『魔法使いの嫁』でチセやエリアスの敵として登場するキャラクターがカルタフィルスです。
可愛らしい少年のような外見と、人間の身体を切り落として自分の身体にするという残虐な行動がアンバランスで不気味ですよね。
過去の出来事を知ると「なるほどなぁ、そうなるのも無理ないか~」と思うんですが、そのカルタフィルスをチセが眠らせた1期アニメの最後のエピソードには驚きました!
今回は
- カルタフィルスがその後どうなっているのか
- カルタフィルスにかけられた過去の呪いは最後どうなるのか
についてネタバレと考察をしていきます!
魔法使いの嫁カルタフィルスの呪いのその後は?
『魔法使いの嫁 SEASON1』
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1期アニメの最後でチセに眠らされたカルタフィルスは、その後どうしているのでしょうか?
呪いはどうなったのでしょうか?
カルタフィルスはチセに捕まり眠りの魔法をかけられた
【あらすじ更新】本日第8話のあらすじを更新♪レンフレッドとアリスを操り、
黒妖犬(ブラック・ドッグ)を手に入れようとしていた魔術師カルタフィルス。彼の「作品」にチセを傷つけられたエリアスは、今までとは違う異様な姿と力の片鱗を見せ…放送をお楽しみに! (宣伝ポン) #TVまほよめ pic.twitter.com/JCfCpJ2Uc5— アニメ『魔法使いの嫁』公式 @SEASON2放送決定! (@mahoyomeproject) November 23, 2017
カルタフィルスはチセに捕まって眠りの魔法をかけられました。
チセに過去を見られて激怒したカルタフィルスがチセを殺そうとしたからです。
チセはカルタフィルスに抵抗され、腕を突き刺されてお腹から背中まで貫通する大穴があき大ピンチに陥ったのですが、そこから
チセがカルタフィルスを捕まえておく
↓
エリアスがいばらで二人の体が離れないよう縛る
↓
ルツがカルタフィルスの左目(チセの目玉)をほじり出す
↓
チセが子守唄を歌う(眠りの魔法をかける)
↓
カルタフィルスが眠る
という方法でカルタフィルスの拘束に成功。エリアス邸の離れに滞在しています。
ちなみに一度ほじり出された目玉はまたカルタフィルスに戻されています。
チセの魔法でぐっすり眠れている
カルタフィルスはチセの魔法の効果でいつも強い眠気を感じています。
左目を交換する前は身体が壊死する痛みでよく眠れないようでしたが、今はエリアス邸の離れで一人、ゆっくり休息できているようです。
時折銀の君がお菓子を持ってきても「食べない」とうざがっているのが面白いですw
チセが樣子を見に行くと一応話し相手になってくれます。
自由に動けるがエリアス邸の離れにとどまっている
カルタフィルスは元気に活動できる状態になっています。
灰の眼はそのことがわかっていて一緒に出かけようと誘うのですが、カルタフィルスはその申し出を断ります。
何か悪さをするとチセに追いかけられるから嫌なのでしょう、チセが死ぬまでの100年ほどは眠ると言っていました。
魔法使いの嫁のカルタフィルスの過去と呪いとは?
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カルタフィルスについてサクッとふりかえりましょう。
カルタフィルスの呪いの正体は「さまよえるユダヤ人」の呪い
『魔法使いの嫁 SEASON1』
第❷❸話「Nothing seek, nothing find.」
TOKYO MXにてご視聴いただいた皆さま、ありがとうございました。
明日はBS11にて❷❸時より第23話放送です!見逃してしまった方は是非明日ご覧ください👀#まほよめ
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カルタフィルスの正体は別名「さまよえるユダヤ人」と呼ばれる存在です。
1000年以上生きているため、エリアスを「おちびさん」呼ばわりします。
一般に「さまよえるユダヤ人」とは、十字架を背負ってゴルゴダの丘に向かうイエス・キリストに石を投げて罵倒し、キリストが再び地上に現れるまで地上を歩き続けるよう呪われた男のこと。
有名なモチーフとしてゲーテの詩など文学作品にも登場しています。
まほよめでも、イエスに石を投げたことから不死の呪いをかけられていました。
さらに、呪いで死ねないにもかかわらず全身の肉体が壊死していく痛みに耐えなくてはなりませんでした。
ヨセフと融合している
カルタフィルスは、1000年ほど前に「ヨセフ」という死霊術師の少年と出会って融合しました。
ヨセフは小さな村の墓守として村人にさげすまれつつ暮らしていた若い男性です。
薬師としての知識で全身が壊死していくカルタフィルスの身体を治療しますが治せませんでした。
ヨセフは村人から苦しい生活のいらだちをぶつけられ、二人で旅立つことを考えますがカルタフィルスの容態が悪化。
カルタフィルスと一つになれば呪いが解けると考え、死霊術を使って実行しました。
呪いは消えていない
結局カルタフィルスとヨセフが融合しても呪いは解けず、新しい身体も崩壊を続けました。
ヨセフは呪いを解くために必死に努力しますが、助けを求めても古く強力な呪いで解くことができないと言われてしまいます。
記憶がなくなるほど昔のことなので誰にかけられたのかも思い出せないため呪いを解く手がかりがないのです。
