ガンダム水星の魔女GUNDフォーマットと阿頼耶識の違いをわかりやすく解説!

『機動戦士ガンダム水星の魔女』では「GUNDフォーマット」(読み方:ガンドフォーマット)と呼ばれる技術がガンダムとパイロットをつなぐ基盤技術になっています。

主人公スレッタ・マーキュリーの母親の腕が義手で、そこにもGUND技術が使われていました。

でもアニメを見ただけだと、そもそもGUNDのことがよくわからなかったり、GUNDとGUNDフォーマットの違いがよくわからなかったりしました。

で、検索してみると”阿頼耶識”が出てきて、ああこれ前のガンダムの…と思ったけどうろ覚えでますます混乱。

GUNDってどういうことなのかや、阿頼耶識とどこが違ってどう似ているのかについて、調べたことをご紹介します。

 

ガンダム水星の魔女・GUNDフォーマットとは?

ガンダム水星の魔女の「GUNDフォーマット」とはどのようなものなのでしょうか?

GUND(ガンド)は人体のサイボーグ化技術

GUND(ガンド)は人体のサイボーグ化技術です。公式サイトの説明を見てみましょう。

GUND
パーメットを利用した身体機能拡張技術。GUND技術を軍事転用したシステムは「GUNDフォーマット」と呼ばれ、これを搭載したモビルスーツは「GUND-ARM」と総称される。
引用元:機動戦士ガンダム水星の魔女 公式サイト

GUNDはパーメットを利用した身体拡張技術で、VRとかARのように身体の感覚の及ぶ範囲を広げる技術と考えていいようです。

水星の魔女では主人公スレッタの母親のほか、企業のCEOたちも義眼を埋め込むなど肉体の一部をサイボーグ化しています。

GUNDではパーメットを利用するということですが、パーメットとは何でしょうか?

パーメット
太陽系内に偏在する鉱物から発見された元素。個々のパーメット間で情報を共有する性質があり、パーメットを素材や推進剤などに混合させ制御することで様々な技術が開発される。パーメットを人体に流入させる身体機能拡張技術は宇宙に進出する基盤と考えられている。
引用元:機動戦士ガンダム水星の魔女 公式サイト

パーメットは、情報共有を可能にする元素なんですね。脳のシナプスの神経細胞同士をつなぐ神経伝達物質のような役割を果たすのかな?というのが私のイメージです。

人体と義手・義眼などのパーツの双方にパーメットを注入することによって、サイボーグ化した部分にも必要な情報が伝わり、自分の身体のように動かせる技術ということです。

GUNDフォーマットはモビルスーツ用システム

GUNDフォーマットは、GUND技術を軍事用にしたモビルスーツ用のシステムのこと。

発想としては「モビルスーツを人体にまとう」イメージです。

パーメットを利用してパイロットとモビルスーツをGUNDでリンクさせ、身体を拡張したかのような直感的な操縦を可能にします。

パーメットの濃度を上げることによってよりシンクロ率が高くなり操作性が向上する一方、人体へのパーメットの逆流現象が起きやすくなり、結果として心身に莫大な負担がかかる(廃人になるなど)危険性が高くなります。

たとえばプロローグでは、なかなか起動シークエンスが進まないためパーメットスコア(濃度)を上げようとするパイロット、エルノラ・サマヤとそれを許可しないカルド・ナボ博士との間で言い合いになっていました。

「お前の体がおしゃかになっては意味がない」と言われていたのは逆流現象(データストーム)を懸念してのことと思われます。

こういった危険があるため、モビルスーツ開発評議会はGUNDフォーマットの存在そのものを危険視。GUNDフォーマットを利用したモビルスーツの開発を禁止しています。

GUNDフォーマットは阿頼耶識とどう違う?

