鴨乃橋ロンの禁断推理はつまらない？面白いとの評価や人気の理由はなぜ?

2023.09.14
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漫画『鴨乃橋ロンの禁断推理』が2023年10月からアニメ化されますが、つまらない派と面白い派に評価が分かれているようです。

アニメ化されるくらいなので人気作品なのは間違いないですが、どこがつまらなくてどこが面白いと言われているのかチェックしておきたいですよね。

今回は両方の意見をご紹介して、この作品がどういう人におすすめなのか？を解説します。

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鴨乃橋ロンの禁断推理(かものはしろんのきんだんすいり)はつまらない?

まずは『鴨乃橋ロンの禁断推理』がどういう作品なのか、概要をおさらいしましょう。

ジャンププラスで人気の探偵もの漫画

かつて、探偵養成学校BLUEで、解けない謎はない天才と呼ばれ、自らも類稀なる才能を生涯探偵に捧げると宣言した男・鴨乃橋ロン……しかしロンは探偵として致命的な欠陥をかかえていた!!　事件解決率100％！　犯人検挙率0％!?　訳あり探偵・鴨乃橋ロンがピュアでマヌケな捜査一課の刑事・一色都々丸と鮮烈に謎を解き明かす！
『鴨乃橋ロンの禁断推理』

『鴨乃橋ロンの禁断推理』は累計発行部数が50万部を突破(2022年11月時点)している人気漫画です。

2021年には「次にくるマンガ大賞 2021」Webマンガ部門にて14位を獲得しています。

いわゆる「探偵ものミステリ」で、主人公の鴨乃橋ロンは天才的推理力を持つものの探偵業を禁じられている男性です。

彼が警視庁捜査一課の一色都々丸を相棒に次々と事件を解決していきます。

作家の有栖川有栖やミステリー作家の相沢沙呼、辻真先などの有名作家たちから「本格ミステリ」と評価を受けていることから、推理ものとしての評価は高いといえるでしょう。

原作者は『家庭教師ヒットマンREBORN!』の天野明先生

『鴨乃橋ロンの禁断推理』は『少年ジャンプ+』にて2020年10月11日から連載されており、11巻まで刊行済みの探偵ミステリ漫画です。

原作者は『家庭教師ヒットマンREBORN!』の天野明先生です。

『家庭教師ヒットマンREBORN!』は、『週刊少年ジャンプ』で2004年～12年まで連載され全42巻で完結。アニメ化（06年～10年）もされ累計発行部数3000万部を突破する超人気作品でした。

天野先生の代表作には他に『エルドライブ【ēlDLIVE】』があり、『鴨乃橋ロンの禁断推理』を含め3作連続でアニメ化されています。

先生は人気アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズのキャラクター原案も担当されていて、その画力やスタイリッシュなデザインでも非常に人気があります。

連載中で完結していない

作品は現在も『週刊少年ジャンプ＋』で連載中で完結していません。

単行本11巻で第一部が終了し、主人公鴨乃橋ロンの生い立ちに関わる秘密が明らかになりました。

2023年10月4日発売の12巻から本格的に第二部が始まり、舞台が日本からロンドンに移って新たな敵との推理バトルが始まるところです。

つまらないのか？実は面白いのか？については次の項目で詳しく解説します。

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鴨乃橋ロンの禁断推理は面白くない派の意見

『鴨乃橋ロンの禁断推理』が面白くないとい人はどんなところに低評価をつけているのでしょうか？

実は低評価コメントを探すのが難しい部分もあったのですが、見つけたものをご紹介します。

キャラクター設定が独特

キャラクター設定が独特で厨二病風味が強いという指摘を見かけました。というか私自身も初めて読んだときは強く感じました。

  • 主人公は過去に殺人を犯し体にアザと特殊能力を刻まれたイケメン
  • 相棒は捜査一課でお荷物扱いされる刑事
  • 天才脳外科医だが普段はドジすぎて手も顔も包帯だらけの女医
  • 検挙数全国一だがピンセットを手に細かすぎる指摘を繰り返す刑事

…などなど挙げていけばキリがありません。むしろ何の特徴もないように思えた人があとから強烈な個性を放つこともあるので油断できませんｗ

ロンの相棒トトの能力が低すぎる(捜査一課の刑事らしくない)

