天官賜福の三郎（サンラン）はなぜ鬼になったのでしょうか?
正体は花城（ホワ・チョン）と言われていましたが、一体どういうことなのでしょうか？
三郎の過去や刺青の意味、なぜたびたび舌打ちをするのかなどネタバレありで解説します。未読・未視聴の方はご注意ください。
天官賜福の三郎(サンラン)の正体は？なぜ鬼になったか理由は？
🦋第5話 場面カット紹介🦋
— アニメ「天官賜福」公式 (@tgcf_anime) August 2, 2021
天官賜福 Cut21 （第5話より）
花城の弱点は骨灰だと話す三郎。
そして骨灰を飛ばすように、三郎は息を吹いた。#天官賜福アニメ #天官賜福 pic.twitter.com/AzcKFmfOiA
天官賜福の三郎(サンラン)はなぜ鬼になったのでしょうか？彼の正体と過去を見てみましょう。
三郎の正体は花城(ホワチョン)
🦋第十二話 場面カット紹介🦋
— アニメ「天官賜福」公式 (@tgcf_anime) September 24, 2021
天官賜福 Cut 58
（第十二話より）
仙楽太子悦神図を描き終えた花城。#天官賜福アニメ #天官賜福 pic.twitter.com/7zt85YzZ0B
三郎の正体は花城(ホワチョン)という鬼の王です。鬼は自由に姿かたちを変えられるため、太子殿下の前には自ら三郎の姿に変身して登場します。
花城は天界の神官たちから厄介者認定されている鬼界の4人（四大害）の一人で「血雨探花(けつうたんか)」の二つ名を持つ存在です。
等級が「絶」(4段階のうち最も高い)の鬼として、鬼界の陸地部分を掌握し普段は鬼市にある豪華な屋敷に住んでいます。
かつて33人の神官を相手に全勝した実力の持ち主で、彼の使い魔である銀の蝶が飛ぶだけで天の神官たちが逃げ出すほど恐れられています。
三郎は花城が変身した姿であり、片目がなく外見にコンプレックスを持っている花城にとって理想的な人間の姿なのではないでしょうか。
神官になれたのに鬼でいることを選んだ理由は？
🦋第5話 場面カット紹介🦋
— アニメ「天官賜福」公式 (@tgcf_anime) August 4, 2021
天官賜福 Cut23 （第5話より）
謝憐と話した後、横になり何かに想いをはせる三郎。#天官賜福アニメ #天官賜福 pic.twitter.com/bSvmZMGqEB
花城は一度飛昇し天界に入ったことがあります。それなのに神官ではなく鬼として生きることを選びました。
天に昇り神官になるということは、天に認められる善行や功徳を積んだ者にだけ与えられる特権です。
神官たちにとって苦労して得た特権を手放すことなどありえないのですが、そんな行動をした理由はなぜでしょうか？
花城は飛昇して神官になったとき、他の神官たちに勝負を持ちかけます。
その条件は「神官たちが全員負けたら天界から飛び降りて人間に戻る」というものでしたが、花城が勝負に勝ったにもかかわらず約束は守られませんでした。
天を見限った花城は結局絶鬼となることを目指します。
三郎は過去にどうやって鬼になった？
Twenty-four hour event on September 21st.
— TGCF天官賜福page (@TGCFpage) September 27, 2022
【18:10】花怜·秋#TGCF #hualien #天官賜福 #墨香铜臭开文八周年 #mxtx
⭐️The reposting has been authorized by original author.https://t.co/QkI3CH2djz⭐️ pic.twitter.com/Wa3GutZz77
花城（三郎）は人間でした。最初から鬼として生まれたわけではありません。
中国でいう鬼とは日本の死靈にあたるものです。英語ではghostと表現されており、人間が大きすぎる恨みなどを抱えて死亡したとき鬼が生まれます。
花城は悲惨な幼少期を過ごして辛い思いを抱えていたときに城壁から落下し殿下に抱きとめられました。つまり殿下は花城の命の恩人です。
その後少年兵となって殿下のそばにいた時には軍規違反をして軍から追い出され、殿下の役にたてないまま死亡します。
↓こちらの記事で詳しく解説していますが、花城は自分に生きる目的をくれた仙楽太子のためだけに生きることを決意していました。
しかし自分が未熟で太子を支えられなかったことに未練を残し、鬼火となって漂います。
そして様々な事情から孤立してしまった殿下のもとに厲（れい）の鬼「無名」として現れ、人免疫を終わらせることに協力して姿を消します。
その後銅炉山に導かれ、蠱城における無数の鬼たちとの殺し合いで生き残って絶境鬼王（等級が絶の鬼の王）となるのです。
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天官賜福の三郎はなぜ鬼王･花城になったかまとめ
天官賜福の三郎(サンラン)はなぜ鬼になったのかをネタバレ解説してきました。
- 三郎の正体は花城(ホワチョン)
- 鬼でいることを選んだ理由は天に失望したから
- 人間から鬼になるまでの間姿を変えながらずっと殿下に寄り添っていた
なぜ三郎が鬼になったのか、一つひとつ彼の行動を追いかけてみると、その一途な純粋さには本当に感心してしまいます。
それと同時に、人間界で明らかなはみ出し者だった花城を何のわだかまりもなく受け入れてしまう殿下は、やっぱり心が広い人だな～と思いますね。
物語が進むにつれて殿下の辛い過去が明らかになっていくようですが、涙をこらえながら見ていきたいと思います。
