青のオーケストラはパクリ?4月は君の嘘と似てるアニメかネタバレ解説

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『青のオーケストラ』は『4月は君の嘘』のパクリアニメと言われているようですが、実際にはどうなのでしょうか。

パクリ疑惑がどうして生まれたのか?

似てるところはどこなのか?違いはどこなのか?

を調べてみました。ネタバレありで解説しますので、作品を読んでいない方はご注意ください。

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『青のオーケストラ』はパクリ?『4月は君の嘘』と似てるアニメ

最初に結論から言ってしまえば、『青のオーケストラ』は『4月は君の嘘』のパクリではありません。

しかし非常によく似ているポイントがあるのも確かです。

まずはざっくりそれぞれの概要をチェックしましょう。

青のオーケストラの作品情報

  • 作者:阿久井真
  • 掲載誌:『マンガワン』『裏サンデー』(小学館)
  • 連載時期:『マンガワン』2017年4月25日~・『裏サンデー』2017年5月2日~
    (連載中)
  • 発行部数:300万部(2021年8月時点)
  • 受賞歴:2023年1月、第68回「小学館漫画賞」少年向け部門を受賞
あらすじ

かつてヴァイオリンのコンクールで数々の成績を収めていた少年・青野一は家庭の事情もあってヴァイオリンを止めていたが、ふとした切っ掛けで秋音律子と出会い一度はやめたヴァイオリンを再び弾き始める。
wikipediaより引用

四月は君の嘘の作品情報

  • 作者:新川直司
  • 掲載誌:『月刊少年マガジン(講談社)
  • 連載時期:2011年5月号から2015年3月号(完結)
  • 発行部数:500万部を突破
  • 受賞歴:2012年度マンガ大賞ノミネート・2013年、講談社漫画賞少年部門受賞
あらすじ

天才ピアニストの公生は母の死後、演奏ができなくなっていた。高校2年生になったある日、彼はバイオリニスト・かをりと出会う。自由奔放な彼女に惹かれた公生は、ピアノと母との思い出に再び向き合おうとする。
検索結果より引用

こうして並べてみると、どちらも大手出版社の少年誌に連載され、それぞれの会社の少年マンガ部門の優れた作品として表彰されている作品なんですね。

音楽が題材になっていること、音楽から離れていた主人公がバイオリンを演奏する少女と出会って音楽への情熱を取り戻していくところが非常によく似ています。

ここからはガンガンネタバレしつつ確認していきます。

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『青のオーケストラ』が『4月は君の嘘』と似ている点

『青のオーケストラ』が『4月は君の嘘』と似ている点をご紹介します。

特にヒロインに似ている点が多く、ヒロインとして魅力的で印象も強いため「パクリ」疑惑が生まれたのではないでしょうか。

詳しく解説します。

ヒロインの特徴が似ている

『青のオーケストラ』の『4月は君の嘘』のヒロインの特徴が似ています

  • ヒロインがバイオリン奏者
  • 主人公が音楽への情熱を取り戻すきっかけになる存在
  • 主人公が好きだが自分の気持を打ち明けられない
  • 真面目で努力家、明るい性格
  • 辛い過去や大きな悩みを抱えている

