私の幸せな結婚の斎森香耶(さいもりかや)の最後・その後は?奉公先やいじめた理由も解説

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『私の幸せな結婚』でまず衝撃を受けるのは、斎森香耶の美世に対する過激ないじめではないでしょうか。

斎森香耶って何様?どうして美世は一言も逆らわないの?なんで香耶のいじめを誰も止めないの?と色々疑問が浮かんできますよね。

最終的に香耶は奉公に出されますが、彼女がどんな人物なのか、いじめの理由やなぜ奉公に出されたのかも詳しく解説します。

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私の幸せな結婚の斎森香耶(さいもり・かや)とは?

わたしの幸せな結婚の香耶について解説します。

香耶は美世の異母妹(年齢は3才下)

斎森香耶(さいもり・かや)は美世の異母妹です。

年齢は19才の美世の3才下なので16才ぐらいでしょう。

美世が黒髪ストレートなのに対して、髪の色は薄茶色で少しウェーブがかかっています。母親の名前は香乃子といい、美世の母親澄美が死亡したのち斎森真一と結婚した女性です。

名家のお嬢様として恥ずかしくない教育を受けており、見た目も立ち居振る舞いもご令嬢と呼ばれるにふさわしい女の子です。

表向きは器量よし・要領よしのお嬢様として振る舞っていますが、斎森家では美世をいじめ抜いています。

香耶は見鬼の才(けんきのさい)がある

香耶には見鬼の才(けんきのさい)があります

見鬼の才とは、その名のとおり「鬼」を「見」る才能のことで、鬼や妖怪などの異形の生き物を見分ける能力です。

幼い頃に父親の真一が香耶と美世の能力を試したとき、香耶には鬼や妖など異形のものが見えましたが、美世には全く見えませんでした。

異能者を輩出することが使命の斎森家にとって、異能者の香耶は価値ある存在なのに対して、無能力者と思われていた美世はごくつぶしでしかありません。

そのため父親の真一や母親の香代子は美世をさげすみ、香耶も美世を馬鹿にするようになりました。

香耶は異能で式を使える

香耶は異能で式を使うことができます

小さな紙で「式」を作り自分が見たいものを見るという父親の真一に仕込まれた技ですが、清霞に言わせると「さほど強力ではない」ようです。

とはいえ異能を使える香耶は何かにつけて母親(美世にとっては継母)の香乃子から「あなたは決して、あれ(美世)と同じになってはいけないのよ」と言い聞かされて育ちました。

そして美世がいかに無能で無価値な存在であるかを繰り返し教え込まれ、妹ではあるもののそれ以外のあらゆる部分で美世よりも上だと思い込んでいました。

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わたしの幸せな結婚で香耶が美世をいじめる理由はなぜ?

私の幸せな結婚で香耶が美世をいじめていた理由はなぜなのでしょうか?

美世は無能を使えなかったから

美世は異能を使えなかったためいじめられました。

美世が生まれた斎森家や母親の実家である薄刃家は、代々異能者を生み出してきた家系です。

斎森家でも異能を持つ子供が生まれることを期待していました。

美世にも当然異能があるはずと思われていましたが、幼い頃に父親の真一が香耶と美世の能力を試したとき、香耶には鬼や妖など異形のものが見えましたが、美世には全く見えませんでした。

このように異形を見分ける能力を「見鬼の才」と呼びますが、美世にはこの能力がなかったのです。

美世を産んだ澄美は夫の真一に「美世を見捨てないで」と懇願していましたが、見鬼の才がないと信じ切っていた真一は美世への興味を失いました。

香耶は美世よりも上でなければならないと思っていたから

香耶が母親の影響で常に美世よりも上でいなければと思っていたこともいじめの理由でしょう。

香耶は甘やかされて育ちわがままな性格ではありますが、見た目や立ち居振る舞いは立派なお嬢様です。

年齢的には19才の美世の3つ下なので16才のはずですが、見鬼の才を発揮してから常に美世よりも上であることを求められてきました。

10代前半から3歳上の人を超える能力を示す、というのは簡単なことではないはずです。

母親と一緒に「美人でない」「何の取り柄もない」「長所の一つもない」「出来損ない」と美世に罵詈雑言を浴びせ続けたのは、常に美世をおとしめて周囲に自分の優位を見せつけておかなければ不安だったからかもしれません。

