『スパイ教室』を語るとき、白蜘蛛に触れないわけにはいきませんね。
カルガド帝国のスパイチーム「蛇」を作った白蜘蛛は小物感漂うボヤキと相手の弱さを受け止める度量の広さが印象的な男性です。
クラウスと渡り合える実力の持ち主で、「鳳」を壊滅させ「焔」を解体に追い込むことに成功しています。
今回の記事では、白蜘蛛がなぜ有名スパイ教室を次々に勧誘できたのか考察してみました。
スパイ教室の白蜘蛛とは?
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『スパイ教室』の《白蜘蛛》はどんなキャラクターなのでしょうか?調べてみました。
ガルガド帝国のスパイチーム「蛇」のメンバー
《白蜘蛛》は、ガルガド帝国のスパイチーム「蛇」のメンバーです。
本名はクリストハルトといい、きっちり丸く切りそろえられたマッシュルームヘアーが特徴でした。
ガルガド帝国陸軍の将校でしたが、上級将校ともめごとを起こして退役しました。
《藍蝗あいいなご》に勧誘されて「蛇」に加入
《白蜘蛛》は《藍蝗》に勧誘されて「蛇」のメンバーになりました。
退役後は「首都最弱のトラブルバスター」を名乗って小さな公園を拠点にトラブルを解決していたのですが、夜の公園で寝ていたとき《藍蝗》に声をかけられて意気投合。
「蛇」のボスから『暁闇計画』の話を聞いた《白蜘蛛》は計画を阻止するために作られた「蛇」に入りました。
白蜘蛛の能力・強さ
#スパイ教室
大通り公園に白蜘蛛がいました pic.twitter.com/CMHXcdPmLw— すぷらうと。 (@Kurena_kukumira) July 1, 2022
白蜘蛛の能力・強さはどのようなものなのでしょうか?
強さの一つは射撃のうまさ
白蜘蛛は射撃が得意です。特に遠距離からの狙撃の腕前は名探偵コナンの赤井秀一並みにすごいです。
ギードを夜間の離れた建物の屋根から狙撃して眉間を撃ちぬいたり、自分で改造した小銃で1km以上離れた距離から「灯」を狙撃したりしています。
通常長距離を狙う「狙撃」は100~600m程度の距離から狙うもののようです。1,000mの距離でも届く銃はありますが、風や視界など気象条件にも左右されるので精度を高めるのは難しいとされています。
なので白蜘蛛はかなり腕のいい狙撃手と考えて良さそうです。
スパイ能力全般がかなり高い
白蜘蛛のスパイとしての能力はかなり高いといえます。
列車の中で一人サラ、リリィ、クラウスを相手取って銃やナイフを使って戦う、アメリが「蛇」を裏切る可能性を感じただけでためらいなく銃で即死させるなど、とっさの判断にも迷いがありません。
また、「蛇」の活動場所や資金の確保といったバックオフィス業務に関しても、酒飲みの小説家の家を拠点にして資金を吸い上げてしまうなどうまいこと仕組みを作って回しています。
各地に飛んで活動しているメンバーのもとに適宜様子を見に行って加勢するシーンもあり、活動全般を監督しつつ実質的な「蛇」のリーダーとして立ち回っていたといっていいでしょう。
話し方はざっくばらんでボヤキが入っている感じですが、相手の弱みを見逃さないのでクラウスでさえも弱点をつかれ、勝負を次回に持ち越してお互いを攻撃せず分かれたこともありました。
なんだかんだ言ってこのチームを愛していた白蜘蛛の気持ちは、居候していた小説家ディエゴの代筆で書いた小説に詳しく描かれていましたが、その小説は「世紀の駄文」と言われています。
「人の弱さを愛する力」があったため有名スパイを勧誘できた
#スパイ教室
蛇のメンバー、左から黒蟷螂、白蜘蛛、紫蟻?、翠蝶?、ギイドこと蒼蝿かな? pic.twitter.com/wzhopdSaxy— マスカット@ガルパ修行僧 (@muscutelkun0048) July 15, 2023
白蜘蛛は各国の有名スパイたちを次々に「蛇」に勧誘していきましたが、なぜそんなことが可能だったのでしょうか?
原作では、彼に「人の弱さを愛する力」があったからだとされています。話をしなくても相手の弱みがわかり、相手に共感できる天性の能力を持っていました。
藍蝗からは「気の合う呑み仲間を見つけるつもりでいい。」と「蛇」のメンバー勧誘を任されていましたが、彼自身が自分の弱さを正直すぎるほど認めているので相手はつい警戒心を緩めてしまうんでしょうね。
自分がやると組織で孤立する変態とかダメなやつしか集めらないと言うと「それでいい」と認められたこともあって、ある程度実力を認めたスパイにはどんどん声をかけて勧誘していました。
その結果《銀蟬》《紫蟻》《蒼蠅》《黒蟷螂》《翠蝶》が「蛇」に加入し、『暁闇計画』を中止させるため「焔」と「鳳」を全滅させ、「灯」との戦いに挑むこととなります。
彼の勧誘が成功したのは、白蜘蛛になら正直に腹を割って話せるという感触と、『暁闇計画』を中止させるべきという考えが納得できるものだったからでしょう。
ちなみにこの計画の詳細は原作でもまだ明らかになっていません。
スパイ教室の白蜘蛛は最後にどう死亡した?
スパイ教室の白蜘蛛は最後にどう死亡したのでしょうか?
クラウスに蹴り倒されリリィの毒泡で死亡
白蜘蛛はクラウスに蹴り倒され、リリィの毒泡に沈んで死亡しました。
アメリとともに列車でクラウスを護送するかのように装い、クラウスを「灯」メンバーもろとも殺そうとした白蜘蛛。
アメリがクラウスの話を聞き始めたため、白蜘蛛はせっかく「蛇」のメンバーになったアメリが説得されてしまうことを恐れ彼女の頭を撃って射殺します。ここはとっさの出来事でびっくりしました。
《黒蟷螂》とともにクラウスに対抗するものの、《黒蟷螂》がランを追って列車から降りたあとはたった一人クラウス&「灯」と対峙します。
しかし結局は《炯眼》の正体がバーナードだと気づかなかったことがきっかけとなり「灯」に敗北。死亡しました。
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スパイ教室の白蜘蛛とは?能力や強さ・なぜ蛇に有名スパイを勧誘できたか理由についても
スパイ教室の白蜘蛛について、能力や強さ・なぜ蛇に有名スパイを勧誘できたかの理由をまとめてみました。
- 白蜘蛛はガルガド帝国のスパイチーム「蛇」のメンバー
- 《藍蝗あいいなご》に勧誘されて「蛇」に加入
- 白蜘蛛の能力・強さは射撃のうまさ、スパイ能力全般がかなり高いこと
- 「人の弱さを愛する力」があり有名スパイを次々「蛇」に勧誘できた
- 最後はクラウスに蹴り倒されリリィの毒泡で死亡
以上となります。マッシュルームヘアーで周囲の人から気味悪がられつつ登場したときはここまで大活躍するとは思いませんでしたw
色々とボヤきつつもやることはスパッとやってしまう白蜘蛛。「弱いやつは何したっていい」という訳のわからない開き直り方が印象に残っています。
アニメでどんな活躍をみせてくれるか楽しみです!