君に届けのあやねとピン!10年後の番外編やその後の二人の話はある?

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『君に届け』の矢野あやねとピンこと荒井一市はいいコンビですよね?

二人は結局カップルになりませんでしたが、10年後はカップルになるかも?とファンの間では期待されていると思います。

今回の記事では、あやねとピンの関係をふりかえりつつ、10年後はどうなっているのか?二人のその後を描いた番外編があるのか?について解説します。

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君に届けにあやねとピンの10年後はどうなる?番外編はある?

結論からいうと、『君に届け』のあやねとピンの10年後を描いた番外編はありません。

pixivなど二次創作の作品にはそういった内容のものもあるようですが、公式の番外編はないんですよね。

「10年はえーんだよな!」「わりーが範囲外だ!」とピンにフラれたあやね

そもそも二人の10年後が話題になる理由は、あやねがピンにふられたとき「10年はえーんだよな!」「わりーが範囲外だ!」と言われたからです。

ピンはあやねより10歳年上の27歳です。なので10年後に27~28歳になっているあやねは、37歳のピンの恋愛対象になります。

ピンは24歳はアリだと発言しているので、6年後に24歳になっているあやねは、34歳のピンの守備範囲に入るはずです。その頃もしかすると…?ということもありえるかもしれません。

ただし、伏線としてあちこちに「わたしたち10年後はどうなってるかな?」というセリフが出てくるので、その後が描かれるとしたらやはり10年後の姿なのかな~と思います。

『君に届け 番外編 運命の人』にはあやねもピンも登場しない

読者としては早く二人の10年後の話を読みたいですが、『君に届け』と同じ時系列の最新作『君に届け 番外編 運命の人』にはあやねもピンも登場しません。

『運命の人』は、爽子の2歳上のいとこの大学生栄治とくるみがカップルになるまでを描いた作品で、ツンデレのくるみが栄治に夢中になっていく様子がすごくかわいいです。

爽子と風早のお付き合いが順調に進んでいる様子や、ちづがラーメン屋で働いているシーンはでてくるものの、矢野ちんもピンも全く登場しないんですよね。

その後のあやねとピンの話は描かれていない

『君に届け』の本編では、その後のあやねとピンの話は描かれていません

ピンに振られたあやねは、10年後の自分は恋愛を抜きにしてもピンとどうなっているのかな?いい女になれてるかな?と想像を巡らせています。

あやねは「2つの難攻不落に挑んだ」と自分で言っているように、10歳年上の大人の男性に告白して振られ、合格の確立は半々ぐらいと言われた難関校・東京のJ大学に進学したあやねは本当にがんばりました。

『君に届け』ではあやねが「怖い人かと思ったけどやさしいね」と大学で声をかけられる一コマがあります。

あやねなら外国に行ってもきちんと自己主張できそうですし、セクシーなモテ女子として君臨しそうな感じがします。

ファンとしてはぜひ大人の色気をまとったあやねとイケオジになったピンのカップリングが成立してほしいなぁ~と思いますw

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君に届けのあやねはピンのどこが好き?

『君に届け』のあやねがピンを好きな理由はなんでしょうか?

あやねはピンの大きな手が好き

あやねはいつもピンの大きな手を見つめていますあやねが最初にピンを意識したのは、ピンにやさしーねぇ頭をポンポンされた時でした。

1年生の学校祭が終わった翌日、クラスの生徒達に山分け用のお菓子を配ったピン。しかし甘いものが苦手と言っていたピンには、分け前が残されていませんでした(笑)

