『シャドーハウス』の小さな鳥のぬいぐるみ、「パンちゃん」の正体は何でしょうか?
パンちゃんはエミリコが部屋に飾っている小さなぬいぐるみですが、シャドーのケイトと生き人形エミリコの絆をものすごく深める役割もしてるんですよね~。
いつ・どのようにして・何を目的に作られたのか、パンちゃんがどんなふうに二人の絆を強めているのか、原作コミックスを読み解いてわかった正体をご紹介します。
シャドーハウス・パンちゃんの正体はエミリコ作のぬいぐるみ
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シャドーハウスのパンちゃんの正体は、ケイトのすすだるまが入った手作りのぬいぐるみです。
エミリコが作ったものですが、いつ頃なぜ作ったのでしょうか。
エミリコが初めて部屋の外を掃除したころ作ったもの
パンちゃんが作られたのは、エミリコが初めて部屋の外を掃除した頃です。
まだお披露目の前で、ミアやマリーローズなどお掃除班のメンバーと出会ったばかりの時期ですね。
作ったきっかけはケイトのぬいぐるみの人形をエミリコが濡らしたこと
パンちゃんが誕生したきっかけは、ケイトが大切にしていたぬいぐるみの人形をエミリコが濡らしてしまったことです。
ある時エミリコは、手近にあったぬいぐるみで水を拭き取ったところを見られて、「ぬいぐるみは濡れたら元にもどらないのよ……」とケイトに叱られました。
エミリコは「捨てておきましょうか?」と質問しますが、ケイトはすすを大量に出し「そこに置いておきなさい!」と本気で怒ります。
このぬいぐるみ、実は二人がシャドーハウスに来る前に、ケイトと初めて出会ったエミリコが作ったものだったんですよね。
ケイトにとっては人間エミリコとの大切な思い出の品なんです。
ケイトがお風呂に行ってしまった間、エミリコはぬいぐるみの中の綿も取り出して洗い、暖炉で乾かして元通りに縫い直しました。
ちゃんと元に戻しちゃうエミリコすごいですよね!
さらに、ぬいぐるみを乾かしている間の時間でパンちゃんを作ってしまったというわけです。
エミリコめっちゃ器用!です。
原作1巻の10話で、よぉく見るとエミリコがパンちゃんらしきものを縫っているコマが一つだけありました。
シャドーハウス・ケイトのすすだるまがパンちゃんに入っている理由
アニメは
すすだるまのできあがりぃ〜!!原作は
すすだるまができました!!こーゆー違い探すのもアニメの楽しみ!
#シャドーハウス pic.twitter.com/m0vfrRhIxn— 天魔銀 (@tenmagin) April 10, 2021
シャドーハウスのケイトのすすだるまがパンちゃんに入っているって本当でしょうか。
なぜすすだるまを入れたのでしょう?
材料はケイトの服の生地とすすだるま
パンちゃんの材料はケイトの服の生地とケイトが作ったすすだるまです。
服の生地はケイトがすすとりの間で引っ掛けて破けたお気に入りのケープのもの。
すすとりの間は生き人形用ですが、ケイトがエミリコに頼みこんで体験し、その時ケープの一部が破けたんですよね。
そこでエミリコが「この服わたしにください」とおねだりしたんです。
その理由が「私の部屋には素敵なものがないので部屋に飾りたい」だったのが、とても人間らしい発想だと思いませんか?
生き人形が本当に人形なら、身の回りを心地よく整えるとか、美しいものに心動かされることもないでしょうからね。
すすだるまはケイトが暇を持て余したときに作ったものを、エミリコが取っておいたんじゃないかと思います。
エミリコが寝坊した日の朝なんか大量に作られてましたから(笑)
エミリコがパンちゃんにすすだるまを入れた理由は”ケイトが大切だから”
「これ(パンちゃん)を私の大切なものにします」とケイトに宣言して、いつもパンちゃんをポケットに入れて持ち歩いていたエミリコ。
あるとき窓の外にパンちゃんを落とし、必死につかもうとして自分も落ちてしまいました。
なぜそこまで大事にしているかというと、パンちゃんは、名前も生地も中身も全部ケイトから頂いたものだからだと思います。
「大切なものには大切なものを入れたかったんです。これならいつでもケイト様を身近に感じられます」
という言葉どおり、エミリコにとってはケイトの化身みたいなものなんですね。
まだお披露目前のケイトは、本来なら部屋の外に出ては行けないルール。
ですがエミリコが落ちた場所まで探しに来てくれ、”大切なものを守ろうとしたエミリコは成長している”と褒めてくれました。
自分がケイト(の化身)を大事にしたら、ケイトから大事にしてもらえたエミリコ。すごく嬉しかったでしょうねぇ。
シャドーハウス・パンちゃんの名前の由来はケイトがくれるパン
シャドーハウスのパンちゃんの名前の由来は、ケイトが分けてくれる白いふわふわのパンです。
「名前はパンちゃんだよー」とケイトの前でぬいぐるみになりきるエミリコがかわいいw
シャドーが食べている白いふわふわのパンは、一口食べてその美味しさに床を転げ回ったほどエミリコにとって美味しいものなのです。
だから白くてふんわりしたぬいぐるみにパンちゃんという名前をつけたんだと思います。
ケイトのすす能力が目覚めるきっかけになった
ケイトがすす能力に目覚めるきっかけになったのもパンちゃんでした。
ある日エミリコの部屋の机の上にあったパンちゃんが突然動いて床に落ちます。
ケイトの部屋ではエミリコが修理したぬいぐるみも動き、パンちゃんがぴょーんと飛び上がりました。
実はぬいぐるみにもパンちゃんにも、ケイトのすすだるまが入ってたんです!
それがヒントになってエミリコが「ケイト様はすすを動かせるんですよ」と気付き、ケイトのすす能力が目覚めたんですよね。
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シャドーハウス・パンちゃんの正体まとめ
『シャドーハウス』の「パンちゃん」は鳥のぬいぐるみ。
正体は生き人形のエミリコが手作りしたもので、材料はシャドーのケイトからもらったお洋服の生地とケイトが作ったすすだるまです。
作られた時期は、エミリコが初めて部屋の外のお掃除に参加した頃。
パンちゃんの名前はケイトがエミリコに分けてあげる白いふわふわのパンが由来です。
エミリコにとって初めての「大切なもの」で、ケイトがすす能力に気づくきっかけになりました。