『わたしの幸せな結婚』は斎森美世が久堂清霞との婚約をきっかけとして幸せになっていくシンデレラ・ストーリー。
原作小説も繊細なタッチの絵が美しいマンガでも二人のやり取りにはキュンキュンしっぱなしです!
二人がどんな風に関係を深めていくのか、キスや初デートについてまとめましたので、楽しんでいただけると嬉しいです。
私の幸せな結婚・久堂清霞と美世の関係は?
“わたしの幸せな結婚”がアニメ化するのですか!
本読んでるんだけどとても面白いのお!主人公が健気で可愛いし2人↓が少しずつ打ち解けてくの好き☺️画面右側にいる人物が久堂清霞、27歳(最高)
冷たくて厳しいけど主人公には優しい。最高かて!超綺麗な顔で当主、金持ち。あと、強い(物理的に) pic.twitter.com/6DjJMFG2Lh— かぼちゃん🟡 (@oVulBF9mEWWi5dy) April 5, 2022
私の幸せな結婚・久堂清霞と美世の関係はどのように始まり、現在どうなっているのでしょうか?
久堂清霞と斎森美世は政略結婚の婚約者
清霞と美世は政略結婚の婚約者同士です。
清霞は美世の前に10人以上の婚約者候補を追い出したため両親が結婚相手を探していました。
一方の美世は異能の家系に生まれながら異能を持たないため斎森家を追放され。久堂家に嫁ぐことで厄介払いされた状態でした。
清霞は、父親が持ち込んだ縁談でやって来た娘・斎森美世に対して当初警戒感をあらわにします。
「ここでは私の言うことは絶対に従え。私が出て行けと言ったら出て行け、死ねと言ったら死ね。文句や反論は聞かん」
初対面の婚約者にこんなセリフを言うってちょっとひどすぎませんか?異常ですよね?
一応清霞にも理由はあって、これまでの婚約者候補がこんな家には住めないなどわがままで自己主張の強い女性ばかりだったためいい加減頭にきていたのでした。でももっとおかしいのが美世です。
「かしこまりました」
と、死ねと言われたことに何の異議も唱えず、しかも頭を上げろと言われるまでずっと畳に頭をこすりつけた姿勢でした。
実家で使用人以下の扱いをされてきた美世にとって、自分の居場所を失わないために清霞の命令に従うのは当然のこと。
しかも久堂家に来る以前に美世は人生に絶望していたので何も感じなかったのでしょう。その理由は美世の妹の結婚にあります。
美世が好きだった幼なじみが異母妹の婚約者に
美世は幼なじみの辰石幸次が異母妹と結婚することになり、ほぼ人生に絶望した状態で久堂家にきました。
美世が斎森家で過ごした間、唯一話し相手になってくれたのが幼なじみの辰石家の次男、幸次です。
異母妹と継母に散々いじめられ召使い以下の扱いをうけていた美世ですが、幸次だけは美世と普通に接してお菓子をお土産にくれるなど気遣ってくれました。
いつかは幸次と結婚できるかも…と夢見ることもあった美世ですが、父親の斎森真一は異母妹の香耶と幸次を結婚させると宣言。
幸次は美世を好きだったものの、自分が美世と結婚すれば美世がさらにいじめられると考え結婚を承諾。
結果的に美世は自分の親からも好きだった幼なじみからも見捨てられた状態で久堂家に入りました。
清霞は母親の影響で名家のお嬢様が苦手
清霞は母親・芙由(ふゆ)のようないわゆる「名家のお嬢様」で気位が高く派手好きな女性が苦手です。
本来は当主として久堂家の本邸で暮らすべきなのですが、母親と顔をあわせなくてよいこと、財産や容姿を目当てに近寄ってくる人々と距離をとるため小さな別邸に住んでいます。
使用人も幼い頃から世話をしてもらっているゆり江だけという質素な暮らしで、父親が送り込んできた婚約者のうち長続きしているのは美世だけです。
