『魔法使いの嫁』のシルキー(絹女給)はなぜ時々チセやエリアスから「銀の君」と呼ばれているのでしょうか?
彼女が過去にバンシーだったことと何か関係があるのでしょうか?
他にもシルキーがお土産を絶対受け取らない理由など、かわいいシルキーについて調べたことをお伝えします!
魔法使いの嫁のシルキーはなぜ銀の君?
『#魔法使いの嫁 SEASON1』
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『魔法使いの嫁』で、エリアスとチセが時々シルキーを「銀の君」と呼ぶのはなぜなのでしょうか?
「銀の君」の由来は洋服かスプリガンの言葉
「銀の君」はエインズワース家のシルキー固有の名前で、あだ名みたいなものですね。
イングランドの伝承に出てくるシルキー(絹女給)は灰色か白のシルクのドレスを身につけ家事を手伝ってくれる妖精です。
何世紀も続く旧家に現れる女の亡霊で、怒らせると住人に嫌がらせをしたり怖がらせたりします。
エリアスはシルキーを怒らせたとき家から追い出されてましたし、サイモンは嫌われているのか家に入れてもらえませんでしたが、あれはシルキーという妖精の性質なんですねw
「銀の君」という呼び名の由来は、シルキーがいつも淡い灰色のシルクのドレスを身に着けているせいかな?と思ったんですが
スプリガンの「ーーああ銀の花のような姿だ」という言葉が由来かもしれません。
というのはシルキーはエリアスより先に今の家に住み着いていたからです。
シルキーの過去については後ほど詳しく解説します。
シルキーは家事妖精ブラウニーの仲間
『魔法使いの嫁』のシルキーは家事妖精ブラウニーの一種でもあります。
ブラウニーは家に住み着き住人が留守の間に家事や家畜の世話をしてくれる精霊です。
一般的なイメージでは、茶色い服を身に着けて髪や髭が伸び放題、身長は1メートルほどの小人なのだそうです。
『魔法使いの嫁』のシルキーも家の壁紙を変えたり一生懸命掃除したりしていますが、エリアスやチセに命令されたからではなく、家を大切に思う気持ちからやっています。
人間はブラウニーへのお礼として食べ物などを部屋の隅に置き、彼らが自分で見つけられるようにしておくそうです。
『魔法使いの嫁』の漫画の表紙裏漫画「シルキーちゃん日記」ではシルキーが暖炉の上の飲み物を見つけ喜んで飲んでいました。
そういうところにもブラウニーとしての性質が現れていますね。
お土産を受け取らないのはブラウニーの一種だから
補完といえば、原作だと普通にシルキーに「お土産(自分たちへの)~」って渡したシーンのとこが、アニメだとちゃんと「私たちの食べるお菓子とか~」って感じに直ってるの最高なんだなあ!一方ではアニメの構成として見やすく直してるところは、原作の方でもっと突っ込んで書かれてたりとかもします。
— ヤマザキコレ (@EzoYamazaki00) December 23, 2017
シルキーにはお礼やお土産を直接渡しても受け取ってくれません。
シルキーはブラウニーの一種ですが、伝承でのブラウニーはあからさまにお礼やお土産を渡すと怒って家を出ていってしまうと言われています。
なのでスプリガンとのやりとりも置き手紙など直接やり取りしない方法ですし、チセやエリアスが買ってくるお土産は”自分たち用”という建前でシルキーに渡しています。
そういえばチセの洋服を作っているのがシルキーなんですが、ブラウニーは住み込み先の家で衣類をお礼にもらうと働かなくなって家を出ていってしまうそうです。
チセがうっかり「これあげる」などと言い出さないといいですねw
妖精の呼び名を明かすのはマナー違反⇒人前ではシルキーでなく銀の君
妖精たちの感覚では、シルキー、ブラウニーといった何の精霊なのかわかる呼び名を絆のない人の前で呼ばれるのはルール違反になるようです。
エリアスとチセは、シルキーを呼ぶとき「シルキー」と言ったり「銀の君」と呼んだりします。
二人が意図的に呼び方を使い分けているのかどうかはわかりません。
ですが漫画の12話でエリアスは通称”青い火”のウィル・オー・ウィスプ(鬼火の妖精)から「呼び名はやめろ マナー違反だゾ」と文句を言われていました。
このときはチセに説明するためあえて「ウィル・オー・ウィスプ」だと紹介したのかもしれませんが、使い分けについての知識は持っていたのかも。
”青い火”の場合なら、妖精の王と女王やエリアスなど以前から知り合いで絆のある相手以外には自分の本質が何であるか知らせないというのが原則のようですね。
魔法使いの嫁シルキーが銀の君なのはバンシーだった過去と関係ある?
魔法使いの嫁のシルキーの過去はバンシー(泣き妖怪)でした。
このことは、シルキーが「銀の君」と呼ばれることに関係しているのでしょうか?
バンシー(泣き妖怪)をシルキーにしたのはスプリガン
バンシー(泣き妖怪)をシルキーに変化させたのはスプリガンでした。
バンシーだった頃のシルキーは、取り憑いていた家の一族が滅びてしまい、家族が亡くなるときに泣くのが仕事なのに、見守る家族がおらず力を失いかけていました。
その様子を見かねたスプリガン(妖精の王と女王の護衛をしている防人で、小柄な岩の妖精)が「もっとみんなのそばにいたイ」というバンシーの願いを叶えるために家を見つけ、そこにずっといられるよう変身させたのが今のシルキーです。
お前を照らす明かりがもうないのならば
今度はお前が明かりを守ればいい
『魔法使いの嫁』5巻
こんな事言われたら、スプリガンの額に自分からキスをしたくなる気持ちもわかりますw
スプリガンのセリフがきっかけで「銀の君」になったのかも
スプリガンはバンシーをシルキーに変身させたあと「ーーああ銀の花のような姿だ」と発言。
これは絶対ときめいてますよねw
シルキーが「銀の君」になったのはこの一言がきっかけかもしれないと思います。
だって、バンシーからシルキーに変身したときあの家には古いしきたりをよく守る信心深い人が住んでいたわけで、これはエリアスではないでしょうから。
シルキーちゃん日記ではスプリガンと手紙や贈り物を交換中
『魔法使いの嫁』のコミックス表紙裏の漫画「シルキーちゃん日記」では、スプリガンとシルキーが手紙や贈り物を交換しています。
シルキーには直接プレゼントを渡せないので、置き配みたいにしてますね。
スプリガンからシルキーに手紙を書いたり、シルキーがくれたお菓子を同僚にちょっとだけ分けてあげたりなど交流を楽しんでいる様子です。
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魔法使いの嫁シルキーが銀の君なのは元バンシーなのと関係あるかまとめ
魔法使いの嫁のシルキーはなぜ銀の君なのか?過去にバンシーだったことと関係があるか調べました。
「銀の君」という呼び名は、シルキーがいつも淡い灰色のシルクドレスを着ていることや、彼女を変身させたときのスプリガンの言葉に由来していると思われます。
シルキーは家事妖精ブラウニーの仲間でもあります。
直接お土産を渡したり「シルキー」という呼び名を明かすのはマナー違反です。
『魔法使いの嫁』のシルキーは過去にバンシー(泣き妖怪)でした。
彼女の願いどおりずっと誰かと一緒にいられるようにシルキーに変身させたのはスプリガンです。
コミックス裏表紙の漫画で、シルキーはスプリガンと手紙や贈り物を交換しています。
二人のやり取りが微笑ましくて、今後もゆったりとしたお付き合いを続けてほしいなぁと思います!