美世を不幸にしたかったから

https://twitter.com/kosakasaka/status/1235223887174127617

香耶と母親の香乃子は徹底的に美世を不幸にするために行動します。

実は香耶の母・香乃子は真一が澄美と結婚する前の恋人でしたが、斎森の祖父の意向で澄美と真一が結婚することになりました。

つまり恋人を澄美に奪われたと考えた香乃子は香耶を巻き込み澄美の娘・美世を徹底的に攻撃します。具体的には次のようないじめや虐待を行いました。

  • ある日突然美世の部屋の中の所持品をすべて処分(母親の遺品含む)
  • 仲のよい使用人を解雇(唯一美世の味方だった花という女中)
  • 運んできた熱いお茶を(漫画版では顔に)ぶちまける
  • 暴言を吐く(こんなこともできないの、出来損ない!など)
  • 足蹴にする(漫画版)
  • 食事を与えない(やせ細っている、年越しそばを食べたことがなかった)
  • 食事に同席させない(使用人なので一緒に食事はできない扱い)
  • 着物や日用品を与えない(婚約のとき1枚だけきれいな着物を用意してごまかす)
  • 外出を許さない(初詣に行ったことがなかった)
  • 教育を受けさせない(女学校に行かせない)
  • 使用人として扱う(家事全般を押し付ける)

長年こういった扱いを受けた美世は香耶に対して強い苦手意識があり、街で出会って言葉を交わすだけで言い返すこともできず立ち尽くしていました。

まあ当然ですよね…。これは明らかにDVです。

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私の幸せな結婚で香耶は最後どうなる?

私の幸せな結婚で、香耶は最後にどうなるのでしょうか?

香耶は最後に奉公に出てその後はまだわからない

『私の幸せな結婚』で斎森香耶が最後に出てきたときは奉公に出されていました

ちなみに原作小説は6巻まで刊行されていますが、その後の彼女についてはまだ何も書かれていません

香耶の両親・斎森真一と香乃子は地方の別邸に移り住むことになりましたが、香耶は「まだ若いから、少しは揉まれて世間を知った方がいい」という清霞の意向で特別厳しいと有名な家に奉公に出されています。

幸次との離婚は成立していないので、夫のいる身ですから自由に恋愛することなどできません。

ただひたすら奉公に励み、自分の力で未来を切り開くか、一応妻の処遇に責任を感じているらしい幸次が助けてくれるのを待つかといったところでしょう。

美世を監禁・脅迫した香耶に清霞が制裁を下した

香耶と母親の香乃子は、美世を脅迫して久堂清霞との婚約を解消するよう脅迫しましたが、それを知った清霞が制裁を下し香耶は奉公に出る結果となりました。

二人は美世を脅迫しただけでなく、香乃子が美世に暴行を加えています。美世が気絶するほど激しく蹴ったり首を絞めたりしましたが、香耶はその様子を見守るだけで止めようとしませんでした。

漫画を読んでいて、このあたりは本当に常軌を逸している感じで恐ろしかったですね~!

