七つの魔剣が支配するのナナオ・ヒビヤの能力や強さとは?オリバーとの関係も詳しく解説

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『七つの魔剣が支配する』(通称ななつま)にすっかりハマっているよっこです。

ナナオについては最初、ハリポタ的な世界に無理やりサムライ少女をぶっこんでどうするんだろうか?と冷ややかに見ていたんです。

でも話が進むにつれて、嘘や裏切りとは無縁のナナオの存在が一種の救いのように思えてきて今ではお気に入りのキャラとなりました。

ナナオについて、オリバーとの関係も含めて詳しく解説します!

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七つの魔剣が支配するのナナオ・ヒビヤとは?

響谷奈々緒(ひびや・ななお)は東方(エイジア)出身の武士

名前 響谷奈々緒(ひびや・ななお)
愛称 ナナオ
出身 日の国東陸永泉やまつくにとうりくえいせん
能力・特技 剣術・箒術
特徴 イノセントカラーの持ち主・大食い

響谷奈々緒ひびやななお東方エイジア日の国東陸永泉やまつくにとうりくえいせん)の武家出身の女の子です。

戦で死にかけたところをシェラの父親に救出され、半年ほど前から大英魔法国(イエルグランド)に滞在し英語を教わったのち入学しています。

英語(イエルグリス)は話せるもののいまだ勉強中という設定で、「拙者」「ござる」などの口調で話し、制服のローブの下に袴(はかま)の丈を詰めたようなスカートをはいています。

体に無数の傷跡があることから明らかなように、戦闘経験が豊富で優れた剣術を身につけています

箒乗りとしても卓越した才能を見せており、初めての授業でクロエ・ハルフォード亡き後誰も乗りこなすことのできなかった彼女の箒を乗りこなし、先生や周囲を驚かせました。

素直で率直・豪快な性格

ナナオは自分が女であることはあまり意識せず、陰口や駆け引きなども頭にありません。大好き!と思った相手にシンプルにぐいぐい迫って行く感じで、とても素直で率直な言動が微笑ましいです。

初めて見るトロールの頭蓋骨を斬って夜明けに学校の庭の噴水で上半身をはだけて水浴びをしていたり、みんなの前で堂々とオリバーのほっぺに「ご褒美のちゅう」をしたりなどを平気でやってのける豪快さもあります。

武家に生まれ武士として鍛錬に励み、戦場で敵と切り結んで体に無数の傷跡を刻んできたナナオは根本的に武人なのだと思います。

すがすがしいまでの裏のなさやオリバーへの素直な愛情表現は、いつ死ぬかわからないから今を精一杯生きるとい姿勢の現れにも思えます。

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七つの魔剣が支配するのナナオの能力・強さは?

七つの魔剣が支配するのナナオの能力・強さについて詳しく解説します。

無垢の純白(イノセントカラー)の持ち主

ナナオは無垢の純白(イノセントカラー)という特異体質の持ち主です。

無垢の純白(イノセントカラー)は

  • 体内の強い魔力循環
  • 滞りなく魔素が流れる水晶のような髪質

この両方を兼ね備えている場合にだけ現れます。魔法使いとして特別な素質に恵まれている印です。

剣術と箒術の能力がケタ違いに高い

ナナオは剣術と箒術に天才的な才能を発揮します。

剣術では「諸手もろて斬り流し」という独特な技のほか第七の魔剣(ミリガンの魔眼を切り落としたときだけ偶然使えた)も身につけており、学校のトップ層と互角に渡り合える実力があります。

また、箒術では初めて箒にまたがった時に教師も舌を巻くほどのスピードで飛行してみせるなどこちらもセンス抜群。二年生の段階で四年生から七年生が参加するシニアリーグに参戦し大活躍します。

千年に一度の天才と呼ばれたクロエ・ハルフォードが亡くなって以来暴れて誰も乗せようとしなかった箒を手なづけ「天津風あまつかぜ」と命名したことからも、その規格外の才能が伺えます。

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七つの魔剣が支配するのナナオとオリバーの関係は?

『七つの魔剣が支配する』で最も気になるオリバーとナナオの関係。ふたりはどういう関係なのでしょうか?

