『鴨乃橋ロンの禁断推理』には残念なイケメンが数多く登場しますが、中でも残念な印象の人物が慧眼の翡翠こと翡翠臣疾（かわせみ・おみと）ではないでしょうか。
愛知県警の刑事である翡翠は、殺人事件の検挙率で全国No.1を誇ります。しかも本人の推理力や人間としての器の大きさが素晴らしいことは疑いありません。
でもですよ、いつも片手にピンセットを持ってる刑事ってどうなの？と、どうしてもそこにひっかかるんですよね…。
今回は、そんなちょっと残念なイケメン翡翠臣疾（かわせみ・おみと）について詳しく解説します！天野先生、名前が難しすぎるのも残念です…。
鴨乃橋ロンの禁断推理の慧眼(けいがん)のカワセミとは？
次に紹介するのは、アクリルスタンドのカワセミバージョン。天野先生の扉絵を使用しています。
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『鴨乃橋ロンの禁断推理』の「慧眼のカワセミ」とはどのようなキャラクターなのでしょうか？
愛知県警の翡翠臣疾（かわせみ・おみと）刑事
カワセミ
鴨乃橋ロンの禁断推理の慧眼(けいがん)のカワセミとは、愛知県警の翡翠臣疾（かわせみ・おみと）刑事のこと。
20代でしかも愛知県警なのに警視総監にほしい人材と言われている超敏腕刑事です。
外見の特徴は前髪にひとふさの白髪があること、そしてなぜか常にピンセットを持ち歩いていることです。
こういうキャラクターが出てくると「なんか厨二病っぽい…」と感じる人もいるかもしれません（わたしがそうでした）。
でもですね、ピンセットに惑わされずに読み進めると翡翠がなかなかいい人なんだ、っていうのがだんだんわかってきます。
なんでも見分ける慧眼(けいがん)で殺人事件検挙数全国No.1
翡翠(かわせみ)は、なんでも見分ける「慧眼(けいがん)」の持ち主です。
鴨乃橋ロンの禁断推理の慧眼のカワセミが見抜いたことは？
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『鴨乃橋ロンの禁断推理』
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翡翠(かわせみ)が見抜いてきたことは色々ありますが、主なものをご紹介します。
カワセミって才能があるだけじゃなく人間としていい人だなあ～というのがよくわかりますよ。
山根の才能
カワセミは初見で山根の才能を「うっかりグセがありプレッシャーに弱い」と見切っていました。
しかし山根が明るく一生懸命に努力する姿を見て「人を減点ではなく加点で見る」ことを学んだと言ってます。なんていい人なんだ～！
「山根のおかげで私は事件に集中できる」とカワセミが大絶賛していたことは山根の誇りでしたが、「ハンドコレクター殺人事件」では山根が犯人を取り逃がしてしまいます。
カワセミは、山根の失敗は指示を出した自分の至らなさが原因と考えました。そしてロンや都々丸には山根の失敗を自分の失敗として伝え、結果的には嘘をついたのです。
とても部下想いなんですね。しかしそういう器の大きさこそが逆に山根にとってプレッシャーになっていたのでした…。
ロンと都々丸の関係
カワセミは初見で都々丸を「（警察官としての）資質ゼロ」だと見切りました。雨宮もロンも読者も同じ意見だと思うので、これは間違いないでしょう（笑）
しかし「ハンドコレクター殺人事件」でロンと都々丸が協力して事件を解決する様子から「ロンが力を発揮するのに必要なのは都々丸だ」と見方を変えます。
本当はロンが推理していることを見抜き、なおかつ相棒が都々丸でないとダメだと見抜くあたりが「慧眼のカワセミ」だなあと思います。
雨宮に「カス」呼ばわりされる理由は見抜けない？
こんなに他人のことは見抜けるのに、雨宮に「カス」呼ばわりされる理由は見抜けないのか？についてはよくわかりません。
雨宮の服のホコリをピンセットで取ろうとしたカワセミに対して、「触れてみろカス」「ノドをかっ切る！」と雨宮がペンを手に身構えて部屋はシーンと静まり返りました。
なので過去に何かしらの物理的接触があって雨宮から嫌われているのではないでしょうか。あるいは、雨宮が見抜いてほしくないことを見抜いて指摘した可能性もありますね。
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鴨乃橋ロンの禁断推理･慧眼のカワセミ翡翠臣疾(かわせみおみと)まとめ
鴨乃橋ロンの禁断推理の慧眼(けいがん)のカワセミについてまとめました。
- 愛知県警の翡翠臣疾（かわせみ・おみと）刑事
- なんでも見分ける慧眼(けいがん)で殺人事件検挙数全国No.1
鴨乃橋ロンの禁断推理の慧眼のカワセミが見抜いたことは？
- 山根の才能
- ロンと都々丸の関係
- 雨宮に「カス」呼ばわりされる理由は見抜けないのかも
正直言って最初読んだときは「なにこの超細かいオッサン！」と思ってしまいましたが、よく読むとすっごくいい人でした。
なぜ派手かわいい鳥の名前なのか？の理由は私には見抜けません（笑）
