黒執事シエル双子の本名は?弟の坊っちゃんの名前を考察

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『黒執事』の人気キャラクター・主人公のシエルはマンガ連載開始から10年以上経過した時点で双子と判明しました。

今回は双子の弟(主人公)の名前、そして双子兄の本名のほか二人の関係性や双子であることがいつ・どのように明らかになったか解説します。

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黒執事のシエル双子の本名は?

『黒執事』のシエルは実は双子と判明しました。どういうことなのか、詳しくみていきましょう。

シエル・ファントムハイヴは真シエル(双子の兄・眼帯なし)の本名

2017年12月発売の26巻の129話〜130話でシエルには双子の兄がいることがわかりました。

129話「その執事、錯綜」で自分こそシエル・ファントムハイヴ伯爵だと名乗る、主人公シエルとうり二つの少年がマナーハウスに現れます。

続く130話「その執事、認証」では、新たな少年こそ本当のシエル・ファントムハイヴだと田中さんが断言。

つまり主人公は兄シエルの名前をかたっていたわけで、シエルではありませんでした…。

主人公のシエル弟は「坊っちゃん」と呼ばれている

よくよく作品を見返してみると、主人公は田中さんからもセバスチャンからも「坊っちゃん」と呼ばれているだけで、◯◯様と名前で呼ばれたことがありません。

弟の本名は?というと、実は一度も出てきたことがないのです。

なぜ主人公の双子弟は誰にも名前で呼ばれないのか…?謎ですね。

シエル弟は小さいころ喘息を患っていてほとんど外出できないなど彼が体が弱く部屋にこもりがちだったことがわかっています。

父親のごく親しい友人や母親の親戚、それと屋敷に時折出入りしていた人物をのぞけば彼の存在はほとんど知られていませんでした。

弟の本当の名前は不明

主人公である弟の本当の名前は、最新刊の33巻でもわからないままです。

シエル兄(真シエル)は幼い頃から「お前がファントムハイヴ伯爵になるのだ」と言い聞かされて育ち、将来伯爵の後継者になることが決まっていました。

主人公のシエル弟はというと、ファントムハイヴ伯爵ではないので、本来であればお屋敷や使用人を自由に動かしたり会社の経営を行ったりすることはできません。

女王陛下の番犬として活動できるのもファントムハイヴ伯爵だからこそであり、シエル弟が本物ではないことが女王にバレたらどうなるのか?わからないだけに不気味ですね。

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シエル弟の本名を考察

シエル弟の本名を考察してみました。

シエルは「空」の意味

そもそもシエル(Ciel)とはフランス語で「空」の意味です。

19世紀イギリスが舞台なのになぜフランス語の名前がついてるの?と思われるかもしれませんが、英国の上流階級にとって教養としてのフランス語は必須のものでした。

なのでフランス語由来の名前がつけられていても全く不思議ではありません。

双子の兄の真シエルは、スフィア・ミュージックホールでは「シリウス」と名乗っていました。

シリウスは全天で最も明るい一等星ですが、実は一つの惑星ではなく、シリウスAと呼ばれる明るい星(画像左の星)と、シリウスBと呼ばれる小さな星(画像右の青い星)からなる連星です。

連星のシリウスの画像を見ると、ファントムハイヴ伯爵家の双子のようだと思いませんか?一方は伯爵家の当主として華々しく活躍し、もう一方は影のように双子の片割れに寄り添うという…。

ファントムハイヴ家当主の指輪には「星のきらめきを閉じ込めた深い青」色の石、シエルの双子の瞳の色と同じ輝きを持つ宝石がはめられています。

シリウスの片方が青い星とわかると、シエルが「紺碧の梟寮サファイア・オウルりょう」に入寮したことやあおの奇跡(クリケット大会でずっと最下位だった紺碧の梟寮が初優勝したこと)などにも意味があったのかも?と思います。

真シエル(シエル兄)が当主の指輪や弟に執着するのは、真シエルにとって二人一組であることや青い星を手放さないことが非常に大切だからなのかもしれません。

「紺碧(こんぺき、深い青)」を意味するアズール(azur)では?

