虫かぶり姫のジャン・裏切りと死亡説の理由をわかりやすく解説!

『虫かぶり姫』の登場人物、ジャンはエリアーナを「お嬢」と呼び、いつも全然やる気なさそうなのにめちゃ腕が立つ従僕(護衛)です。

そのジャンが、え?今?っていうタイミングでエリアーナを裏切るんですよね〜。

幼い頃から従僕として仕えてきたジャンが、なぜ突然そんなことをしたんでしょうか?

急な展開にびっくりしましたし、最初読んだときは理由がよくわかりませんでした。

しかも、誰か説明してー!と思って検索してみると、「ジャン 死亡」という検索が出てきます。

え?ジャン死んじゃったの?と思うと死んでないしw

改めて原作小説を読み返してようやく納得できたので、裏切り者ジャンの正体や、死亡説が生まれた理由を解説します。

 

虫かぶり姫・ジャンの裏切り行為とは?

そもそも虫かぶり姫エリアーナの従僕、ジャンの裏切り行為とはどのようなものだったんでしょうか?

ジャンは昔からエリアーナに仕えてきた従僕

ジャンは昔からエリアーナに仕えてきた従僕でした。

いつから、とは原作小説にもはっきり書いてないんですが、エリアーナが小さい頃から従僕として仕えています。

ひょろっとした長身で、いつもやる気なさげで気だるそうな話し方の若い男性です。

エリアーナを「お嬢」と呼び、彼女のボケ(日々の行動)にツッコミを入れるのがお約束。

エリアーナが色々やらかすたびに一緒に謝ってくれたし

クリストファーの婚約者になっていじめられ、色々な場所に閉じ込められるエリアーナをいつも見つけてくれる頼れる従僕です。

ジャンの正体は「王家の影」の一員

ジャンの正体は「王家の影」と呼ばれる王家直属の秘密部隊の一員です。

ーー英雄王よりもその昔から、連綿と続いてきた王家の秘密部隊。陰ながら王族を守り支え、内偵調査や秘密裏の任務、はては要人の暗殺も請け負う。表の近衛と裏の影。常に王を守り、その治世に陰りがないよう、支え続ける者たち

虫かぶり姫 6巻p305

日本で言えば、戦国時代の権力者に仕える忍者みたいな存在ですかね。

おそらくは、クリストファーが見初めた女の子に王家がつけた護衛なのでしょう。

ジャンは王家の影としてエリアーナを裏切った

ジャンはエリアーナが苦労して手に入れた本を焼き、短剣を手に命を狙おうとした裏切り者です。

エリアーナの従僕でありながら彼女の任務を失敗させ、エリアーナ自身を亡き者にしようとしました。

エリアーナは王太子の代理人として病が広がり始めたラルシェン地方に赴き、治療薬を含めた治療法を確立し、病を沈静化させる任務を帯びていました。

エリアーナが手に入れた本は『ヒューリアの壺』と呼ばれる研究書で、【灰色の悪夢】という感染症の切り札になる本です。

しかしジャンは『ヒューリアの壺』を盗み、取り返そうとしたアランを短剣で切りつけます。

そして炎の中に本を投げ入れて焼いてしまうんですよ~!!

ジャンは何年もの間ずーっとエリアーナの側にいたので、エリアーナがどれだけ本を愛してるか人一倍わかってるはずなんですが

エリアーナの眼の前で本を焼くんですよ~

そしていつものジャンとは別人のように鋭い顔になって、短剣を持ったままエリアーナに向かってきます。

しかし建物に火が回って2人の間に梁が落ちてきたためエリアーナは助かり、ジャンは姿を消しました!

ジャンは「王家の影」を裏切りエリアーナのもとに戻った

ジャンは最終的にエリアーナを狙う王家の影の前に立ちはだかり重傷を負いながらエリアーナを守りました。

つまり元同僚の任務遂行を邪魔したわけなので、この時から「王家の影」を裏切ったんですね。

長年エリアーナに信頼され、必要とされる”ジャン”になっていたことで、その愛情を裏切ることができなくなっている自分に気がつくんです。

そこがちょっとグッとくるシーンでしたね。

「王家の影」といういつ消えてもおかしくない、人格を持たないような存在であるよりも、一人の人間として必要とされたい、っていうのは誰でも心の中に持ってる気持ちだと思います。

こう考えると、エリアーナを裏切ったあとやっぱりエリアーナを守るっていう二重の裏切りみたいな展開も理解できるかなと。

ちなみにこの戦いのあと、ジャンはアーヴィン王子の護衛レイの背中に紐でくくりつけられた状態で馬に乗り、エリアーナと共に王都に帰還しました。重症者にひどい拷問だ…。

虫かぶり姫・ジャンが裏切った理由は?

