タイの架空犯罪都市ロアナプラを舞台とした漫画ブラックラグーン。
その漫画の登場人物のひとりがロベルタです。
ロベルタはとある資産家のメイドでありながら、作中でも屈指の戦闘力を有したキャラクター。
そんなロベルタは作中で死亡したのか?
その後はどうなったのか、詳しく解説していきます!
ブラックラグーンのロベルタとは?
メイドって言ったらBLACK LAGOONのロベルタじゃん?(笑) pic.twitter.com/PFUDfLvKeX
— 景虎·T·プー🫧🧸🌙✙ (@t_n_t915) February 11, 2024
ブラックラグーンのロベルタは、どんな人物なのか?
メイドとしてラブレス家に仕える以前、その過去はどんなものだったのか?
詳しく見ていきましょう。
ガルシア・ラブレスに仕えるメイド
ロベルタはラブレス家の当主ガルシアに仕えるメイドです。
南米にある国、ベネズエラの資産家のひとつラブレス家は、資産家とはいえ落ち目にあり、ロベルタは現在の主人ガルシアに仕える唯一のメイドです。
黒を基調としたメイド服に白いフリルで飾られたエプロンを着用し、大きな眼鏡をかけ、長い髪は二つにわけて三つ編みにしています。
メイドと言えば?と聞かれて思い浮かぶような、オーソドックスな出で立ちをしていますね。
メイドではありますが、家事は不得意で特に料理は絶望的な、いわゆるダメイドです。
自分をラブレス家に迎えてくれた先代の主人・ディエゴのひとり息子のガルシアに対しては、主従関係を超えた恋愛感情を持っています。
ガルシアの方も同じなので、実は相思相愛だったりします。
ガンアクションメイン、ダークな雰囲気のブラックラグーンでちょっと甘酸っぱい話があるとは…そこにはいつもと違うドキドキ感がありました。
過去に「フローレンシアの猟犬」と呼ばれたテロリスト
そんなザ・メイドの清楚な出で立ちのロベルタですが、その正体は過去に「フローレンシアの猟犬」と呼ばれたテロリストです。
本名はロザリタ・チスネロス。
キューバにて暗殺訓練を受け、コロンビア革命軍FARCの司令官側近を務めるほどの実力がありました。
理想の平和を目指してあちこちでテロを起こすロザリタでしたが、革命軍は麻薬カルテルと手を組むようになり、結果として守るものは信念ではなく麻薬畑に。
絶望し組織を抜けたロザリタをかくまってくれたのが、父の親友でもあったラブレス家11代目当主のディエゴです。
「ロベルタ」と名前を変え、ラブレス家でメイドとして過ごすうちに人間らしさを取り戻したロザリタは、ラブレス家に忠心を捧げるようになっていきます。
その見かけからはわからない、壮絶な過去と戦闘力がある魅力的なキャラクターです。
ロアナプラ初訪問で大暴れ
猟犬としての顔を封印し穏やかに過ごす日々の中、ロベルタはロアナプラ初訪問で大暴れをすることになります。
発端はディエゴのひとり息子・ガルシアの誘拐でした。
カルテルとのトラブルからガルシアが誘拐され、ロベルタは救出のためにロアナプラに単身潜入。
大立ち回りを演じ、その圧倒的な戦闘力をもってロアナプラを混乱と恐怖のどん底にたたき落とします。
レヴィとも正面から激しくぶつかり合いますが、バラライカの仲裁もあって矛(ほこ)を収め、救出したガルシアと共に帰国の途につきました。
それ以来、ロアナプラではメイドが禁句になったとか(笑)
アウトローやトラブル、いさかいだらけのロアナプラをそこまで恐れおののかすとは、ロベルタの戦闘力がどれくらいすごいものなのかがよくわかりますね。
ブラックラグーンのロベルタはその後どうなった?最後に死亡する?
ブラックラグーンのロベルタはその後どうなったのでしょう。最後に死亡してしまうのでしょうか?
ロベルタのロアナプラ再訪と絡めて解説していきたいと思います。
2度めのロアナプラで復讐鬼となる
2度目のロアナプラ登場において、ロベルタは復讐鬼となっていました。
ラブレス家当主であったディエゴ(ガルシアの父)が暗殺されたためです。
たった1枚の写真からディエゴ暗殺に関わった者を割り出し、拷問にかけて情報を得ていきます。
ディエゴを暗殺した部隊の情報をつかみ、それを追って再びロアナプラに来たロベルタは、部隊を追いつめるものの精神安定剤の過剰服用で幻覚を見るようになります。
その結果精神が不安定になり、封印していたはずの「フローレンシアの猟犬」へと逆戻りしてしまいました。
敵を惨殺したところをロベルタを追って来たガルシアに見られ、正気を失ったロベルタはガルシアにも銃を向けてしまいます。
暴走状態となってしまったロベルタの殺戮マシーンっぷりがあまりに恐ろしすぎました…!
そんなロベルタは、果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか。
恩人ディエゴの復讐は未完のまま終了
結論からいいますと、ロベルタによる恩人ディエゴのための復讐は未完のまま終了しました。
復讐をすることで復讐をされる側になる、その負のサイクルにとらわれることをガルシアは拒みました。
復讐対象であるグレイフォックスのリーダー、キャクストンを殺そうとしたロベルタ。
「死の舞踏」と呼ぶ負のサイクルを断つために、ガルシアは自身の身体を張ってロベルタを止めたのです。
最後はロックの策とガルシアの説得で生き残る
復讐鬼として暴れまわったロベルタの最後は、ロックの策謀とガルシアの説得で生き残ります。
ロベルタは報復対象の部隊と激戦を繰り広げ、ひとりで敵を圧倒します。
暴走が収まらないロベルタ。
そんな中で、命がけの説得と告白(キス)という、ガルシアの一途な愛によって、ロベルタはようやく正気を取り戻し、無事生還を果たしました。
ロックは根回しをすると共に策謀を巡らせ、結果的にガルシアたちにとって理想的な結末へ収束させることに成功します。
しかしながら、ロックは善人のようなことを語りながらも命をチップとみなしてこの事態を楽しんでいました。
まさにロアナプラの住人、悪人としてのロックのやり方を、ガルシア達は非難しその場を去っていきます。
ちなみに、原作漫画では五体満足でガルシアやファビオラと帰国するロベルタですが、OVA版では腕や足を失うなど重傷を負い車椅子生活となる結末に変更されています。
2度目の登場となったロベルタ、その結末で死亡してしまうのでは…とはらはらしていました。
まさかの胸キュン展開が待ち受けているとは思わなかったですね!
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ブラックラグーンのロベルタは死亡?その後どうなったか解説のまとめ
ブラックラグーンのロベルタは死亡するのか、最後はどうなったのか?についてご紹介してきました。
- ロベルタはメイドとして、ラブレス家に忠心を捧げている
- その正体は「フローレンシアの猟犬」と呼ばれたテロリスト
- ロアナプラ初訪問で街を混乱と恐怖のどん底にたたき落とした
- ラブレス家当主ディエゴ 暗殺犯を追って2度めのロアナプラを襲来、暴走
- ディエゴの復讐は失敗
- ロックの策謀とガルシアの愛によって生還を果たす
ロアナプラで2回も暴れまわった、作中最強レベルの戦闘力と称されるロベルタ。
作者のツイッターではもう本編に出ることはないとの明言があったロベルタですが、おまけ漫画のキャラクターとしては登場する可能性があるとのことです。
本編でロベルタの鬼神のごと如き活躍が見られないのは残念ですが、おまけ漫画でのほのぼのしたロベルタが見られるのもいいですね。