あやねはそんなピンの様子を気にかけていて、自分の分をピンに渡してあげます。

「私のは計算ずくの優しさだから」というあやねに対して、ほほえみながら「やさしーねぇ」と頭をポンポン叩いて去っていくピンがかっこいいんですよ~。

高校生同士の恋愛が描かれる中で、大人の包容力を感じさせてくれるんですよね。あやねがその場でちょっと余韻に浸る気持ち、わかるなぁ~と思ったシーンでした。

あやねはピンがくれたのどあめをお守りにしていた

あやねは、2年生の冬にピンが手渡してくれたのどあめを受験のお守りにずっと持っていました。

爽子・ちづ・あやねの3人で手作りしたバレンタインデーのカップケーキを義理で渡したところ、ピンはお返しとしてのど飴を3粒あやねに渡します。

3人でケーキ1つしか渡してないので仕方ないですが、のど飴っていうのがピンらしいですねw

爽子とちづはすぐに食べてしまうのですが、あやねはそれを食べずにとっておきます。家族から「のど飴持ってない?」と聞かれても「持ってない」と言ってまで…。

のど飴を差し出したピンの手に、ポンポンされた手の感触を思い出してドキドキしているあやね。無自覚なんだけど、絶対もうピンに魅かれてるよねと思うシーンでした。

ちなみに受験のときのど飴をお守りとして持っていって試験を乗り切りましたが、失恋した直後に食べていましたね。

ピンはあやねの可能性を信じて励ましてくれる

ピンはいつも、あやねが持つ可能性を信じて一生懸命あやねを励ましてくれます。

同級生の間ではアネゴ的な存在として頼られるあやねですが「お前は子供だ」と甘えてもいい、頼りにしてもいいんだぞという姿勢を見せてくれるんですよね。

「お前はさ 年の割に器用なほうだよ それ お前の長所だよ 自信持てよ」

なんて言ってくれる先生、いいなぁ~。

あやねが本気で勉強すれば本当に行きたい大学に行けること、失敗して後悔しても、頑張った奴はみんな後悔するものなんだ必ず立ち直れるんだ、っていうことを繰り返し言い聞かせてくれるんです。

男性たちにナンパされ続けるあやねを守るため駅まで送ってあげたりとか、あやねがつけていた香水を「いい女の匂いがする」と言ったりとか、実は女性としての可能性も認めてますよね?

三者面談でも「矢野はもうひとのびできる子です」と親に対しても矢野の可能性を伝えてくれるなど、どこまでも生徒を信頼してくれるのがピンのすてきなところだと思います。

ピンは髪をおろすとかっこいいイケメン

いつも髪を逆立てていてガサツでとんがったイメージのピンは、髪をおろすと見た目も振る舞いも超イケメンになり、あやねを(読者も)ドキドキさせています。

作品中で何度かピンが髪をおろしているシーンがでてきますが

  • あやねがピンにドラキュラのメイクをするシーン(24巻)
  • クリスマスの街で二人が出会うシーン(28巻)
  • あやねがピンのアパートに行って告白するシーン(29巻)

など、かつて龍の兄・徹と一緒に街でナンパしまくりかなりモテていたというのも嘘ではないと思わせるイケメンぶりです。

個人的に最もオススメなのは29巻で風呂上がりの濡れた髪を拭いているピンw

試し読みではドラキュラメイクのイケメンシーンが一瞬だけ見られるので、よかったらぜひ29巻を読んでみてください!

『君に届け』29巻を無料で試し読み

あやねが告白するシーンも、ピンの受け止め方も最高!で何度も読み返している巻です。

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君に届けのピンはあやねが好き?なぜピンと呼ばれている?

『君に届け』のピンはあやねのことをどう思っていたのでしょうか?好きだったのでしょうか?

なぜピンと呼ばれているかも含め解説します。

ピンはあやねにドキドキしている

あくまで個人的な意見ですが、ピンがあやねの表情にドキドキしているシーンが何度かあるので、女性として魅力を感じていないわけではないと思います。

例えばあやねがピンの家にいったときは、ピンが真剣に合格報告を待っていてくれたことに感激して泣くあやねにどぎまぎしたり、乾杯で笑顔になったあやねを見て「素直だとやりづれぇ」と席を立ってしまいます。

理性がぐらついて、立て直しに行ったのではないかな?というシーンです(笑)

その前の初詣のときも、あやねにまっすぐ見つめられたピンが「見んな!やりづれぇわ!!」と思いっきり照れていましたw二人がやいやい言い合う様子が微笑ましくて、やのちんがかわいいんですよ。

ピンには自分が教師だという自覚はありますし、高校生に手を出したら淫行条例違反になることはわかっているので決して先生と生徒の関係からはみ出そうとはしません。そこはちゃんとしてますね。

年齢の守備範囲は24歳以上

あやねに20歳と24歳の姉がいると聞いたピンは「20歳は範囲外、24歳はアリ」と言っていました。

確かに、24歳になれば大学は卒業している年齢で、社会人としての経験を持つ人が多くなるでしょう。

自立した大人の女性と恋愛したいということかもしれません。

その割にはナンパで彼女を探そうとするところが解せないんですけど…。

だってピンは教師なんですから、同僚の先生とかお見合いとかで良縁に恵まれることも大いにあるはずですよね。

しかしあの破天荒なキャラだから、無理なのか…?