GUNDフォーマットは阿頼耶識とどう違うのか解説します。

阿頼耶識システムとは

阿頼耶識(あらやしき)システムは、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』に登場したパイロットとモビルスーツのインターフェース。

ピアスと呼ばれる金属の突起を背中に埋め込み、脊髄にナノマシンを注入して操縦席の端子と接続。

パイロットの神経系とモビルスーツの制御システムを直接つなぐものでした。

阿頼耶識システムを埋め込むと仰向けに眠ることができないなど日常生活に大きな制約があります。

ピアスを埋め込む手術に耐えられる人が少なく、人体への悪影響から一般的には利用されない技術となっていました。

また、処理する情報量が多くなると鼻血が出たり、三日月のように半身不随になることさえありました。

GUNDフォーマットと阿頼耶識の違いや共通点

GUNDフォーマットを利用したGUND-ARMと阿頼耶識システムとの違いや共通点は何でしょうか?

GUNDフォーマットと阿頼耶識システムの違い
・GUND-ARMでは物理的な接触端子を埋め込んでいる描写はない(操縦席とはパイロットスーツ背中のチューブ?で接続)
・GUNDフォーマットでは機体の損傷が人体に直接影響することはない(今のところは)
GUNDフォーマットと阿頼耶識システムが違う点は、まずGUNDフォーマットでは物理的な接触端子を利用する必要がなく、搭乗者の日常生活への影響が少ないことです。
最も大きな違いは、阿頼耶識では神経が直接モビルスーツとリンクされるため、機体の損傷が搭乗者の肉体や神経系に直接影響する場合がある点でしょう。
GUNDフォーマットは肉体の拡張であるため、機体の損傷が搭乗者に直接影響を与える可能性は低いと思われます。
GUNDフォーマットと阿頼耶識システムの共通点
・体内に注入した物質を介して感覚情報を共有する
・パイロットの心身に負担がかかる(※エアリアルはこの負担を克服した特別な機体)

GUNDフォーマットと阿頼耶識システムの共通点としては、GUNDではパーメット、阿頼耶識ではナノマシンというふうに体内に注入した物質によって感覚情報を共有することです。

また、戦闘の状況にもよりますが、パイロットの心身に負担がかかることも共通しています。

これらの共通点があるため、GUNDフォーマットは阿頼耶識(あらやしき)システムと同じものでは?という考察が多く見られるのでしょう。

GUNDフォーマットの場合、開発初期にはデータストーム(パイロットへのパーメットの逆流)によって廃人同様となるパイロットが続出、子どもをガンダムに殺されたとの批判にさらされました。

ファンの間には、阿頼耶識(あらやしき)システムを利用した三日月が、半身不随になるなど壮絶な肉体的負担に耐えていたイメージが強く残っています。

操縦者の負担が命にかかわる場合もある点が大きな類似点といえるかもしれません。

ただし『水星の魔女』の5話で、ガンダム・エアリアルはデータストームを克服した機体であることがエラン・ケレスによって確認されました。

エラン・ケレスはパーメットの逆流に耐えられるよう肉体を改造された強化人士4号でしたが、それでもガンダムに乗ることは「呪いでしかない」というほど辛いものでした。

しかしエアリアルではデータストームが起きないためスレッタが苦痛に耐える必要はなく、ごく一般的なモビルスーツと同じ感覚でガンダムを操縦していることが判明しました。

ガンダム水星の魔女GUNDフォーマットと阿頼耶識の違いまとめ

機動戦士ガンダム水星の魔女のGUNDフォーマットと阿頼耶識システムの違いを解説してきました。

GUND(ガンド)は人体のサイボーグ化技術で、人類が宇宙に進出するうえで欠かせない技術として普及しています。

GUNDフォーマットはGUNDをモビルスーツ用に転用したシステムで、モビルスーツを人体にまとうイメージでパーメットという元素を介して制御します。

GUNDフォーマットと阿頼耶識システムが似ている・同じ点は、操縦者に重い負担がかかる点です。

違いとしては、GUNDが肉体の拡張であり機体のダメージからの影響を受けにくいのに対して、阿頼耶識は機体の損傷が肉体にも影響しやすい点です。

GUNDについては、まだ謎も多いので今後どのような説明が加えられていくのか注視していきたいと思います。

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