主人公ロンの相棒役・都々丸は警視庁捜査一課の刑事という設定ですが、作品の冒頭からお荷物扱いで登場します。

ロンのキレッキレの探偵ぶりと比較すると非常に頼りなく抜けている仕事ぶりで、情けないほど何もできない印象です。

ミステリを読み慣れている人ほど「ホームズ役はいいけどワトソン役がここまでひどいと読者が感情移入しにくいな」と感じるかもしれません。

ギャグの内容やタイミングがいまいち

『鴨乃橋ロンの禁断推理』では、どんなにシリアスなシーンでもギャグが入り込んできます。

例えばロンが殺人事件の捜査を開始するときは毎回遺体の横に寝そべることから始めます。

血を流しナイフが刺さったままの惨殺死体の横に片肘をついて寝っ転がって「君の無念は僕が絶対晴らすから」と言われてもシュールなギャグにしか見えませんｗ

万事こんな調子なので、ぐっと緊張感が高まった雰囲気でミステリを読みたい人にとってはわくわくし始めたところで急にガクッと脱力する印象かもしれません。

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鴨乃橋ロンの禁断推理が人気の理由はなぜ？

鴨乃橋ロンの禁断推理が人気の理由はなぜ人気なのか、どういうところが高評価を受けているのかご紹介します。

  • 主人公がかっこいい
  • ミステリーとコメディの組み合わせでテンポよく読める
  • キャラクターが個性的

という意見が多いようです。

主人公がかっこいい

まずは何と言っても主人公の鴨乃橋ロンがかっこいいことがポイントです。

  • 世界トップレベルの探偵学校を首席で卒業した推理力がある
  • イケメンでファッションセンスがいい
  • 運動神経がいい
  • 美味しいスイーツを作れる

など探偵としての能力だけでなく一人の男性としてカッコいいのです。

天野明先生の美しい絵もロンのかっこいいイメージづくりに大きく貢献していますね。

ただし完璧超人ではなく、探偵なのに犯人が自ら命を絶つよう追い詰めてしまう致命的な欠陥や黒蜜を飲む変人という側面も併せ持っています。

そういうアンバランスなところが魅力ではないでしょうか。

ミステリーとコメディの組み合わせでテンポよく読める

ミステリーとコメディ（ギャグ）組み合わせが絶妙でテンポよく読めることを評価する声は多いですね。

確かに密室での連続殺人事件などは読者や視聴者も肩に力が入るものです。

そういう緊張感をこまめに入るギャグがさらっと流してくれるので、気楽に読み進めることができます。

キャラクターが個性的で面白い

『鴨乃橋ロンの禁断推理』ではどのキャラクターも個性的でひとクセもふたクセもある印象です。

例えば天才的な脳外科医なのに不器用でしょっちゅうケガをしている女医・もふ先生をはじめ、ロンの味方サイドのキャラクターはかなりギャグよりに味付けされています。

話が進むとキャラクターの数が増えるものの、絵柄の書き分けもキャラクターもわかりやすいので混乱せずに読み切ることができました。

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鴨乃橋ロンの禁断推理はこんな人におすすめ！

鴨乃橋ロンの禁断推理をおすすめしたいのはこんな作品を探している人です。

  • 探偵ものが好きな人
  • バディものが好きな人
  • シュールなギャグが好きな人

個人的な感想も交えつつ、それぞれ説明していきますね。

探偵ものが好きな人

『鴨乃橋ロンの禁断推理』は探偵ものが好きな人におすすめです！

探偵といえばシャーロック・ホームズですが、主人公のロンはロンドンにある世界最高の探偵学校BLUEで常にトップの成績を収めていた、いわば現代のホームズです。

彼の生い立ちにはホームズだけでなくその宿敵モリアーティの子孫も関わっているなど、探偵もの好きにはたまらない要素が盛りだくさん♪

ちなみに単行本のところどころにクイズもありますが、私には難しすぎて全然わかりませんでしたｗ

バディものが好きな人

『鴨乃橋ロンの禁断推理』はバディものが好きな人にもおすすめです。

正直いって、2巻ぐらいまでは主人公ロンと比較すると相棒の都々丸があまりにも幼稚に見えて読むのをやめようかと思いました。

でも、話が進むにつれて都々丸が刑事としても相棒としても成長し存在感が増していきます。

クールなのに危なっかしいロンを素直でアツいトトがいさめるシーンなども出てきて、途中から二人の関係性の変化を追いかけるのが楽しくなりました。

シュールなギャグが好きな人

『鴨乃橋ロンの禁断推理』はシュールなギャグが好きな人には特におすすめです。

個人的にはもっとギャグ少なめが好みですが、『週刊少年ジャンプ＋』という少年誌のマンガなのでベタなギャグを狙って入れてるんだろうと思います。

ギャグ自体は、黒蜜をゴクゴク飲むロンなどちょっと変な人の奇行を楽しむ感じなので特に嫌な気分になることはないでしょう。

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鴨乃橋ロンの禁断推理はつまらない？面白いとの評価や人気の理由まとめ

『鴨乃橋ロンの禁断推理』がつまらないのか面白いかについて、評価や人気の理由をまとめました。

  • 鴨乃橋ロンの禁断推理は累計発行部数50万部超の人気漫画
  • 原作者は『家庭教師ヒットマンREBORN!』の天野明先生
  • 『週刊少年ジャンプ＋』で連載中で完結していない

鴨乃橋ロンの禁断推理は面白くない派の意見としては

  • トトの能力が低すぎる(捜査一課の刑事らしくない)
  • ギャグの内容やタイミングがいまいち

などの感想が多く見られます。鴨乃橋ロンの禁断推理が人気の理由は

  • 主人公がかっこいい
  • ミステリーとコメディの組み合わせでテンポよく読める
  • キャラクターが個性的で面白い

という部分です。鴨乃橋ロンの禁断推理がおすすめなのは

  • 探偵ものが好きな人
  • バディものが好きな人
  • シュールなギャグが好きな人

です。個人的にはもう少し年齢層高めの作品としてギャグを抑えた内容で読んでみたかったですね。

アニメは23:00からで深夜帯の放送なので、演出もちょっと大人向けにならないかな…と期待しているところです。楽しみですね！

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