『シャドーハウス』に出てくる生き人形のミアの部屋は、すすで汚れていて荒らされています。
誰がこんなことをした犯人?と思いましたが、あれはミアのシャドーであるサラの仕業ですね。
なぜそんなことをするのか、サラの不可解な行動について、ミアの傷や名前が違う理由も含め考察してみました。
シャドーハウスでミアの部屋を荒らした犯人はサラ!
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— ソウマトウ_シャドーハウス11巻 6/17☕ (@somatoma) March 23, 2022
シャドーハウスで生き人形のミアの部屋を荒らした犯人は、ミアのシャドーであるサラです。
ミアの部屋に入れるシャドーはサラだけ
ミアの部屋に入ったシャドーはサラと考えて間違いないでしょう。
生き人形の部屋は、シャドーの部屋からすす取りの間を挟んで階段を降りた場所にあります。
シャドーが自分の生き人形の部屋に行くのは簡単ですが、他の生き人形の部屋に行こうとすればドアや通路にすすがつく可能性があるし、目撃されるかもしれません。
そういう描写がないことから、ミアの部屋に入ったシャドーはサラだと思われます。
ミアの部屋はすすで汚れ人形は首からちぎられていた
荒らされたミアの部屋の中は、壁一面がすすや手の跡で汚れ、床には首がちぎれた人形が落ちていました。
その人形はエミリコがミアの姿かたちを真似て作ったもの。
エミリコが夜中の見回りを命じられたとき、ミアが手紙交換のやり方を教え、地図を書いてくれたことへのお礼として手作りしたものです。
人形の顔は黒く汚れ、引きちぎられた首から綿がはみ出ていました。
シャドーハウス・サラがミアの部屋を荒らす理由をネタバレ考察
シャドーハウスのサラは、なぜ自分の生き人形であるミアの部屋を荒らす不可解な行動を取るのでしょうか?
その理由をネタバレ考察してみました。
サラはミアが自分以外の誰かと仲良くすることが許せない
サラは、ミアがエミリコに色々教えることを楽しむなど、自分以外の誰かと仲良くする姿が許せなかったのだと思います。
アニメだと2話で初めてケイト&エミリコとサラ&ミアが会ったあと、いきなり部屋が荒らされているので唐突に思えますよね。
でも原作では、ミアとエミリコの先輩・後輩関係ができあがりつつあった頃の出来事です。
サラがミアの部屋にあった人形を引きちぎったのは、サラの贈り物ではないからでしょう。
自分がミアを独占できない怒りのほかに、自分には信頼できる相談相手のシャドーがいないのにミアに仲間ができたことへの嫉妬心もあったのでは?と思います。
公式HPのサラの人物紹介には
独占欲と出世欲が強い。ミアに対して厳しく躾をしている。
という説明が書いてありました。
躾というのは、サラがミアを棒で叩いて指導(虐待)することです。
二人がこんな歪んだ関係で強く結びついていることがわかったときは、ちょっと驚きました。
シャドーハウス・サラはミアに傷を負わせる過酷なDVで虐待している
シャドーハウスのミアの傷はサラからのDVの跡です。しかしその虐待は、ミアのほうから「指導をお願い」して自ら進んで受けています。
ミアがなぜそんなことをするのか、最初は全く理解できませんでした。
色々調べてみてわかったのは、ミアは、サラに自分を虐待させることで独占欲・支配欲を満足させ、自分を守っているんじゃないか?ということです。
親子間の虐待でよくあるのは、子供が「お母さんが自分をイジメるはずがない。こんなことを考える自分がいけないんだ」と自分を責めたり、わざと親に叩かれるようなことをする例だそうです。
子供は親の保護がないと生きていけません。だから親を絶対的な存在として敬い、非はすべて自分にあると考えるんですね。
同じことがミアとサラの関係にも起きているのではないでしょうか?
ミアはとても真面目で生き人形として完璧に役目を果たそうと頑張っています。
ですが、彼女が責任感や親切心を発揮するとサラの独占欲を刺激して怒らせるという負のループに陥っている状況です。
バービーが指摘しているようにサラの行動にも問題があるのですが、ミアにとってシャドーは批判など恐れ多くてできない存在で、疑うことなど論外。
ミアは「サラ様ご指導お願いします」と叩いてもらい自分を罰することで、自分がサラの望みどおり立ち回れないことや、(本人は気づいてなさそうだけど)シャドーへの疑問や批判を心に封じ込めるストレスに耐え、心のバランスを保ってるんだと思います。
サラのほうは”星付きになりたい”という自分の出世欲が全く満たされないことへの不満が大きくて、ミアに対してそれをぶつけてるんでしょう。
しかしミアが人間であることを知ったとき、サラが自分の仕打ちをどう感じるのか?興味深いですね。
シャドーハウス・サラとミアの名前にも独占欲が現れている
実はサラとミアという名前の組み合わせにも、サラの嫉妬深さが現れています。
シャドーは生き人形に自分と似た名前を付けるのが原則ですが、サラとミアの名前は似ていませんよね?
サラという名前の愛称を調べてみたんですが、短い名前なので愛称やあだ名がつくことはなく、サラという本名をそのまま呼ぶようです。
そこになぜ「ミア(mia)」が組み合わされているのか?と思って調べてみると、
Yahoo!知恵袋にこんなやりとりがありました。
シャドーハウスについてです。
シャドーは生き人形に自分と似た名前をつけるとありますが、
ではミアとサラの名前の共通点はなんでしょうか?
回答
共通点は特にないと思います。
『mia(ミア)』はイタリア語で『私の』という意味らしく、嫉妬深く独占欲が強いサラが私の物になって欲しいという気持ちで付けたのかなと思っています。
つまり、サラはミアという名前をつけることで「この生き人形は私のものよ!」と宣言している、ということなんですね~。納得できる意見ですよね。
他の誰にも渡さないわよ、これは私のなんだから!と言われている感じで(汗)なかなかに怖い話だと思います。
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シャドーハウス・ミアの部屋をサラが荒らす理由まとめ
『シャドーハウス』に出てくる生き人形のミアの部屋は、サラに荒らされていました。
シャドーであるサラなら、いつでも生き人形の部屋に入ることができます。
サラが他のシャドーと仲良くなれずにいる中で、他の生き人形たちと仲良くするミアが許せず、エミリコからプレゼントされた人形を引きちぎるなど自分の独占欲・嫉妬心をむき出しにしたのでした。
ミアは自らサラにDVを受けることでサラの独占欲を満たし、サラやシャドーハウスに感じている恐れや怒りから自分を守っているようです。
ミアが人間であることに気づいたとき、サラがどう感じ、どう行動するのか?注目したいと思います。