼女はアイドルとしても活躍はしていくんですがストーリーのキラキラ感がだいぶ薄れてしまいました。

一体どこを一番推したいのかがわかりにくくなっていたため、期待していた話が読めない、つまらなくなったという感想につながったのではないでしょうか。

ただ、110話を読むと復讐劇の舞台が整ったようで、どうやらスタート地点に戻った樣子w今後が楽しみになってきました!

キャラクターが崩壊している

キャラクターが崩壊しているという指摘も見かけますね。

崩壊しているというのは、みんな自分のやりたいことを好き勝手やっているような印象になってしまっているということでしょう。

最も多く見かけるのは、有馬かなが身勝手だという批判です。

B小町の中ではルビーが圧倒的な人気を誇っていて、有馬かなは自分の人気が低迷していることから仕事にやる気を失っていました。

先輩に呼び出されて飲み会に参加し、そこで紹介された映画監督の仕事場で二人きり、朝まで過ごしてしまいます。

枕営業を求められたとき頭に浮かんだのはアクアの顔で、有馬かなは好きな人がいるからと枕営業を断りました。

未成年なのに飲み会に参加する時点で本来アウトですが、アイドルとしてスキャンダルは厳禁とわかっていながら独身男性のマンションについていくという勝手な行動をとり、週刊誌に写真を撮られるのです。

有馬かなをこのスキャンダルから救うためにアクアがアイの秘密を暴露し、それが大きく取り上げられたため有馬かなの一件は報道されずに終わりました。

この暴露をきっかけに有馬かなはアイドルとしてとりあえず生き残れてホッとした樣子を見せ、アクアにお礼いわなくちゃなんて言っています。

そこが逆に役者になりたいのかアイドルで頑張るのか”一貫性がない”と責められていますね。

また、ルビーはアイが死んでまで守り通した秘密を暴露され、もうアクアを兄弟だとは思えないと決別宣言。

ルビーはアクアも驚くほどの潔い闇落ちっぷりを見せ、二人の仲には決定的な溝ができてしまいました。

また、そもそも女性キャラたちが迷走し始めたのはアクアのブレブレな態度が誤解を生んでいるからだという批判も以前からありますね。

作品中ではルビーからアクアが責められていましたが、現実の世界では読者から作者への批判につながっているようです。

個人的な感想

私はまとめ買いして10巻までをほぼ一気読みしたのですが、4巻まではあっという間に読めました。

批判の多い5巻から7巻にかけてですが、なんか今までとは雰囲気違うな~と思いながらも演劇漫画として面白く読んでしまいましたw

ただ、ストーリーの先を早く知りたいのに全然アクアとルビーの父親ネタが出てこないので焦って読んで、あんまり内容が入ってこなかったです。

舞台編が終わった8巻はアクアの中身ゴロー先生の過去が出てくるし宮崎に行ったこともあるのでかなりワクワクしながら読めました。

78話でアクアとあかねの関係が変わったあたりからアクアに共感しにくくなったものの、先は知りたいし…という感じでちょっとひっかかりを覚えつつ10巻まで読みました。

闇落ちしたルビーは好きになれないですが、有馬かなや黒川あかねのその後も気になるのでとにかく復讐劇の終わりまで見届けたいです。

それと、ルビーとアクアがお互いをさりなとゴローだと知ったときどうなるのか、そこがとても楽しみなので読みたいですね~!

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推しの子はつまらない?人気失速・迷走の評価はなぜか考察

漫画『推しの子』について、つまらないとか人気失速・迷走という評価はなぜなのか考察しました。

更新のたびに、コメント欄には今後の展開を期待する声だけでなく批判も多数書き込まれているようです。

  • 舞台編が長すぎるし話が進まない
  • 舞台編からつまらなくなった
  • 「アクタージュ」のほうが面白い
  • 色々詰め込みすぎ
  • キャラクターが崩壊している

という意見を多く見かけました。

個人的に思うのは、4巻までありえないくらい面白い漫画として読み進めてきたら、5巻に入って普通に面白い漫画になっていた、というぐらいのことかな~ということです。

面白いからもっともっと面白くして!!と贅沢すぎるおねだりをしてしまっているのかも。

とにかく最後に決着がきちんと着くまでこの物語を描ききってほしいなあと思って読んでいます。

↓よかったらこちらの記事もぜひ読んでみてください!

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