ブルーロックのキャラクター、潔世一とミヒャエル・カイザーの関係を一言で言うなら「ライバル」ですが、なんであんなにギスギスしてるの?と不思議に思う人が多いと思います。
カイザー登場当時に特に話題になった「顎クイ」や「恋人つなぎ」も含め、2人がなぜあそこまでぶつかり合うのか、2人の関係を詳しく解説します。
ブルーロックのミヒャエルカイザーと潔世一の関係は?
『ブルーロック』のミヒャエルカイザーと潔世一の関係はどういったものなのでしょうか?
カイザーと潔は互いを利用しようとしてぶつかり合う関係
ブルーロックのミヒャエル・カイザーと潔世一は、お互いを利用しようと「喰いあって」常にぶつかり合う関係です。
カイザーは「皇帝」という通り名からわかるように、ドイツチームの頂点に君臨するストライカーで、人気も知名度も抜群に高い選手です。
わざわざ日本くんだりまで来たカイザーの目的は、U-20日本代表を破り突然サッカー界の注目を集めたブルーロックイレブン、中でも大活躍した潔を蹴落として自分の価値をさらに高めるためでした。
一方の潔は、カイザーと同じチームでプレイすることによってその実力を肌で感じ、自分の理想とするプレーができている「上位互換」がカイザーだと結論付けます。
つまりカイザーのようにプレイできるようになること、さらにはカイザーを凌ぐ活躍ができるようになることが潔の目標となりました。
このように2人は自分の実力向上のためにお互いを利用しようと常にぶつかり合う関係です。だからいつもめちゃめちゃ仲が悪いんですね。
カイザーから見た潔は自分を高く売るための踏み台
カイザーから見た潔は、自分を高く売るための踏み台でしかありませんでした。
「クソひざまずけ」とマウントをとりピッチ上で実力の違いを見せつけて手なづけてしまえば、せいぜい役に立つだろうぐらいに思っていたのがカイザーでした。
しかし当初の予想とは異なり、潔はカイザーの能力を的確に分析・研究して実戦の中でどんどん自分の能力を覚醒させていきます。
そして試合を重ねるごとに潔に出し抜かれたり利用されるシーンが増え、たびたびカイザーのイライラが爆発。
潔への当たりが強くなり「こんなはずじゃなかった」感を撒き散らしていました。
潔から見たカイザーは自分の上位互換
潔から見たカイザーは自分の上位互換という位置づけです。
なぜ潔がそう考えたかというと、行きたい場所にカイザーが先回りしたり、自分のやりたいプレーをカイザーが「空間認識能力」を使いこなして実現していると気付いたからですね。
潔はカイザーのこの能力に気づいて「超越視界(メタビジョン)」覚醒のきっかけをつかみます。
その後もカイザーのプレーを「喰う」ことを繰り返してどんどん成長する潔がカッコイイですし、潔の成長ぶりにイラつきながらもさらにその上を行くカイザーの姿にシビレます。
ノエル・ノア以上の威力と言われる「カイザーインパクト」を武器にするカイザーは、世界一のストライカーを目指す潔にとって当然超えるべき存在です。
自分と似たタイプのストライカーから盗めるものは全部盗んで超えてやる!すなわち「喰ってやる」というのが潔が考えていることです。
つまりカイザーも潔も、お互いがお互いを利用しようとしている関係ですのでいつまで経っても2人が仲良くなることはないでしょう。
ミヒャエル・カイザーの顎クイと潔との恋人繋ぎは何巻何話?
カイザーが潔に顎クイして、ふたりが恋人繋ぎ(手をつなぐとき指を交互に絡ませるつなぎ方)をしたシーンは何巻何話で読めるのでしょうか?
2人の仲は険悪なはずなのに、なぜ顎クイや恋人繋ぎをしたのでしょうか?
