『モブサイコ100』にはたくさんの心温まるエピソードがありますが、モブとエミちゃんの話が好き、というファンは多いんじゃないでしょうか。
ある日エミから告白され、驚きつつもモテ期到来に心躍らせるモブ。
しかし告白には裏があり、エミの正体は…?というお話です。
正体がわかった後に、モブは彼女のためにある行動をとるわけですが、どうして彼女に優しくできるんだろう?って最初マンガを読んだときは不思議でした。
でも何度か読み返すうちに、あれは本当にモブ自身のためにやったことなんだろうなーと思うようになったんです。
いつもお人好しすぎるモブですが、彼が自分の意志を大切にして行動するときは周囲の人をハッとさせる何かが起きますね。
今回はモブとエミのエピソードと二人のその後について解説します。
モブサイコ100でモブがエミの正体を知ったのはいつ?
モブサイコ100でモブがエミの正体を知ったのは、エミに告白されて1週間後に二人で土手を歩いていたときでした。
エミがモブに告白した1週間後
エミがモブに告白した1週間後に、エミの正体が判明します。
実はエミの告白は友達との罰ゲームで、告白を断ったモブが1週間も一緒に下校していたおかげでエミがフラれたことはバレていませんでした。
しかしエミとしては騙していたことに罪悪感があったようで、本当のことをうちあけてモブに謝ります。
エミの言葉が図星すぎて動けなかったモブ
エミは、モブは他人に気を使っているだけで自分の意志がないのでは?と言います。
自分の気持ち、持ってないの…?
自分の意見とかさ…
モブサイコ100 6巻より
生徒会長に立候補したことも
エミの白を断ったのに一緒に下校するのも
エミの小説を読んで「面白い……ような気がする」と言ったことも
エミが罰ゲームで告白させられたのと同じでは?と言われ、モブは図星すぎてその場を動けなくなりました。
見抜かれた…!って感じですよね。女の子に告白されてモテはじめたなんて浮かれていただけに、手痛いしっぺ返しというヤツかな、これは。
自分の気持ちを大切にしたくて超能力を見せる
エミの言葉をきっかけに自分の想いを大切にしようと考えはじめたモブ。
しばらくはショックで沈みがちだったモブですが、一人で下校しているときに偶然エミ達のグループを見かけて立ち止まります。
エミの小説が破かれていたからです。
本気で書いてるの?と友達に聞かれて「ちょっと暇だったから…」と本音を言えないエミ。「ゴミが散らかるでしょ」とまで言う友達、ひどいですよね。
そこにモブがやってきて
頑張って書いた小説を…破くなんてひどいよ…
モブサイコ100 6巻より
と言い、エミの友人たちからバカにされながらも破れた原稿用紙を拾い集めます。
僕はこれがゴミだなんて思わないから拾うんだ…
捨てるくらいなら僕が貰う…
自分の気持ちは大事にすることにしたから…
大事な物は拾うんだ。
モブサイコ100 6巻より
モブの瞳にじわっとにじむ涙…
モブぅーーー!!
モブの姿を見てエミも一緒に原稿を集めるのですが、突風に煽られてせっかく集めた紙がバラバラになってしまいます。
ここで、もういいよと作り笑いするエミを無視してモブが超能力を発動。
原稿用紙のカケラを集め、復元してエミちゃんに渡しました。
このときのモブが「ぼく、超能力者なんだ」とサラっと言うところがいいんですよ。
偶然この様子をみた高嶺ツボミが「やるじゃん」と言うのも納得のシーンでしたね~!
アニメ2期1話では、マンガにはない、エミが中学生の超能力者の小説を書くシーンが追加されてました。
モブサイコ100・モブとエミのその後は?
モブとエミはその後どうなったのでしょうか?
エミの再登場は、マンガ13巻「調子に乗る」です(モブサイコⅢの2話あたりでアニメ化される部分だと思います)。
エミは、モブが
- 高嶺ツボミを鼻水ブー状態から救った
- 米里からサイコヘルメット今日の集会に誘われた
- 脳感電波部の暗田と日曜日に合う約束をしていた
ところを偶然見て「モテモテじゃんか」と声をかけてきます。
これをきっかけに、モブは調子こき100%を発動(笑)
このシーンがどんな風にアニメ化されるか楽しみです!
モブサイコ100・モブがエミの正体を知った二人のその後は?まとめ
モブサイコ100でモブがエミの正体を知ったのは、生徒会選挙のあと、エミがモブに告白した1週間後。
エミは友達との罰ゲームでモブに告白しただけでした。
「自分の意見がないの?」というエミの言葉が図星すぎて動けなかったモブですが
エミの小説が破かれている現場に遭遇し、自分の気持ちを大切にしたいからと紙片を拾い集めます。
突風で紙が飛ばされると超能力で原稿用紙を集め、復元しました。
エミとモブは最終的にいい友達になれた感じで、よかったですね!