天官賜福の青鬼戚容(チーロン)の正体は?青灯夜遊と太子殿下謝憐の深い関係

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天官賜福の戚容(チーロン)とはどのようなキャラクターなのでしょうか?

存在だけはアニメ1期でもちらっと触れられていたんですが、実際に登場してはいませんでした。

実は太子殿下・謝憐(シエリェン)と深い関わりがあるキャラだと噂されていますが本当なのでしょうか?調べてみました。

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天官賜福の青鬼戚容(せいきチーロン)とは?

天官賜福の青鬼戚容(せいきチーロン)とはどんなキャラなのか?ご紹介します。

青灯夜遊(せいとうやゆう)と呼ばれる青鬼

青鬼戚容(せいきチーロン)青灯夜遊(せいとうやゆう)と呼ばれる青鬼で、天界の頭痛の種となっている「四大害」の一人です。

緑色の衣をまとい、夜陰の中で緑色の灯がともる場所に居を構えています。

中国の鬼は日本語の幽霊に近い存在で、死者の霊魂です。

天官賜福の世界では鬼が人界に影響を及ぼす度合いによって上から「絶(ぜつ)」「凶(きょう)」「厲(れい)」「悪(あく)」に分類されていますが、戚容は絶に近い凶の鬼とされます。

花城(ホワチョン)は絶の鬼なので、それよりは力が劣るということですね。

人間の死体を逆さ吊りにして食べる

戚容は人肉を食べます死体を木に逆さ吊りにして森をつくって食べるという悪趣味なやり方をするため、天界だけでなく鬼界からも嫌われています。

粗野で下品な物言いで他人を罵倒するのが通常モードなので、周囲から疎まれるのも当然でしょう。

アニメ1期の2話で花城(ホワ・チョン)に手を取られた太子殿下が歩くのは、おそらく戚容が逆さ吊り死体を食べたあとの森です。

だから血の雨が降っていて、殿下が血に濡れないように花城が紅い傘をさしていました。

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天官賜福の戚容(チーロン)の正体は?

天官賜福の戚容(チーロン)の正体はどのような人物だったのでしょうか?

元は仙楽国の皇族・小鏡王

戚容はもともと800年前に滅びた仙楽国の皇族・小鏡王で、当時の戚容は謝憐の信奉者でした。

ただし小鏡王時代から尊大で人を見下すところがあり、行動も非常に暴力的なところは今と変わりませんw

謝憐は四名景(神官になった者たちの天界に昇る前の美談)のうち「太子悦神」(神を悦ばせた太子)として名高い剣技の持ち主で、神武大帝に扮し悦神武者として演武を披露する栄誉を賜ります。

小鏡王だった戚容は自慢のいとこが国中の人々から見守られて大役を果たすとあって自分ごとのように張り切っていました。

しかし儀式の途中で城壁から落下した子供がいたため演武は予定通り行われず、一応最後まで演じられたものの国の繁栄を占う行事としては失敗に終わります。

戚容は儀式が変更される原因になった子供を捕まえ、麻袋に入れ馬車で引きずり回すという残虐な行為をおこないました。

殿下が気づいて子供を救出したんですが、実はその子供が花城(ホワ・チョン)だったのです。

花城が戚容に会うなりボコボコにするのは鬼王の気まぐれ暴力ではなくちゃんと理由があってのことなんです。

謝憐(シエリェン)のいとこ

戚容は仙楽国の太子(皇子)だった謝憐(シエリェン)のいとこにあたります。

目や衣の緑色と禍々しい表情が目につくのでアニメだとあまり感じませんが、原作小説では顔が謝憐によく似ていると書かれています。

個人的には、よく見ると髪型や顔の造作が似ているかな?という印象でした。

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天官賜福の戚容(チーロン)まとめ

天官賜福の青鬼戚容(せいきチーロン)についてまとめました。

  • 戚容は凶の鬼
  • 人間の死体を逆さ吊りにして食べる
  • 正体は仙楽国の皇族・小鏡王
  • 謝憐(シエリェン)のいとこ

戚容は”嫌なヤツ”にしか思えないんですが、彼の過去が詳しく語られる原作小説2巻を読むと、自分のことをわかってもらえずにひねくれちゃったのかなあ~、なんてちょっと気の毒な部分もあります。

どうやら作品の最後のほうでちょっとだけいいことをするシーンがあるらしいので、それを楽しみにしている私です♪

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