ブラックラグーンにはあらゆるアウトローが登場します。
魅力的なアウトローたちが次々に登場する中で、特に濃いキャラクターなのが張維新です。
スーツにコートを羽織り、マフラーは首にかけるだけのマフィア巻きスタイルで、サングラスを常にかけています。
時折、そのサングラスの奥に見える鋭い双眸がたまらなくかっこいい張。
この記事では、
について詳しくリサーチしたので、解説します。
ブラックラグーンの張維新とは?
ブラックラグーンの張維新とはどのような人物で、作中ではどの組織に所属しているのでしょうか?
張が普段から使用している武器についても解説します。
名前の読み方は「チャン・ウァイサン」
張維新の名前の読み方は「チャン・ウァイサン」です。
ブラックラグーン本編では張という苗字しか出てきていませんが、小説版『シェイターネ・バーディ』でフルネームが判明しました。
シェイターネ・バーディでは、バラライカと並んで主要人物として描かれている張ですので、張ファンの方は必見です。
三合会(トライアド)タイ支部のボス
張は三合会(トライアド)タイ支部のボスを務めています。
三合会というのは中国系マフィアであり、その勢力は全世界に及んでいます。
ロアナプラにおいては、大きなマフィアが連絡会を結成しており、三合会は言うまでもなく連絡会を構成する重要なマフィアの一つです。
世界的なマフィアが犯罪都市に構える拠点、そこのボスを担っているということだけで張がかなりの重要人物だということが想像できますね。
二丁拳銃の遣い手でレヴィより強い
張はレヴィと同じ二丁拳銃の遣い手ですが、レヴィよりも強い実力を持っています。
トゥーハンドの異名をもつレヴィですが、張も同じく二丁拳銃を使って戦います。
ベレッタM76カスタムモデルの銃を愛用していて、銃のグリップには象牙が素材として使用され、龍と天帝の刻印がデザインされています。
この二丁の拳銃を「天帝双龍(ティンダイションロン)」と張は呼んでいます。
管理職の立場であり現場に出てくる頻度が減ったために、本人曰く「銃の腕がなまった」とのことだそうですが、レヴィが「敵わない」と語るほどの強さを持っています。
ロアナプラで生き抜くレヴィもかなり強い部類に入ると思うのですが、レヴィにそう言わせて、且つ様々なトラブルを無傷で切り抜ける張は、やはり只者ではありません。
モデル・元ネタはチョウ・ユンファ
張のモデル・元ネタは香港の映画俳優チョウ・ユンファだと作者・広江礼威が語っています。
ちょっとした脇役のつもりで、チョウ・ユンファを外見のモデルにして描いていたところキャラが立ってしまい、いろいろ設定を足して作られたのが今の張だとか。
そんな張の過去について詳しく解説します。
ブラックラグーンの張の過去や素顔とは?
ブラックラグーンの張の過去について解説します。
元香港の警察官で素顔は童顔の「ベイブ」
張は元香港の警察官で、素顔は童顔のために「ベイブ」と呼ばれていました。
ロアナプラではほとんどサングラスをかけているため素顔がわからない張ですが、サングラスを外せば少し若めに見えます。
その童顔ゆえ、警察官だった香港では周囲から「ベイブ」とのあだ名で呼ばれていた張。
ベイブとは「赤ん坊」を意味する言葉です。
童顔の張ですが警察官の現役時代に、香港のスターフェリーポートにて同僚の警察官を皆殺しにするという大事件を起こしました。
何が原因だったのかはわかりませんが、この大事件が警察官から香港マフィアへと転向するきっかけになったことは間違いないでしょう。
サングラスで目元を隠している
張はサングラスをかけて常に目元を隠しています。これは元警察官の「ベイブ」という過去と決別した姿といえるのではないでしょうか。
部下のひとりのビウ・ユエンには、元警察官ということで若干不信感を持たれていました。
しかし、作中で張の覚悟を知ったビウは、張を認めて腹心として動くようになります。
まさかの元警察官という設定が、張のキャラクターに深みを与えている印象です。
常にサングラスをかけることで、可愛らしい印象の正義漢からマフィアへの変身が演出されていると思います。
過去にバラライカと死闘を演じた
異色の経歴を持つ張ですが、過去にバラライカと死闘を演じたこともあります。
かつてロアナプラでホテル・モスクワとの大抗争が発生しました。
その際に、バラライカと張は銃での一騎打ちを行い、勝負は引き分けに終わります。
抗争が収まったあとは、バラライカやホテル・モスクワとは友好的な関係を築くことが出来ており、また現在の張は連絡会等で各マフィア幹部たちを諫める役割となっています。
ロアナプラの均衡が保たれるようになったのは、張とバラライカが互いの実力を示したことによるものが大きそうですね。
ブラックラグーン張の名言・名セリフ
ブラックラグーン張の名言・名セリフを引用してご紹介します。
この世に信奉すべきは剛力のみ、ただ独つ。俺たちの流儀にして、唯一の戒律。
張維新 ブラックラグーン2巻より
俺には道徳やら正義やらは、肌に合わん。その手の言葉と尻から出るやつに驚くほど似てやがる。そのガキ共に同情するのは、ミサイル売りながら平和訴えてるど阿呆とどっこいだ
張維新 ブラックラグーン2巻より
こういうのはな、ビビったら負けだ
張維新 ブラックラグーン3巻より
どっちの結末をお前は選ぶ。命は一つだ。二つは取れないぜ
張維新 ブラックラグーン8巻より
ブラックラグーン内では数多くの名言・名セリフが登場していますが、張のセリフは特にかっこいい言い回しが多い気がしますね!
特に13巻は張が表紙になっていることからもわかるように、登場シーンが多いです。
特にロアナプラでの暗躍ぶりが板についてきたロックとルーレットで遊ぶシーンはカッコ良かった!
見せてくれよ、この世の果てがどんなものかを
張維新 ブラックラグーン13巻より
俺達は漏れなく、煉獄の炎に焼かれて死ぬのがオチだという張に対して、ロックは「自分なら善悪の彼岸を超えてすべてを見通せる場所にたどり着けるかもしれない」と言い放つんですね。
そこで張はロックへの手向けとして、そのための障害を自分が取り除いてやろう、と言いました。
今後はロアナプラ全体を見渡しつつロックがどんな絵を描くのか?そして張がどうロックを支えていくのか?見ていくのが楽しみです!
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まとめ
ブラックラグーン張維新のかっこいい名言や過去や素顔についてのまとめとして、
以上について解説しました。
最初はちょっとした脇役として登場し、その後は際立ったキャラクターで本編での活躍の場を増やした張維新。
13巻の表紙も飾り、これからの本編、番外編共に張の活躍が見られるのが楽しみですね。