ナナオが追い求める「相愛の剣」の相手がオリバー

ナナオが追い求める「相愛の剣」の相手がオリバーです。

「相愛の剣」とは剣士が得られる最高の幸せのことで、どちらかが死ぬまで真剣に仕合いを行うことを指します。

ナナオは師匠から「復讐の剣は楽しからず、相愛の剣こそ楽しけれ」という教えを受けており、長年追い求めてきた相愛の剣の相手がオリバーだと確信し涙を流しました。

オリバーもまた彼女を泣かせたくない・涙を止めたいと願い、お互いに「どちらかが死ぬまで斬り合いたい」という想いを共有して人だけの殺し合いの世界に入りかけます。

剣術の教師ルーサー=ガーランドが止めに入らなければ二人は他の1年生の前で殺し合いをするところでした…。

この関係が『七つの魔剣が支配する』全体を貫く一つのテーマになっていて、最後に二人がどうなるのか?が重要な見どころです。

周囲から音が消えて二人だけの世界に入っていく描写にはドキドキしますが、ここは私が大好きなシーン!未読の方はマンガでも小説でもいいのでぜひ1巻を読んでみてほしいです!

二人とも魔剣の遣い手

オリバーは第一から第六まであるという魔剣のうち、第四の魔剣(剣を用いた秘奥・奥義のこと)の使い手です。

そのオリバーが見たところナナオは第七の魔剣の遣い手ではないか?とされています。

最終的に二人が魔剣を交えることになるのか?はまだまだ予測できません。

ナナオはオリバーと「どちらかが死ぬまで斬り合いたい」

ナナオはオリバーと「どちらかが死ぬまで斬り合いたい」という思いを捨てることができません

オリバーのほうも自分がナナオとの真剣勝負に心ひかれている自覚があるため、ナナオと1対1で剣を交える状況を避けています。

もし二人がお互いを殺すつもりで立ち会えば、一方が死ぬまで勝負が終わらないのは明らかですよね?

なのでもしそういう状況になったら自分を殺してほしい、とナナオはカティに頼んでいます。

ナナオとオリバーは剣花団のメンバー

「剣花団」は6人で、オリバー、ピート、ガイ、ミシェーラ、カティ、ナナオがメンバーです。

6人が仲良くなったきっかけは、入学式でカティがトロールに狙われた事件でした。

その後カティが誘拐された事件のお詫びとしてミリガン先輩から迷宮第一層の工房が提供され、そこが本拠地となっています。

初めて6人が工房に泊まり込んで一晩過ごしたとき、ミシェーラがこの集まりを特別なものにしたいと言い始め、ナナオの発案で名付けられました。

名前の由来は抜き身の剣を重ね合わせたとき、花のように見えること武人同士が友誼を表すために行ったもので、ナナオが提案し満場一致で決まった名前です。

たとえこの先にどのような運命が待ち構えていても、今この刹那に咲いた剣の花を散らすことはできないという意味が込められています。

まるでこの先に剣花団同士の戦いが待ち構えているようで、ドキドキしますね!

二人は付き合うようになる

二人の仲は友人同士から男女の関係に発展していきます。

他人から見れば二人はお付き合いしている立派な恋人同士ですが、本当は恋人とは違うように思います。

「相愛の剣」に恋い焦がれているナナオは、オリバーと実際に剣を交えて殺し合うことはできないので代わりにイチャイチャしている、という状態です。

オリバーといつか「相愛の剣」を交えることがナナオにとって生きがいになっているので、もしそれがかなわないことがはっきりしたらすぐに死んでしまうかもしれません。

「人に惚れたか剣に惚れたか、人あっての剣である以上そこにさしたる違いはあり申さん」とナナオは言っています。

つまりナナオにとって人に惚れる=剣に惚れるであって、その二つは分かち難いものだということですね。

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七つの魔剣が支配するのオリバーとナナオの関係まとめ

七つの魔剣が支配するのオリバーとナナオの関係についてまとめました。

  • 二人の関係は剣のライバルとしてスタート
  • 死ぬまで斬り合いたい気持ちを抑えられない「相愛の剣」の相手
  • 剣花団の友人同士でもある
  • 恋人ではあるものの、剣を交える代わりに体の交わりを重ねている

二人の最後の結末がどうなるかはまだわからないのですが、今のところハッピーエンドになる要素がないので困ります。。

未読の方にぜひおすすめしたいのが1巻で二人が最初に剣を交えるシーン!
このシリーズのキーポイントでもあるのでぜひ読んでみてください。面白さは保証しますのでぜひw
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