虫かぶり姫でジャンがエリアーナを裏切った理由はどういうことだったんでしょうか。

ジャンは「王家の影」の上司の命令でエリアーナを裏切った

ジャンは上司の命令に従いエリアーナを裏切りました

ジャンの上司は「王家の影」の長であるディレク・オーフェン神官長です。

彼がジャンに裏切りを命じたため、それに従うしかありませんでした。

オーフェン老は、王宮の三賢者と呼ばれる中の一人でクリストファーの筆頭教育係を務めた重鎮。

しかし若い頃にベルンシュタインの頭脳の才能に打ちのめされた経験を持っていました。

可愛い弟子(クリストファー)が自分より賢いベルンシュタインの頭脳の言いなりになるのは面白くない、と

オーフェン老は「サウズリンドの頭脳」に嫉妬してエリアーナを排除しようとしました。

自分の配下の「王家の影」であるジャンやヴァトーを操るだけでなく、王妃の兄のオーディン公爵(と娘のファーミア)までそそのかして目的達成のために動かしてしまったんです。

うわーこんなとこにラスボス置いといた作者ずるい!と思っちゃいました(笑)

ジャンとオーディン公爵に接点はない

「王家の影」の長であるオーフェン老は、エリアーナ暗殺+任務失敗を命じた以外にオーディン公爵を影で操っていました。

娘のファーミアを王太子妃にしたいオーディン公爵(王妃の兄)に

 ・黒色騎士団イアンの存在(と国王に【灰色の悪魔】を感染させる計画)
 ・「ヒューリアの壺」(研究書)の存在
 ・エリアーナが研究書を手に入れる可能性が高いこと

をわざとリークしたんです。

神官長として知識も豊富だし、王家の影からあらゆる情報を入手してるのでオーフェン老は王家一の情報通なんですよね。

都合の良い情報に踊らされたオーディン公爵は、

・貿易を通じて長年不正取引を繰り返していたマルドゥラの第三王子の力を借りエリアーナを襲撃
・王都では娘ファーミアに【灰色の悪魔】の患者に寄り添う聖母の評判をたてる
・ファーミアをクリストファーの近くに常にはべらせる

という作戦に出て、見事ぜーんぶ失敗したというわけです。ご愁傷さまでした~

物語のページ数的にはこちらの話のボリュームが多いですが、ジャンとオーディン公爵の接点は出てきませんでした。

虫かぶり姫・ジャンの死亡説はなぜ生まれた?

虫かぶり姫のジャンの死亡説はなぜ生まれたのでしょうか?

ジャンはエリアーナをかばって重傷を負った

ジャンはエリアーナをかばって重傷を負いました

何とか王都にたどり着いたものの、動く事もできずに日除けの下で休んでいる状態です。

エリアーナは王宮に入るため侍女と連絡をとり、ジャンを【灰色の悪夢】にかかり手当が必要な病人に仕立てて、自分はその付添いとして王宮に潜入しました。

動けなくてもエリアーナの役に立つジャンてすごい!

ジャンは重病人なのに、夜中にエリアーナが戻ってこないことを心配して様子を見に来てくれるなど、ちゃんと任務を果たそうとしてるとこが泣けます。

あの時はエリアーナとクリストファーがイチャラブしてただけなのにねー。

死亡説はアーヴィンやレイの冗談から発生したのかも

「ここであんたに何かあったら、ジャンのやつも地の底粉から恨み言いい出すだろ」
「墓の下から見守るジャンのためにも、本懐を遂げなければなりません」

虫かぶり姫 6巻p243

これはマルドゥラの第5王子アーヴィンと護衛のレイの会話なんですが、完全にジャンをネタにしてますねw

「勝手に人を殺すなってんですよ」と本人から抗議されてるので、ジャンは生きてます!

命に別状はなかったものの、重傷で動けないほどの傷を負ったジャンがネタにされたのが死亡説の真実でした~。

まとめ

虫かぶり姫のジャンはエリアーナの従僕ですが、実は「王家の影」という秘密部隊の一員です。

彼の裏切り行為は二つありました。

一つは昔から仕えてきたエリアーナを裏切ったこと。

もう一つは「王家の影」の同僚や上司を裏切ったことです。

ジャンは最初、上司であるオーフェン老の命令に従ってエリアーナを裏切りましたが、最終的にはエリアーナのもとに戻りました。

ジャンの死亡説が生まれたのは、エリアーナをかばって重傷を負ったあと重病人として動けなかったため、アーヴィンやレイが死人のような扱いでネタにしたからです。

個人的にジャンは大好きなキャラなので、今後も「お嬢!」ってエリアーナにツッコミを入れてほしいですね!

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