他の婚約者たちは、家が質素だからと入りもしない、こんな場所に住めないと怒り出す、ひたすらこびを売る、裏でゆり江をいじめる、食事が気に入らない部屋を変えてほしいなどで3日と持たず清霞に追い出されました。
そのため美世にも最初辛くあたってしまったのですが、美世が育った背景を知って自分の行動を反省。美世には優しく接するようになります。
初デートは呉服屋さんと甘味処
二人が初めてデートしたのは、清霞が美世を呉服屋さんと甘味処に連れて行ったときでした。
美世がろくな着物も持たず、破れた着物を自分で繕っていることを知った清霞は美世を呉服屋に連れていきます。
美世の着物を買うための外出でしたが、清霞は美世に気を使わせないため自分の買い物を装っていました。
そしておかみが勧めるものだけでなく、美世に似合うと感じた淡い桜色の反物で着物を仕立ててくれるよう依頼して店を出ます。(もうこの時点でかなり好きになってるような…)
初めて歩く帝都の街並みを物珍しそうに眺め、生まれて初めてあんみつを食べる美世との時間を清霞は思いがけず楽しみました。
美世の笑顔に愛しさを感じる清霞
23.わたしの幸せな結婚 久堂清霞
広告で頻繁に出てくるから気になって読んだらハマりました😂
漫画から入りましたが原作は小説で、普段読まない小説もこの作品読みたさに読むようになりました😊アニメ化や映画化も控えていて盛り上がってますね👏✨✨ pic.twitter.com/gYRQjehubg
— きむら (@kimura_illust) October 8, 2022
清霞が初めて美世を愛しいと感じたのは、プレゼントした櫛を手に美世が笑顔を見せたときでした。
それまでは気の毒な女だなという同情心が強かった印象ですが、これをきっかけに二人の距離がどんどん近くなっていきます。
少し前、美世が作った朝食を「美味い」と言って食べたところ美世が喜びのあまり涙を流したのを見てから、清霞は美世にぐっと興味をもつようになったと思います。
何しろ美世が初めて作った食事を”毒が入ってるんじゃないか”と疑って食べずに仕事に行くという、かなりひどい態度をとったあとそんな涙を流されたんですから気になって仕方ないですよね。
美世が歯がかけた櫛を使っていることを知った清霞は、こっそりつげの櫛(髪の手入れによいとされる最高級品)を準備し、デートの日の夜に美世の部屋の前に置いておきます。
斎森家で継母や異母妹にいじめ抜かれ、ろくな食べ物も着物も与えられなかった美世は、日々の暮らしで笑顔を見せることはありませんでした。
櫛を手に、かすかに喜びで上気した笑顔を見せる美世。それを見た清霞は自分がときめいていることを自覚します。不器用な二人の心の距離が縮まる様子にほっこりするシーンです。
清霞が美世の実家に正式な結婚を申し入れる
清霞は美世の実家に正式な結婚を申し入れるのですが、それがきっかけで斎森家は屋敷も名家としての地位も失うことになりました。
清霞は結婚の申し入れと同時に、斎森家が美世に対して行った虐待について謝罪を求め、結納金の増額を提案しました。斎森家が金銭的に困窮していることを考慮したうえでのことです。
斎森真一は明確な返答をせず、清霞は焦りを感じながらも「長くは待てない」と警告しました。
それからまもなく、辰石幸次からの情報で美世が辰石家に拉致され斎森家に監禁されたことを知った清霞は激怒。斎森家に到着するなり異能で門を吹き飛ばします。
継母の香乃子と異母妹の香耶が暴行を加えていた現場に現れ
「私がお前のような傲慢な女を選ぶことなど、天地がひっくり返ってもありえない。どけ」
と宣言して美世を抱えて去るシーンはすごくかっこよくてスカッとするシーンでした!