漫画18巻第157話で顎クイ&恋人繋ぎが読める
漫画第18巻の第157話でカイザーが潔を挑発したのが「顎クイ」シーンです。
その挑発をはねのけるため潔が「恋人繋ぎ」をしてカイザーの手を振り払う、という流れでした。
157話では、カイザーが初対面の潔に対してまるで愛の告白のようなセリフを吐き、顎クイします。
俺はお前に逢いに来たんだ
”青い監獄”のエースストライカー
潔 世一
さらに潔に顎クイを振り払われると、カイザーは今度は潔の両手首をつかみ、顔を近づけて話をします。
俺がここに来て無駄じゃなかったと思える理由を示せ
ちゃんと俺の人生に
立ちはだかってくれよ 世一
と迫るんです。ここで潔のほうから「恋人繋ぎ」をしてカイザーの手を振り払います。
この場面が「恋人繋ぎ」と話題になったシーンでした。
調べてみると、たしかにおアツい場面ではあったのですが、想像していたのとは違うアツさでした(笑)
やっぱりブルーロックはこうじゃないと!という名場面でしたね。
顎クイも恋人繋ぎもカイザーが潔に執着している証拠
顎クイや恋人繋ぎなど、156話・157話で目に付くのはカイザーの潔への執着ぶりです。
顎クイから次は両手首を拘束、恋人繋ぎから手を振り払われると今度は「お前は主役の俺が舞台に上るときのピエロだ」とマウント、と一連の言動からカイザーは潔にかなり執着していますよね。
ここまで潔に執着するのは、カイザーがノエル・ノアという絶対的な存在を超えられないからという理由があります。
つまりノエル・ノアにはどうにもかなわないから、代わりに潔という攻略しやすそうなターゲットを利用して自分の価値を高めようとしているわけです。
潔に能力がないならそこまで執着しないと思うんですが、コイツは使える!と潔の能力を認めている部分もあるわけですね。
しかし潔がどんどん成長して思い通りに動いてくれないのでイラつき、さらには自分が潔に出し抜かれるようになるとさすがのカイザーも考えを改める必要に気づきました。
最近の連載では、潔に執着せず、世界一のストライカーとしての実力を発揮することに自分のエゴを向け始めて調子を取り戻しています。
カイザーの潔への執着がどういうところに落ち着くのか?は要注目ですね。
ブルーロックのカイザーと潔の共闘シーンは何巻何話?
カイザーと潔の共闘シーンが読めると言われているのが263話です。巻数ではおそらく30巻に収録される部分でしょう。
2人は実際には協力しようと思っているわけではありません。
カイザーは潔への執着やチームを見下す態度を捨てたことでパスをつないで前線に出られるチャンスを増やしました。
それにより相手チームは潔とカイザーの大砲2本のどちらからシュートが出るかわからなくなります。
結果としてカイザーと潔の共闘(のように見える戦い方)が実現しました。
カイザーが今まで抱えていた、今の己の栄光を守る成長のない戦い方を全て捨てた結果、カイザーの身体から闘志がみなぎったシーンはカッコよかったです!
世界一を目指すために挑戦者として戦う、全てを捨てて冷静で超強気モードに突入した青薔薇皇帝の進化が今後も楽しみです。
潔のほうはというと、カイザーに散々シュートを妨害され殺意さえ芽生えていました。
超越視界(メタビジョン)は同レベルの2人なので、潔がカイザーインパクトをどう攻略するかで今後の2人の関係に大きな変化があるかもしれないですね。
潔にはいつかカイザーをひざまずかせてほしい!と個人的には思っていますw
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ブルーロックのミヒャエルカイザーと潔世一の関係や共闘についてまとめ
この記事では、「ブルーロック」の中でも特に注目される潔世一とミヒャエル・カイザーの関係に焦点を当ててきました。
2人が出会ったときの関係は、カイザーが潔に顎クイして恋人繋ぎをしたシーンで象徴的に描かれています。
- カイザーと潔は互いを利用しようとしてぶつかり合う関係
- カイザーから見た潔は自分を高く売るための踏み台
- 潔から見たカイザーは自分の上位互換
- 顎クイと恋人繋ぎは第18巻の第157話で読める
- 顎クイも恋人繋ぎもカイザーが潔に執着している証拠
- ブルーロックのカイザーと潔の共闘シーンは30巻263話
- 最近のカイザーは潔への執着を手放しさらなる進化中
結局のところ2人は、同じチームに所属しながらお互いの得点を邪魔しあうライバルという、相手チームからは理解しにくい関係です。
チームの勝利のために2人が共闘する可能性はあるのか?というと、相手チームからは共闘に見える戦い方になっています。
潔世一とカイザーの間の緊張感ある関係は、読んでいてドキドキしますよね。
2人がそれぞれのエゴを爆発させてさらなる進化を遂げることに期待したいと思います^^