『ベルセルク』のジュドーについてまとめました。
そもそも良いやつなの?悪いやつなの?
またネット上でジュドーの最後がかっこいい!と話題なので、ジュドーの死亡シーンのセリフについてもネタバレ含みますが、徹底解説していきます。
ベルセルクのジュドーの最後がかっこいい!
『ベルセルク』のジュドーがかっこいいんです!
ジュドーは鷹の団のナイフ使い
ジュドーは鷹の団のナイフ使いです。
鷹の団では千人長の1人であり、そばかすと長い髪を後ろで結んでいるのが特徴的でとても優しい人物です。
人懐っこい性格をしているため、鷹の団に入団した当時一匹狼存在であったガッツに対しても積極的に話しかけていました。
また多才かつ非常に器用で、二刀のカトラスを使いこなすほどの実力があります。
特に投げナイフが得意で百発百中の腕前をしており、ガッツが扱う投げナイフの技術はジュドーから教わったものです。
ただ、器用である反面、何事においても1番になれなかったというコンプレックスを持っています。器用貧乏というやつですね。
そのコンプレックスからか、自分1人では夢を果たせないと悟り、1番になれそうなグリフィスの下につく決心をします。
キャスカのガッツへの想いを見抜き自分の気持ちを封印
ジュドーはキャスカのガッツへの想いを見抜き自分の気持ちを封印します。
ジュドーは恐らく物語が始まった当初から、キャスカに好意を抱いていました。
ガッツの身体が冷え切って瀕死状態に陥った際、グリフィスの指示により、キャスカが裸の状態でガッツと添い寝をするシーンがあります。
これを見たジュドーは明らかに不機嫌になっており、仲間の桶を壊していました。
あまりの不機嫌さにファンの間では、嫉妬していたのではと推測されています。
またこのシーンだけではなく、キャスカを励ましたり、心配したりとキャスカのことを大切に想っている描写が多くあり、好意を抱いていたのは間違いありません。
キャスカをかばい触で死亡する
ジュドーはキャスカをかばい蝕で死亡します。
ジュドーの死因は、鷹の団の団長グリフィスにより「蝕」と呼ばれる儀式に巻き込まれてしまったことです。
「蝕」とは、人間が超人的な能力を誇るゴットハンドへと転生する儀式です。
ゴットハンドへと転生するためには生贄が必要で、「自らの半身とも呼べる最も大切なもの」を魔に捧げることで儀式が成立します。
つまりグリフィスの生贄になったのが、鷹の団だったのです。
「蝕」では鷹の団が丸ごと異空間に隔離されてしまい、巨大で強力な多数の魔物たちに襲われてしまいます。
メンバーが次々と襲われ殺されていく中、ジュドーはキャスカのそばで最後まで戦い続けました。
腕をえぐられ、めった刺しにあいながらも、最後までキャスカを庇いながら戦い続けるジュドーでしたが、力尽きてキャスカの腕の中で息を引き取ってしまいました。
最後に想いを伝えるチャンスはあったものの、あえて伝えずキャスカへの想いを胸にしまったまま死亡しています。
ベルセルクのジュドー死亡シーンのセリフを解説
『ベルセルク』のジュド―死亡シーンのセリフを解説していきます。
最後の最後まで足掻いて足掻いて足掻きまくってやるんだ
「足掻(あが)くんだ!最後の最後まで足掻いて足掻きまくってやるんだ!死ぬための戦いなんてごめんだ!ってきっと言うぜ、ガッツなら」
鷹の団のメンバー達は「蝕」と呼ばれる儀式に巻き込まれてしまいます。
逃げ場のない異空間に閉じ込められ、多数のおびただしい魔物たちに囲まれて、鷹の団のメンバー達は絶望を感じていました。
次々と鷹の団のメンバーが殺されていく中、「皆の所に戻って戦って死のう」と言うキャスカに対して言ったセリフがこちらです。
「足掻くんだ!最後の最後まで足掻いて足掻きまくってやるんだ!死ぬための戦いなんてごめんだ!ってきっと言うぜ、ガッツなら」
と言い放ちます。
ジュドーから見ると恋敵になるガッツですが、キャスカを元気づけるためにわざとガッツのセリフを持ち出すところが、かっこよすぎますよね。
仲間達が次々と殺されて、気の強いキャスカでさえも諦めているのに、ただ一人強い心を持ってキャスカを励ますあたり、人としての強さを感じます。
とうとう言いそびれちまったなァ
「・・・ほんと口は達者なつもりだったけどとうとう言いそびれちまったなァ お前には大事な一言・・・」
「蝕」に巻き込まれ、仲間達が次々と死んでいく中、ジュドーはキャスカをかばいながら、必死に戦い続けます。
だが、多数の魔物達の前では、なすすべがなく瀕死の状態にされてしまいます。
そんな中、キャスカを見つめながら、心の中でささやいたセリフが、
「・・・ほんと口は達者なつもりだったけどとうとう言いそびれちまったなァ お前には大事な一言・・・」
になります。なんとも儚いジュドーの気持ちが伝わってきます。
命を張って守りたい相手に自分の想いを伝えずに死ぬのは悲しすぎると思うんですが、ジュドーの気持ちにこたえられないことでキャスカを悲しませたくないという思いやりが感じられます。
こういうところがジュドーの優しすぎるところなんでしょうね…。
けっこうよく泣くよな…お前ってさ
「けっこうよく泣くよな・・・お前ってさ・・・」
ジュドーが死ぬ間際に言い放った最後のセリフです。
最後くらい自分の気持ちを伝えればいいのに、と読みながら思ってしまいました。
ただ、ジュドーの性格的に気持ちを伝えることを優先的に考えていないのかもしれないですね。
自分の気持ちを伝えるよりも「キャスカが無事ならそれでいい」という想いの方が強いように感じます。
最後まで、自分より人のことを考えられるジュドーは本当にかっこいい男だなと思いました。
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まとめ
『ベルセルク』のジュドーの死亡シーンについてまとめました。
- 鷹の団では千人長の1人で、そばかすと長い髪を後ろで結んでいるのが特徴的
- 多才かつ非常に器用で、二刀のカトラスを使いこなすほどの実力
- キャスカに好意を抱いていたが、ガッツへの想いを悟り、自分の気持ちを封印する
- 最後はキャスカの腕の中で、絶命した
本作の名脇役の一人で、一見器用に見えますが、実は不器用でとても人間らしい人物で個人的に1番好きなキャラクターです!
作品の中の回想か何かで登場してくれたらうれしいな~と思っています。