『ブルーロック』に登場する國神は2次選考の2ndステージで敗退しましたが、復活するのでしょうか？
また國神が闇落ちした理由とは何のでしょうか？
國神の闇落ちについてや何巻で元に戻るかなど、みなさんが気になっていることについてネタバレありで徹底解説していきます。
ブルーロックの國神錬介はいつ復活した？漫画の何巻何話？
『ブルーロック』の國神が復活して活躍しています！
國神錬介（くにがみ･れんすけ）復活後の初登場は17巻149話
國神が別人のような姿になって復活したのは17巻149話でした。
ブルーロックイレブンがU-20日本代表チームを3-4で破り、勝利した直後です。
「WILD CARD」と書かれた入口から入ってきたのですが、その時の國神は黒光りするうつろな目、目の下のクマなど殺伐とした雰囲気で登場します。
顔には何度も汗や涙を流したような跡があり、口を真一文字に結んでいて表情がありませんでした。
U-20日本代表に勝った潔たちのキラキラした様子が描かれたあとに登場するので、國神の陰気で荒んだ雰囲気が非常に不気味でしたね。
18巻155話で闇堕ちが確定⇒バスタード・ミュンヘンに投入される
國神は18巻155話でバスタード・ミュンヘンに投入されました。17巻149話の姿は、155話の登場シーンの先取りだったようです。
「ノエル・ノアのいるこのチーム（バスタード・ミュンヘン）に俺からの特別推薦でどーしても参加させたい人間がいる」という絵心の言葉で「WILD CARD」と書かれた入口から現れたのが國神でした。
一次選考以来久しぶりに國神に再会した潔は「おれはヒーローになる」が口ぐせだった國神に「おかえりヒーロー！」と声をかけます。
しかし國神は「俺はもうヒーローじゃねぇ」と歓迎の言葉を切り捨て、「世界一になるのは俺だ」と宣言。
バスタード・ミュンヘン内の体力ランキングではいきなり3位と日本人の中でただ1人ドイツメンバーの中に上位で食い込み、進化した身体能力を見せつけました。
闇堕ち後は自己中プレーヤーに変貌
國神は光のない目と目の下の濃いクマの自己中プレーヤーに変貌しています。
WILD CARDから復活して登場するシーンでは、國神は「正々堂々ヒーローを目指す」と言い切っていたかつての雰囲気とは全く異なって、完全に負のオーラをまとっていました。
仲が良かったチームZのメンバーと久しぶりに再会するも、誰とも目を合わすことなく、心ここにあらずといった様子で、國神のメンタルを心配しているブルーロックメンバーもいました。
ただ、敗者復活戦の過酷なトレーニングにより身体能力は爆上がりしており、ブルーロックメンバーの中で唯一ドイツチームでスタメンを勝ち取ることに成功します。
バスタード・ミュンヘンとして最初の試合となったスペイン戦では、プレースタイルも以前とは異なっており、スタンドプレーに走ることが多くチームから浮いてしまいました。
以前はフィジカルの強さを活かしたプレーが得意でポストプレーなどチームのためにプレーしていたのですが、自分が得点することに固執するようになり以前の國神とは真逆です。
スタンドプレーで結果を残せれば誰も文句は言いませんが、求められている期待を超えることが出来ず、最終的に途中交代させられてしまいました。
以前とは真逆の自己中プレーヤーになってしまったのも、敗者復活戦での過酷な体験が影響しているのだと思います。
25巻213話では潔にアドバイス・闇堕ちから戻る可能性を感じさせる
すっかりダークヒーローのようになってしまった國神ですが、25巻213話では潔に対して闇堕ちから戻る可能性を感じさせるアドバイスをしています。
「どうしたらお前みたいに両利きになれる？トレーニングを一緒にやりたい」という潔に「やめておけ」と國神がアドバイスします。
「帰れ粘着系ストーカー」などと口調はぶっきらぼうですが
「お前が俺のやり方だけマネしたところで意味ねぇし 逆に変な筋肉をつけることで体のバランスが崩れて 今のパフォーマンスができなくなる可能性が高い」
と忠告というか非常に適切なアドバイスをくれたんですよね。
やっぱり根っこは國神だ！なんていい奴なんだろうと思ってしまいました。
29巻255話では國神のエゴがまだ燃えてることが判明
國神は敗者復活戦での過酷なトレーニングにより、エゴを捨て去ったと思われていましたが、潔の分析により、國神のエゴがまだ燃えてることが判明します。
そのシーンはは29巻255話「まだ燃えてる」で読めます。
