『魔王学院の不適合者』に登場するシン・レグリアの正体は精霊王でした!
詳しくは後ほど解説しますが、シンは大精霊レノと結婚して夫になったことで精霊王と呼ばれるようになりました。
その上アノスへの裏切り行為として、偽の暴虐の魔王アヴォス・ディルへヴィアの噂を広めていたことも判明。
さらには二千年前に「転生してもアノスに仕える」と約束して転生を許されたのに転生していませんでした。
この記事では
- シンが精霊王になったいきさつ
- シンがアノスを裏切った理由
- シンが転生しなかった理由
をわかりやすく解説します!
シンがアノスを裏切り転生しない理由は?
【キャスト紹介!】
第5話に登場したキャラクターのキャスト情報をお届け!シン・レグリア CV:羽多野渉
ガイオス・アンゼム:稲田徹
イドル・アンゼオ:鳥海浩輔dアニメストアでは先行配信を実施中!https://t.co/7xjeLcRkX4#魔王学院 pic.twitter.com/o0yFnL4DzQ
— TVアニメ「魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」 (@maohgakuin) August 2, 2020
シンが真の魔王であるアノスを裏切った(偽の暴虐の魔王アヴォスの噂を広めた)理由と転生しなかった理由を解説します。
シンがアヴォスの噂を広めた理由はミサの根源を守るため
シンは神話の時代からずっとアヴォス・ディルヘヴィアの噂を広めてきましたが、それは二千年の時をへて転生する自分の娘・ミサを守るためでした。
ミサは半分精霊であるため、根源となっている噂や伝承が弱まると存在そのものが弱り、最終的には消滅します。
精霊のミサの存在を確かなものにするにはアヴォス・ディルヘヴィアの噂を世の中の人が皆信じている状態にするしかありません。
シンの目的はアヴォス・ディルヘヴィアになった勇者カノンの目的(人間の魔王に対する恨みを晴らす)とも一致していました。
それゆえ仮面をかぶったシンが偽の魔王アヴォス・ディルヘヴィアを演じ勇者カノンと敵対するという構図が勇者学院で見られたわけですね。
シンは転生すると記憶をなくす恐れがあった
シン・レグリアは二千年前の神話の時代に「魔王の右腕」と呼ばれた魔族最強の騎士です。
根源魔法が苦手という弱点があり、転生すると記憶や能力が引き継がれない可能性があったためアノスは最初シンの転生を許そうとしませんでした。
しかし、シンがアハルトヘルンで水の大精霊リニヨンを一撃で倒した褒美として「新しい時代に再び一から剣を始めたい」と望んだことからアノスが転生を許可。
シンは「転生してもアノスに仕える」と誓っていました。
しかしミサという精霊の根源を持つ娘を授かったため、シンは転生を思いとどまりました。
なぜそういうことになったのか詳しく説明していきます。
シンは記憶を保ちミサを守るため転生しなかった
シンは全てのいきさつを知ったあと、ミサを守るために転生をやめました。
もし転生すれば記憶を失う可能性があり、そうなるとミサを守ることができなくなるからです。
ミサを守るためにシンがやったことは次の二つです。
- アヴォス・ディルヘヴィアの噂と伝承を広めた(精霊部分の根源を強くするため)
- ミサに略奪剣ギリオノジェスの半分を贈った(ミサに父親の存在を伝えるため)
略奪剣ギリオノジェスはシンが持つ魔剣の1つで、目を斬れば視力を奪うなど切り裂いた部分の機能を奪う剣です。
見る人が見れば所有者がわかる剣なので、神話の時代からの記憶を持つ者なら父親がだれかわかります。
アノスは妻と子供のため信念を貫いたシンを許した
シンは偽の魔王アヴォス・ディルヘヴィアの噂を広めることがアノスへの裏切りであることは重々承知していました。
転生しなかったのはアノスとの約束を忘れないためでもあり、アノスが転生したら会いにいって裏切り者として討たれる覚悟を決めていたのです。
そのためアノスの前に現れたときは剣を構えましたし、アノスの方もシンの気持ちを理解していたのでわざわざ右手に斬りつけさせるんですよね。
そうやって狙いすまして思いっきり斬りつけてもアノスの右腕さえ切り落とすことができなかったところからアノスはシンに「死ぬ必要はない」と言い聞かせるんです。
(ここがアノス節全開という感じで私は大好きなところなので、ぜひ原作を読んでほしいです)
結果としてシンが現れる前に過去をさかのぼって事情を知ったアノスはシンを許し、死ぬことを許しませんでした。