しかも呪いの原因がただ「石を投げた」ことだと知って激怒するカルタフィルス/ヨセフ。
呪いへの怒りと肉体が壊死する激痛から逃れたいという思いとで二人は精神を崩壊させていきました。
確かに、石をひとつ投げただけで何千年も死ねないとか身体が壊死していくとか、ひどすぎる呪いですよね…。
投げた相手がイエスという人間の存在そのものを祝福する存在だっただけに、跳ね返った呪いもまた大きかったのでしょう。
壊死する身体を取り替えてきた
カルタフィルスは壊死する身体と次々に取り替えてきました。
切り落とした他人の腕を自分の腕として利用したり、竜など他の生き物の腕を転用したりなど、壊死する身体を入れ替えるパーツをいつも探しています。
そのためなら他人を犠牲にすることをためらわないため、エリアスに「人間でもけだものでもない、人の形をした化け物だ」と言われていました。
人外から「人間じゃない」と言われるほどの外道ということですね。
確かに猫を何匹も殺すようそそのかしたりとか、残酷なことを平気でやりますからね。
研究室のような部屋には手術台や培養槽のようなものもあり、カルタフィルスが長年研究を続けてきた樣子が伺えます。
勝手に竜の子供を盗み出して1体を切り刻んでいまいましたし、チセと戦ったときは何体もキメラが出てきたのでかなりの数の生き物を殺してきたは間違いないでしょう。
チセと左目を交換
カルタフィルスはチセと左目を交換しています。
カルタフィルスは自らの経験から、
自分の『ひたすら体を壊されて生き続ける呪い』
と
チセの『再生させられながら死に向かう呪い』
を合わせれば効果が打ち消し合って呪いが消えるのではないか?と考えます。
ステラを人質にとってチセの左腕(竜の呪いに侵された腕)を要求し、その前段階として左目を交換しました。
チセもその申し出を「生きてないとできないことをやるためなら」と受け入れるんですよね。
二人とも指で目玉をほじって交換するって…、すごい度胸ですよねw
ちなみにチセのほうがどうなったか気になる方は、こちらの記事を読んでみてください。
⇒チセの腕が黒いのは竜の呪いが原因!カルタフィルスと目玉を交換したあとどうなった?
身体は壊死しなくなり痛みは消えた
二人が目玉を交換した結果、カルタフィルスの身体は壊死しなくなり、激痛が消えました。
チセが得意とする強力な眠りの魔法の効果もあってゆっくり休めるようになったのでしょう。
カルタフィルスはエリアス邸の離れで眠っています。
カルタフィルスは最後にどうなる?
カルタフィルスは最後にどうなるのでしょうか?
呪いを解くことをあきらめていない
カルタフィルスは呪いを解くことをあきらめていません。
カルタフィルスとヨセフが合体してから1000年あまり経っていますが、よく考えるとその間ずっと呪いを解くことを諦めず努力を続けるってすごいことですよね。
カルタフィルスはチセに向かって「僕は生きて幸せになってやるんだ」と叫んでいます。
さんざんひどいことをしてきたのに幸せになりたいってwと思わなくもないですが、人間としては自然な感情です。
ごく普通の人間として生きていきたいという願いを持っているんですね。
カルタフィルスの中に「呪い」そのものの存在がいる
カルタフィルスの中には、「呪い」そのものが一つの存在としてあるようです。
カルタフィルスの目玉を受け入れたチセは、夢の中でカルタフィルスの「呪いと祝福」そのものだという真っ黒な肌の存在と会話します。
その存在は、チセが生きたいと思う限り僕は君の祝福になろう、と言ってチセの中の竜の呪いを中和してくれました。
そしてチセから「あなたは何を望むのか?」と尋ねられると、カルタフィルス/ヨセフを助けてほしいと伝えます。
チセがカルタフィルスの呪いを解くことになる?
あくまで個人的な予想ですが、チセは最後にカルタフィルスの呪いを解くのではないでしょうか。
チセはそのためだけに行動するわけではないと思いますが、結果的にそうなるのかも?と思います。
というのは、カルタフィルスの中にいた「呪い」そのものは古くて非常に強い力を持っていたからです。
その力とチセの豊富すぎる魔力が合わさると、今は失われてしまった古い魔法の力が蘇ることもありそうですよね?
実際に最新刊の19巻ではチセが赤い竜を出現させるなど、尋常でないことが起こっているようです。
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魔法使いの嫁カルタフィルスのその後や最後どうなるか考察まとめ
魔法使いの嫁のカルタフィルスのその後や、過去の呪いが最後どうなるかを考察してきました。
・カルタフィルスはチセに捕まり眠りの魔法をかけられた。
・体が崩壊する激痛から解放され、チセの魔法でぐっすり眠れている。
・自由に動けるがエリアス邸の離れにとどまり、チセが生きている間は眠ると宣言。
・カルタフィルスの呪いとは、「さまよえるユダヤ人」が受けた呪い。
・ヨセフと融合したが呪いは消えず、壊死する身体を取り替えつつ痛みに耐えて生きてきた。
・カルタフィルスはチセの竜の呪いに目をつけ、自分の呪いと効果を打ち消し合うことを期待して左目を交換。
・身体は壊死しなくなり痛みは消えた。
・カルタフィルスは最後どうなるか個人的に予想してみると、呪いを解くことをあきらめていない。
・カルタフィルスの中には「呪い」そのものの存在がいて、チセがカルタフィルスの呪いを解く手伝いをしてくれそう。
魔法使いの嫁の新篇でどんなお話が展開されるのか、楽しみで仕方ないですね!