トップガンのアイスマンはジェット後流でわざとマーべリックを妨害したのか?

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映画『トップガン』で最も悲しい出来事は、訓練中の事故でグースが亡くなったことです。

あの事故のとき、アイスマンは危険な状況になることがわかっていてわざとマーヴェリックを妨害したのでしょうか?

それともあの事故は不慮の事故で防ぎようがなかったのでしょうか?気になったので調べてみました。

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トップガンでアイスマンはマーべリック機を妨害したのか?

映画『トップガン』でアイスマンはマーべリック機をわざと妨害したのでしょうか?

トップガンのアイスマン「あと20秒待ってくれ」は妨害ではない

個人的にはトップガンでアイスマンが「あと20秒待ってくれ」と言いながら飛んでいたことは妨害ではないと思います。

あのセリフの意味は

あと20秒待ってくれ(その間にバイパー機を撃ち落とすから)

という意味だったと思われます。

敵機(バイパー機)の後ろをとったとはいえ、アイスマンはなかなかロックオンできないでいました。

でもせっかく自分が教官機を狙えるポジションをとれているので、あと20秒だけ待ってくれ(オレが撃つ、オレの獲物だ)と言って粘ったんだと思います。

しかしマーベリックから見れば、何やってんだよ早くそこどけよオレが撃ち落として成績1位になってやるから!という感じですよね。

だからアイスマン機を抜こうとして、普通ではありえないくらいの近距離に後ろから近づいていました。

しかし2機編隊で飛行しているときのセオリーは、前方にいる機体が攻撃で、後方機は援護です。

なのでアイスマンが妨害したとはいえないと思います。

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トップガンのジェット後流はわざと発生させたものではない

グースが亡くなった事故では、アイスマン機のジェット後流がマーベリック機墜落の原因になったとされています。

アイスマンは、わざわざ狙ってジェット後流を発生させたのでしょうか?

ジェット後流はジェットエンジンの排気口周辺(アフターバーナーが点火するあたり)から発生しますが、発生後のコントロールはできません。

わざと狙ってマーベリック機が吸い込むようにするというのは無理です。

【ジェットウォッシュ】

ジェットエンジンの排気ガス、および排気ガスを高濃度で含む空気。「ジェット後流」とも。
至近距離で浴びれば人体が爆発四散するほどの高温高圧であり、ジェットエンジンの始動時には作業員を退避させる必要がある。
また、空中でも酸素濃度の低い航跡を残し、これを別のエンジンが吸引すると酸欠による不調・故障を招く。
エンジンの誤動作で姿勢を崩せば失速・スピンアウトして墜落に至る危険性がある。
また、エンジンがフレームアウトして復旧不能に陥れば、やはり墜落の危険のある緊急着陸を余儀なくされる。
引用元:航空軍事用語辞典++

アイスマン機が粘りに粘ってようやく離脱したとき、ジェット後流が発生。

前に出ようとギリギリまで近づいたマーヴェリック機がそれを吸い込んでしまい、右エンジン、左エンジンの順に停止。機体がきりもみ状態になり墜落します。

・アイスマンが機関銃に切り替えてまで(バイパー機との距離が相当近くなるまで)粘った
・二人は成績トップを争っておりマーベリックは自分が成績を上げるチャンスが欲しかった
・マーヴェリック機がアイスマン機に近づいたタイミングだった

こういったことがすべて、あの悲しい事故につながったのだと思います。

マーベリックとグースは緊急脱出しますが、グースは脱出の際キャノピーに頭を強打。首の骨を折って帰らぬ人となりました。

査問会に出席したのはマーベリックだけでアイスマンには落ち度がない

事故のあと査問会に出席したのはマーベリックだけで、アイスマンは全くお咎めなしでした。

アイスマンが呼ばれなかったということは、彼に落ち度がなかったということだと思います。

マーベリックは後席のRIOが亡くなったのですから、その時の状況を聞かれるのは当然のことなのではないでしょうか。

彼は普段からミグと接近した話を皆の前でしたり、司令塔にわざと近づいて飛んだりなど、自分の操縦技量に自信満々で、それを隠そうとはしませんでした。

グースにはそういうところをたしなめられていましたが、無茶をしてもオレは大丈夫と思っていたところを事故でガツンとやられた感じでしたね。

 

トップガンのアイスマンはわざとマーべリック機を妨害したかまとめ

映画『トップガン』でグースが亡くなる直前、アイスマンがバイパー機を狙える体制に入り、「あと20秒くれ」と機関銃に切り替えてまで粘りました。

アイスマンが諦めて離脱したとき、すぐ後ろについていたマーベリック機はエンジンがジェット後流を吸い込んで2基とも停止。墜落しました。

アイスマンが粘ったことは妨害行為ではなく、離脱の際にジェット後流が発生しマーベリック機がそれを吸い込んだことは予測不能の出来事でした。

ただし、マーベリックがアイスマン機に近づいたタイミングだったことも不幸でしたね。

マーベリックが自分の技量を過信していたから起きた事故という側面もありました。

でも最後にはアイスマンと「おまえをオレの僚機にしてやる」と言える仲になってくれてほんとによかったです!

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