2024年現在連載中の『るろうに剣心』の北海道編。
かつて志々雄真実（ししお・まこと）の右腕でもあり、志々雄一派が抱える剣客集団の十本刀のひとりとして登場した強敵・瀬田宗次郎（せた・そうじろう）が再登場します。
果たして、北海道編で宗次郎はどのような立ち位置のキャラクターとなっているのでしょうか？
この記事では、
について詳しく解説します。
るろうに剣心の瀬田宗次郎はその後剣心と共闘する！
【#るろ剣展 人物絵巻 其之十】瀬田 宗次郎
— るろうに剣心展【公式】 (@ruroken_ten) December 20, 2019
幼少期のトラウマから、“楽”以外の感情を封印したまま成長した剣士。志々雄真実と出会い、“弱肉強食”をこの世で唯一の真実として志々雄の下で暗躍する。剣心との決闘で感情が解放され精神崩壊するも、その後新たな真実を求め旅に出る。 pic.twitter.com/bSpjRb3f0p
るろうに剣心の瀬田宗次郎は、京都動乱編のその後に剣心と共闘します！
志々雄一派として剣心たちと戦って敗北し一度退場した瀬田宗次郎ですが、その後本編にて再登場を果たします。
再登場した瀬田宗次郎について、どのように再登場しどんな経緯で剣心たちと共闘することになったのかを詳しく解説します。
瀬田宗次郎は北海道編で再登場
瀬田宗次郎は、新連載となる北海道編にて再登場しました。
志々雄の右腕として志々雄の言うがままに邪魔ものを斬り捨て、暗殺をこなしてきた宗次郎は志々雄が言う「弱肉強食」を真理とし、不殺を貫く剣心と激しく衝突。
初戦は剣心の逆刃刀を真っ二つに折るなど強さを見せつけるものの、志々雄の本拠地で再び剣心と対峙した際、宗次郎は剣心に敗北しました。
そして志々雄の下を去り、自分の人生の答え探しの旅に出たのです。
北海道編にて、瀬田宗次郎は旅の途中お気に入りとなったはしかぷ餅を食べに峠茶屋を訪れた際、永倉新八（ながくら・しんぱち）と出くわします。
永倉と交戦してその強さを感じ、本格的に戦おうとする直前で志々雄の部下の十本刀の一人だった明王の安慈（あんじ）に制止されます。
永倉が武装集団を止めるための戦力を集めていると知り、勧誘を受けた宗次郎も同行することにしました。
その後集合場所である碧血碑（へっけつひ）にて、同じく十本刀だった飛翔の蝙也・刀狩りの張・大鎌の鎌足、そして剣心と再会するのです。
敵として登場しその強さを見せつけた宗次郎が、まさかの北海道編で再登場しさらに味方になる展開がとても熱いですね！
剣心と共闘し凍蔵白也に縮地を仕掛けている
瀬田宗次郎は剣心と共闘し、凍蔵白也（いてくら・びゃくや）に縮地を仕掛けています。縮地といえば、宗次郎が得意とする超高速の移動術です。
北海道編で主な敵として登場する劍客兵器（けんかくへいき）とは鎌倉武士団の末裔で、それぞれの剣の技術を兵器の如き威力まで高めた者達の総称であり、また、劍客兵器たちが立ち上げた組織の名前でもあります。
その劍客兵器幹部である部隊将の一人として、剣心と宗次郎の前に立ちはだかったのが凍蔵白也でした。
身体の状態が万全でない剣心の代わりに宗次郎が凍蔵と戦い、縮地を使って一撃を繰り出します。
しかし凍蔵には斬撃が通じず、徐々に縮地の真の力を出しながら宗次郎は瞬天殺を使用することを決めます。
かつての強敵であった瀬田宗次郎が、味方として新たな強敵と対峙するシーンにわくわくが止まりません。
瀬田宗次郎の再登場で過去の因縁はどうなった？
2、「天剣」瀬田宗次郎 #あなたの推しは武闘派十本刀編② #るろ剣展 pic.twitter.com/KLd4d1CwEQ
— るろうに剣心展【公式】 (@ruroken_ten) February 3, 2020
瀬田宗次郎の再登場で、志々雄、剣心との過去の因縁はどうなったのでしょうか？
京都動乱編が終わってから北海道編で再登場するまでの瀬田宗次郎の葛藤などについて解説します。
宗次郎は志々雄と剣心のどちらが正しいか決めかねている
宗次郎は、志々雄と剣心のどちらが正しいかを決めかねているようです。
志々雄の右腕だったころは志々雄が言っていた、
所詮この世は弱肉強食 強ければ生き 弱ければ死ぬ
志々雄真実 るろうに剣心より
をこの世の真理であると信じ込んでいた宗次郎ですが、優しさと不殺を貫く剣心に敗れたことで、その信念が揺らぎます。
剣心が言っていたことが正しかったと思い込もうともしますが、剣心に「真実は自分自身で確かめろ」と諭されました。
その後志々雄の下を去り、全国を5年の間旅しながら答えを探し続けている宗次郎。
しかし自分の人生への答えはそう簡単に出るはずもなく、志々雄が正しいのか、剣心が正しいのか。はたまた別の答えがあるのか？未だに考え続けている様子が描かれています。
志々雄と出会ったことで人を殺めてしまった宗次郎ですが、それで救われた面もあったと感じます。
剣心が言う通り何が正しいのかは自分で見極めないといけませんが、とても難しいですね。
志々雄を恨む新月村の栄次と再会し謝罪
北海道編にて、志々雄を恨む新月村の栄二と再会した宗次郎は栄次に謝罪をします。
京都編で登場した時少年だった三島栄次は、現在は凛々しい青年に成長し陸軍に入隊しています。
栄次はかつて新月村に住んでいましたが、その村は志々雄一派の尖角に占領され、栄次の両親、斎藤一の部下だった兄は殺されてしまいます。
その恨みは今でもなお根深く栄次の中にあり、北海道編で元十本刀の面々と栄次が顔を合わせた際に栄次はその恨みを爆発させました。
宗次郎は栄次に謝罪をしますがそれは笑顔かつ軽いものであり、栄次の憎悪をさらに膨らませるものでしかありません。
宗次郎の過去を知っている立場からすると、「楽」以外の感情を全く感じることができなかった状態から「謝ろう」と相手の悲しみに寄り添う行動を選んだ宗次郎に成長は感じるんですがね～。
宗次郎に銃を向ける栄次でしたが、安慈が宗次郎の頭を無理やり床に押し付け自身も土下座をして謝罪したために、その場はなんとか収めることができました。
宗次郎も旅をしながら悩み苦しんでいるのだとは思いますが、栄次への対応をみる限り人生の答え探しの旅はまだまだ長く続きそうな印象です。
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まとめ
るろ剣の瀬田宗次郎はその後剣心と共闘!再登場で過去の因縁はどうなった?の記事のまとめとして、
以上について詳しく解説しました。
かつての強敵が味方として共闘するという、夢のタッグマッチが組まれたるろうに剣心北海道編。
宗次郎以外にも、仲間や敵だったキャラクターたちがこれから登場するのではないでしょうか？
昔からのファンとして、懐かしいキャラクターの登場を期待して待ちたいですね。