ピンの名言

ピンが発する言葉には、高校生のとき先生からこんな言葉かけてもらえたら嬉しかったな~という名言がたくさんあります。

主なものをご紹介します。

恋愛はなあ、最初に告白するやつだけが本命と戦えんだよ

恋愛はなあ、最初に告白するやつだけが本命と戦えんだよ
2番目3番目の奴は戦う資格さえない

『君に届け』11巻43話

この「恋愛はなあ~」という名言は、どういう意味だろう?と最初は理解できませんでした。よく考えるとこういうことかな?と考えた仮説を書きます。

本命じゃない子が告白した場合、間違いなく振られるわけですね。

あの子が振られたなら告白しようかな?という2番目3番目の人が告白しても、本命じゃない人を振った相手には確実に振られてしまうでしょう。

本命じゃなくても来てくれた人はウェルカム~という相手なら、1番最初に告白した子とカップルになるはずですよね?

だから本命とつきあいたい人でもそうでなくても、2番目3番目の告白では意味がないということでしょう。

頑張った奴はな、みんな頑張った記憶の分だけ後悔があんだよ

頑張った奴はな、みんな頑張った記憶の分だけ後悔があんだよ
お前と一緒にすんな
…まちがったってなんだっていうんだ 
ちゃんと後悔しろ 次に生かせ 

『君に届け』23巻93話

ケントのことがいつか好きになれるかもしれない、と思って付き合ったあやね。

しかし、ケントの本気の想いに応えようとしてこなかった、本音を見せてこなかった自分に気づきます。

結果としてケントを傷つけたことにショックを受け、雨の中、ずぶ濡れで立ち尽くしていたあやね。

そのときピンがかけた言葉が「頑張った奴はな、みんな頑張った記憶の分だけ後悔があんだよ」です。

高校の野球部の顧問として生徒を指導してきた経験からでた言葉でした。

頑張った記憶がある奴は立ち直ることが出来る。頑張れ!

頑張った記憶がある奴は立ち直ることが出来る
頑張れ!

『君に届け』23巻95話

密かに憧れていた東京のJ大受験を決意したあやねにピンがかけた言葉です。これがね、あやねがピンに告白する29巻の伏線になっているんですよ。

あやねの告白を「言わねーほうがいいぞ」とさえぎったピンに、「頑張った記憶がある奴は立ち直ることが出来る」って先生が言ったでしょと切り返し、ちゃんと告白するあやねが凛々しかったです。

とにかく精一杯やりきった!と思えるところまでやるって大事ですよね。

たとえ結果が失敗に終わっても、出し切ったら後悔はないというか。ピンはほんとに良いこと言ってます!

なぜピンと呼ばれている?10年後もピン?

ちなみに、なぜピンと呼ばれているのか?10年後もピンなのか?考えてみたのですが

荒井一市(あらい・かずいち)という名前なので、一と市で読み方だけだと「いち」が2つで「ピン」のゾロ目ともいえますよね。

また、独身なので独り身を表す「ピン」なのかもしれません。髪の毛を逆立てているからピンなのか?とか色々考えてしまいました。

果たして10年後もピンと呼ばれているのか…?やのちんと楽しく会話してるピンがもう一度見たいですね。

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君に届けのあやねとピンの10年後・番外編やその後のまとめ

『君に届け』のあやねとピンについて、10年後はどうなっているのかや番外編はあるか?も含めて解説してきました。

  • 10年後が話題になる理由はあやねが振られた時のセリフが理由
  • 「10年はえーんだよな!」「わりーが範囲外だ!」とピンにフラれた
  • 『君に届け 番外編 運命の人』にはあやねもピンも登場しない
  • その後のあやねとピンの話は描かれていない
  • あやねはピンの大きな手が好き
  • あやねはピンがくれたのどあめをお守りにしていた
  • ピンはあやねの可能性を信じてくれた
  • ピンは髪をおろすとかっこいいイケメン
  • ピンはあやねにドキドキしている
  • 年齢の守備範囲は24歳以上
  • ピンと呼ばれている理由は一市という名前がピンゾロだからかも

2023年に開催された『君に届け』展では、あやねとピンの等身大パネルが並んで立っていたそうです。

高校3年生のときの初詣で並んでお参りしていた二人の後ろ姿を見て、お似合いだよね~と思っていたわたし。

二人がもうちょっと大人になって語り合う姿を見てみたいです。

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