ネオ・エゴイストリーグでフランスのチームと対戦しますが、フランスチームには敗退のきっかけとなった士道がいました。
潔の分析によるエゴの考え方では、「自分型」と「世界型」が存在し、潔曰く國神は「自分型」のエゴの持ち主にあたるそうです。
「自分型」は自身の感情や価値観でトップパフォーマンスへと至ります。
國神は自分の敗退の原因となった士道を前に、復讐心が芽生えてパフォーマンスが向上し、士道を抑え込むことに成功します。
國神が「自分型」のエゴをまだ持ち続けていると知った潔は嬉しい表情を見せ、國神との連携で優勢に試合を進めるのでした。
ブルーロック國神錬介の脱落から復活までの軌跡
ブルーロック國神錬介の脱落から復活までの軌跡を解説します。
國神錬介は「サッカーでヒーローになる」のが目標の男気あふれるキャラ
國神錬介は、「サッカーでスーパーヒーローになる」のが目標の男気あふれるキャラクターです。
一次選考で國神は本作の主人公である潔（いさぎ）と同じチームZに所属していました。
國神はズルや汚いやり方を毛嫌いし、“正々堂々”を信条としていてスポーツマンシップに溢れている青年です。
当時ランキングが最下位近かった潔は毎日納豆を食べていましたが、潔のアシストで國神が1点入れたときには、得点者が食べられるステーキを一潔と分け合うなどまっすぐな性格です。
個性豊かで我の強いキャラクターが多い中で、律儀で誠実な性格をしているため、潔からも信頼されていました。
実は姉と妹がいて女の子への気遣いもできるので、高校では女子にもファンが多かったようです。普段は無口ですが、もともとが優しい性格なのでしょう。
左足のミドルシュートと強靭なフィジカルでチームZの勝利に貢献
一次選考のチームZ当時の國神の武器は、左足からのミドルシュートでした。
その後チームV戦でランダムな軌道を描く高威力の無回転ロングシュートを編み出します。
二次選考3rdステージではあの馬狼照英（ばろう・しょうえい）を押しのけてヘディングでシュートを決めるなど、フィジカルの強さも光っていました。
國神はブルーロック入寮時の着替えのときからすごい体をしてたので、突進してくる馬狼に対抗できたのも納得ですね。
二次選考で敗れ脱落した
一次選考ではそれなりに存在感を放っていた國神ですが、二次選考2ndステージで敗北。
相手チームから選ばれなかったため通常ルートから脱落してしまいました。
二次選考のルール
- 3人組での対戦からスタート
- 勝利チームが負けたチームから1名を奪取する「ライバルリー・バトル」
- 最終的に4対4で勝利して5人チームになれれば勝ち抜け
- 同人数チームが対戦を繰り返す
- 2対2で負けて相手チームから選ばれず1人になると脱落
1試合目は3対3⇒敗北して選ばれず
國神の二次選考の1試合目は國神・千切・玲王 VS 潔・凪・馬狼の3対3の対戦でした。
この試合に負けた國神のチームからは千切が奪われます。
國神は蜂楽と潔においていかれた千切に共感する部分があり、凪に置いていかれて落ち込む玲王を励ましながら頑張るんですが、敗北しました。
2試合目は2対2⇒敗北して選ばれず
國神の二次選考の2試合目は國神・玲王 VS 士道・イガグリの2対2の試合でした。
二次選考のルールにも書きましたが、もしもこの試合に負けて相手チームに選ばれなければブルーロックから脱落することになります。
士道は対戦相手が合意しないだけで片っ端から殴っていくという、無茶苦茶な男です。
その士道とチームを組んでいたのが、チームZで同じチームメイトだった「イガグリ」こと五十嵐でした。
國神が士道の暴力を止めたことが因縁となり、國神・玲王チームVS士道・イガグリチームで対戦することになってしまいました。
負けたら終わりの一戦で気合を入れ直す國神と玲王ですが、士道の驚異的な個人力の前になすすべなく敗北してしまいます。
本来なら相手の実力を知ったうえで対戦相手を慎重に選ぶべきですが、國神がスポーツマンシップを重んじるいい奴だったことが悪い結果を招いたともいえますね。
復活後の國神がエゴむき出しで士道に当たりに行く理由は二次選考での敗北があるからなんですよね。
1人になった國神は出口（EXIT）ではなくWILD CARD（敗者復活）へ
士道・イガグリチームが勝ったことにより、國神か玲王を1人引き抜けますが、玲王が選ばれたため國神は1人になりました。
國神は試合に負けて、さらに相手チームからも選ばれなかったことにより、青い監獄を退場することになってしまいました。