あくまで個人的な考察ですが、双子のシエル弟の名前は「紺碧(こんぺき、深い青)」を意味するアズール(azur)ではないか?と思っています。

フランス語の表現として「le ciel azur」で「青空」という意味になりますし、スフィア・ミュージックホールではシリウスを「あおき星」と呼んでいました。

普通に青い色ですと「le blue」ですが、ファントムハイヴ家当主の指輪やシエルの瞳の「星のきらめきを閉じ込めた深い青」とは違いますよね。

シエルという名前とひとつながりのフレーズのように使われるアズールなら、双子という関係性にもふさわしい名前ではないかと思います。

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シエルが双子とわかったのは漫画何巻・アニメ何話?

シエルが双子だとわかったのは漫画何巻・アニメ何話でしょうか?調べてみました。

漫画の26巻129話と130話で読める 

シエルが双子と判明するのは、原作漫画26巻129話「その執事、錯綜」、130話「その執事、認証」です。

26巻になるまで伏線が貼られていたものの、読者に完全にはバレていなかったというのがすごいですね。

シエルってなんだか怪しいな…と思いつつも決定打がなかったわけですが、双子とわかってから読み返してみると3巻の第10話「その執事、回想」にすでにヒントがありました!

シエルのおば(シエルの母の妹)マダム・レッドが、姉の子供達を「私のかわいい甥っ子たち」と呼んでいます。

そのコマには片方の顔が見切れているものの、二人の子供の顔が描かれており男兄弟であることが示唆されていました。こんなところに~!!

でも双子というのは気づきませんでしたね。

原作26巻129話・130話の内容

原作26巻129話では二人が直接対面130話ではセバスチャンと田中さんが「兄シエルこそが真シエル」だと認定するシーンが出てきます。

実は128話に出てくる「お腹のキャンディ盗ったのだあれ?」というメッセージで、弟シエルが愕然として一瞬言葉を失うほどのショックをうけます。

実際に「ただいま」という兄シエルを目の前にしても、泣きそうな顔で「うそだ」と言っただけ。あとはうつむいて何も言えなくなってしまいました。

弟シエルはなぜ「お腹のキャンディ盗ったのだあれ?」であれほど動揺したのか?無事に帰ってきた兄になぜ「うそだ」と言ったのか?はこちらでネタバレしています↓

生還した兄シエルに弟シエルが「うそだ」と言った理由は、弟シエルは兄シエルの死亡を自分で確認したからです。

兄シエルのメッセージにあった「お腹のキャンディ」とは、ファントムハイヴ伯爵の印として受け継がれる青い石のついた指輪のことです。

双子の誕生日を祝うパーティーの夜、屋敷は何者かによって襲撃され、両親をはじめ使用人にいたるまで全員が虐殺されました。

二人は屋敷を襲った一味に捕まり檻の中に囚われていましたが、兄シエルは弟シエルの前で隠し持っていた指輪を「青いあめ玉」と呼んで飲み込みます。

貴族たちの慰みものにされ焼印をつけられるなど心身ともに痛めつけられた二人は、やがて生贄として悪魔に捧げられる日を迎えました。

最初に檻から出されたのは兄シエルでした。心臓を一突きされて死亡する兄の様子を目の前で見ていた弟シエルは、誰も自分たちを助けてくれない、と神を呪います。

すると兄シエルの魂によって悪魔が召喚され、シエルを「ご主人さま」と呼びました。これがセバスチャンと弟シエルとの出会いです。

二人が契約を結んだあと、弟シエルは兄シエルの体から自分で指輪を取り出そうとナイフを手に奮闘しますが取り出せず、セバスチャンが取り出しました。

つまり兄シエルが絶命し魂を悪魔に差し出したからこそセバスチャンがシエルに仕えています。

なので弟シエルが「うそだ」と言ったのは、「自分もセバスチャンも兄の死を確かめたのに死体が生き返るはずがない」という意味でした。

ネタバレを読まずに原作漫画を読みたい!という方はこちらにリンクをはっておきますね。

冒頭でアグニが…!涙なしには読めない26巻はこちらからどうぞ。

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テレビアニメ・劇場版映画では見られない

シエルが双子と判明するシーンですが、実はTVアニメや劇場版映画ではまだ見られません

アニメは原作の14巻までがテレビアニメ化&映画化されていますが、双子と判明するところまでは描かれていないからです。

2024年4月から放送される3期アニメは原作14-18巻の寄宿学校編のアニメ化です。

双子判明よりだいぶ手前の内容で終了してしまうので、まだアニメで見ることはできないんですよね。

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黒執事のシエル弟はなぜ双子であることを隠していた?