というところです。

秋音律子

秋音律子は物語スタート時の中学3年のとき青野と知り合います。

いつも一生懸命で何事にも全力投球の秋音は、優等生で元気のいい美少女です。

親友のハルをいじめからかばったため自分が標的になっており、保健室登校状態でバイオリンを弾いていました。

彼女が演奏を心から楽しむ様子がきっかけになり、青野は再びバイオリン演奏を再開します。

青野からバイオリンを教えてもらう代わりに、中学で学年3位の実力を生かし勉強を教えていました。

彼女は全くの初心者からバイオリンを始めて、海幕高校オケ部に入ってからも持ち前の努力と熱意で青野が驚くほどの速さで上達中です。

はっきりと述べられていませんが彼女の母親は幼い頃亡くなっており(写真だけ登場)、物語に登場するのは継母です。

秋音は青野と二人で継母にバイオリン演奏をプレゼントするなどいい関係を築いていますが、音楽は生みの母との思い出につながっているようです。

宮園 かをり

かをりは個性的な演奏をするバイオリン演奏家として知られていました。

中学3年生のとき、公生の幼なじみである椿から紹介され公生と親しくなります。

公生は感情の起伏が激しいかをりに振り回され困惑していましたが、彼女の演奏に心奪われた一人でした。

彼女は自分が近い将来病気で亡くなることを知っていたため、聴いた人の記憶に残る演奏を心がけていたのです。

公生と同じ藤和音楽コンクールに出場し、情感たっぷりの演奏で聴衆を魅了したことから審査員の評価は低かったものの聴衆推薦で二次予選に進みます。

実はかをりは5歳のころの公生の演奏を聴き、いつか伴奏をしてほしいという想いでピアノからバイオリンに転向した過去がありました。

そのため藤和音楽コンクールの二次予選で公生に伴奏を依頼しますが、自身は病気で出場を逃します。

かをりの願いに応えるため毎報音楽コンクールに出場し喝采を浴びた公生は、亡くなった彼女の手紙を渡されて気持ちを知ることになりました。

恋愛の三角関係が似ている

『青のオーケストラ』と『4月は君の嘘』の両方とも、三角関係がある中高生の群像劇です。

ヒロインの他にもう一人の女の子が主人公のことを好きになります。

青のオーケストラの場合

ヒロイン秋音律子のほかに小桜ハルが青野一を好きになります。

秋音とハルは親友で、はっきりとは書いてありませんがお互いの青野への気持ちに気づいている様子です。

ハルはおとなしい性格ですが青野に対しては自分の気持を積極的に表現していきます。

秋音は青野への気持ちを自覚するのが遅く、うまく想いを伝えられずにいます。

青野はハルの気持ちに気づいています。秋音の様子からもしかして…?とも思っていますが今のところどちらともつかない感じです。

4月は君の嘘の場合

ヒロイン宮園かをりのほかに澤部椿が有馬公生を好きになります。

かをりは公生への気持ちを手紙に書き、コンクール終了後に渡してもらえるよう両親に託しました。

椿は公生が音楽科のある県外の高校に進学すると聞いて号泣して走り去りますが、気持ちを伝えることはできませんでした。

主人公が音楽をやめていたところが似ている

『青のオーケストラ』と『4月は君の嘘』の主人公はどちらも音楽から遠ざかっている状態で物語が始まります。

青のオーケストラの場合

青野は父親の不倫スキャンダルにショックを受けてバイオリン演奏をやめてしまいます。

尊敬し目標にしていた父親の不倫について周囲の人やマスコミなどから色々聞かれることや母親の悲しみを目の当たりにして、バイオリンを弾いて父親を思い出すことを避けていました。

父親がプロのバイオリニストだったため家には防音室があり、タバコの匂いが消えません。

何年もその部屋に入ることさえありませんでした。

4月は君の嘘の場合

公生は母親との思い出がトラウマになってピアノを弾かなくなっていました。

母親は公生に譜面どおりの正確な演奏をするよう厳しい練習を課し、彼もそれに応えようと努力します。

しかし、病気の母のため回復を願う感情を込めて演奏したところ母親が激怒。

体罰と激しい叱責を受けたため「お前なんか、死んじゃえばいいんだ」と言ったところ母親が死亡してしまいます。

以来演奏中に自分のピアノの音が聞こえなくなる症状に悩まされていました。

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『青のオーケストラ』と『4月は君の嘘』の違い

『青のオーケストラ』と『4月は君の嘘』が違うところをご紹介します。

主人公の楽器・音楽への取り組み方が違う

明らかな違いは、主人公の楽器と音楽への取り組み方です。

青のオーケストラの場合

タイトルにオーケストラが入っているとおり、青野は海膜高校のシンフォニックオーケストラ部に入部し、オケのバイオリニストとして成長していきます。

彼の目標は海幕高校オケ部のコンマス(コンサートマスター:1stバイオリンのトップでオーケストラの演奏家のリーダー)になることです。

4月は君の嘘の場合

公生はピアノのソリストとしてコンクールに出場しています。

基本的に一人で練習し、一人でステージに立っています。

目標はレベルの高いコンクールで入賞し、演奏家として認められることです。

ヒロインの最後が違う

『青のオーケストラ』と『4月は君の嘘』のヒロインは似ているところもありますが、最後が全く違います。

青のオーケストラの場合

まだ完結していないので断定はできませんが、秋音律子は健康そのもの。今のところ病気になったりバイオリンを弾けなくなったりする様子はありません。

青野とは家が近いことや勉強を教えていること、青野からバイオリンを教わっていることもあり、お互いの家を行き来しており親とも面識があります。

4月は君の嘘の場合

中学1年の時に倒れて以降入退院を繰り返しており、中学3年生で亡くなりました

公生が難しいコンクールに挑戦すると決意したことから、自分も難しい手術に望むことを決意。

手術を受けたものの、結局は死んでしまいます。

コンクールに出場し喝采を浴びた公生は、死後に渡された手紙を読んで初めて彼女の気持ちを知りました。

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青のオーケストラは4月は君の嘘のパクリか似てるところと違いまとめ

『青のオーケストラ』は『4月は君の嘘』のパクリではないか?という疑問について解説しました。

結論としては、よく似ている部分があるがパクリではないでしょう。

『青のオーケストラ』が『4月は君の嘘』と似ている点は

  • ヒロインの印象
  • 高校生の群像劇で恋愛の三角関係がある
  • 主人公が最初は音楽から遠ざかっている

といった点です。

『青のオーケストラ』と『4月は君の嘘』の違いは

  • 主人公の楽器と音楽への取り組み方
  • ヒロインの最後

です。

特にヒロインの印象に似ている点が多く、ふたりとも魅力的で印象も強いため「パクリ」疑惑が生まれたのではないでしょうか。

『青のオーケストラ』も『4月は君の嘘』も、音楽への情熱と中高生時代ならではの心の葛藤が繊細に描かれていて、読み始めると止まらない面白さです。

両方とも何度も読み返したくなる作品なので、ぜひ一度読んでみてほしいです!

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