魔法使いの嫁のセスノエルとは誰?ルーシーの兄の正体をネタバレ解説

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魔法使いの嫁のセス・ノエルってちょっと丁寧すぎて気持ち悪い、なんか老人ぽくて怖いわ…というのがセスに対する私の第一印象でした(セスさん、ごめんなさい)。

その後学院編で再登場すると、チセにウィンクしたり大笑いしたり、普通に若い男性の表情を見せるじゃないですか!しかもめちゃめちゃ妹思いのいいお兄ちゃんなんですよね。

今回は、そんなギャップあるセス・ノエルの素顔(正体)についてネタバレ解説していきます。

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魔法使いの嫁のセス・ノエルとは?

魔法使いの嫁のセス・ノエルとはどのようなキャラクターなのでしょうか?

闇の競売人(魔術師や魔法使い向けオークションの主催者)

セス・ノエルは闇の競売人です。具体的には、魔術師や魔法使い向けの非合法なオークションを主催しています。チセが自殺しようとしていることを知り、

貴女を欲しいと思う「誰か」に「貴女」を預けてみますか?
『魔法使いの嫁』1巻より引用

と自分自身をオークションに出品してみないかと勧めた人です。つまり人身売買をオススメしたことになります…。

もちろん人身売買は普通に考えると犯罪行為ですが、チセは魔法使いや魔術師にとって大金を積んでも手に入れたいほど価値のある存在でした。

また、エリアスに買われた事によって結果的にチセの命を救うことができました。

なのでセスとしては、「有情(ゆうじょう)なことをした」=心あることをした、と言っている位で自分のやったことを悪いなんて思っていません。

セスは確かにお金儲けをしましたが、それ以上にチセのためになるよう配慮してくれていると思います。

たとえばエリアスがチセを競り落とした500万ポンドは、250万ポンドがチセ、100万ポンドがルーシー、150万ポンドがセスの取り分になっているのでセスはとてもフェアな人ですよね。

チセを出品者にすることでチセの資産をつくり、会話に不自由しないよう英語を学ばせるなどチセがイギリスに来ても一人で生きていけるよう配慮してくれた、と考えることもできます。

家を追い出されて何の後ろ盾もなく一人で生きてきたセスだからこその配慮なのでしょう。

ルーシー・ウェブスターの兄

セス・ノエルはルーシー・ウェブスターの兄です。なのになぜ姓が「ノエル」なのかというと、ウェブスター家を追い出されたからです。

ウェブスター家は「7つの盾」と呼ばれる魔術師の名家の一つで、人間の顔ぐらいある大きな蜘蛛が紡ぐ糸を使って魔術書を作ることを生業にしていました。

しかしセスの魔力は弱く、見ることはできても使うことは得意ではなかったようです。しかも蜘蛛たちをうまく操ることもできなかったためウェブスターの跡継ぎになれませんでした。

ウェブスター家としてはセスのような息子が生まれたことを知られたくないため(!)、名前を変えさせたのかもしれません。

家を出るセスに向かって家族が「恥ずかしい」とか「決してウェブスター家出身だと言わないように」というシーンがありましたが、家族とは思えないほど残酷なセリフですよね。

魔術師としては落ちこぼれかもしれないけど、存在そのものまで否定するような考え方っておかしいと思いませんか?

お兄ちゃん大好きっ子のルーシーが家族の態度に怒って2週間も部屋にこもったのも無理ないです。

魔術を使えないが見ることはできる

セスは魔力を使って魔術を行うことはできませんが、見ることはできます。魔術が使われる様子や魔物の姿が見えるということです。

なのでチセが持つスレイ・ヴェガの性質が妖精や魔物たちを数多く引き寄せていることが目で見てわかったのではないでしょうか。

魔術を使って攻撃されても自分を守ることはできませんが、護符を利用するなど魔術や魔法への対応方法をよく知っていることがわかります。

やけに老人めいて裏がありそうに見えたのも、それだけ大人として用心深く振る舞わないと生きていけなかったからかもしれません。

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セスがルーシーに嫌われていた理由はなぜ?

セスがルーシーに嫌われていた理由はなぜなのでしょうか?

ウェブスターの悲劇の犯人では?と疑われていた

セスがルーシーに嫌われていたのは、ウェブスターの悲劇の犯人ではないかと疑われていたからです。

ウェブスターの悲劇が起きたのは、セス・ノエルが家を追い出されてしばらく経ったあとでした。

書紡ぎ蜘蛛(ウェブスター)の悲劇とは、ルーシーを除くウェブスター家の一族が皆殺しにされ蜘蛛たちが奪われた事件のことです。

お兄ちゃん子だったルーシーは、セスが家を追い出されたことが不満で部屋にこもっていました。

しかし突然蜘蛛たちの悲鳴が聞こえたためみんながいる工房に向かいます。

そこには無惨にも死体となって血みどろの地面に横たわる家族がいて、蜘蛛たちの姿はありませんでした…。

事件が起きたのはセスが家を追い出されてから2週間ほど経ったときだったため、家族や家業を恨んで犯行を行ったのではないかと疑われたんですね。

学院が封鎖された事件をきっかけにルーシーと仲直り

セスはルーシーが野外実習で倒れた際に保護者として学院に呼び出されます。

ルーシーは当初家族を襲った犯人がセスではないかと疑っていましたが、セスは家族の中で唯一自分を慕ってくれたルーシーに対しては愛情を感じているようで懸命に看病します。

家族を殺した狼が学院に現れて「あと二人」と言いながらセスとルーシーを襲ったことから、犯人はウェブスターを狙っていたことが判明。

セスは家族が死んでもかまわないが、もし自分が犯人なら妹だけは事前に連れ出していたとチセに語りました。

「お前のことはいつも心配している」と自分の本心を伝えてなんとかルーシーと仲直りすることができました。

ルーシーも、自分にまで丁寧語を崩さないセスの喋り方が気持ち悪いと思っていたようで(笑)

普通のお兄ちゃんの口調で話をしてくれたセスに対してようやく素直になれていました。よかったよかった^^

あの口調は、おそらく誰かに付け入られるような隙を見せないためのセスの鎧みたいなものなのでしょう。

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魔法使いの嫁のセスノエル!ルーシーの兄の正体をネタバレのまとめ

魔法使いの嫁のセス・ノエルについてその正体をネタバレ解説してきました。

  • 魔法使いの嫁のセス・ノエルは闇の競売人で、魔術師や魔法使い向けオークションの主催者
  • ルーシー・ウェブスターの兄だが、家を出て独立しているため「ノエル」を名乗っている
  • 魔術を使えないが見ることはできる
  • セスがルーシーに嫌われていた理由はウェブスターの悲劇の犯人と疑われていたから
  • 学院が封鎖された事件をきっかけにルーシーと仲直り

私が老人みたいで気持ち悪いと思っていた喋り方が戻ったシーンには、普通なほうがいいよーと思ってほっとしました(笑)

今後もちょくちょく出演シーンがあるといいなと思います!

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