『魔法使いの嫁』のルツは、時には人間・時には黒い犬の姿で登場するチセの使い魔です。
- 「ルツ」の正体は?
- チセが名付けた「ルツ」にどんな意味がある?
- モデルになった犬種は?
- チセとの契約内容は?
- 初登場はいつ?
などルツにまつわる疑問について色々調べてみましたので、ネタバレ解説します!
魔法使いの嫁のルツの正体は?初登場回は何話?
魔法使いの嫁のルツの正体はなんでしょうか?
ルツの正体はイザベルの飼い犬「ユリシィ」
ルツの正体は、イザベルという少女の飼い犬だった「ユリシィ」です。
ルツは自分を人間だと思い込み、赤ん坊のときから成長を見守ってきたイザベルを”妹”だと思っていました。
そのためイザベルが交通事故で亡くなったあとも彼女が眠る教会の墓地を離れられず、その場に留まっていました。
初登場回はアニメ1期7話・漫画2巻9話
ルツの実質的な初登場回はアニメ1期の7話です。そして8話でチセの使い魔になります。漫画は2巻の第9話から3巻12話のお話ですね。
6話の最後に一瞬だけ登場しますが、そのときは顔見せだけでした。
8話でチセと契約して初めて「ルツ」になったので、エンドロールでも8話までは「ユリシィ」としてクレジットされています。
ウィルオーウィスプの魔法で墓守犬(チャーチ・グリム)であることを思い出す
ルツは青い鬼火の妖精ウィル・オー・ウィスプの魔法によって自分が墓守犬(チャーチ・グリム)となったことを思い出しました。
チャーチ・グリムとは、イギリスの伝承で墓守を担う魔犬です。
教会や墓地を邪な存在から守る動物の精霊で、ルツと同じように真っ赤な眼の黒い犬の姿をしていることが多いです。
ルツはキメラの材料としてカルタフィルスに狙われており、カルタフィルスと取引をしたレンフットとアリスに捕獲されるところでした。
しかしイザベラに似たチセを偶然助けたことによって、チセの使い魔になります。
自ら契約を申し出てチセの使い魔「ルツ」に
ルツは自らチセとの契約を申し出て使い魔になり、チセから「ルツ」と名付けられました。
精霊は本来自由で何者にも縛られない存在で、寿命にも限りがありません。
魔法使いは彼らの魔力を借りて初めて奇跡を起こすことができます。
なので基本的には魔法使いのほうから使い魔になってほしいとお願いするのですが、ルツは自分からチセと契約(結び)をしたいと申し出ました。
契約すると、精霊は感覚・感情・力だけでなく寿命も契約相手と共有します。
つまりルツは自らチセと同じことを感じ、同じ時間を生きたいと望んだということです。
普通の精霊から見ると自分から自由を手放す馬鹿げた行為なのでウィルオーウィスプに”バッカな犬だなあ!”と言われてましたが、意志を貫きました。
魔法使いの嫁のルツの名前の意味・由来は?
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魔法使いの嫁のルツの名前の意味・由来はどういったことなのでしょうか?
ルツの意味は『哀れみ深い友』
”ルツ”という名前の意味はヘブライ語で『哀れみ深い友』だと原作マンガに書いてあります。
調べてみると、ルツの英語のつづりは”Ruth”。
ルースという読み方のほうがなじみがありますが、英語として正しく発音するとルツと聞こえますよね。
名前の由来は旧約聖書ルツ記の女主人公
ルツの名前は旧約聖書ルツ記の女主人公に由来しています。
”ルツ”という単語がそもそも”友情”という意味なのは、ルツと姑ナオミとの友情物語が聖書の中でも有名なエピソードだからです。
異邦人のルツは、ナオミの息子の嫁でした。
ルツは息子が亡くなり母親のもとへ戻るように言われても、ナオミの故郷に一緒に行くことを選びます。
その後当時の慣習に従ってナオミの親戚の男性と結婚。
かつてナオミが所有していた土地を買い戻して幸せに暮らしました。
ルツという名前からは、与えられた環境の中で身近な人に寄り添って生きる誠実な友情・絆を感じますね~。
魔法使いの嫁のルツの犬種は?
魔法使いの嫁のルツは何という種類の犬なんでしょうか?
ルツは「アイリッシュウルフハウンド」のイメージ
ルツのイメージの元ネタは「アイリッシュウルフハウンド」です。
公式ファンブックの設定資料に記載がありました。
アイリッシュウルフハウンドは超大型犬で、テリア系の可愛らしい顔をしています。
子犬期で50kg近くに成長することもあるそうで、オスの体高は80センチ程度になります。
漫画のルツのしっぽは2mぐらいありそうですが、実際のしっぽは長くても地面に着くかつかないかくらいです。
毛色で一般的なのはグレーですが、他にもブリンドル(虎毛)、レッド、ブラック、ピュアホワイト、フォーン(黄色系)などさまざまなものがいます。
歴史ある犬種でヨーロッパで大人気
起源が古代に遡るほど古い歴史のある犬種で、日本では珍しいですがヨーロッパでは高い人気があります。
古代から存在する犬種だというところがいかにもルツらしいですよね。
アイリッシュ・ウルフハウンドは飼い主に忠実で優しい性格なので、ルツがチセの考えや思いを大切にして寄り添ってくれるのは、もともとの性格を反映しているのかもしれません。
実は自分の体の大きさを考えずにチャレンジしていく冒険心あふれる側面もあるので、チセとともに魔法の世界を旅するのにはピッタリのパートナーです。
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魔法使いの嫁 まとめ
魔法使いの嫁のルツの正体はイザベルの飼い犬「ユリシィ」です。
初登場回はアニメ1期7話・漫画2巻9話でした。
ウィルオーウィスプの魔法で墓守犬(チャーチ・グリム)であることを思い出しますが、それまでは自分を人間だとおもいこんでいました。
自ら契約を申し出てチセの使い魔「ルツ」になり、ともに生きることを誓います。
魔法使いの嫁のルツの名前の意味は『哀れみ深い友』で、由来は旧約聖書ルツ記の女主人公の名前です。
魔法使いの嫁のルツの犬種は「アイリッシュウルフハウンド」のイメージ。
歴史ある犬種でヨーロッパで大人気の大型犬です。
2期アニメでもチセとともに活躍する姿が見られると思うと、楽しみですね!