黒執事の弟シエルはなぜ自分が双子であり、兄のふりをしていることを隠していたのでしょうか?

復讐のためにファントムハイヴ伯爵としての力が必要だから

シエルが双子の弟であることを隠していた最も大きな理由は、ファントムハイヴ伯爵としての権力や財力が必要だからだと考えられます。

本来ファントムハイヴ伯爵になるべく育てられていたのは兄シエルであり、弟のほうではありませんでした。それは親戚や友人たち、つまり貴族社会では知られた事実でした。

弟シエルが悪魔のセバスチャンと契約した目的は、家族や使用人を惨殺し自分たちをひどい目にあわせた犯人を殺すためです。誰にも負けない力が欲しい!と願い悪魔と契約を結んでいます。

ファントムハイヴ伯爵であれば「女王の番犬」として裏社会でも権力を行使できますし、周囲の貴族たちから協力を得ることができます。広大な領地を抱え貴族としての財力もあります。

これらが復讐のために必要だと考えたシエル弟は、復讐を果たすためにはファントムハイヴ伯爵として振る舞うことが必要だと考えたのではないでしょうか。

弟シエルの存在は知られておらず能力が低いと思われていたから

弟シエルの存在は優秀な兄シエルの影にかくれていて知られておらず、兄能力・体力ともにシエルより劣り、もしもの時のスペアにさえなれないと考えられていました

それに貴族の次男坊は家を継ぐことはできず、外に出て自分で暮らしを立てなくてはなりません。

もし弟シエルとして屋敷に戻っても、ファントムハイヴ伯爵になれず女王の番犬としての任務を続けられない可能性があります。

また、これまで家から出たこともなく親戚やごく親しい友人以外と顔を合わせたこともないため、人脈によって誰かの助けを得ることも難しいでしょう。

自分をひどい目にあわせた貴族たちに復讐することが目的なので、ファントムハイヴ伯爵として行動できたほうが有利に決まっています。

なので兄シエルとしてスムーズに家を継げるようにしたかったのではないでしょうか。

双子の結末は最後どうなる?

双子の結末は最後にどうなるのでしょうか?

実は最新34巻でも二人の間の争いには決着がついていません。

どういう対決になっているかというと

弟シエル派

弟シエル、セバスチャン、スネーク、劉(ラオ)、バルド、メイリン、フィニ

兄シエル派

兄シエル、葬儀屋(アンダーテイカー)、田中さん、エリザベス

こういう図式で盛大な、そして命がけの兄弟喧嘩が行われています。

何を巡っての喧嘩か?というと、兄シエルが生きるために血液を大量に必要とするんですが、弟シエルはその供給源を潰しにかかる、文字通り血で血を洗う争いです。

この争いに死神たちやソーマがどう絡んでくるのか?とても気になっているので、今後も着実に黒執事の新刊を追っていきたいと思います。

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黒執事のシエルは双子!兄の本名と弟の本当の名前を考察のまとめ

今回は、黒執事シエルが双子だったこと、双子の兄とシエルの本当の名前は何か?を解説してきました。

  • シエルは双子の兄の本名・弟の本名は不明
  • 弟の本名はアズールではないかと考察
  • 双子と判明するのは漫画26巻129話・130話
  • テレビアニメ・劇場版映画では見られない

シエルが双子弟であることを秘密にしていた理由は

  • 復讐のためにはファントムハイヴ伯爵でいる必要があるから
  • 兄シエルがファントムハイヴ伯爵の後継者とされていたから

でした。2024年4月から「寄宿学校編」が放送されています。

シリーズ中でも屈指の面白さだと思うので、アニメで見るのが本当に楽しみです!

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