また、ミサは魔王アヴォス・ディルヘヴィアの真性に目覚めアノスと敵対しますが、レイの霊神人剣エヴァンスマナにより「ミサが魔王アノスの敵である」という宿命を断ち切ることに成功。
さらにアノスとレイによって、暴虐の魔王アヴォス・ディルヘヴィアは霊神人剣エヴァンスマナにより滅ぼされ、善良な精霊ミサとして生まれ変わったという噂の続きが作られました。
すなわち
- レノが生んだ子は神の子ではなく精霊に
⇒大精霊レノの根源が復活 - 魔王アヴォス・ディルヘヴィアは精霊アヴォス・ディルヘヴィアに転生
⇒ミサはアヴォスとしての真性は残したまま根源は精霊化
という結果になりました。
魔王学院の不適合者のシンの正体は精霊王=大精霊レノの夫
魔王学院の不適合者でシン・レグリアシンの正体は精霊王でした。
シンは精霊王=大精霊レノの夫
シンは大精霊レノの夫・精霊王となっていました。
二千年前の神話の時代に大戦を終結させる話し合いが終わると、アノスに命じられたシンはレノをアハルトヘルンまで送り届けます。
その道中でシンの心が空虚であることに気づいたレノは、彼の心に愛を取り戻そうと働きかけたのです。
次第に二人は惹かれ合い、アハルトヘルンで婚姻の儀を終え夫婦になりました。
結果としてシンは大精霊レノの夫・精霊王となりました。
ミサはシンとレノの娘
ミサはシンとレノの娘です。
精霊王シンと大精霊レノが初夜を共にしたのち、レノが半霊半魔の子供(ミサ・イリオローグ)を妊娠したことがわかりました。
原作を読むと、シンが初夜のことを全然わかってない感じがくすりと笑えますw
シンは愛を知らない存在という設定ですが、レノが望むことを叶えてあげようとする心遣いが感じられてとても紳士的なところが高感度大ですね。
初夜を済ませてすぐアノスのいる二千年後に転生しようとしたところ、レノが突然倒れたと聞いて急いで彼女のもとに戻ります。
天父神ノウスガリアは復讐のためミサを神の子(魔王を滅ぼす秩序)として創造
天父神ノウスガリアはレノのお腹の中のミサをアノスへの復讐の道具に仕立て上げました。
ノウスガリアは秩序を司る神です。そこで自分の能力を使いミサを神の子(魔王を滅ぼす秩序)として創造しました。
身体を休めていたレノのもとへノウスガリアが現れ、お腹の子供について次のことを告げました。
- 子供は魔族のシンの子種により「魔王を滅ぼす秩序」を得た
- 精霊としての根源は「アヴォス・ディルヘヴィアの噂と伝承」
- 子供は天父神が創り出した秩序により生まれる「神の子」
通常は魔族と精霊が愛を交わしても子供はできません。
レノが妊娠した理由は、天父神ノウスガリアが「魔王を滅ぼす秩序」を創り、それをシンの子種を通じてレノのお腹にいたミサに与えたからでした。
つまりミサは、魔王を滅ぼせるほどの強大な力を発揮できる優秀な器として神に見込まれたわけですね。
シンは復讐の道具を創る媒介として利用されてしまいました。
アヴォス・ディルヘヴィアの噂を利用されたのは、偽物の魔王の噂が本物の魔王を滅ぼすためのいい隠れ蓑になるからでしょう。
天父神ノウスガリアは神々を生む秩序を持っているので「神の子」を生み出すことができたんですね。
レノはミサを二千年後に転生させ自分は消滅
レノはノウスガリアの手からミサを守るため、力を振り絞って赤ん坊を二千年後に転生させ自分は消滅してしまいました。
というのは、レノは大精霊としてあらゆる精霊の母親であるという噂と伝承を根源としているため、魔王の力を宿した子供の出産は自らの根源に反する行いだからです。
彼女はミサを生むことが自分の根源に背き自分を消滅させると知りつつも、シンにはそのことを告げませんでした。
しかしレノが倒れたと聞いて戻ってきたシンはノウスガリアを斬り倒した際に真実を知ることになります。
魔王学院の不適合者でシンが転生してない理由はミサまとめ
魔王学院の不適合者のシン・レグリアが転生しなかった理由と、ミサやレノ、神の子との関係についてもまとめました。
- シンは転生すると記憶をなくす恐れがあった
- シンは大精霊レノの夫=精霊王になり、二人はミサ・イリオローグを授かった
- 天父神ノウスガリアは復讐のためミサを神の子(魔王を滅ぼす秩序)にした
- レノはミサを二千年後に転生させ自分は消滅・シンは記憶を保ちミサを守るため転生しなかった
- シンがアヴォス・ディルヘヴィアを演じたのはミサのため
- アノスは妻と子供のため信念を貫いたシンを許した
今後のシンの活躍がますます楽しみですね!
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