清霞は香耶を厳しいと評判の家に奉公に出し、斎森の両親も地方都市に移住させ辰石も代替わりさせて事をおさめました。
清霞が美世にプロポーズ
斎森家のことが落ち着いたあと、清霞は改めて美世にプロポーズします。街中を歩いていてふと立ち止まり、美世の両手を握った清霞がふと切り出しました。
「私はお前と一緒になりたい。こんな面倒な男と、結婚、してもらえるだろうか」
「不束者ですが、よろしくお願いします」
街の雑踏の中で真剣に向かい合い、一緒に家に帰る二人…なんだか映画みたいですね。
清霞のライバル薄刃新(うすば・あらた)出現
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清霞のライバルとして登場したのが薄刃新(うすば・あらた)です。薄茶色の髪に人の良さそうな笑みを浮かべ、仕立ての良いスーツを来た薄刃家の長男で、異能の持ち主です。
薄刃家は美世の母・澄美の実家で、優れた異能者を輩出する名家として密かに名を知られる存在でした。
新は二人に美世が「夢見の力」を持つ「夢見の巫女」であること、そして巫女には薄刃家の人間がつきっきりで世話をするのがしきたりであり、美世を守るのは自分の役目であることを告げます。
美世をめぐって清霞と新が異能バトルを繰り広げますが、新が幻覚で美世に変身したことに清霞が動揺。拳銃で腕を撃たれて敗北し、美世は薄刃家に身を寄せることとなりました。
そんな中清霞は対異特務小隊の任務に駆り出され、異形に触れて昏睡状態に。自身の夢の中から出られなくなってしまいます。
どうしても清霞を救出したい美世は新を説得。清霞のもとに駆けつけ、夢の中に入って「消えて」の一言で異形を退治し清霞を助け出しました。
清霞は美世に改めて自分と一緒にいてほしいと伝えます。美世がもちろんだと伝えると「よかった、お前に嫌と言われたらどうしようかと思っていた」と答える清霞がかわいいですw
清霞の両親にも挨拶ずみ
清霞の父・久堂正清(くどう・ただきよ)の招きで清霞と美世は久堂家の両親が住む地方の別荘を訪れます。
能天気で明るく歓迎してくれる正清に対して、名家出身の淑女である清霞の母・芙由は初対面の美世を”付き人”呼ばわりするなど見た目と立ち居振る舞いを悪しざまに批判。
「次に美世に何か言ったら殺す」と清霞は激怒しました。しかし美世は芙由に自分を理解してもらうため芙由の言うとおり家の隅々まで掃除をするなど、悪口を言われながらも懸命に努力します。
清霞を頼って久堂家に駆け込んできた村人を懸命に介抱する美世を見て、清霞を必死に支えていると認められた美世は、芙由から白いレースのリボンをプレゼントされました。
この出来事から二人の結婚は正式に両家に認められたものになり、結婚式の準備も進んでいきます。
二人の男女の関係はキスどまり
二人が初めてキスを交わしたのは、清霞の両親の別荘に滞在したときの夜のバルコニーでした。
二人の男女としての関係はキスどまりですが、清霞はちょくちょく頭をなでるなど美世とのふれあいを求めています。
何回も人前で美世を抱きしめていますし、初めて美世のおでこにキスしたのは新や葉月の前でした。
清霞が美世を溺愛する様子を見て、周囲の人はクールな清霞の変化に驚き、ニヤニヤして喜んでいるという感じです。
清霞とのちょっとしたふれあいに大げさなほど反応する美世がかわいいですw
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わたしの幸せな結婚の久堂清霞と斎森美世の関係まとめ
私の幸せな結婚・久堂清霞と美世の関係についてまとめました。
- 久堂清霞と斎森美世は政略結婚の婚約者
- 母親の影響で名家のお嬢様が苦手
- 初デートは呉服屋さんと甘味処
- 美世の笑顔に愛しさを感じる清霞
- 清霞が美世の実家に正式な結婚を申し入れる
- 清霞が美世にプロポーズ
- 清霞のライバル薄刃新(うすば・あらた)出現
- 清霞の両親にも挨拶ずみ
- 二人の男女の関係はキスどまり
お互いに望まない結婚を強いられた者同士だった二人が少しずつ心を通わせていく様子には本当にキュンキュンしますね!
女性なら清霞のような男性に大切にされてみたいと思うのではないでしょうか。
今後の展開が楽しみです!