紅の豚ジーナの名言・セリフ集!賢い女のカッコイイ&かわいい場面についても

スタジオ・ジブリのアニメ映画『紅の豚』の魅力のひとつは、ヒロインの一人、ジーナのセリフではないでしょうか。

「アドリア海の飛行艇乗りはみんなジーナに恋をする」と言われる美貌と歌声をもつ”ザ・大人の女性”のジーナのセリフは、どれをとっても名言と言いたくなるものばかり。

彼女の素敵なセリフを一覧としてピックアップしてみました。

 

紅の豚ジーナの名言・名セリフ集

ジーナみたいなセリフがサラッと言えるようになりたい女性や、あんなふうにあしらわれてみたいと思う男性がたくさんいそうですよねw

ジーナのカッコイイ&かわいいセリフを集めてみました!

なぁに今夜は、偉い人ばっかり集まって。また悪巧みしてるの?

彼女がオーナーであるホテル、アドリアーナに集まっている空賊のボスたちにかけた言葉。ゲストたちを温かくもてなしつつ、揉め事を起こさないようさりげなく釘をさすところがニクイですよね。

いかにも客あしらいに馴れた老舗バーのマダムのようだなぁと思ってしまいました。

マルコありがとういつもそばにいてくれて。

ちょっと飲みに行きたいなと思うお店は、自分のことをよく知っている人がいて、安心して飲める場所ですよね。

そこでお店のママからこんな言葉をかけられちゃったら、そりゃ毎日通いたくなりますよ。

マルコありがとういつもそばにいてくれて。
もうあなただけになっちゃったわね古い仲間は。

”ありがとういつもそばにいてくれて”とか”もうあなただけ”とかのセリフって、恋愛感情抜きでも言われたらグッとくる言葉だと思います。男性ってこういう言葉に弱いところ、ありますよね……。

そんな言葉をサラッと言うジーナはすごいです。

どうやったらあなたにかけられた魔法が解けるのかしらね。

ポルコにかけられた魔法というのは、実はポルコが自分で自分にかけた魔法です。それを知ってか知らずか、ジーナはこのセリフを言うんですよね。

もし知っているのだとしたら”どうすればあなたは人間に戻ってくれるの?”という問いかけを本人にしていることになります。

ジーナはポルコをいつも「マルコ」と呼びますが、それはポルコが人間だったときの名前です。どうすれば人間に戻ってくれるの?って言ってるわけですよね。

ポルコは人間としての自分が嫌いだから豚になったわけですが、ジーナは(ポルコ自身が不完全で許しがたいと思っている)昔のポルコも好きよ、と言ってるのかなと。愛が…深い!!

今にローストポークになっちゃうから……私イヤよ、そんなお葬式。

ポルコを心配する気持ちが表れた一言です。真剣に心配するあまり、言葉はギャグのようになってますが(笑)

こんな遠慮のない表現ができるということが、二人の心の距離の近さを物語ってるなぁと思います。

いけない人。ここはプライベートな庭よ。

東屋にたたずむジーナのもとにやってきたカーチスにかけた言葉です。これは遠回しに「私の心の中にズカズカと入ってこないで。」と言ってますよね。

カーチスに悪意がないのがわかっているだけに、遠回しに言うのがジーナのカッコイイところです。

私あなたのそういうバカっぽいところ好き。

このセリフは”バカっぽい”がポイントで、”バカなふりをしてるけどバカじゃないのよね?”と言っているところが好き。

カーチスがあえて一歩踏み込んできた勇気を称える言葉、なのかも。

私今賭けをしてるから。

自分と一緒にハリウッドへ行こう、いつかは大統領夫人にしてみせる、と誘うカーチスに対する返事がこのセリフ。

私今賭けをしてるから。
私がこの庭にいる時その人が訪ねて来たら今度こそ愛そうって賭けしてるの。
でもそのバカ夜のお店にしか来ないわ。日差しの中へはちっとも出て来ない。

”賭けをしてる”っていう言い方もオシャレですけど、これをカーチスにだけ言うのが、人の心をわかってるなぁと思うところです。

想像してみてください。「○○先輩が”あいつイイヤツだよな”ってお前のこと褒めてたよ」と言われたら、先輩に直接”おまえイイヤツだな”って言われるよりずっと気になりませんか?

ほんとにその言葉どおりのことを言ったの?どんな表情だった?なんでそんなこと言ったの?などなど疑問や妄想が浮かんできて止まらなくなると思います。本人に確かめたくてたまらなくなるはずです。

カーチスからジーナの言葉を聞いたポルコにも、同じことが起きたでしょうね。ジーナうまいな!と思ったセリフでした。

バカ…。降りないで行ってしまったわ、また賭けに負けちゃった。

”賭け”ならば、何度でも賭けられる。いつでも降りようと思ったら降りられる。それなのに、やめられない……。

恋に囚われているジーナの心情が浮かび上がるかわいいセリフですね。

ここではあなたのお国より人生がもうちょっと複雑なの。

カーチスの告白を見て思い出しましたが、アメリカ人の愛の告白は、とにかくI love you, I want you, I need you! なんだ、と誰かが言ってたんです(笑)

ここではあなたのお国より人生がもうちょっと複雑なの。
恋だったらいつでもできるけど…。ハリウッドへはボク1人だけで行きなさいね。

ジーナは、そんなに単純に割り切れる恋じゃないのよ、長い時間をかけて培ってきた歴史があるのよ私達には、と言っているかのようです。

ジーナとポルコの絆の深さを感じさせるセリフだと思います。

マルコ!マルコ聞いてる?あなた、もうひとり女の子を不幸にする気なの?

ジーナの本音がだだ漏れのセリフです。”あなたは私の想いを知っていながら放っておいてるでしょ!これ以上あなたに報われない想いを抱く女子(フィオ)を増やしてどうするのよ!”と言ってるわけですね。

ずっと”大人の女性”としてスマートな立ち居振る舞いを見せてきたジーナのかわいい一面が見えた気がします。

ずるい人…いつもそうするのね。

最初にこのセリフを聞いたとき”何がずるいのかな?”とよくわからなかったんですが

ジーナにしてみると、ポルコがしばらくおとなしくしていて、ちょっと距離が近づいたなと思っても

・飛行艇をカーチスに撃ち落とされて行方不明になったり
・自ら囮になってイタリア空軍を空賊たちから引き離したり

すぐにどこかに飛んで行ってしまう。彼女の3人の夫がそうだったように彼女やフィオの前から消えてしまうわけです。

それは本当に待っている側をやきもきさせるというか、消耗させると思うんですよね。それでもジーナがポルコへの想いを断ち切れないことを、ポルコもわかっています。それでも飛んでいってしまう。だからたちが悪い、そこがずるいんだと思います。

紅の豚ジーナの名言集・カッコイイ&かわいいセリフ一覧まとめ

『紅の豚』のジーナの名言や名セリフをずらっと一覧にしてまとめました。

私のお気に入りは、「ここではあなたのお国より人生がもうちょっと複雑なの。恋だったらいつでもできるけど…。ハリウッドへはボク1人だけで行きなさいね。」というセリフ。

宮崎駿監督の美学が表れてるセリフだと思うんです。秘すれば花、というか何でもあけすけに語ることがいいことではない、みたいな。

子どものように、自分の想いをストレートに表現することができなくなっていくのが大人になるということ。そのほろ苦さと熟成されたウィスキーのような時間が作る人間関係が魅力の映画だと思います。

自分にもジーナやポルコみたいな人がいてくれたらな、と思う映画です。

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