『私の幸せな結婚』の辰石幸次は美世の幼なじみで、彼女が密かに想いを寄せていた相手でした。
しかし幸次は美世を虐待する異母妹・香耶と結婚してしまいます。
どうしてそんなことになってしまったのか?解説します。
私の幸せな結婚の辰石幸次(たついし・こうじ)とは?
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アニメ「わたしの幸せな結婚」
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˗ˏˋ 辰石幸次 ˎˊ˗
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私の幸せな結婚の辰石幸次はどんな人物なのでしょうか?
プロフィール
- 名前:辰石幸次(たついし・こうじ)
- 年齢:美世(19才)より少し上
- 誕生日:不明
- 両親:辰石実(たついし・みのる)、母親不明
- 兄弟:辰石一志(兄:たついし・はづき)
- 職業:不明
- 婚約者:斎森香耶(さいもり・かや)
辰石幸次は短い黒髪とそばかす顔の優しい雰囲気の男性です。
斎森家同様古くからの異能を受け継ぐ辰石家の次男で、美世にとって唯一心を許せる相手でした。
おっとりした性格で、美世からは「優しすぎて臆病」と思われています。
辰石家の異能・能力
辰石家で受け継がれてきた異能は念動力(サイコキネシス:手を触れずに物を動かす力)です。
作中では幸次と父親の辰石実がこの能力を使うシーンができてきます。幸次は感情が高って異能が暴走し周囲のものを壊していました。
ただし鍛錬を積んでいないため使いこなすことができず、同じく念動力を使う父親には全くかないませんでした。
ちなみに幸次の兄・辰石一志は解術(異能の効果をなくす力)の異能を持っています。
香耶(さいもり・かや)の婚約者で斎森家の跡継ぎ
幸次は斎森家に婿養子に入るよう辰石家・斎森家の当主から命じられ、美世の異母妹・香耶と婚約しました。斎森家の事実上の跡継ぎになったということですね。
幸次は正直なところ香耶ではなく美世を気に入っていました。香耶もそのことには気づいていましたが、美世が斎森家を追い出されるのとほぼ同時に二人は婚約しています。
わたしの幸せな結婚の辰石幸次が美世救出のきっかけに
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前に進むことを決意する美世。かつて憧れた幸次もまた、
遠い人になろうとしていて…。季節は廻り人もまた廻って行く…。 pic.twitter.com/CxcvQ7CV6h
— 『わたしの幸せな結婚』公式@アニメ化&実写映画化決定🌸 (@watashino_info) April 15, 2021
辰石幸次は美世を拉致・監禁されたとき、清霞のもとに駆けつけ一緒に美世を助けに行ってほしいと頼みこみます。
辰石家の次男としては父親を裏切る行動だったのですが、なぜそんなことをしたのでしょうか?
幸次は拉致・監禁された美世を救うため清霞を頼った
幸次は辰石の父と美世の妹香耶が美世誘拐計画を実行に移すことを知り、清霞を訪ねます。ちょうどゆり江の眼の前で美世が車に押し込まれ拉致された直後のことでした。
「あなたにこんなことを頼むのは筋違いだが、僕だけじゃ美世を救えない」
と清霞を頼ってきたときは”幸次さんわかってるじゃん!えらい!!”と心の中でほめてしまった私w
「美世を長男と結婚させたい」辰石家と「久堂清霞と結婚したい」香耶の思惑が一致して起きた拉致事件で、美世は斎森家の蔵で香乃子に暴行され清霞の婚約者をやめるよう強要されていました。
そこに清霞を連れて行った幸次ですが、清霞が異能を発する前の気配に圧倒され、一撃で門を吹き飛ばした実力に衝撃を受けます。
美世をいじめから守れなかった過去を悔やんでいるから
幸次は美世を香耶や香乃子のいじめから守れなかった過去をとても悔やんでいました。
美世の前で香耶との結婚を言い渡された直後、幸次は美世に
「ごめん。本当にごめん。僕は君を助けたかった。」「君は僕を恨んでいないのか」
と言っていましたね。「そんな感情は忘れました」と淡々と表情なく話す美世を見て、”あなたのお嫁さんになれると思ってたのにー!”と言ってくれないのかぐらいの勢いでした。
そうなる前に何とかしてくれればよかったのに…というのが美世と読者の感想ですw
幸次がいくじなしだったのかというとそれだけでもなくて、父親に「よその家のことに首を突っ込むな」と言われていたため何もできなかったというのが真相です。
しかし辰石父がそう言い聞かせていた本当の理由は、美世の異能者としての価値を斎森家に悟らせないためでした。
美世へのいじめや召使い以下の扱いを知っていながら美世を守れなかった幸次は、父親への怒りだけでなく自分への怒りも大いに感じたのでしょう。それが父への反抗につながったのだと思います。
美世のことが好きだったから
幸次はわがままな香耶ではなく、大人しく奥ゆかしい美世を気に入っていました。
美世と幸次が最後に言葉を交わしたとき「また昔のように普通に君と笑いあいたかった。僕は君を…」と言いかけて会話が終わってしまいましたが、本当なら「好きだった」という言葉が続いたのでしょう。
幸次としては、もし美世と結婚した場合は香耶から美世へのいじめが一層激しくなると考え、美世を守るためにもと香耶との結婚を決意した経緯がありました。
そこまで考えるぐらいなので本当に美世のことが好きだったんですね。
幸次のその後は旧都で異能修行
美世誘拐事件後も幸次と香耶の婚約は取り消されないまま、香耶は奉公、幸次は旧都で異能修行と離れ離れの生活になっています。
修行について語る幸次はいきいきした感じでしたが、次に登場する時どんな成長を見せてくれるか楽しみですね。
その後の香耶と幸次の様子は原作にも出てこないのでわかりませんが、幸次は意外に責任感をもって香耶の面倒をみていくのではないか?というのが個人的な予想です。
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私の幸せな結婚の辰石幸次は香耶の婚約者!なぜ美世を助けたかまとめ
私の幸せな結婚の辰石幸次(たついし・こうじ)についてまとめました。
辰石幸次は異能を受け継ぐ辰石家の次男で、父親は辰石実、兄は辰石一志です。
斎森香耶(さいもり・かや)の婚約者で斎森家に婿養子に入ることになっています。
幸次は拉致・監禁された美世を救うため清霞を頼りました。
美世をいじめから守れなかった過去を悔やんでおり、美世のことが好きだったため父親への裏切りともいえる行動をとりました。
その後幸次は旧都で異能修行に励んでいます。香耶との婚約はそのままになっているので、幸次の頑張り次第で斎森家再興もありえるでしょう。
修行後の幸次の姿を早く見たいですね!