清霞が斎森家に乗り込み美代を救出した際、香耶と香乃子の行為が発覚したため、清霞は香耶を特別厳しいと言われる家に奉公に出しました。

清霞が斎森家に乗り込んだ際に門は破壊され、清霞が美世を救出する間に斎森家は全焼しすべてが灰になりました。

香乃子と真一は召使いの大半を解雇したうえで地方の別邸に移住させられ、事実上斎森家は没落の一族になったわけですね。まあ、当然の措置でしょう。

香耶は美世の幸せな暮らしが許せなかった

香耶は美世の幸せな暮らしが許せなかったのだと思います。

街で見かけた美世が名家の若奥様にふさわしい雰囲気に変貌していることに驚き、香耶は式を飛ばして美世の暮らしを覗き見します。

香耶と香乃子の思惑としては、冷酷無慈悲な久堂清霞と暮らせば無能な美世はすぐに追い出されて帰ってくると考えていました。

しかし美世は清霞と心を通わせ明らかに幸福で美しくなっており、使用人や周囲の人からも大切に扱われていたわけです。

その事実にショックをうけた香耶は、異能の家系の中でも随一の名家・久堂家の嫁になるのは自分のほうがふさわしい(なぜなら美世よりも自分が上だから)という身勝手な理由から自分が清霞と結婚したいと考えるようになります。

斎森家で見かけたイケメンが清霞だと知ったことも理由です。なんというか、考え方が世間知らずで幼稚ですよね…。

香耶は辰石幸次との結婚生活が不調だった

香耶は辰石幸次との結婚生活がうまくいっていませんでした

そもそも香耶は美世を不幸にすることが目的で幸次と結婚しただけで、幸次に好意を持っていたわけではありません。

美世と両思いだった幸次は、「美世の幸せのためになるなら」としぶしぶ香耶との結婚を承諾した経緯があります。

美世をいじめ続けてきた香耶に共感できるわけもなく、香耶のほうも「気が利かない」など幸次に対して不満ばかりで気持ちはすれ違っていました。

そんな時に美世の幸せな様子を目にした香耶は、再び美世に対してマウントを取るべく久堂清霞との結婚を考え始めます。懲りない人、香耶です……。

辰石家当主に利用されていた

香耶&香乃子母子は辰石家の当主と思惑が一致したと思っていましたが、美世を嫁にとりたい辰石家にうまく利用されただけでした。

香耶は清霞と結婚するため幸次に離婚を申し出るのですが、当主(斎森父)の了承がなければだめだと言われ断られてしまいます。

しかし辰石家の当主が「美世を長男の一志の嫁にしたい」と言い出したことから、香耶&香乃子母子との利害が一致。

辰石家は美世を誘拐して斎森家に連れていき、香耶と香乃子が美世を脅迫して清霞と別れさせようとしました。

清霞の制裁によって辰石家は当主が引退したものの、斎森家ほど厳しい処置にはならず辰石一志が清霞の部下になることで決着しています。

つまり斎森家だけが香耶と香乃子の暴走のおかげでほとんど”お取り潰し”ともいえる厳しい処分を受けたわけですね。

幸次が異能者として能力を鍛え上げ、香耶が優れた異能者を生むことによって斎森家の再興の可能性はあるものの、そこにたどり着ける可能性は現時点では限りなく低いです。

今後の香耶や斎森家がどうなるか、見守っていきたいと思います。

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私の幸せな結婚で香耶が美世いじめのその後奉公するまでまとめ

私の幸せな結婚の斎森香耶(さいもり・かや)とは

  • 美世の異母妹で16才
  • 異能を使うことができる

斎森家のお嬢様です。香耶が美世をいじめた理由は

  • 美世は無能を使えなかったから
  • 香耶は美世よりも上でなければならないと思っていたから
  • 美世を不幸にしたかったから

これらが(身勝手な)理由です。

香耶が最後にどうなるかというと、特別厳しい家に奉公に出されました。

これは美世を脅迫した香耶に対して清霞が制裁を行った結果です。

香耶が無謀な行動に出た原因としては

  • 美世の幸せな暮らしが許せなかった
  • 香耶は辰石幸次との結婚生活が不調だった
  • 辰石家当主に利用されていた

ことが挙げられます。

奉公先で苦労したあとの香耶がどう変化するのか、今後も注目していきたいと思います。

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