落胆を隠せずにフィールドから退場し出口（EXIT）に向かっている途中、出口とは別の入り口“WILD CARD（敗者復活）”の扉が現れます。
國神は敗者復活の扉を選びました。その後ネオ・エゴイスト・リーグで復活するまで國神が姿を表すことはありませんでした。
敗者復活戦を勝ち抜きネオ・エゴイスト・リーグで復活
國神は敗者復活戦を勝ち抜きネオ・エゴイスト・リーグで復活します。
ネオ・エゴイスト・リーグで最初に五大リーグのどのチームに所属するかを選択するシーンで、絵心（えご）の特別推薦により、ドイツチームに参加することになります。
潔たち元チームZのメンバーも國神の突然の登場に驚いていましたが、それ以上に以前の國神とは全く異なる雰囲気をまとっていることに衝撃を受けている様子でした。
敗者復活戦では、ノエル・ノアに数値上最も近い肉体を持つモンスターを作るという目的のため過酷な試練を与えられていたようです。
その参加者の中で、唯一勝ち残ったのが國神だったため、ネオ・エゴイスト・リーグから復活しました。
敗者復活戦を乗り越えた國神は両利きになっていたうえ、身体能力が大幅に向上。バスタード・ミュンヘン内でも21人中3位の好成績を残します。
潔を含めて、ブルーロックのメンバーも数人いましたが、國神だけがドイツチームでスタメンを勝ち取り、スペイン戦に出場しました。
ブルーロックの國神が闇落ちした理由はなぜ？
『ブルーロック』の國神が闇落ちした理由は何だったのでしょうか？
強制実験体としてノエル・ノアと同じ肉体を持つ”器”にされたから
國神は強制実験体としてノエル・ノアと同じ肉体を持つ”器”にされました。
ノエル・ノアと同等の身体能力を持つようにするために、敗者復活戦参加者は絵心（えご）による過酷なトレーニングを行わされたようです。
目の下をふちどる濃いクマがあることや、短期間に急速に國神の体力が増強していることから、毎日どれだけの負荷をかけて練習を行ったのか想像もつきませんね。
しかも両利きになったということは、生活のあらゆる場面で両利きになるためのトレーニングが必要だったかもしれず、精神的にも相当きつかったのではないでしょうか。
以前の國神とは全く異なった雰囲気で性格も自己中心的なプレーヤーへと変貌してしまいましたが、「俺が生き残る！」という強いエゴがなければ敗者復活で勝ち残ることはできなかったのでしょう。
闇落ちした理由はエゴを捨て他人になることを強制されたからと推測
國神が闇落ちした理由はエゴを捨て他人になることを強制されたからと推測します。
以前の國神は“正々堂々”という信念の元プレーしており、その信念がプレースタイルにも影響をしている部分が少なからずありました。
ただ、敗者復活戦では世界一の選手「ノエル・ノアと同じ肉体を持つ器」を作るための実験が行われてており、過酷なトレーニングに加えノエル・ノアになるための哲学を強制的に叩き込まれたはずです。
エゴを捨て他人になることを強制されたことにより、以前とは異なる雰囲気をかもしだし、プレースタイルも自己中プレーヤーへと変貌させたのではないでしょうか。
その変貌が敗者復活戦での経験によるものだと推測すると、今度は敗者復活戦での実験内容が気になりますよね。
現時点では、敗者復活戦の内容については明かされていませんが、今後内容が明かされる可能性は高いので個人的にすごく楽しみにしています。
また“正々堂々”という固い信念を持ち、周りから信頼される熱い男だっただけに、今回の変貌は衝撃でしたがブラックな國神も可愛いと思うのは私だけでしょうか？w
ブルーロックの國神復活･闇落ちの理由はなぜかまとめ
ブルーロックの國神の復活についてまとめてみました。
- 國神は二次選考2ndステージで士道とイガグリに敗北した
- 退場し出口に向かっている途中、出口とは別の入り口“敗者復活”の扉が現れる
- ネオ・エゴイスト・リーグで絵心（えご）の特別推薦により、復活
二次選考の2ndステージに士道のような化け物がいるのは驚きでしたが、復活した國神もドイツチームで唯一スタメンに選ばれたりしているので、個人的には今後の活躍にも期待しています。
國神の闇落ちについてまとめてみました。
- 濃い隅と光のない目の自己中プレーヤーに変貌
- 以前とプレースタイルが異なっており、スタンドプレーに走りがち
- エゴを捨て他人になることを強制されたからと推測
復活したシーンでは以前と異なる雰囲気をまとっており衝撃でしたが、まだ國神らしいエゴを持ち続けているのが分かり、國神ファンとしてはとても嬉しい気持ちになりました。
